第180回 ■ BANDAI NAMCO S.H.フィギュアーツ(真骨彫製法)
「仮面ライダーファイズ」&「仮面ライダーファイズ アクセルフォーム」02

2026年6月13日 更新

 

 こちらは、真骨彫「仮面ライダーファイズ・アクセルフォーム」のレビューとなります。
 ノーマルファイズのレビューはこちらから。

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■ S.H.フィギュアーツ(真骨彫製法)「仮面ライダーファイズ・アクセルフォーム」

 

 メーカー:BANDAI NAMCO.
 配送日:2025年6月18日(出荷日:6月17日)※
 価格:9,900円 (税込)

※CLUB TAMASHII MEMBERS スカイステージ以上の会員には、2024年11月13日出荷。

 

 「TAMASHII NATION 2024(2024年11月15日〜11月17日)」イベント開催記念商品。

 「仮面ライダーギーツ ブーストフォームマークIII」「ウルトラマンブレーザー ファードランアーマー」他と共に販売。
 ただしCLUB TAMASHII MEMBERS会員の購入・抽選応募には、会員登録と、プレミアムバンダイとの連携が必須。
 販売形式は以下の通り。

●事前販売(商品引き渡しは会期前〜会期中):
・CLUB TAMASHII MEMBERSオーシャンステージ以上 先着販売:
 販売期間:2024年8月20日〜8月22日

・CLUB TAMASHII MEMBERSスカイステージ以上 抽選販売:
 応募期間:2024年8月26日〜8月28日(当選発表:8月29日、30日)

・事前全員抽選販売(CLUB TAMASHII MEMBERS会員以外含む)
 応募期間:2024年9月2日〜9月5日(当選発表:9月9日、10日) 

●事後販売:
・CLUB TAMASHII MEMBERS全会員先行受注販売:
 受注期間:2024年11月15日〜11月25日

・全員抽選販売(CLUB TAMASHII MEMBERS会員以外含む)
 応募期間:2024年11月29日〜12月2日(当選発表:12月4日、5日)

※事前販売購入済みでも購入・抽選申し込みは可能。

 

 このように、「仮面ライダー1号桜島Ver.」を越える非常に面倒臭い販売形式でした。
 「CLUB TAMASHII MEMBERS」以外でも申し込む事が出来るのは良かったのですが、その場合はとても短い期間で応募するしかなかったため、かなりシビアでした。
 ただ見方を変えると、一度しくじっても再挑戦のチャンスがあったという事でもあり、実際筆者は事前抽選で落選したものの事後抽選で当選出来ました。

 なお抽選販売の場合は当選確定した直後に支払いを行う必要があるため、早急に予算を用意しなくてはなりません(これはプレバン抽選販売全てに云えますが)。

 

 さて、仮面ライダーファイズ・アクセルフォームです。
 アクセルフォームは、物凄く人気があるにも関わらず、いつも面倒な入手方法を求められる困った商品でした。
 なんと、一般販売された可動フィギュアはS-RHFのみで、それ以外は「誌上販売」「魂ウェブで受注販売」と来て、今回はイベント限定&数回に分けての受注&抽選といういっちゃんめんどっちい販売方法でした。
 こうして見ると、旧アーツ版が一番無難だったんですねぇ……

   

 仮面ライダー・アクセルフォーム。
 センチピードオルフェノクからの戦利品「ファイズアクセル」を入手した草加雅人※ は、自分(仮面ライダーカイザ)では使わず、乾巧に与え使用させることにした。
 ファイズに変身した巧は、腕時計型のファイズアクセルから「アクセルメモリー」を引き抜き、ファイズドライバーのミッションメモリーと交換。
 すると、ファイズの姿が変化し始め、赤い目と銀色のフォトンストリームを持つ「アクセルフォーム」になった。
 アクセルと化したファイズは、胸部のフルメタルラングを解放、ファイズアクセルのタイムカウント開始と同時に、1000倍もの超加速能力を発揮した。
 時間の流れが鈍化したような空間内で、更に加速が行えるようになったファイズは、これまでは行えなかった超絶かつトリッキーな戦法が出来るようになり、既存の技も大幅なパワーアップを果たす。
 10秒間という時間制限があるものの、この状態のファイズは一度に無数のクリムゾンスマッシュを放てるほどになり、まさに敵なしの状態へと突入した。
 だがしかし、オルフェノクの中にも、超加速能力を秘めている者達がおり――

