2004年 真夏・灼熱の関東オフ会! レポート その4
後藤夕貴
更新日:2004年10月28日
 2004年8月20日 オフ会一日目

 いよいよ、オフ会当日になりました!

 朝になっても、まだ準備が終わっていない元締は、ギリギリまで荷物整理に明け暮れます。
 うーむ、どうやらこの プ レ イ ス テ ー シ ョ ン 2 が荷物肥大化の原因のやうだ。
 後に触れますが、今回は皆でゲーム鑑賞会をしてみようという企画がありまして、そのために必要な装備だったのです。
 でも、本体と周辺機器、ソフト数本を持っていくだけでも、かなりの困難。
 それでもめげず、無理矢理スクーターに荷物を載せて行きます。

 …最終的に、バッグ1つはどうしようもない事が判明し、こちらは柏木にお願いして運んでもらう事にしました(後に首藤さんにもお手伝いしていただきました。ありがとうございました)。


 元締は、一足先にスクーターで現地へ向かい、柏木は、後から秋月さんグループ合流を目指します。
 愛車・C級激辛ホタル唐辛子一号(←スクーターの名前)を駆り、一路水道橋へ!
 東京ドームシティを目指し、白山通りにアクセス。
 そこから春日に向かい、ちょっと失礼して路上駐車。
 巨大な荷物を抱えて、都営三田線・春日駅に入ります。

 この頃になると、携帯に参加者様各位からの連絡がガンガン入り始めます。
 この時点で元締が持っていた携帯は、かなりバッテリー消耗が激しくなっていたため、電話がかかるたびにドキドキもの。
 なんせ、通常通話3回、ちょっと長い電話なら1回で、バッテリーの目盛りがフルからラスト1(実質的にはほぼゼロ)まで減ってしまうのですから!

 このオフ会の後、とっとと携帯を新調したのですが、とにかくこの頃はそんなスリルを味わいながら通信しておりました。


 さて、駅に着いた後の元締の目論みは、こうでした。
 まず、駅のコインロッカーに大きい方の荷物を放り込み、待ち合わせ場所にはリュックのみで向かう。
 この春日駅は、合宿場の最寄り駅になるので、後でまたここに来れば、荷物は回収できる。
 スクーターは、手押しでもって行けばOK。
 そんな考えで、いざ改札をくぐろうとした元締は、あまりにも残酷な現実に直面します。


ロ ッ カ ー 、 な い !


 …そう、春日駅には、改札前にも、改札後にも、一切コインロッカーの類がなかったのです!
 「嘘だろ、オイ」と慌ててホーム内を端まで移動しましたが、あるのは巨大な空調設備だけ。
 ロッカーのロの字も落ちてません。
 肩の荷物は、1メートル近い幅と、十数キロ単位の重さを兼ね備えています。
 目の前真っ暗状態…なにせ、この後「三田線・水道橋駅」→「JR水道橋駅」→「JR秋葉原駅」と移動するのですから。

 …とか思っていたら、三田線・水道橋駅にコインロッカー発見!
 これぞ、神の恵み! といわんがばかりに荷物を放り込み、ようやく身軽に!
 駅の階段を上がり、JR水道橋駅まで徒歩で移動です。
 目の前の道路、ついさっきスクーターで走りぬけたばかりのような気がしますが、多分気のせいです。


 なんとか無事に秋葉原に到着した元締は、改札前にて不敵に佇む某悪徳弁護士…もとい、グリーンのカードデッキ型「オフ会参加証」を持つ、常連さん・本部長と合流!
 そしてすかさず、すぐ傍で待機していたファインさんとも合流します。
 おお、掲示板の花形・ファインさんとは、これが初対面!
 いきなりハイテンション状態の元締と本部長に、戸惑いの色を見せるファインさん…ご、ごめんなさい。
 そしてその後、さらに駆けつける「鏡の中の人」と「見習いジャーナリストの人」との合流を待ちます。

 って、何の事かって?
 実は、今回のオフ会でも、昨年同様「仮面ライダー龍騎のカードデッキ型参加証」を配布していたのです。
 もちろん、それを堂々と胸元に飾っているわけではないですが(笑)。
 初対面の方や、久しぶりに逢う人達が多いイベントですから、参加証は必須。
 そのため、うちのサイトらしく、こんな形状のものを用意させてもらったのです。
 昨年参加された方は、そのままデッキを継承していただき、新規参加の人には、新しく作製して配布します。
 もちろん、これは「胸元からスッと覗かせ」て、相手に認知させるというのが正しい使用法(笑)。


