第80回 ■ バンダイ S.H.フィギュアーツ「仮面ライダー王蛇」

2012年1月27日 更新

 龍騎ライダーシリーズも、ついに第三弾(限定入れると四弾ですが)。
 「仮面ライダー龍騎」を代表する、邪悪なるライダー・王蛇。
 今回からは、ミラーモンスターなし・ライダー単体での一般販売となりましたが、その辺の反響の話題なども含めて、色々語ってみたいと思います。
 なお、今回からはもうfigmaとの比較はなしにします。
 さすがにしつこくなるので。

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■S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー王蛇

 

 2011年12月29日発売。
 同時販売物は、同シリーズ中にはなし。
 2011年12月の販売(配送)ラインナップは、以下の通り。

  • 12/17 「仮面ライダー電王クライマックスフォーム」「ロックバイソン(タイガー&バニー)」
  • 12/24(配送開始日) 「ゴーカイイエロー(海賊戦隊ゴーカイジャー)」「スーパーサイヤ人べジータ(ドラゴンボール)」「 ダークプリキュア(ハートキャッチプリキュア!)」「アンク/ロスト(仮面ライダーオーズ)」(すべて魂ウェブ限定)

 全高約14.3センチ
 合計8種14個の手首付き。
 ベノバイザー付属。
 ベノサーベル付属。
 アドベントカード6点付属。
 台座などのオプションはなし。
 価格は税込3,150円。

 

 仮面ライダー王蛇。
 「仮面ライダー龍騎」に登場する犯罪者・浅倉威が、蛇の紋章のカードデッキで変身した姿で、七番目に登場した仮面ライダー。
 そして、劇中最も多くの仮面ライダーを葬った存在でもある。
 勾留中に神崎士郎からカードデッキを手渡され、ミラーワールドを通じて脱走に成功、その後は主に北岡弁護士(仮面ライダーゾルダ)を付け狙うように暗躍する。
 ミラーモンスター・ベノスネーカーと契約をしており、蛇召杖ベノバイザー(杖型装備)にアドベントカードをベントイン(挿入)することで、ベノサーベル(剣)を使いこなす。
 ただし、王蛇はベノスネーカー以外にも複数のミラーモンスターとの契約を行っており(本来1ライダーにつき一枚しかない契約用コントラクトカードを複数所持している)、仮面ライダーガイの元・契約モンスターであるメタルゲラス、そして仮面ライダーライアの元・契約モンスター、エビルダイバーと計三体も引き連れている。
 これらは、いずれも王蛇が倒したライダーのモンスターを引き取る形となった結果だが、ここにユナイトベント(融合)というカードを更に使用することで、三匹を合体させ最凶最悪のモンスター・ジェノサイダーを生み出すことも可能。
 モンスターとの契約の影響で、王蛇はメタルゲラスとエビルダイバーによる能力付加も受けており、他にもメタルホーン(ガイのストライクベント)、エビルウィップ(ライアのスウィングベント)、そしてファイナルベントも複数種使いこなせる。
 ファイナルベントは、メタルゲラスとの「ヘビープレッシャー」、エビルダイバーとの「ハイドベノン」、そしてベノスネーカーの毒液噴射の勢いで加速しつつ、多段飛び蹴りを食らわせる「ベノクラッシュ」。
 更に、ジェノサイダーの腹部に発生させたブラックホールに相手を蹴り込む「ドゥームズデイ」の計4種類。

 

