第183回 ■ グッドスマイルカンパニー「THE合体 ペガサスセイバー」1/6
2026年9月23日 更新

「人生に玩具あり」は、2026年9月14日で25周年を迎えました。
そして今回が26年目の更新一発目になるのですが、ここに来て当サイト最大規模の更新となります。
「THE合体 ペガサスセイバー」。
四体の変型ロボ、そのうち三体が合体して巨大ロボになり、更にもう一体合体することで別な形の巨大ロボになるという狂ってるとしか思えないようなプレイバリューの本商品。
その画像枚数は、なんと400枚越え!
そして単独レビューでは最大の、全6ページ構成!
書いてる本人、魂が抜けるくらいとんでもないボリュームのレビューになってしまいましたが、今回はそれだけ凄いです。
お時間のある時にでも、ぼちぼちお付き合いして戴けると嬉しく思います。
というわけで、THE合体の勇者シリーズ初の(主人公勇者ロボと合体しない)サブ勇者ロボをレビューしたいと思います。
■THE合体 ペガサスセイバー:

メーカー:グッドスマイルカンパニー
発売日:2026年6月25日(出荷日:6月24日)
受注期間:2025年3月28日〜2025年6月25日
価格:54,000円 (税込)
当初の発売予定は、2026年4月。
しかし3月25日に突如発売日変更のアナウンスがあり、2か月遅延。

ペガサスセイバー。
「伝説の勇者ダ・ガーン」に登場する、ダ・ガーンの次に覚醒した勇者ロボチーム「セイバーズ」が四体合体することで誕生する巨大ロボット。
セイバーズは本来三体チーム構成で、初期はこのメンバーによる合体で「スカイセイバー」という巨大ロボになっていたが、セブンチェンジャーに敗北し勇者の石(初期状態)に戻ってしまうが、光の洞窟と呼ばれる場所で修復され奇跡の復活を遂げた後、太古の勇者「ホークセイバー」を迎え新たな合体に至った。
前作「太陽の勇者ファイバード」に登場したスーパーガーディオンに続く“追加メンバーによる強化合体”があるサブ勇者ロボ第2号だが、あまり大きなスタイルの変化をしなかったガードチームの合体に対し、普通の体型のロボからケンタウロス型にパワーアップするというまさかの発想が功を奏し、歴代勇者ロボ全体の中でも高い人気を誇っている。
また玩具的には、2種類の合体ロボを組み立てることが出来る(しかもベースは四体の変型ロボ)という圧倒的なプレイバリューも魅力で、見方を変えれば主役のグレートダ・ガーンGXをも凌ぐボリュームと遊び甲斐があるロボットとも云える。

さて、今回のレビューですが、先の通り非常に長丁場となります。
その為、各ロボット毎にページ分けして行きたいと思います。
■ ジェットセイバー:

全長10.2メートル、重量18.5トン。
ビークル形態の全長は18.6メートル。
最高速度はマッハ5。
戦闘機(F-14トムキャットがベースになったもの)から変型する勇者で、軍人のような話し方をする少々堅物な性格。
別名「領空侵犯の王者」。
南極観測基地の地下採掘場で発掘された「勇者の石」が、オーボス軍の幹部レッドロンが個人的に保管(鹵獲)されていた戦闘機に融合した結果復活した。
ビークルモードのコクピットは複座式で、普段は当然無人だが、緊急時には人を乗せて飛行したこともある。

さて、最初はジェットセイバーです。
メディア媒体によっては、セイバーズのリーダーと表記される事がある(実際はジャンボセイバー)勇者。
今回の商品の中で、単独変型が一番簡単でわかりやすく、また当時品のイメージを最も色濃く残しています。

これはジェットセイバーに限った話ではないのですが、本商品の各ロボは、
- おおまかなビークル(または鳥型)モード
- ある程度の可動範囲
- それなりのポージング自由度
という特徴があります。
いずれも極限まで突き詰められたスタイルや可動等ではなく、かなりの妥協が含まれますので、ビークルモード・ロボットモード双方についてある程度の理解が求められるという大前提があります。
まあ、合体する都合もあるのでしょうがない気もするんですが。
以上の点から、中には当時の「空の3体合体」版に及んでいない部分も散見されます。

まずはビークルモードから触れて行きます。
全長約25センチ、全幅約22.6センチ、重量約156グラム。
青と黄色のコントラストが、シャープさを感じさせます。

今回のビークルモード、意外なことにランディングギアが一切ありません。
なので、ビークルモード単独の場合どうしてもこのように直置きになってしまいます。
機首側にはランディングギアを仕込めるスペースがあるのですが、後部はスカイセイバーの手首収納の都合上無理が生じるので、やっぱり厳しかったんでしょうね。
後述しますが、戦闘の台座があるのでビークルモードでも問題なく飾ることは可能です。