※あくまで設定上の話で、劇中ではファイズアクセルを手に入れる場面は存在しない。
(第71回 S.H.フィギュアーツ「仮面ライダーファイズ アクセルフォーム」より引用) 

 

 アクセルフォーム・フロントビュ―。
 全高約15センチ(頭頂部まで)、重量約57グラム。
 恐らくフルメタルラングのせいだと思いますが、ノーマルのファイズより気持ち重くなっています。

 

 サイドビュー。
 さっきの画像でも実践していますが、肩に上がったフルメタルラングはボールジョイントで接続されていて、一応可動は可能です。
 ただ割と接続がタイトなため劇中のようにクルッと回すのは困難で、どうしてもやりたければ一旦取り外して動かすしかありません。

 

 バックビュー。

 

 頭部アップ。
 アルティメットファインダー(目)のパターンが、ノーマル時から変わって縄状になっています。
 これは非常に細かい造形で、老眼には判別出来ない しっかり写るように撮るのに大変苦労しました。

 

 フルメタルラングの内側。
 中央のブラッディ・コアは今回クリアパーツになりました。
 ほぼ銀一色塗りだった旧アーツ版とは完全別物で、これまた溜息物の細かいディテールと塗装が施されています。
 スマートブレインのロゴがお洒落。

 

 ファイズドライバー。
 アクセルメモリを差し込んだファイズフォンが付属します。
 それ以外はノーマルと同じ。

 

 当然、ファイズフォンは装着したまま展開可能です。

 このファイズフォンの固定力は、ノーマルよりも高まっています。
 しかし小さい部品であるせいか、やはり落下しやすい事には変わりなく、引き続き注意が必要です。

 

 肩と腕の可動。
 ノーマルと比べると良くわかりますが、アクセルフォームの方は少し可動範囲が狭まっています。
 これは、跳ね上がったフルメタルラングが肩アーマーに干渉するためです。

 

 両腕のスイング具合はノーマルと同じくらいで、あまり腕を寄せる事は出来ません。

 

 前屈具合は、ノーマルとほぼ同じです。

 

 股関節の前後可動幅は、相変わらずキモーいくらい広いです。

 

 横方向の可動も、足首の接地具合も変わりなく。

 

 ファイズアクセル。
 左手首に、新造形で追加。
 デジタル表示はオミットされていますが、それ以外はこれまた非常に細かな塗装が施されています。

 

 更に、ファイズアクセルの加速スタートボタンを押すための右手首(人差し指を伸ばした状態)が付属します。

 

 しかし、他に使い道がないよなあこの手首。

 

 あえて挙げるなら、エクシードチャージでファイズフォンのエンターキーを押す動作の再現くらいでしょうか。

 

 このファイズアクセルの優れたポイントは、ノーマルファイズにも装着出来るという点です。
 しかも、ちゃんとバンド部も含めてです。
 いったいどうやって装着するのかというと。

 

 実は真骨彫ファイズは、左手首を取り外すと銀色の腕輪部分まで外せる構造になっています。
 当然アクセルフォームも同様で、腕輪部分を交換することでノーマルファイズにファイズアクセルを装着出来るわけです。
 ちなみに右手首ではこれは行えません。

 

 先で問題視したファイズエッジですが、実はこのアクセルフォームに付属しています。
 よりによって、こんなに入手が難しい商品に付属するなんて! ってな感じですが、実は「オートバジン」にも付属しています。
 こちらは受注生産とはいえ容易に予約出来た上、更にアクセルフォームよりも早く到着したので、購入した人にとっては問題はなかったとも云えます。

 ただオートバジンを購入せず、アクセルフォームも逃した人にはきつい状況だったかもしれませんね。
 オートバジンが変型機構を搭載していたら、購入意欲を煽られた人がもっと出たかもしれませんが。

 

 ファイズエッジの長さは、約9センチ。
 赤いエッジ部分はクリアパーツ。
 というか、クリアパーツ成形に塗装したパターン?