 …ですが今年も、誰一人として鏡の前に走ってはくれませんでした☆


 秋葉原組は、その後、常連さんで前回も参加してくださった朝倉だんさんとシュウさんが合流し、四人組となりました。
 これで、カオスな街・秋葉原を巡ります。
 ただ、先に食事をのんびり摂り過ぎたせいか、時間がほとんどない!
 結局、一部の人が少々買い物をした程度で、あとはウインドウショッピングとなってしまいました。

 すでに合流時間を大幅に遅延してしまった秋葉原組は、慌ててJR→三田線と経由し、春日駅へ向かいます。
 途中、荷物回収を忘れずに(笑)。
 合宿会場にたどり着いた時には、秋月さん以下水道橋合流組は、すでにまったりくつろいでおりました。
 
 ここで、秋月星夜さん、首藤真司さん、深黄泉さん、柏木悠里、そして今回初参加のルイルイさんと合流です。
 常連のルイルイさんは、事情により宿泊参加は出来ませんでしたが、ぎりぎりまでお付き合いくださいました。

 で、私達四人が部屋に入ろうとした頃、なぜか人数がもう一人増えていました。
 もう一人の参加者・ワークスさん登場!
 氏はお一人で合宿会場にいらしたのですが、たまたま四人とほぼ同時の到着でした。
 むむう、我々に気取られる事なく背後を取るワークスさん…あなどれません(笑)


 かくして、一泊目の参加メンバー10人は、全員揃いました。
 現時点で、午後五時くらい。
 まだまだ時間は早い…色々と楽しめそうです。

 早速場の設定を行います。
 PS2を接続したり、シュウさん持参のポータブルDVDプレイヤーを繋いだり。
 この後、元締は一時的に帰宅して追加の荷物(忘れ物、とも言う)を取りに行くため席を外しましたが、初めての顔合わせが多かったにも関わらず、皆様早速お話に夢中です。
 後で聞いたところでは、どうもスーパー戦隊などの特撮談義で盛り上がっていた様子。
 おお、まるでリアル版赤城山掲示板状態!
 皆さん、いきなりエンジン全開のようでした。
 元締が会場に戻ったのは、それから約一時間半後でした。


 その後、九拾八式工房合宿恒例のビンゴ大会(第二回)が行われました。
 このビンゴ大会は、参加者よりも賞品数の方が多いという困ったもので、一度ビンゴで上がっても、そのまま継続して参加する事ができるという、恐ろしいものになっています。
 さらに、一人最大二個の賞品が渡り、そのほとんどは「もらってもかなりビミョ〜な気分」になるというアイテムばかり。
 そう、決して、万人が大喜びするようなありがたい物は出てこないのです!

 今回は、秋月さん&首藤さん、ルイルイさんが賞品提供をしてくださいました。
 もちろん、彼女たちも参加者ですから、自分の提供した品物に当たらないように注意しなければなりません。
 一人ビンゴが出る度に、次の賞品の「ヒント」が提示されます。
 そして、それを手にした皆さんの反応は……

「ユージン SRナムコリアルフィギュアコレクション ダンシングアイ編フルコンプ」
「ウルトラマンのダイジェストビデオ二本(ただしレンタル落ち)」
「らいむいろ戦記譚バスクロック」
「マリア様が見てる カードケース?」
「バンダイガシャポン デカレンジャーロボセット」


 中には、去年最終日のネタにひっかけて「ガシャポンHG 明日のナージャセット」や、皆さんおなじみの「装着変身 仮面ライダーシザース」なども用意。
 ほとんど玩具系ばっかで非常に偏りのあるラインナップですが、そんな中、悲劇に遭遇した方が二人ほど。

 まずは、ルイルイさん。
 当選したのは、「毒セット」なるもの。
 ガシャポン・キャンディトイ等の色々なフィギュアを、なんと30点前後もランダムに詰め込んだ「必要以上に濃いアイテム」
 もちろん、単純にダブりものばかりという事はなく、それなりにおいしいものも含まれています。
 なぜか、タイムスリップグリコのフルアクション鉄人28号他も入っていたりしますが、それはご愛嬌。
 これをもらった直後のルイルイさん、大変驚愕されたご様子。
 あの時の表情が忘れられません(笑)。 
 自分がいらないものを手にしてしまった場合、それを交換したりするのはもちろん自由です。
 ルイルイさん、さっそく配布を申し出ますが、結構皆さんにあさられました。
 それでも、先日別件でルイルイさんとお逢いしたとき、まだ処分に困っておられた様子でした(笑)。


 続いての犠牲者は、深黄泉さんでした。
 手にしたのは、今回の賞品の中で最高額だった物…とあるメーカーの「ゲーム」でした。

 ええもう、当然18禁の☆<ぉぃ

 いわゆるエロゲなのですが、時期的にはそんなに古くないタイトルです。
 受け取った時の、深黄泉さんのなんともいえない表情が印象的でした。
 って、深黄泉さん、全然そういう方向の人ではないんですけどね。
 
