第160回 ■ グッドスマイルカンパニー「THE合体 マイトカイザー」02

2024年6月9日 更新

 

 それではいよいよ、マイトカイザーへの合体に移っていきたいと思います。

 各カイザーマシン及びカイザージェットについてはこちらをご参照。

          

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■チェンジ・マイトカイザー:

 

 まず、カイザードリル後部の車輪を折り畳みます。

 

 カイザードリル先端のドリルを取り外します。

 

 ドリルを外した先端部を、左右に分割して開きます。

 

 右側(マイトカイザーの左側)内側にあるジョイントを、折り畳みます。

 

 カイザージェットの時と同じ理屈で、カイザー4と5を接続させます。
 この時、両機のバケットを動かして膝の位置に合わせておきます。

 

 カイザー2と3の両側の黒いパーツを90度開きます。
 カイザー3のアームとフックは、カイザージェット時と同様に縮めておきます。

 

 次に、本体を上にガバッと開きます。
 カイザー2は、この時点で一旦ドリルを取り外しておきます。

 

 そのまま、先端部を180度回転させて本体内側に収めます。

 

 本体を閉じ、側面パーツを戻します。
 カイザー2のドリルは、てっぺんに差し替えます。

 ……が、ここで完全に取り外してしまっても、実は間違いではありません。

 

 それぞれの本体下部に収納されているジョイントを引き出しておきます。

 

 カイザー2と3をカイザードリル本体に合体させます。

 

 と、ここで突然「腕」が生えます!
 ――というのは、作中バンクの話ですが。

 別パーツの腕(上腕〜手首まで)を、カイザー2&3のジョイントに差し込みます。
 この腕パーツは何処から来たんだ?! と思われるかもしれませんが、後述します。

 

 カイザー1の上部(縦長の穴が二つ空いてるプレート部)を、上からぐっと押します。

 

 するとロックが外れ、マイトカイザーの頭部が下から出て来ます。
 この時、内部から二つのアームパーツが飛び出ますが、これを本体内側に押し戻しておきます。

 

 そのまま頭部が乗った獄門台プレートを更に引き出します。

  

 カイザードリルに、カイザー1を上から合体させます。
 具体的には、カイザー1の縦長穴二つをカイザードリル側のジョイントに差し込む感じです。

 

 さて、ここで本商品における“余剰パーツ”について触れておきます。
 一応説明しておくと、左から順に右腕、エンブレムパーツ、ウィング、左腕です。

 THE合体マイトカイザーは、余剰パーツなしでの合体を謳っておりますが、厳密には余剰パーツは存在します。
 この画像に写っているものがそれで、既にカイザージェットの時に触れているものもありますが。

 ……カイザーキャリアがあれば、まだ余剰扱いにならなかったんですけどねえ。
 先のカイザー2&3合体時に突然出て来た両腕も、このように余剰パーツとなってしまいます。

 

 ですが、その余剰を出来るだけなんとかしようというのが、本商品のすごいところでもありまして。
 このように、マイトカイザーの両腕はウィングパーツに収納が可能です!
 これは凄い発想!
 尚、デフォルトの握り拳でないと収納出来ず、武器持ち手などでは蓋が締まらないので注意が必要です。

 

 さて、そんなウィングパーツを背中に接続します。
 勿論、この状態では中身は空です。
 ちなみに、中に腕が入っていても問題なく合体出来ます(意味は全然ありませんが)。

 

 エンブレムパーツをカイザー1に接続して胸飾りにします。
 両端の金色のブレード部分は、上方に可動します。

 

 右手首を武器持ち手に交換し、ドリルを持たせます。
 裏側にあるグリップは、多少伸縮させることが可能です。

 

 マイトカイザー完成!

 全高23.5メートル、重量82.4トン。
 最高走行速度560.0km/h、最高飛行速度1,860.8km/h。
 ジャンプ力860.8メートル。
 作中のやたら細いプロポーションと同一とはさすがに行きませんが(ありゃあアニメが無茶)、それでもロボット玩具的にはかなりの好バランスです。

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■マイトカイザー:

 

 マイトカイザー。
 2号ロボとしては非常に良いプロポーションで、しかも結構な可動範囲を誇ります。
 特急合体版を良く知っていると、スタイルの素晴らしさ・技術の進歩に本当に驚かされます。

 