 さて、仮面ライダー王蛇です。
 今回はライダーだけなので、あっさりと行ってみようと思います。

 フィギュアーツ王蛇の初出は、2011年7月16〜17日に開催された「魂FESTIVAL」でした。
 この時点ではまだ龍騎系アーツは未発売で、発売を控えた龍騎・ナイトに付加する形で、王蛇とゾルダが展示されていました。
 当時、ファンの注目は「ドラグレッダー、ダークウィングに続いてベノスネーカーも付くのか否か?」という点に集まっていました。
 しかし、残念ながらこのイベントではベノスネーカー(とマグナギガ)の展示はなく、またミラモン付属の有無も全く示されませんでした。
 ただし、展示されていた王蛇の予定価格が高めだったため、もしかしたら……という期待はありました。
 いくらだったかは覚えていませんが……
 ところが、同イベント中に価格表記札が交換され、3150円に修正されました。
 この価格でベノスネーカーも付くとは到底考えられず、一部のファンは諦め、また一部のファンはいまだ期待を捨てずにいました。
 商品発売情報がネット上に出たのは、イベント後すぐの7月末頃。
 12月発売分として情報が入ったわけですが、この時点でもまだベノスネーカー付属の有無は不明瞭でした。
 8月に入って商品仕様が公開され、ベノスネーカーなしが確定したわけですが、ファンの落胆は相当なものだったようです。
 中には、ジェノサイダーセットとして別途発売されるのでは? という希望的見地で語る人もおられましたが、2012年1月現在(参考展示はあったものの)商品化のアナウンスはまだなく、いまだヤキモキ感が持続しているような状況が続いています。 →その後、2012年7月23日に「ジェノサイダー」商品化情報公開、同年12月に配送確定となりました(現在は既に申し込みは締め切られています)。

 

 どうあれ、本来であれば、そのまま12月の発売日までこれ以上の波乱もなく行ける筈でした。

 ところが12月9日頃、公式サイト「魂ウェブ」に掲載されているフィギュアーツ王蛇の色が、突如変更されました。
 今まで掲載されていた画像は、青味の強い紫だったのですが、この頃入れ替えられた画像は赤味の強い、しかもなんだかとても薄い印象の色でした。
 これは、明らかにPhotoshopなどの画像加工ソフトで色層彩度変更をかけただけのもので、再撮影したものではありません。
 そのため、かなりの違和感が付きまとっていたのですが、ファンの驚きと不安は相当なものだったようで、ひょっとしたら現物はもっととんでもない色にされてしまうんじゃないか? といった声も多く聞かれました。

 振り返れば、ただ公式の画像がちょっと変更されただけという状況に過ぎないのですが、当時ファンが過敏反応したのには、実はとある理由があったのです。

 これより少し前、10月26日に配送されたWEB限定商品「バースCLAWsセット(仮面ライダーオーズ)」で、大きな騒動がありました。
 バースCLAWsセットは、発売前に公開された写真及び、秋葉原の「魂ネイションズAKIBAショールーム」にて展示されていたのとは似ても似つかない、酷いシロモノが届いてしまいました。
 このため、ネット上では予想を遥かに上回る非難意見が巻き起こり、かなりの騒ぎに発展したのです。
 ボディ全面にメタリックな塗装が施されているべきなのに、現物は成型色まんまな状態、見た目の印象がキャンディトイ並という惨さで、「OCC06仮面ライダーバース」付属のCLAWsの方が遥かに高級感とリアリティがあるという評価でした。
 ちなみに、バンダイは交換返品対応を含め一切の対応を拒否、あくまで商品仕様だとして押し切りました(一部では返金に応じたという情報もありましたが、未確認です)。

 この騒動は結構長く続いたのですが、ようやく余韻が覚め始めた頃になって、再び「色」を巡る不安の種を振り撒いたわけです。
 しかも、ネット通販中心の人がだいたい予約を済ませているだろう時期になってからの変更ですから、そりゃあファンも警戒するというものです。
 結果的に、この色変更問題はほぼ杞憂に終わったわけですが、とにかく困ったトラブルだったことは間違いありませんでした。

 

 そんな事情もあり、今回のレビューの画像は出来る限り実商品の色味に近づけられるように処理したつもりです。
 しかし、筆者の都合で今回のみ、若干色が濃く見える自宅環境で作成した調整サンプルを、色が薄めに見える別な環境に持ち込み、それを参照しながら加工処理をしたため、どうしても忠実再現とは行きません。
 以下、その点についてご留意の上でご覧頂ければと思います。

