第164回 ■ グッドスマイルカンパニー「THE合体 ファイバード」02
2025年2月24日 更新
■武装合体:

「フレイムブレスタァ――っ!!」
ファイバードとフレイムブレスターの合体開始です。

まずはフレイムブレスターの変型から。
フレイムキャノンを180度展開します。

更に本体を折り曲げます。

マスクの前部を引き上げて展開させます。

ファイバード側のジョイントはここになります。
……しかし、何故か左右のジョイントの大きさが違います。
フレイムブレスターの凸ジョイントは左右共に同じ形状と大きさなので、何故こういう構造なのかは現状不明です。
グランバードとの合体時にわかるかな?

フレイムブレスターを上から被せます。
なお当時品は正面から合体させるので、これでようやく設定通りの合体が叶ったわけです。

フレイムブレスターの機首部分を引っかけるようにして固定します。

少々前後するかもですが、ファイバードの角? を折り畳みます。
(分かりやすくするため、一旦フレイムブレスターを取り外した状態にしています)

フレイムキャノンを背中側に折り畳みます。

さて本当ならフレイムブレスターが合体した時点で、ヘルメットがファイバードの頭に被さります。
これは「メットオンギミック」で、当時品でも売りとなるギミックでした。
しかし今回はメットオンギミックがないので、ここで一旦ヘルメットをフレイムブレスターから取り外す必要があります。
個人的に、ここはきっちりメットオンして欲しかったところですけど、それだと頭部の可動が死んじゃうかなあ……

フレイムブレスターのヘルメットは、この部分で固定されています。
ヘルメット側に凸ジョイントがあるので、これをフレイムブレスター側に差し込みます。
しかしてその凸ジョイント自体も、襟パーツに見えるような形状をしているので武装合体時に違和感を覚えさせないという工夫っぷりが凄い!

一旦取り外したヘルメットを頭部後方から装着します。

ヘルメットの前面を閉じます。
「武装合体! ファイバード!!」
■武装合体ファイバード:

武装合体ファイバード。
全高20.2メートル、重量65トン、ジャンプ力280.8メートル。
ようやくメインの形態完成です。

全高約25センチ(頭頂部まで)、最大幅約18.2センチ、重量約532グラム(フレイムソード収納時)。

さて、あらゆる詳細を既に書いてしまったので、実はあまり書くことがなくなってしまった武装ファイバードです。
フレイムブレスターが合体している状態なのに、プロポーションの乱れが感じられず非常にスタイリッシュにまとまっています。
いわば一枚板のエプロンをぶら下げている状態なのに、このまとまり具合は本当に凄いものですね。

当時品と異なり、フレイムキャノンと背中に回った翼部分が綺麗に重ならず、若干ずれています。

武装ファイバード・フロントビュ―。

サイドビュー。

バックビュー。

頭部アップ。
構造上マスクオフは出来ませんが、こちらも非常に良いお顔です。
額の太陽のエンブレムも立体的になっていて素晴らしい存在感です。

先のようにヘルメットが別パーツ構成なので、自由に角度を付けられます。
それにしても、パーツの接合がきっちり行ってるので、中にもう一つ頭が収納されているとは思えません。

改めて、ヘルメット内部の状態を。
かなりタイトな状態で収納されているのがわかると思います。
ちなみにヘルメットの固定はかなりしっかりしていて、むしろ外す時に手こずるくらいです。

印象的な胸のプレートですが、上方向に可動します。
これにより、腕の可動範囲が広がります。
……いやまあ、どうあれノーマルのファイバード状態よりは制約があるわけですが。