 取り外したドリルは武器持ち手に持たせることで、右手に装備することが出来ます。
 これで必殺技「ドリルクラッシャー」を再現出来ます。

 

 ちなみにですが、右肩のカイザー2のドリルは完全に外してしまっても間違いではありません。
 作中では、合体直後にカイザー2のドリルがどっか行ってしまい、グレートダッシュ時まで行方不明になってしまうのです。
 個人的には、それに倣って外した方がスタイリッシュかなと思いますが、その場合完全な余剰になるんですよねえ。

 

 腕を収納するのと、グレートマイトガイン時の対比の都合か、背面のウィングがかなり大きめになっています。
 ちなみにこのウィング、作中ではカイザードリル部から突然生えて来る(伸びるシーンあり)という謎仕様で、理屈の上ではカイザーキャリアについてるウィングとは別物なんですよね。

 

 本商品の特徴ですが、スタイルは非常に良くギミックも凝っているのですが、当然問題点もあります。
 特に気になるのは、

  • カイザー4と5が非常に外れやすい(固定が甘い)。
  • カイザー4と5の斜めカットのせいで、ポーズによっては接地性が悪化する。
  • 肩の横方向の可動範囲が意外に狭く、干渉も多い為、腕の自由度はそんなに高くない。
  • 股関節の可動時には、事前に腰アーマーを開いておく必要がある(干渉するため)。
  • 手首の斜め方向の可動幅はほぼゼロ。

 更に、カイザー4と5の底面(ふくらはぎ裏)がスカスカに見えるのも、人によっては気になるかもしれませんね。

 

 まあそうは言うものの、この形状でこの可動はかなりのものです。
 1号ロボに対して可動が少なめになりがちな傾向のある2号ロボですが、マイトカイザーはかなり頑張っています。
 さすがにフレキシブルにストレスなく動かせて……とはなりませんが、個人的には充分かなと。

 

 マイトカイザー前面。
 全長約24.5センチ(頭頂部まで)、最大全幅約26センチ(翼幅)、17.5センチ(肩幅)、重量約466グラム(ドリルなし)、約499グラム(ドリル込み)。
 作中のやたらスマートな体格と違ってマッシブなイメージですが、これはこれでがっしりしていい印象です。
 ややいかり肩な気がしますが、気にしてはいけません。

 

 背面。
 対比的にかなり大型化しているウィングの自己主張が激しいです。
 特急合体も作中でも、さすがにここまで大きくはなかったよ! ってなとこですが、これはグレートマイトガインとの対比の都合上仕方ないのかもしれません。

 

 側面。
 ここでもバックパックとウィングの自己主張激しい……。

 

 カイザー4と5の項で触れましたが、足の底面部はこのように斜めにカットされています。
 形状の都合、よかれと思っての処理なのはわかるのですが、このため非常に癖のある接地性になってしまったのは残念です。
 だって、きっちり接地するのはこの角度限定なんだもん。
 ここはなんとかして、赤い足首部分を独立可動で斜め立ち出来るようにして欲しかったですね。
 見栄えも悪いし。

 

 そんな足首の接地性が気になる程に、マイトカイザーの足の可動はすこぶる広くなっています。
 大股開きだけでなく、膝も深く曲げることが可能です。
 これにより、腰を深く落とすポーズが出来ます。
 生憎、構造上腰は回りませんけど。

 

 あまりに可動が優秀過ぎて、なんと正座まで出来てしまうというのは流石です。
 正座が出来るロボ玩具なんて、あたしゃ他には「超合金魂トライダーG7」くらいしか知らないよ!

  

 手首は開き手(やや指を曲げた感じ)と、二本指を伸ばした手首、武器持ち手が左右それぞれ付属します。
 手首側からボールジョイントが伸びている構造なので、マイトガインと違って交換はとても簡単です。
 またジョイントが異なるため、マイトガインの手首と間違えることもありません。
 この辺は非常に助かる工夫ですね。

 

 武器持ち手も左右あるので、ドリルを左手に持たせる事も出来ます。

 てか作中だと、手で持つってより手首部分に直接ドッキングさせてたような……w

 

 肩のボリュームのせいで背後のウィングとの干渉が発生し、腕の自由度がさほど大きくないというのは先の通り。
 そのため、自由度の高い下半身に比べて上半身のポージングはかなり悩まされがちです。
 しかし、潔く腕全体を別パーツ化させた影響もあり、シルエットが極端に崩れないようになっているのは流石と言うべきでしょうか。

 それではいよいよ本商品最大の目玉、グレートマイトガインへの合体に移って行きたいと思います。

          

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■グレートダッシュ:

 

 ようやく、マイトガインとマイトカイザーの合体「グレートダッシュ」に触れて行きます。
 長い……長すぎるぅ!
 けど、触れなきゃならない所が多すぎるからしょうがないよね!