 ともあれ、ようやくいつもの前後比較。
 結局、体色の紫は落ち着いた色合いに収まり、極端に違和感を覚える程ではありませんでした。
 とはいっても、劇中の体色とはやはり別物で、上記は「公式画像と比較した場合、相対的にマシ」という範疇を超えません。
 実際のところ、最初に発表された公式画像と、本商品の色合いの中間くらいがベストだったかもしれません。

 

 頭部アップ。
 今回は、ちょっと残念な出来でした。
 顔の幅やクラッシャー周辺の造形はいいんですが、ゴーグルの形がかなり独自解釈になっています。
 実際の王蛇の計6本のゴーグルラインは、眉間〜鼻筋を中心に外側に向けて緩やかな放物線を描く(少しにやけている?)ような流れになっていますが、本商品では角度が甘く、斜め上の直線といった感じになっています。

 

 別角度から。
 この位置から見ると、特に違和感はないんですが……

 

 この角度で見ると、よくわかるかと思います。
 王蛇のゴーグルのラインの弧は、こういう「首回し」の時に表情を生むので、結構重要なポイントだと考えます。
 あとほんのちょっとってところなので、実に惜しいです。

 それはともかく、浅倉節? ともいえるこの首の動きは、何の問題もなく再現可能なので、ここはほっこり嬉しいポイントです。

 

 王蛇の特徴といえば、この左右一体式の肩アーマー。
 デザイン上仕方ないとはいえ、R&Mでも装着変身でも、腕の可動範囲を制限する問題点とされてきました。
 装着変身では、胸アーマーを先に装着してから肩アーマーを被せる方式でしたが、今回も同様の方式を取りながら分割は出来ない(完全には外れない)仕様になっています。

 

 ただし、分割は出来なくてもアーマーをずらす事は可能なので、これまでより腕の可動範囲が広がっています。
 写真は、限界まで腕を上げた状態ですが、肩アーマーの傾き具合に注目してください。
 当然、反対側に傾けることも可能です。

 

 肩アーマーを最大まで浮かせた状態。
 ここまで引っ張り上げても、肩アーマーが胸アーマーから外れてしまうことはなく、下げればきちんとはまって安定します。

 

 肩の浮き具合を、側面から比較。
 左が通常状態、右が最大まで肩を浮かせた状態。
 右は、肩アーマーの向こうに襟部分の一部が覗いています。
 これだけ浮けば、自由度は高まるってなもんです。

 

 しかし前方に伸ばした場合、干渉はどうしても避けられません。
 龍騎系フィギュアーツは、元々腕を前方に伸ばして寄せる動きが難しいのですが、王蛇はその中でもかなり動かない方です。
 可動にはあまり関係ありませんが、内側の肩アーマー(ジベットスレッドが付いている部位)も独立で動きます。

 

 王蛇のもう一つの心配点として挙げられるのが、背面側への可動です。
 肩アーマーが背面を大きく覆うデザインのため、背を反らすのは難しく思えがちです。

 

 ところがどっこい、今回は意外に反らせたりします。
 肩アーマーの背中部分と、腰裏部分に隙間があるため、上体を反らせるスペースが確保出来ているわけです。
 これは本当にありがたい構造です。

 

 本商品は、ちょっとだけ謎な仕様になってます。
 先のパーツ一覧を見て、手首が多すぎ? と思った方もいるのではないかと思いますが、今回はなんか凄いことになってます。
 龍騎系は、元々手首の数が多めなんですが、それは沢山手首が必要な龍騎をベースにしているからと思えました。
 ところが、王蛇ではなぜか3種類も新しい手首が付属したのです。
 まずは、新造形手首1「カード二指持ち手(仮名)」。
 龍騎ナイト(&龍騎ブランク)は、人差し指と親指でカードをつまむ形の手首のみでしたが、今回はそれに加えて二指持ちまであるのです。
 これは右手のみです。