ビークルモードとしては(ビークルではないけど)ホークセイバーに次ぐ大きさです。
大人の掌を越えるサイズで、これだけでもかなりのボリュームになります。

ビークルモード・フロントビュー。

サイドビュー。

バックビュー。

トップビュー。
当時品と異なり、腹部や太腿の白い部位が覗いているのが少々残念。

ボトムビュー。
ロボットモードの意匠たっぷり。

実は本商品のセイバーズは、いずれもロボットモードや合体後のスタイルを重視している都合、ビークルモードにかなりのしわ寄せが行っています。
その中では、ジェットセイバーは比較的ビークルモードのスタイルが良い方で、一部気になる部分はあるものの全体のシルエットとしてはかなり良好です。

以上ビークルモードでした。

本商品では、各勇者用に専用の台座が付属します。
こちらはジェットセイバー専用のもので、ビークルモードで飾るために使用します。
実は他にも面白い使い方があるのですが、それは後述しますね。

高さ約8.4センチ、奥行約6.3センチ。
土台の細まっている方が先端です。

ジェットセイバーの腰辺りを嵌め込むようにして、固定します。
フロントスカートの下部分を後ろの方に引っ掛けて、その後に上部分をパチッと音がするように嵌め込みます。
固定力はバッチリで、この状態のままジェットセイバーだけを持ち上げても台座が落下することはありません。

下の土台部分にある溝には、ジェットブレードを差し込むことが出来ますが、こちらは生憎固定することは出来ず、載せるだけとなります。
実は別なところにも設置可能で、その際は完全に固定出来るんですが、この状態では行えないのでかなり後の方で後述します。
■ ジェットセイバー変型:

ここからは変型です。
結構単純なので、さらりと行きます。

まず後部上面(シールド)を取り外します。

外したパーツを折り畳み、シールドにします。
これは一旦避けておきます。

肩アーマーを引き上げます。

折り込まれている手首を引き出します。

主翼を機首側に回転させます。

機首を背中側に折り畳みます。

頭部を180度回転させます。

左前腕にシールドを固定して、ジェットセイバー変型完了。
右手にジェットブレードを持たせられます。

他の三体に比べて、非常に簡素な変型でロボットになれるのが特徴です。
可動部は思ったよりも広いのですが、色々あってポージングの幅はかなり限定されてしまいます。
また自立も困難なんで、取扱いには色々と注意が必要かもしれません。

フロントビュ―。
全高約23センチ(翼端まで。頭頂部まで約16.3センチ)、重量約156グラム(シールド含む)。

サイドビュー。
背中に回した機首が目立ちます。

バックビュー。
非常にシンプル。
大きな主翼は根本がクリック式で、カチカチ言いながら可動させられます。

頭部アップ。
今回のセイバーズは、全員ゴーグル下の目が再現されています。
これで、作中のような“ゴーグルの奥で光る鋭い目”が楽しめるわけです。
当時品は、最近の某バンダイ製品で注目されている集光頭部で、ゴーグル全体が透過式だった為に目はなかったんですよね。

セイバーズは、それぞれ各部関節が可動します。
まずは両腕と肩。
腕は水平以上まで上げられ、肘は180度近くまで曲げられます。
これは合体時の都合もあるのですが、なかなかの可動範囲です。

肩は構造上360度回りますが、翼の干渉のせいで後方には回しにくくなっています。
股関節は前後に180度近く開けます。
フロントスカートとリアスカートが意外に大きく開けるのが面白いです。

一方、両脚の横方向への開き具合はこれが限界。
サイドスカートが固定で開くことが出来ないのが原因です。

変型の都合腰の可動はないため、身体を捻ったポージングは不可能です。

ジェットセイバーは、四体中最も自立が困難……というか癖があります。
そもそも足首がなく水平尾翼を爪先にしている上、微調整が出来ないのでこのように少々前のめりになってしまいます。
結果的に、自立させる場合はほぼ直立オンリーになってしまう訳ですが、そこがちょっと残念ですね。

名称し難き「シールド」。
なんと名称がないんですよね、固定装備みたいなものなのに……。
こちらはスカイセイバーの胸になるだけあって、最大幅12センチというなかなかの大型サイズ。
ユニコーンのマークが浮彫り(というか別パーツ)なのが流石です。

角度次第で目が覗き、様々な表情付けが出来るのが面白いですね。

サイズ比較。
たまたま傍にあった「真骨彫製法 仮面ライダーカイザ(全高15センチ)」と並べてみます。
機首を折り畳んでビークルモードより全長は縮んだものの、これだけでも結構な大きさがあることが改めてわかります。

色々なポージング。
幸いというか、魂STAGEを流用することが可能なので、浮かせた状態で飾ることも出来ます。

以上、ジェットセイバーでした。
当時品の雰囲気を最も継承していて、懐かしさすら感じさせる構成で非常に面白味があります。
その簡易性からある意味THE合体らしくはないですが、それは単独変型の場合の話で、合体時には結構驚きな変化を見せてくれます。
そのギャップがなかなか面白いので、この先のスカイセイバーのレビューを是非ご覧ください。
次ペ−ジは「ジャンボセイバー」のレビューになります。