 

 まずはマイトガインの準備から始めます。
 尚、以降の変型合体の行程は、作中バンクや説明書表記の流れに忠実と言うわけではありませんので、ご注意ください。

 

 マイトガインの両肩(マイトウィングとガイン)を取り外し、接続ジョイントも折り畳んで収納します。

 

 次に、前垂れ部分を取り外し、更に腹部を横方向に拡げます。
 この機構、マイトガインだけを弄っている時には気付きませんでした!

 尚、個体差なのかうちのは右側が異常に固く開きにくいのですが、そういう場合はマイトガインの胸から上を一旦後方に逸らしてから動かしてやると旨く行きます。

 

 先程外した前垂れパーツを、後ろに再接続します。
 個人的に、ここは無茶だな〜と思った処理。
 しかし、前部にカイザー1がぶら下がる以上、これも仕方ないのかなと。
 なんか、余剰パーツは全部後ろに回せばいい的な発想の一端を感じるような気もするのですがw

 

 続けて、マイトガインの両脛も拡張します。
 この機構も、全然気付きませんでした!
 凄いなあ、グレート合体で初めて気が付く隠し(?)ギミックの存在って。

 

 これは別に今やらなくてもいいのですが、脚部の後ろ側の黒パーツを下にスライドさせます。

 

 カイザー4と5の上面部分に隠されたジョイントを、反転させて露出させておきます。

 

 ここに、マイトガインを載せるように接続させます。

 

 次にカイザードリルのプレート部分を展開します。

 

 更に本体を縦に割ります。

 

 更に本体を途中で折り曲げ、中央部分に空間が出来るようにします。

  

 コの字型に変型させたカイザードリルをマイトガインの前面部から接続させて、内側にあるジョイントをマイトガイン(の側面にあるジョイント)に嵌め込みます。

   

 カイザードリル側面部の装甲を上下に展開させて、中に収められていたジョイントを引き起こします。

  

 ジョイントを上方向に動かし、更に90度捻ります。
 更に後部のプレート(マイトカイザーの前垂れ)を引き起こしておきます。
 この行程を、左右共に行います。

 ちなみに、この時金色の塗装面がカイザードリルの装甲に接触する事があるので、注意が必要です。

 

 カイザードリル後部(マイトカイザーの太腿)を曲げ、90度上に向けます。

  

 次にカイザー2と3の側面を開き、更に内側のプレートも展開します。
 続けて、カイザー2のドリルとカイザー3のクレーンアームを取り外します。

 ここで「えっ?! 取り外しちゃうの?」と思った方もおられると思いますが、ここが本商品のちょっと凄いところです。

 

 カイザー2と3のボディを上方向に展開し、先端部分を180度ひっくり返します。

 

 各マシンのボディを取り外します。
 その後、ボディ内側にあった小さなパーツに、それぞれドリルとアームを再接続します。

 

 右足(カイザー5)の踵部分にカイザー3のボディを、左足(カイザー4)の踵部分にカイザー2のボディを接続します。
 これは本商品オリジナルの解釈になります。

 

 マイトウィング(右腕)とガイン(左腕)を再接続します。
 この時、カイザードリルのジョイントを出す為に引き上げるカバーを巻き込みがちですが、そのままにしておくとパーツが歪み、綺麗に閉じなくなってしまいます。
 その為、この時カバーを限界まで跳ね上げておき、両腕接続後にカバーを降ろした方が賢明です。

  

 左前腕部分に、変型を完了させたカイザー2を合体させます。
 側面部分を絡めるようにして、内側で閉じるようにします。

 

 同様のプロセスで、右前腕部にカイザー3を巻き付けるように合体させます。

  

 背中側に回したマイトカイザーの脚部に、ウィングパーツを下方向から接続します。
 具体的には、ウィングパーツの蓋を開いて下からスライドさせるようにします。

 

 カイザー1の内側に収納されていたアームパーツを引き出します。

 

 裏側(マイトカイザーの頭頂部)に隠されたジョイントを引き出しておきます。

  