 

 別角度から。
 ただし、この手首でカードを保持するのはいささか困難で、人差し指を中指の隙間が開いているため、カードがずり落ち気味になります。
 この写真は、二指をグッと内側に押し寄せ、元に戻る前にカードを挟ませています。
 当然、このまま飾っていると、カードは落下してしまいます。

 

 新造形手首2。
 写真の左手が、従来のカードつまみ手の左版です。
 龍騎とナイトは、カードつまみ手が右のみでしたが、王蛇は左右揃ってるわけです。
 これは、王蛇が左手で装備を持つ都合、右手にもカードを持たせる必要性が生じたためではないでしょうか。
 まぁ新造形といっても、今後の事を見越して最初から作っていた可能性も高いですが。
 右側にあるカード引き出し口から左手でカードを引き抜くゾルダみたいのもいますから、絶対必要ですし。

 

 新造形手首3。
 当初は用途がわからなかった、謎の平手。
 こちらも、何故か右手しかありません。
 今まで付属してきた平手や指開き手と良く似ているため混同されがちですが、王蛇の場合、これらも全て付属した上でさらに写真の手首があるのです。
 当然、説明書にも用途が書かれていません。
 恐らくこれは、ベノバイザーにカード挿入後、押さえる(閉じる)ための物ではないかと思われます。
 もっとも、筆者自身あまり自信ないので、もし「いやこれは○○用だろう」というご意見がありましたら、掲示板かメールでこっそり教えてください。

 とまあ、こんなに沢山手首があるというのは、とてもありがたい話です。
 「ライオトルーパー」や「仮面ライダーアギト・グランドフォーム」等は一体なんだったのか、改めて疑問を抱いてしまいがちです。

 

 Vバックルは、いつもの仕様。
 カードデッキがスライド式で外せます。
 今回は、やや明るめの紫がベースカラー。
 装着変身時にはオミットされた、蛇マーク周囲の模様もしっかり再現されています。

 

 構造上、カードデッキを他のライダーの物に換えることも可能です。
 意味があるかどうかはともかく。
 龍騎ブランクのカードデッキを使えば、劇場版でチラッと出た王蛇ブランクも(リペ程度で)再現可能かな? と当初思ったのですが、良く考えたら四隅の模様があるのでどのみち無理なんですね。

 

 足の裏は、蛇の紋章が。
 勿論、ダイキャストです。
 ただし、今回からつま先だけABS製になりました。

 

 次は、装備について。
 いつもどこに携帯しているのか不明極まりない、蛇召杖ベノバイザー。
 R&M→装着変身とどんどん長くなって行きましたが、今回もいい感じの長さに調整されています。

 

 ベノバイザー全体。
 ディテール・塗り分けは大変細かくて、結構高級感あります。
 ABS製なので、ひん曲がる心配はありません。
 握り手の指の隙間から持たせようとすると、なんだか折れそうで怖いので、指の隙間の穴に棒を差し込むようにすると、いいかもしれません。

 

 ベノバイザー・先端裏面。
 カードトレイになるスライド部がよくわかります。
 これは装着変身の頃からあったギミックですが、今回の方がパーツのかみ合いも良くて本体とトレイがベストマッチしています。

 

 ベノバイザー先端、通常時アップ(左)とトレイオープン時アップ(右)。
 向かって右側に飛び出ている四角い部分は、単なる湯切口です。

 

 付属するアドベントカードを、ベノバイザーに挿入可能。
 この辺は、龍騎系アーツの伝統? を守っています。

 

 カードは特に固定はされず、トレイ部分に乗せるだけですが、いつもの静電気パワーなのか勝手に取れてヒラヒラ落ちることはありません。
 勿論、トレイを閉じても安心。
 それより筆者は、金色部分の塗装がいずれ剥げないかとそれが心配です。

 

