■ バンダイ S.H.フィギュアーツ「スカイライダー(強化前)」
2013年10月26日 追加
- | 強化前スカイライダー
- |スカイライダー(強化後) |
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このページは、様々な事情から本格的なレビューページを作成するほどではないかなー……と個人的に判断した商品を紹介しています。
2013年5月9日〜7月7日まで、「魂ウェブ」上にて受注受付。
2013年9月21日配送開始(22日頃到着)。
同時配送物は、下記参照。
2013年9月のラインナップは、以下の通り。
- 9/21 「ハリケンレッド(忍風戦隊ハリケンジャー)」
- 9/21(配送開始日)「仮面ライダー555 GLOWING STAGE SET」「キバレンジャー(五星戦隊ダイレンジャー)」(すべて魂ウェブ限定)
- 9/28「キュアハッピー(スマイルプリキュア!)」「仮面ライダーウィザード インフィニティースタイル」「仮面ライダーアビス(仮面ライダーディケイド)」「仮面ライダーシザース(仮面ライダー龍騎)」
全高は約14.5センチ(ツノ除く)。
合計3種6個の手首付き。
大型マフラー付き首パーツ一点付属。
台座及び専用固定ベース付属。
価格は税込3,360円。
強化版スカイライダーの詳細は、リンク先を参照。
今回のものは、28話「8人ライダー友情の大特訓」にて体色が変わる以前のスカイライダーです。
そのため、一部を除き全体的に暗い色調のグリーンに統一されています。
今回の強化前スカイは、非常に残念なことに強化版スカイライダーのリペイントです。
本当なら、ベルトや上腕など造形を変更しなければならない部分が多々あるのですが、そういったものは全部無視されています。
最大の違和感は、トルネードが大型になっていることでしょう。
ご存知の通り、強化前のスカイライダーのバックルは一回り以上小型で、非常にコンパクトです。
そのため、特徴の一つである“上半身から下半身まで流れるスマートなライン”が途切れて、かなり印象が変化しています。
この辺りは、手を抜かずきっちり新造して欲しかったものです。
色が濃くなったせいか、頭部眉間部の溝はあまり目立たなくなっています。
飛行用マフラーが付いた首パーツは、強化版に比べて格段に交換しやすくなりました。
ただし、魂STAGEの腹部固定用パーツの保持力が致命的なほど低下。
このため、非常に落下しやすくなってしまい、大変神経を遣うことに。
魂STAGEのペイントも、色が濃くなっています。
客演ライダーと共に飾るなら、強化前の方がしっくり来る気がします。
まずは、ストロンガー先輩と。
「空中四の字固め」という、不気味な技を引っさげてやってきた先輩ライダー・V3と共に。
妙に昼ドラな雰囲気のエピソードに登場した、Xライダー先輩と。
ハロー!ライダーマン。
ちなみに、ストロンガーとV3を除く先輩ライダーの単独出演はスカイライダー強化後なので、本来こういうシチュエーションはありえないことになります。
本来1号が客演する予定だったエピソードにも登場したため、結果的に一番多くゲスト出演することになった2号と。
強化版レビューでも書きましたが、一文字隼人の本編での親和性が妙に高かったこともあり、個人的に最も好きな組合せです。
強化版スカイライダーとの比較。
今回は、何故か足首の保持力が非常に弱いので、ものすごくコケやすいようです。
個体差ならいいんですが、ひとまず要注意かと。
強化前に見慣れてしまうと、強化後のカラーリングに対する違和感が凄いことになります。
「えー、強化後ってこんなに明るい緑だったっけ?」とすら思えるほどに。
まぁ筆者だけかもしれないですけど、たかが色が違うだけで、それくらい印象が変わってるということです。
以上、スカイライダー強化前でした。
WEB限定品という条件のため、今後の入手はいささか難しくなりますが、商品仕様は色以外強化後と全く同じなので、強化後を持っている人が改めて購入するメリットは非常に低いです。
しかし、強化前のダークカラーは視覚的な引き締め効果もあってか、強化後に比べてに良くまとまった印象があります。
正直なところ、筆者はこちらの方が数段カッコイイように思えてなりません。
ただ、上腕部の再現やらバックルの大きさなど、大きな特徴を潰しているのもまた事実なので、そこが我慢ならない人にはオススメしかねるのもまた事実です。
総評としては。
「誰が何と言おうと、スカイはやっぱり強化前じゃないとな!」「多少の違和感は愛で補える!!」という人にしか強くオススメできないという、複雑なポジションにある商品と云えるかもしれません……
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