次に武装。
フレイムキャノンを背中から回します。

キャノンの砲塔を引き伸ばします。
画像では右側だけですが、当然左も伸ばせます。

砲塔を前方まで回して「フレイムキャノン」射出形態に。
実はそのまま素直に倒すと砲塔が角に干渉してしまうので、配置が結構めんどくさい事になります。

「ダイナバスター」「フレアミサイル」も同時展開させて「フルブラスト」が再現出来ます。

ちなみにフレアミサイルですが、収納しようとすると膝アーマーが干渉してきっちり閉じられなくなります。
この膝アーマーを動かせばいいんですが、金色の塗装が剥げるかもしれないので注意はしたいところです。

ここでメイン装備「フレイムソード」について。
構成は刃身パーツと柄パーツの二つです。
柄は折り畳みが可能で、画像は小型化している状態です。

柄はグリップが折り畳み式で、柄部分は左右に展開出来ます。

フレイムソードの柄は、背中(ファイヤージェットの機首)内に収納が可能です。
先で軽く触れましたが、これが収納されている状態だとグリップの末端部分が干渉するようで、キャノピーの展開がしづらくなってしまいます。


武器持ち手にグリップを握らせるには、拳の親指側からグリップ末端を差し込む必要があります。
刀身を差し込んでフレイムソード完成。

実はこの武器持ち手には変わった仕掛けがありまして、剣を二種類の向きで握れます。
これは手首の穴が横向き・縦向きに開けられているので、好きな角度で握らせる事が出来る仕組みです。
非常に工夫の利いた構造ですが、これのおかげで色々ポージングの幅が膨らみます。

ちなみにデフォルトの手首では(突起のせいで)角度の調整は出来ません。
その代わり、正面で両手持ちさせる事が可能だったりします。

ちなみに武器持ち手だと両手持ちは結構難易度が高くなります。
しかし、例の2パターンの持ち方を活用することで自由度そのものは高めになっています。

フレイムソード!

チャージ・アーップ!!
この体勢だと両手持ちはさすがに困難で、左手は開き手でそれっぽく。
言うまでもないですが、この場合、腕は背中側から回す必要があります。

角度限定ですが、必殺技での突進モーションをそれっぽく再現させることが出来ます。
……が、言うまでもなくこの場合、剣は片手でしか持ててません。
右足首の可動スゲーってなる。

フィニッシュの残心ポーズもそれっぽく。
それにしても、ホント良く動くなぁ。

ここからは、ちょっとしたポージングなど。

それにしても、カッコいいなあ。

他のTHE合体シリーズの勇者ロボとの比較。
まずはダ・ガーンX。
一番最初の勇者なせいか、体格をはじめとしてかなりの箇所に変化を感じるようになってしまいました。
……細っそ。

続けて「勇者特急マイトガイン」のマイトガインとの比較。
かなり太めなイメージのあるマイトガインも、ファイバードと比べるとかなり細身に思えて来ます。

比較的マッシブな体型の「セブンチェンジャー」との比較。
これが今後のTHE合体勇者ロボ玩具の基本体型になっていくのかな?

以上、武装合体ファイバードでした。

武器以外のオプションとして、各種手首を固定出来るディスプレイ台が付属します。
火鳥兄ちゃんやフレイムソードの刀身も固定することが出来ます。
ちなみに、各種手首はこの台座に取り付けられた状態でブリスターに入っています。

ちなみに火鳥兄ちゃんを固定出来る部分には、ファイヤージェットのコクピットブロックを入れ替えで固定することも出来ます。
火鳥兄ちゃんを載せている時への配慮イカしてます。

以上でファイバードの概要には一通り触れて来ました。
……あれ、ちょっと待って。
よく見たら、前腕がなんかずれてません?
さてここからは、冒頭で触れた本商品の“問題点”について触れて参ります。
■前腕部破損問題:
2025年2月14日夜。
本商品が到着した日の夜から深夜にかけて、SNS上でとある問題が挙げられました。
それは
ファイバードをファイヤージェットに変型させる(ないしはその逆)を高頻度で行うと、前腕の回転部分がねじ切れて落下する
というショッキングなものでした。
実際、商品が到着して程なくしてこの問題が発生、せっかく上がっていたテンションが一気にダウンするという非常事態に見舞われたユーザーが複数おられた様子で、かなりの大騒ぎになりました。
というか、現在も尚進行中です。
これを書いている2025年2月24日のj時点で、この問題に関するアナウンスやエクスキューズは公式からはまだ一切行われていません。
※2025年3月7日、公式より本件に関するアナウンスが公開されました。

