第183回 ■ グッドスマイルカンパニー「THE合体 ペガサスセイバー」6/6
2026年9月23日 更新

こちらは「THE合体 ペガサスセイバー」のレビュー6ページ目となります。
前ページ「スカイセイバー」のレビューはこちらから。
ジェットセイバー・ジャンボセイバー・シャトルセイバー、ホークセイバーのレビューは、各ページ上下のリンクからお願いします。
■ ペガサスセイバー 合体:

ペガサスセイバーは、スカイセイバーとホークセイバーの合体というスタイルでプロセスを紹介していきます。

まずはホークセイバーを鳥型形態にします。

ロボットモードにする時と同じように、足首と翼を外します。
足首は例の通りに変型させておきます。

頭部と脇の黒いパーツも取り外します。

取り外した黒いパーツのハッチを開きます。

赤いパーツを引っ張り上げ、ホークセイバーの爪先パーツを内側に折り込み、ハッチを閉じます。

これを両方行い、このような形状に整えます。


首の載った板の下にある白い部分(ジョイント)を奥に押し込みます。
ちなみにこれ元に戻すのがちょっと困難なので、最悪の場合爪楊枝などが必要になります。

首を押し込んで、板状のパーツを裏側にスライドさせます。


頭部を根本から下方向に折り曲げ、それから鳥の顔だけを引き上げます。
この時、板状パーツにある二つの関節のうち、前から数えて一番目の方(首の真下)を曲げます。
二番目の方を曲げると、上手く収まりません。

首下の白いパーツを、上にスライドさせます。

板状パーツを折り畳み、裏側を面一にします。
ここで一旦ホークセイバーの変型を止めてスカイセイバーに移ります。

スカイセイバーを、このように分割します。
具体的には、頭部・胸部・両脚(太腿・膝下)に分けます。

再びホークセイバーに戻ります。
ボディ中央辺りにある黒いパーツ(ロボットモードのリアスカート)を開きます。

次に後部寄りの赤いパーツを引き起こし、次にボディ内部から内蔵されているパーツを引っ張り上げます。

収納されていたペガサスセイバーの頭部を取り外します。

空いた空間にスカイセイバーの頭部を収納します。
その際、ボールジョイントにしっかり嵌め込みます。

赤いパーツとリアスカートを全部閉じて、頭部パーツを隠します。


撮影の都合、ここで向きを変更します。
後ろ脚にあたる部分(ロボットモード時の肩)の穴に、足パーツを取り付けますが、ロボットモードの時とは違い下の方の穴に接続します。

スカイセイバーの膝下(シャトルセイバー)を前からスライドさせ、ホークセイバーの脚を差し込みます。

先程変型させたホークセイバーのパーツに、スカイセイバーの太腿(ジャンボセイバーの脚)を後方から合体させます。
スカイセイバー時の合体同様、ジャンボセイバーの爪先をジョイントにします。

両端の黒いパーツを完全に折り畳みます。

赤いパーツを押し縮め、二つの赤い部分を繋いでいるアームを内部に完全に収納します。

先程合体させた前脚を、赤いパーツ側面のジョイント穴に接続します。

スカイセイバーの腰横の黒いプレートを、一時的に反転させて上に向けます。
これは合体時の干渉を避けるためのもので、後で元に戻します。

前脚の合間の赤いパーツにある、黒い部分を左右に開きます。

ここにスカイセイバーのボディを上から差し込み、黒い部分を押し込んで戻します。
これで固定されます。

ちなみにこの合体を解除する場合、黒い部分を再度スライドさせるのは困難なので、赤いパーツを二つに割った方がやりやすくなります。

ここまでの状態。
ちなみにスカイセイバーのボディを接続・固定させる際、やり辛ければ腰前面のパーツ(ジャンボセイバーの胸)を一旦取り外すのもありです。

スカイセイバーの首に、ペガサスセイバーの頭部パーツを差し込みます。

本体後部の上面に、ジェットセイバーのシールドを嵌め込みます。

ホークセイバーの頭部パーツを胸に固定します。

次に翼を接続します。
ジョイント位置は、黄色いラインで囲んだ部分(ジェットセイバーの主翼があった位置)になります。

翼の方のジョイントは、この位置になります。
慣れないと、咄嗟に分かりづらいと思われます。
翼の根本のパーツは開いておきます。

ジョイントを合わせて、翼パーツを上から差し込みます。

先程上に回したサイドスカートを、元の位置に戻します。

ペガサスセイバー合体完了!
■ ペガサスセイバー:

さて、ようやくペガサスセイバーまで辿り着きました。
とにかくデカイ! 重い! 脚の関節がなんかちょっと頼りない! と、色んな意味で凄い迫力です。

ペガサスセイバーは、凄まじい情報量の塊です。
劇中のプロポーションとは全く違うのですが、それでもあまり気にならないバランスが秀逸で、眺めていて本当に楽しいです。
またスカイセイバーからの変化っぷりがもはや脅威のレベルで、改めて良く考えられたデザインだなぁと思い知らされます。

ペガサスセイバー・フロントビュ―。
全高約29.7センチ(胸飾り先端。頭頂部まで約28センチ)、全幅約33センチ(翼二段階展開時。閉じた時約20.7センチ、最大展開時約40.3センチ)、奥行約27.5センチ、重量約885グラム。
かなりの大型サイズです。


サイドビュー。
ホークセイバーがやたら大きかった理由が、なんとなく理解出来るかと思います。

バックビュー。

四つ足なのでポージングが独特なものになりがちですが。
各脚の根本はちょっと緩めで、正直あまりカッチリ固定出来ているとは言い難くふらつきがちです。
それでも、上手くやれば三本足でも立てる好バランスです。

更に頑張れば後ろ脚だけで自立も可能で、こんな大胆なポーズも取れます。
ただやっぱり、このまま長時間飾るのは負荷が気になってしまいますね。

「THE合体 グレートダ・ガーンGX」との比較。
背の高さはグレートダ・ガーンGXの方が高いですが、全体のボリュームはペガサスセイバーの方が圧倒的です。

ペガサスセイバーにも、台座があります。
でも少々準備が必要です。
まずホークセイバーの台座のトップパーツの差し込み位置を変更します。
後ろ寄りだった接続位置を、前寄りに差し替えます。

次に、ジェット・ジャンボ・シャトルセイバーの台座を用意します。


武器を取り外し、それぞれのトップパーツを支柱の横に接続し直します。

三つの台座の土台を合体させます。
上からスライドさせるように嵌め込みます。

合体させた台座の上に、ホークセイバーの台座を載せます。
三つの支柱のジョイントが、ホークセイバーの土台の裏側にあるジョイントに差し込まれる形になります。

この状態で、前脚を上げた状態のペガサスセイバーを載せます。
これでウイリー(違)ポーズでも安心して飾れますね。

んでふと「四つ足状態で台座に固定は出来ないのかな?」と思い立ったのですが、高さが足りなくて無理でした。


ペガサスセイバーを載せた後に、セイバーズの各武器をホールドすることが出来ます。
その際は従来の位置ではなく、もう一つのジョイントに立てるようにして飾ります。

ただし取扱い説明書の通りだと、この位置にシャトルランサーが来るのですが、ペガサスセイバー本体に接触しそうで物凄くギリギリです。
なので、個人的には配置を変えることをオススメします。

なので個人的には、ジェットとシャトルの台座を前の方にして、一番後ろをジャンボセイバーの台座にした方が良いかと思います。
まあ三つの台座の配置は自由に変更可能なので、この辺は適当で良いと思われます。