 ベノバイザーと王蛇の対比は、だいたいこんな感じです。
 劇中では、ベントインの時だけいきなり出てくる謎の装備でしたが、ベノサーベルと両手持ちで戦闘するとか、出来なかったのかな? と当時は思ったものです。
 絵面的に、ものすごく間抜けになりそうではありますが。

 

 今回唯一の武器・ベノサーベル。
 元々王蛇は、装備が少なめなので少し寂しいものがありますが、仕方ありません。
 ベノサーベルは、左手に持たせるのがお約束。
 パッケージ写真は、思い切り間違ってますね。

 

 ベノサーベルの末端部には、何故か凹ジョイントが。
 ベノスネーカーがいないのなら、必要がない筈のポイントなのですが、何故?
 これが、ベノスネーカー商品化フラグだと嬉しいのですが。

 

 肩に担いでだるそうに構える、王蛇流。
 まぁ、担がなくてもいいんですけど。
 今のところ、餌食に相応しいのは龍騎しかいないのが残念。
 早くガイやライアや、インペラさんが欲しいところです。

 

 ベノサーベルは結構大振りなサイズで、龍騎のドラグセイバーと鍔迫り合いをさせても、迫力負けしません。
 若干握らせ辛い面もありはしますが、逆に言えば保持力は充分ですから、問題にはならないでしょう。

 

 ベノサーベルはABS製で、ベノバイザー同様しなる事はありません。
 非常に良く出来たいい感じの武器なんですが、仕方ないとはいえこれだけっていうのは、やっぱり寂しいですね。

 

 付属のアドベントカードは6種類。
 画像左から、「アドベント(ベノスネーカー召喚)」「ソードベント(ベノサーベル)」「スティールベント(王蛇は本編未使用)」「コントラクト(契約)」「コントラクト(契約)」「ファイナルベント」。
 裏側は、龍騎付属のものと同じです。
 コントラクトのカードが二枚付いているのが、よくわかっている所です。
 今回、歪んだ形状のカードがやたら混入していました。

 

 装着変身版との比較。
 こうしてみると、武器も含めて全体的に細身になったような印象です。
 色は、装着変身の方が近いかもしれません。

 

 以上、仮面ライダー王蛇でした。
 本来であれば、ここでファイナルベント再現とかいって遊ぶのですが、その辺は将来ベノスネーカーが商品化した際にやろうと思います。
 本当に商品化されるかどうかは、ともかくとして。
 フィギュアーツになって、単純にドラグレッダーのリデコで出すわけには行かなくなりましたからねぇ。

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【買ってみて一言】

 

 商品グレード自体はとても高いので、商品としては充分オススメできるものだと思いますし、筆者自身特に不満は抱いていません。
 ですが、あくまで劇中の撮影用スーツとの差異を気にかけるという人には、いささか勧めづらい部分があるのも、また事実です。
 体色の紫、マスクの微妙さなどもありますし、また今回の王蛇は、肩アーマーのせいで上体が膨らんで見えることもあって、下半身が貧弱に感じられる向きもあります。
 これは相対的にそう感じられるだけなんですが、気になってしまう人には問題ですから、難しい所ですね。
 結論としては、及第点以上ではあるものの、気にされやすいポイントを多く内包している商品といったところでしょうか。
 今更な話ではありますが、もし今回ベノスネーカーが付属していたら、多少の問題点は目を瞑ってもらえたんじゃないかな? なんて思ったりもします。

 とにかく、王蛇は現時点では上記のような評価が限度で、本当の価値はミラーモンスターと並び立った時だと言えるでしょう。
 可能ならジェノサイダー、最低限でもベノスネーカーくらいは欲しいところ。
 その際は、今より少し評価は高まるんじゃないでしょうか。

 それにしても、ベノサーベルの末端部の件や、付属カードの内容から、ミラモンを絡ませられそうな伏線は多くあります。
 これらが空振りに終わらないことを、今はただ祈るばかりです。

 祭りはまだなんですよ、きっと……

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