 いったいどういうゲーム? とお思いの方にヒントを述べておくと、「三姉妹 巫女 祭 物忘れ」って所でしょうか。
 深黄泉さんにとって、あのパッケージ絵はどのように見えたものでしょうか。

 中には、秋月さん&首藤さんご提供の「デストバイザー&ドラグバイザーツヴァイ」の中古セットとかもありましたが、なぜかこういうものは、ことごとく「専門分野外」の人達のもとへ渡ります。
 これはなんて数奇な運命なのでしょう。

 ある意味、もっともまともだったといえる「装着変身シザース」は、ワークスさんのもとへ渡りましたとさ☆


 続いては、持ち込んだプレステ2を使って、ゲーム大会。
 といっても、これだけの人数ですから、実際にプレイするわけではありません。
 持ち寄ったソフトのハイライトを見せて、興味をあおり、話のタネにするのが精一杯。

 この日持ち寄られたのは、「キン肉マンジェネレーションズ」「零〜zero」「零〜紅い蝶」「ウルトラマン」の四本(ウルトラマンはファインさんより)。
 このうち三作は、「気分屋な記聞」にてレビューを掲載しました。
 部屋の電気を消した状態で見る「零」二作はなかなかの迫力で、これで初めて見る人達も相当怖がっています。
 「ウルトラマン」は、ファインさんの手により、いくつかの戦闘と隠しフィーチャーの「帰ってきたウルトラマン」モードを展開してくださり、一通りの流れを見せて下さいました。
 流星キックで角を折らないと倒せない「キングザウルス三世」に感激!

 残念ながら「キン肉マン」はオープニングだけの上映となってしまいましたが、あの鬼のように長いロード時間のうっとうしさだけは、皆に充分伝わったようです(笑)。


 その後、近所のファミレスまで足を伸ばし、皆さんと色々と話しこみつつ夕食です。
 ルイルイさんはここで一度お別れですが、翌日再び合流する予定になっています。


 ここから真夜中までは、ひたすらおしゃべりが続くのですが、いくら喋ってもネタや話題は尽きません。
 普段掲示板でやりとりしているような、特撮やアニメ、ドラマの話から、趣味の話など、実に色々出てきます。


 さて、ここで前回のレポートを閲覧された方や、前回参加者様などは「あれ、今回は食べ歩きとかしなかったの?」と疑問に思われるかもしれませんね。
 実は、そういう事はできないものかと、一度合宿場付近を下見しておりました。


 ところが…何も、ない。


 別に、食べ歩きに固執するわけではないのですが、夜に出かけて遊べるようなところが、なーんにもないのです。
 まあ、場所を考えれば当然なのですが、いくらなんでも居酒屋すらほとんどないというのは辛いもの。
 なので必然的に、合宿内におこもり状態になってしまうのです。
 とはいえ、決して不健康な雰囲気ではありません。
 というより、皆さん元気すぎ!


 合宿恒例行事となりつつある「変身大会」も、今年はよりグレードアップして展開されました。
 これは、いわゆる「ハメを外して各種変身ポーズなどの一発芸を公開する遊び」です。
 今年は、龍騎・555・ブレイドのなりきり系玩具が集まり、すべてのアイテムを並べた畳の上は、すごい事になっていました。
 わざわざブレイドのお面まで持ってきて、ネタを披露してくださる首藤さんに、室内爆笑!
 皆の呼びかけで渋々腰を上げつつも、いざポーズを取ると場の空気を変えてしまう、シュウさんの気合も充分!
 本部長も、カイザギアで応戦し、朝倉だんさんは、「The People with No name」のBGMまで準備して、ファイズギアでネタを炸裂させてくれます。
 そして、それぞれのポーズの検証会が始まり、それまでただ眺めていただけの人達の腰にも、問答無用で各種ベルトが巻かれていきます(笑)。
 昨年、Vバックルでとまどいまくっていた朝倉さんが、今年はこんなにノリノリになってくれました。
 来年は、ファインさんやワークスさんも、自らベルトを巻いてネタを披露してくれるに違いありません<ぉぃ 


 時計はすでに午前三時を過ぎているのですが、そんな事気にしている場合ではありません。


 二日目のメニューは、カラオケと本オフ会。
 しかしその前に、東京ドームシティアトラクションズのスカイシアターに出向き、「特捜戦隊デカレンジャーショー」を見るという企画があります。
 そのため、朝は八時半から、整理券待ちのため並ばなければなりません。


 21日は、結構な暑さになります。
 体力の限界へ挑戦です☆(笑)


 → 続く
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