 カイザー1をマイトガインの前垂れ部分に合体させ、その後にアームパーツをマイトガインの腰部に接続します。

 尚、カイザー1の裏面のジョイントは非常に接続が弱く、実質的な接合部はアームの方になります。

  

 次にエンブレムパーツの裏側から、小型のエンブレムパーツを取り出します。

 

 大きな方のエンブレムパーツは、背中側に回して逆さまに接続します。
 差し込むジョイントはマイトガインのバックパックですが、実はここに本商品最大級の大問題があります。
 詳しくは後述します。

 

 小さなエンブレムパーツのジョイントをマイトガインの頭頂部に差し込み、前に倒します。

 

 胸のドリルを展開して、胸飾りに変型させます。

 

 グレートマイトガイン、完成!

          

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■グレートマイトガイン:

 

 グレートマイトガイン。
 全高30.5メートル、ウィング先端まで35.8メートル。
 重量187.1トン。
 飛行速度:13,464.8km/h(マッハ約11)。

 

 全長約29.5センチ(頭頂部まで)、33センチ(ウィング末端まで)、最大全幅約31.4センチ(ウィング末端)、重量約907グラム(外観重視手首装着時)。
 二体のロボットが合体したにしては、非常に整ったプロポーションです。
 各所にかなりの独自解釈が加わり、当時品とはもはや異なる合体プロセスになっていますが、それが功を奏しています。

 特に一番大きなポイントは、両腕のカイザー2と3の処理でしょう。
 特急合体版では、マイトカイザーの大きな肩がそのまま腕にぶら下がる事になっていましたが、ボディの内部に小型の別ボディを内蔵するという奇抜な発想で、作中の無茶な形状変化を再現してしまいました。
 このアイデアは、本当に凄いと思います。
 よく思いついたもんだなぁと。

 

 更にもう一つのポイントが、グレート用のマスク(小さなエンブレムパーツ)です。
 よもや、本来のエンブレムの裏側に小型の同形状パーツを仕込むとは!
 特急合体や他の製品では、マイトカイザーの胸パーツが基本的にそのままマイトガインの頭にくっつくので、異常に巨大な角が小さな頭にくっつくという最悪の見栄えの悪さになっていました。
 それをコロンブスの卵的な方式で解決させちゃう力業には呆れてしまいます感心させられます。 

 

 グレートマイトガイン前面。
 カイザードリルを纏ったから当然とはいえ、細身なマイトガインが非常にマッシブな体型になって迫力が増します。
 こうして見ると、腹や足を太ましくするギミックは必須なんだと理解出来ますね。
 また、腕のクレーンとドリルが小型化して違和感の少ないスタイルになっているのも、本当に好ポイントです。

 

 参考に、カイザー2と3をそのまんま腕に着けるとこんな感じになります。

 ううむ、これはこれでry

  

 側面。
 ……やっぱ、ウィングパーツでかすぎね?

 

 背面。
 先程触れたエンブレムパーツのでっかい方が、背中にくっついています。
 このパーツ接続ですが、先の通り本当に最悪です。
 ジョイント部、左右に分割している上に肝心のジョイントが小さいので、エンブレムパーツの凸ジョイントを差し込むのが非常に難しく、その上接続後はやたらポロリしやすく、非常にイライライライラさせられます。
 無論、この処理も本商品オリジナルの処理なんですが、これなら素直に余剰にしてもらった方が良かったんじゃね? ってレベルの酷さです。

 

 一応このパーツポロリ問題はメーカー側も意識はしていたようで、なんと脱落防止用の補強アタッチメントが存在します。
 ただ見ての通り上から押さえるという単純なものな上、美観を大きく損なうので使うのはどうかと個人的に思う次第です。

 ――ちなみに、このパーツを使ってもポロリは防げないというオチが付きます。

 

 もう面倒くさいので、エンブレムパーツ接続をガン無視した結果がこれ。
 実にすっきりで、しかも作中のスタイル準拠。

 ……もうこれでいいじゃん、ってなる。

 

 グレートマイトガインは基本的に全プラ製でダイキャスト等の重たい材料は不使用ですが、それでもかなりの重量があります。
 そのため、せっかくの広い可動範囲も転倒を併発しやすくなってしまい、慎重に取り扱う必要性が生じます。

 