では具体的に、どういう問題が起きていたのかを確認していきましょう。
この画像は、ファイバードの前腕部分を分解し内側を写したものです。
黄色い矢印が指している部分は手首パーツと接続されている、通称“八角形パーツ”で、要はこれが回転する際に両脇のパーティション部分に干渉することでクリックが確保されている構造です。

非常に大雑把ですが、わかりやすくなるように概略図を作成しました。
上図の「基本位置」が、まったく可動をさせていない状態とお考え下さい。
この状態から変型を行うと、八角形パーツが動いてパーティションに接触します。
上図右がその状態ですが、八角形パーツの角がパーティションに接触し(赤い部分)、これがクリック感を演出します。
実際はパーティションの弾性で若干たわむので、図のようにめり込んだりはしません。
このパーティションと八角形パーツの間に遊びのスペースが殆どないため、回転する度に大きな負荷が生じてしまうのです。

その結果、八角形パーツがネジで固定されていた先……つまり手首パーツ側の“軸”にダメージがそのまま伝わってしまいます。
ねじ切れてしまうのは黄色い四角で囲われている部分で、この四角柱部分の根元からポッキリ逝ってしまうのです。
尚、この部分は一切変型させていなくても白化しているという症例報告もあります。

図にすると、こういうことです。
こちらは八角形パーツを裏側から見た図となりますが、中央の白い四角が“軸”で、ここに八角形パーツがネジ止めされています。
これが回転すると、本来であれば八角形パーツと“軸”は一緒に動いて前腕可動部を回転させるのですが、先の通り八角形パーツが裏側できつく抑えられているため、“軸”にはこのような感じで負荷が生じていることになります。
また一部の方のSNS上での報告によると、八角形パーツの裏側の四角穴(軸が入る部分)が丸になっているケースもあったそうで、こうなっていると軸のねじ切れが特に起こりやすいとのことです。
これが成形不良によるものなのか、はたまた可動を繰り返した結果内側が変型してしまったのかは、わかりません。
ただどうあれ、ここに大きな問題が集中しているという事実は変わらないようです。
それでは、いったいどうすればいいのか?

要は八角形の角をヤスリなどで軽く削り、丸み(R)をつけてやれば良いわけです。
これをやることでクリック感は失われがちになりますが、反面負荷が減少するので、軸のねじ切れは回避されます。
(実際にこの図を同じくらいまで角を削り込む必要はないと思われます)
ただし、既にねじ切れてしまった人の場合は、もう修理か交換しか手段がなくなります。
幸い、グッスマの方では破損に対する交換に応じ始めているようなので、それなりに本件を意識し始めている気配は感じられます。
しかして、手を加えてしまった人の場合はどうなるのか。
その辺については現状未知数と云えましょう。
まあ、私を含めて手を加えた人は、それくらい覚悟の上でやったものと思いますが。
しかし当然ながら、こうなってくると「手を加えずに放置」「問題個所を稼働させない」という選択肢も出て来がちですが、残念なことにこの部分はファイヤージェットへの変型と、グレート合体時の変型にどうしても可動が必須となる部分です。
その為、弄るのであればどうしても避けようがありません。
よりによって、そんな大事なところに爆弾を抱えているというのは――さすがにどうかと。
先の通り、2月24日時点ではまだ公式から本件に関するアナウンスが行われていません。
その為、まだ破損が起きていない場合は、自衛策として“手を加えて負荷を軽減する”しか対策は存在しません。
ただし、この場合クリックが犠牲になる可能性が非常に高くなります。
実は筆者のファイバードもこの処理を既に行っています(写真を撮影した後に処理)。
その為、きっちり角度つけて止めることが出来なくなってしまいました。
それが最初の画像に繋がります。
まあ、個人的には殆ど支障ないので問題はないのですけど。
尚、この「自衛策」に関してですが、施すことでメーカー補償が受けられなくなる可能性が非常に高まります。
また過度な加工により可動に支障を来たす可能性も無視できない為、もし処理を行おうと思い立った際はあくまで自己責任でお願いします。
当たり前ですが、これにより問題が生じたとしても、当方では一切の責任は負いかねます。
■???:

暗い話題は一旦ここまでにして。
次は、もう一つの隠された話題について触れて行きます。
武装ファイバードを弄っていると、ふとしたはずみでフレイムブレスターが外れてしまうことがあるかと思います。
しかし、キャノンを含めヘルメット周辺は繋がったまま。
……あれ? これ、もしかしてまだギミックが隠されているんじゃね?

そうなんです、実はこのファイバードには、取扱説明書にも記載がない隠しギミックが存在しています。
まずはファイバードの両腕を縮め、手首を収納した後に前腕の一部を回転させます。

肩を畳み、両腕の基部を外側にスライドさせた上で前方に回します。

ボディ横のジョイントを外して、本体前面部を倒します。
ここまでは、説明書で触れられたギミックです。

角度を変えて。
ここからが、取扱説明書に一切記載がないギミックです。
まず本体の後ろ半分を、後方に大きくスライドさせます。
「えっ?! ここ動くの?」ってなります。

次に、本体前面部を上方にスライドさせます。
ここも「えっ?! 伸びるのココ?」って感じになります。

引きのばした前面部を、一旦前に倒します。
「えっ?! 倒r

根本部分を更に折り曲げて、隙間を埋めます。
なんとびっくり、この時点で胸板が胴体の後ろ半分まで後退してしまいました。

ここで、先でも触れたジョイントを再接続させてロックをかけて安定性を図るわけです。
同じ部分に嵌る同じジョイントに、二種類の役割を持たせるという設計、これはかなりの脅威と云えましょう。

更に、脚部を前方にスライドさせます。
ここも「えっ?! 動かせるの?」ってなる部分。
これにより、胸板がお尻の辺りまで後退したことになります。

ここまでの状態を別角度で。
勘の良い方は、これが何を意味するのかとっくにお気づきかと思いますが……

股間に隠されていたジョイントを引き上げ、つま先を下方向に向けます。
恐らくこれが、6月に発売される「THE合体 グランバード」とのグレート合体準備形態と思われます。
当時品でもあったギミックではありますが、畳んだ腕や肩が大きく前面に張り出していた都合、グレートファイバード時にはボディと脚部に大きなズレが生じてしまいましたが、今回は腕ブロックと太腿前面をほぼ面一に整えることで、よりスタイリッシュになるものと予想できます。
つうか、こんなトンデモギミックをまだ隠し持ってるなんてスゴ過ぎでしょ!!

んで先程の外れるフレイムブレスターは、言うまでもなくグレートファイバード時のフレイムソード(の柄)に鳴るために必要なギミックでしょう。
……あれ、じゃあ残されたこの部分はどうなるの?
余剰?

以上、「THE合体 ファイバード」でした。
予想以上に長くなりましたが、お付き合いありがとうございました!!
【総括】
ぶっちゃけ、完成度はもはや脅威のレベルです。
そこまで複雑ではない変型合体構成と高をくくっていたら、実際はとんでもないバケモノ級のギミックの塊でした。
造形は非常に優秀、ギミックは素晴らしく奇抜なアイデアが豊富に詰め込まれ、可動も優れておりポージングがカッコ良くバシバシ決まる、その上パーツの接合精度が驚きのレベルで高く、加えて驚きの隠しギミックまで搭載。
もう文句のつけようがない程の大傑作に仕上がっている。
それが本商品「THE合体 ファイバード」です。