 

 先の通り、ノーマルファイズにも持たせることが出来る上、デフォルトで入ってる手首で保持可能です。

 ファイズエッジは、なんとミッションメモリを取り外す事が出来ます。
 長さは約6.5ミリと極小で、落としたら大ピンチなサイズです。

 ミッションメモリを1/12サイズで立体化したの、これが初めて?!

 

 ファイズポインターでのキックのアレと並んで、ファイズエッジは代表的なアクセルフォームの装備ですね。

  

 とりあえず、ノーマルからアクセルフォーム時にチェンジした瞬間、ミッションメモリは何処に行っているのか? という基本的な疑問点は置いといて(誰も気にしてない)。
 カッコいいポージングを堪能しましょう。

 

 ファイズポインター。
 仕様はノーマルと同じです。

 クリスマパーティ最高っす。
 エフェクトパーツ発売されないかなぁ。

  

 クリムゾンスマッシュ。
 足の裏は安心の彩色済み。

 

 さて、これでアクセルフォームの装備品は一通り触れました。

 ……一通り?

 

 アクセルフォーム装備一式。
 なんか少なくね? とお思いの方、大正解です。
 ファイズフォンは一種のみ、ファイズポインターは同じ、そしてファイズエッジ。

 そしてファイズショットは――装備用がない?!

 

 そうなんです、ファイズショットは左腰に装着する携帯版しか付属してないのです。
 9,900円〜!!

 数少ない場面とはいえ、一応劇中でも使用しているのに、なんかおかしい気がしますね。

  

 その為、どうしてもファイズショットを使いたいならノーマルファイズから借りてくるしかありません。
 ファイズショット好きとしては、ここは非常に残念だなぁと。

 

 以上、真骨彫・仮面ライダーファイズ・アクセルフォームでした。

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【総括】

 ファイズとアクセルフォーム、まとめて総括したいと思います。

 さすがは真骨彫、納得のいく満足度の高い造形と可動範囲で、文句なしの完成度です。
 これまで立体化されて来たファイズ系アイテムは、いずれも何処かが微妙におかしい感がありましたが、ようやくそういった不満点がない物が出てくれたという感じでした。
 もう発売されてから結構な時間が経ちましたが、未だに色褪せる事がないのは素晴らしいものです。
 アクセルフォームも、少し装備不足の感が拭えないものの、圧倒的な造形美とカッコよさで文句すらねじ伏せるような迫力なのが堪りません。

 

 ただ……一番の問題は、やっぱり入手難易度が高すぎるという現実でしょう。

 ファイズは再販があったとはいえ、いずれも人気があり過ぎてどの店の予約も解禁と同時に瞬殺。
 そしてアクセルフォームに至っては、果たして再度入手できる機会が来るのかどうかすら不明瞭です。

 まあ、イベント限定品だからほぼ無理でしょうけどねえ……

 とにかくこんな感じで、せっかく素晴らしい商品なんだから、もうちょっと手軽に入手出来る状況が欲しかったところですね。
 商品そのものの問題点ではないのですが、これは書かずにはおけない感じです。

 ちなみに、2026年7月10日から10月26日まで開催される「TAMASHII NATIONS LIVE ACTION FIGURE EXPO 2026」の開催記念商品の一つとして「仮面ライダーファイズ Night Color Ver.」という、銀色部分が暗い色になったファイズが発売されます。
 こちらは5月25日から27日までの間で、CLUB TAMASHII MEMBERS オーシャンステージ以上対称の抽選受付が行われました。
 2026年6月中旬現在、まだ事後販売に関するアナウンスは出ていませんが、こちらも入手が困難になりそうですね。

 なおネットフリマ上では、現状ファイズが15,000円以上、アクセルフォームに至っては三万円弱という高額で取引されていて、出品中のものに至ってはそこに更に盛っているような状況です。

 もうなんかこう、うん……頭抱えたくなりますね。

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