 手首はマイトガインそのままなので、動輪剣を持たせることも当然可能です。
 肩の軸構造はマイトガインと同じなので、両肩はかなり自由に動かせます。
 しかし干渉部が多かったり、何より肩から先の重さ、更に(マイトガインのと異なり)やたら抜けやすいジョイントが災いし、少々ストレスを感じます。

 

 一応、動輪剣を頭上で構える(ように見える)事は可能です。
 この場合、一旦両肩を抜いて軸を回転させてから再接続するか、胸飾りを一度前方向に倒してから回すようにします。

 

 カイザー1の両翼は、合体後は前垂れとして機能します。
 簡単なロックがかかっているのでパタパタすることはありませんが、先に動かしておくことで足を大きく前に出すことが可能になります。

 

 カイザー4と5の裏側には、二本の黒いゴムが施されているので、これが滑り止めの役割を果たします。
 転倒予防に役立ちますね。

 

 転倒防止ゴムのおかげでふんばりが利くのか、足を大胆に前に出しても大丈夫です。
 ただ(股間部にクリックがあるとはいえ)気を抜くとあっさり転倒するので、やはり注意が必要です。

 

 頭部アップ。
 小さいエンブレムとはいえ、結構大きなパーツが付加するのにあまり違和感がないのは見事なバランスです。
 塗装も細かく、またジョイントの保持力も充分なので、非常に素晴らしいものになっています。
 個人的に、やっと理想形のグレートマイトガインの顔になったな、という印象。

 

 グレート動輪剣(一応)を構えて。
 やはり刃が長い剣が良いバランスです。

 

 マイトガイン付属の金色動輪剣は、グレート時でも違和感ないくらいの対比です。
 ちなみに次商品「マイトガンナー+パーフェクトオプションセット」では、更に動輪剣のバリエーションが増加する素敵仕様となります。

 

 マイトカイザーの脚部を利用しているので、背中のウィングとバックパックは角度調整が可能です。
 ちなみにこのパーツ、分解する時に蓋がやたら開けづらく、かなり難儀します。
 ここまでぴっちり閉めなくても……ってくらいなんで、せめて爪先が入るくらいのくぼみは欲しかったかなと。

 

 以上、グレートマイトガインでした。
 ここまで大変お疲れ様でした!

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【総評】

 

 THE合体マイトカイザー。
 2号ロボ枠なのにスタイルはいいわ可動も頑張ってるわでそれだけでも素晴らしいのですが、加えてまさかの独自解釈で二次元の嘘を克服、更にグレート合体後のスタイルも優れているという、考えれば考える程凄い構成です。
 細かな問題点はぽちぽちありますが、総合的な完成度に関しては他のマイトカイザー製品の中でも間違いなく突出しているでしょう。
 個人的には、いささか高すぎる感は否めませんが、ブランドの規模を考えた場合それもやむなしかと。

 とにかく、実際に弄ってみて初めて気付く驚き、分かってはいたけど改めて知る衝撃が限りなく沢山詰まった良玩具です。
 出来る事なら、再販を繰り返してもっと色んな人に行き渡って欲しいものですが……

 

 さてこの辺で、恒例(?)の「Amazon予約事情」について触れて行きたいと思います。

 先の通り、本商品の発売日は2024年4月25日(発送日)〜26日(到着日)でした。
 しかし前回の「THE合体マイトガイン」でも触れた通り、Amazonはまたもやらかしてくれました。

 結論から先に言うと、今回も所謂konozamaが発生し、予約したのに商品が届かないという事態が起きました。
 当時の状況をより細かく触れますと、Amazonは当初から4月30日頃の配送になるというアナウンスを出していました。
 より詳しく云うと、4/28〜4/30のお届けというアナウンス。
 そして実際、その頃に到着したという報告の書き込みがX(旧ツイッター)に沢山上がっており、当初は「今回は意外といけるのでは?」という雰囲気が漂っていました。

 しかし5月に近付くにつれ、だんだん雲行きが怪しくなって行きます。

 まず当初のアナウンスが4/30〜5/2配送に変更、そして4/30当日になっても出荷報告はなし。
 そして5/3を過ぎる頃には、配送状況のステイタス表示が「出荷遅延」に切り替わりました。
 当然、Xでも配送遅延を嘆く人達の呟きが散見されるようになり、「またか」といった空気が漂い始めます。
 そして筆者も、この時点ではこのうちの一人でした。