――と、本来であればそういう高評価を付けてレビュー終了となる筈でした。
ですが残念ながら、これだけ多くの目玉ポイントを内包しているにも拘らず、本商品はお世辞にも評価出来るものにはなりえませんでした。
とても残念なことですが、先で触れた「前腕破損問題」が、せっかくの完成度に泥を塗ってしまった感は否めません。
■2025年3月8日 追記:
2025年3月7日、発売からちょうど三週間にあたるこの日に、メーカーよりようやく公式のコメントが発表されました。
【THE合体 ファイバード】の不具合に関するお詫びとお知らせ
こちらによると、本件は「特定の条件下で不具合が発生する可能性がある」ということで、交換対応に応じるということになったようです。
メーカーによると、
・前腕回転部は軸を中心に45度ずつ回転し、8つの箇所で止まる状態が正常。
・前腕の破損・脱落および、8箇所より少ないクリック数のものが交換対象。
・現時点で不具合が出ていなくても、将来的に発生した場合は(時間が経過していても)交換対応。
・分解した場合は、メーカーが想定する組み立て状況と異なってしまうため対応しかねる場合がある。
とのコメントで、一応これで問題に対する対応は明確化したようです。
ただ気になるのは、
>本不具合は、量産時の組み立て条件や取扱い方などの複合要因で発生いたします。全ての個体に発生する不具合ではございません。
という一文です。
先で紹介した通り、これは明確な構造上の欠陥であり、決してユーザーの扱い方により発生するようなものではありません。
確かに“一切触らなければor変型させなければ”起こらないことは起こらないでしょうけど、この部分は今後の変型合体で絶対に可動が必要になる部位です。
遠い将来、必ず発生すると云っても過言ではない状態にも関わらず、このようなコメントを述べているところに、メーカーの危機感のなさ、事態把握の不十分さが見て取れます。
非常に不安を感じる案内ではありますが、今後もし新たなアナウンスが公開された場合は、出来る限り紹介して行きたいとも考えております。
今回の交換対応は、五月下旬以降を目途とする旨が記載されていますが、同時に「レシートの保管」「交換品在庫がある限り対応」という不穏な一文もあり、読み飛ばしていたら対象外になってしまうかもしれない重要ポイントがピックアップされていない所も、個人的にとても気になります。
破損が不安で開封すらしていない人は、本文を参照する限りでは「開けない限り話が進まない」状況になっていることも重要です。
未開封のままの交換はどうやら出来ない模様なので、そろそろ覚悟を決める必要が出て来たようですね。
ともあれ、本件はそれなりの朗報であることは間違いないので、出来る限り早急に連絡を取ってみた方がいいのではないかと考えます。

それはともかく、今回個人的に最も注目したのは、最後に触れた「グレート合体の準備変型」でした。
これまでも、二体以上のロボットが合体する玩具で1号ロボの説明書では触れられていないギミックが存在することは多々ありましたが、たいがいにおいてそれは僅かな箇所のみで、しかもそこまで大がかりなものではありませんでした。
仮に大がかりであったとしても、それは通所の変型合体プロセスも兼ねている場合が殆どで、ちょっとした驚きはあったにせよ過剰に驚愕する程のものではありませんでした。
ましてや古くからの玩具マニアであれば、次段階の合体を見越したギミック先読みなど当然のように行ってきたでしょうし、驚きのハードルも高まっていることでしょう。
さて、そこにこのファイバードの隠し変型ギミックです。
この後グレート合体が控えているのは知られていても、その為の準備段階がここまで凝ったものになろうとは、誰が予想しえたでしょうか。
今まで数十年単位で様々な玩具に触れて来た筆者ですが、これほどまでに巧妙かつ大胆なギミックを隠していた例はちょっと思い当たりません。
これがあるだけでも、このファイバードはとんでもなく物凄い玩具だなと思えてならないのです。