後述しますが、セイバーアーチェリーはペガサスセイバーの背中にホールド可能なので、これで交換用手首以外は全てまとめることが出来ます。

続いてセイバーアーチェリーの装備について。
パーツ構成はこの通り。

セイバーアロー(矢)の末端の部品を交換して、凸ジョイントの付いたパーツと差し替えます。

手首をデフォルトのものにしておきます。
掌のジョイントに、矢の末端の凸ジョイントを差し込みます。
ちょっと固めですが。

右腕の曲げ具合や角度を微調整して、矢の先端を左側に向くようにしておきます。
鳥の頭に接触しないように注意です。

同じく左手のジョイントに、セイバーアーチェリーの弓を持たせます。

人差し指を伸ばした状態で弓を握らせ、矢が指に乗るように位置調整してポージング完了。

武器の装備方法。
セイバーアローホルダーに矢を固定します。
矢の末端パーツ(手にジョイントする方)も嵌め込んでおきます。

ペガサスセイバーの右翼の裏側に接続します。

ここに、更に弓をホールドします。

セイバーアーチェリー装備状態。
物凄く背が高くなりました。

この状態で、矢を背から取り出すようなポーズを取らせることも可能です。

片足を上げ、弓をつがえてケンタウロスっぽいポーズなど。
これ、物凄く完成度が高くて本当にウットリしちゃいます。

弓だけ持たせても絵になります。

せっかくなので、スカイセイバーの武器も一緒に持たせてみました。
矢が放てないけど、世の中弓でぶん殴ったりぶった斬ったりするキャラも居るから問題ないよね??

ペガサスセイバーの各部の可動は、スカイセイバーやホークセイバーに準拠するので、前脚はかなり大きく開け、逆に後ろ脚は前後可動くらいで横に開くのは苦手です。
前脚の足首はかなり接地性が高く、本商品最大の優秀さです。

以上、ペガサスセイバーでした!
ここまでの長いお付き合い、本当にありがとうございました。
【総括】
ここまでで散々述べて来た通り、本当にとんでもないプレイバリューの塊です。
初めて開封した時は、あまりのボリュームに圧倒され、スカイセイバーに組み立てた時点で力尽きてペガサスセイバーへの合体は翌日送りにしたものです。
とにかく、単独でも遊べる変型ロボット四体セットというだけでも凄いのに、それが2パターンの合体モードを持っているという時点で他の追随を許さないものがあり、しかも完成度も高くて結果的に満足度が爆上がりしてしまいがちです。
値段が五万円台と、その圧倒的なプレイバリューに比例して凄いことになっており、それが購入を躊躇わせる最大の要因になったのも事実ですが、覚悟を決めた人にとっては最高の贈り物になったのではないかと思います。

ですが、やはり問題点がないわけではなく。
細かな問題点はそれぞれのレビューで触れたので大まかなポイントだけ押さえますが、やはりビークルモードの再現聖が全体的に低すぎるのはマイナスだと感じます。
モチーフの機体や動物に忠実に、等とは言いませんし、パーツの構成上仕方ない部分もあるとは思いますが、ジャンボセイバーの後部やホークセイバーの翼の生えている位置など違和感が大きく、もうちょっとなんとか出来なかったのかと思わざるを得ません。
また合体後の一部関節保持力が少々緩めなのも問題で、特にペガサスセイバー時の四肢の付け根は気になります。
スカイセイバー時には気にならなかったのに、ペガサスセイバーにした途端緩く感じられる前脚の付け根などは顕著で、もうちょっと保持力を高めてもらいたかったかなと思わずにはいられませんでした。
他にも、交換するのは少々固すぎ、また根本に負荷を掛け過ぎてしまう手首や、THE合体特有の「クリアランスがギリギリのパーツ接続箇所」がいくつかあり、神経を使う場面もいくつかありました。
スカイセイバーの頭部を収納する際、ツノぎりぎりの位置まで入り込むジェットセイバーの腹部や、ジェットセイバーとジャンボセイバー合体時のツノ周辺とか、気を遣わないと破損に繋がりかねません。
構造上やむを得ないのは承知ですし、ぶっちゃけグレートファイバードに比べればカワイイものですが、ここももう少し遊びを設けてもらえればなあ……と感じました。
しかしこれらも、ユーザー次第では充分許容出来る範疇と思えますし、特にクリアランスに関しては重箱の隅突きレベルのものなので、問題点というよりは注意喚起に近いものになります。
総合的には、合体後のプロポーションや可動、そして迫力を味わう事がメインで、合体前はそれに付随するオマケみたいなものと考えれば充分過ぎる充実度の商品だと云えます。
大元のデザインを行ったサンライズ及びタカラ(現タカラトミー)の時点でとんでもなく優れていたアイデアだった事は言うまでもありませんが、それを現代の技術とアイデアでここまで劇中に近いプロポーションに近付け仕上げたのは、本当に脅威だと思います。
これは間違いなく、2026年度でもトップクラスに位置する出来栄えの玩具と云えるでしょう。
さて、次は2027年1月発売予定の「ランドバイソン」ですが。
遅延しないでちゃんと出てくれるかしらん?
んで、またレビュー長くなっちゃうのかなあ……