 さて前回のマイトガインでは、Amazon側による「発注キャンセルの打診及び「マケプレへの再発注(差額は補償)」という提案」について触れました。
 それを覚えていた筆者は、5/2にAmazonカスタマーサポートへ電話連絡を実施。
 (状況は充分理解していましたが)あえてマイトカイザーの発送状況の確認を依頼しました。
 以下は、その時の内容です。

  • (5/2連絡時点では)在庫はなく、発送が行えない状況。
  • もし可能なら一旦キャンセルして、Amazonが差額を補償した上でマーケットプレイスで再注文をしてもらえないか。
  • (上記承諾後)出品者に連絡を取るので少々時間が欲しい。
     →出品者からも承認が下りたので、再注文して欲しい(キャンセル処理はAmazon側で行うので申請不要)。

 ここで注意なのは、二番目の「差額補償」の件はこちらから一切申し出ておらず、先方からの提案だったという点です。
 自分も、まさか向こうから申し出て来るとは思いもしませんでした。
 同様の処理が多発したんでしょうかね?

 このやりとりの末、筆者の許には8日後の5/10に本商品が無事到着しました。
 正直なところ、マーケットプレイスはあまり利用はしたくなかったのですが、マイトガインの時のような想いをするのはもう御免だったので、個人的にはやむなしと思っています。

 これを書いている5/11時点でも、相変わらずAmazon予約組で出荷すらされていないという状況の人はかなりいるようです。
 かと思うと、5/10頃に突然Amazonから届いたという人もいるみたいで、なんだかよくわからない状況ですね。

 尚、この混乱の時期に「あみあみ」が突如マイトカイザーの注文を受け付けるという神対応を実施しました。
 やはりというか、あっという間に売り切れてしまったようですが、これは本当に素晴らしい対応だと思います。
 ただ、話によるとAmazonに出品しているあみあみでは致命的な発送遅延連絡(6月発送?!)というがあり、ユーザーに大きな混乱を与えたという背景もあったそうで、そのフォロー的な何かだったのかもしれませんね。

 

 さて、こうなってくると「では何故こうなると分かっていたのにAmazonで予約なんかしたんだ?」という疑問を抱く方がおられると思うので、そこにも触れて行きたいと思います。

 結論から言うと「気付いた時にはもう手遅れだった」のです。

 まずマイトガインですが、前回書いた通り2023年9月30日発売に対して予約開始時期が半年以上前であり、この頃にはまだこういった騒動の予兆すらありませんでした。
 そしてマイトガイン発売時期はマイトカイザー予約期間終了時期であり、(後にグッスマが追加予約を受付ましたが)既にAmazonで予約を済ませていた人は「今はキャンセルも出来ないし、注文の切替をすべきか判断がつかない」という状況に追い込まれていたわけです。
 しかし前回も触れたとおり、実際は、マイトガイン出荷遅延トラブルの時期、ひっそりとマイトカイザーのキャンセルが可能になっていたようで、それに気付けた人はAmazonキャンセル→グッスマで予約と対応出来たのでしょうが、「今回はダメだったけど次回は行けるかもしれない」という僅かな希望に掛けた方もおられたのではないかと推察します。
 
 そんなこんなで、またしてもやらかしてしまったAmazon。
 筆者も、問い合わせをしていなかったら数か月後も届かない! と嘆いていたのかもしれません。
 さすがにもうこれに懲りて、高額玩具製品の予約はAmazonでは行わないようにしたいと思います。

            

 

 さて次回はいよいよ、グレートマイトガインを締めくくるアイテム「マイトガンナー+パーフェクトオプションセット」です。
 こちらも語るべきポイントが山ほどあるので、次回にでも扱ってみたいと思います。

 

 ちなみに、マイトガンナーまで揃えると定価税込で約75,000円……「DX超合金魂ボルテスV」を10,000円近くも上回る高額商品になってしまいます。
 う〜ん、ここまで高額になるんなら、せめてダイキャストも使うとか、もうちょっとこう……豪華な造りにして欲しかったような気が。
 一部、パーツの耐久性が非常に心配な部分があるし、強度的にダイキャストが欲しかった部分も散見されるので、この辺個人的にはあまり納得が行ってないというのが正直なところです。

 とはいえ、もう買っちゃったものはしょうがないし、次回もしまた三体合体が来るとしたら「ファイヤージェイデッカー&マックスキャノン」「グレートゴルドラン」くらいでしょうから、当面は大丈夫そう? ですね!

 

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