スーパー戦隊の秘密基地・地球署「特捜戦隊デカレンジャー」
第9回 ジャッジメントにジャッジメント!
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更新日:2004年11月28日 | |||
以前、ジャッジメントのシステムについて考察したことがありましたが、その後、どうも理屈に合わないというか、不明瞭なことが多々あったので、もう一度取り上げてほしいとのリクエストをいただきました。
確かに、鷹羽自身、ここ何回か妙な判決があったように感じるので、その辺をもうちょっと掘り下げてみようと思います。 最も妙だったのは、35話『アンソルブド・ケース』でのラジャ・ナムナンに対するデリート許可でした。 ジャスミンが申告したラジャ・ナムナンの罪状は、「103件の連続強盗殺人罪、宇宙警察官殺人未遂の罪」ということでしたが、これは明らかに妙です。 このストーリーは、13年前に起きた連続強盗殺人で娘リルルを失った老刑事チョウ・サンが、定年前に片を付けるべく、押収されていた銃を盗み出し、当時証拠不十分で釈放せざるを得なかった容疑者3人をその銃で次々殺していくものの、ジャスミンの言葉に心を動かされて断念するというものでした。 ラジャ・ナムナンはその3人の最後の1人だったわけですが、引き金を引くことをためらったチョウ・サンを逆に撃ち、その際にリルルを撃ち殺したのは自分だと言ったため、ジャスミンにジャッジメント要請されたわけです。 このジャッジメントには、かなり疑問があります。 まず、証拠関係ですが、今回のジャッジメントは、この自白と、チョウ・サンに対する殺人未遂をジャスミンが目撃したことしか裏付けがありません。 ジャスミンが目撃している分については証拠上問題ないとしても、ラジャ・ナムナンの自白の扱いはちょっとまずいのではないでしょうか。 ラジャ・ナムナンが白状したのは、リルルを殺したことだけです。 ところが、迷宮入り確実と思われていたほど証拠の足りない事件なのに、これだけで103件の連続強盗殺人罪全てが認められてしまいました。 リルルが父のために強盗殺人犯のアジトを探っていたのは間違いないとしても、それ自体はラジャ・ナムナンが犯人であることを裏付けるわけではありません。 まして、103件全てにラジャ・ナムナンが関わっていたことも、何も証拠がありません。 つまり、この時点で判明している罪状は、リルル殺しと宇宙警察官殺人未遂だけということになります。 それなのにデリート許可が下りてしまったことについては、2つの理由が考えられます。 1つ目は、確実である1件の殺人と宇宙警察官殺人未遂についてだけ判決が出ているけれど、SPライセンスには「○」と「×」しか表示されないため分からないというパターン。 2つ目は、宇宙最高裁判所は103件全てについて証拠を握っていたけれども、宇宙警察側から証拠を示してジャッジメントを求められなかったから放置していたというパターンです。 自分で書いておいてなんですが、2つ目はちょっと論外だと思います。 宇宙警察の側で証拠が足りなかろうがなんだろうが、宇宙最高裁判所は全ての情報を握っていて、ジャッジメント要請を待って判決を下すというのなら、それこそ警察の捜査はいらないということになりますし、宇宙警察側でも、証拠なんかなくても勢いでジャッジメント要請をすればいいということになり、釈放したことの意味がなくなってしまうからです。 では1つ目のパターンならどうかということになりますが、これは、あり得ることです。 いくつかある罪状のうち、数個についてだけ有罪という判決はあり得ますし、それだけで死刑に相当するなら、デリート許可が下りてもおかしくはありません。 ただ、今回の場合、分かっている罪状がちょっと弱すぎるんですね。 宇宙警察官殺人未遂といっても、ラジャ・ナムナンは、デリート許可もない状態で撃ち殺されそうになっており、しかもその前に実際に仲間2人が殺されていたわけで、正当防衛が成立する可能性が十分あります。 また、1件の殺人だけでデリート許可が下りる可能性はありますが、それにしてはチョウ・サン自身に対する処分が甘すぎるのです。 チョウ・サンは、刑事でありながら私情に走り、証拠品を勝手に持ち出してデリート許可の下りていない相手を2人も射殺しています。 単純に考えても、銃の横領(もしくは窃盗)と2件の殺人事件を起こしているわけです。 ましてや現職の刑事です。 どう考えても、一般人による1件の殺人より罪が重いはず。 だから、チョウ・サンにもデリート許可が下りていなければ、或いはジャスミンなりドギーなりがジャッジメント要請していなければなりません。 それなのに、ラストの展開からすると、チョウ・サンは懲役刑で済んでしまったようです。 これでは、ジャッジメント要請しなかったことで、宇宙警察が不当に身内を庇ったようにしか見えません。 普通の刑事物ならば、ラジャ・ナムナン逮捕で終わるので、“2人とも逮捕”となり、特に問題にはなりませんが、何しろ番組のシステム上、ここでラジャ・ナムナンに判決が出なければなりません。 後で触れますが、本当なら、ここは「○」という形にするべきところをイメージの問題で「×」にしたのでしょう。 もう1つの選択肢として、チョウ・サンについてもジャッジメント要請・デリートし、手を下したジャスミンが涙ながらに回想するというのもありですが、これもちょっと朝の番組で放送するにはきついでしょう。 せめてチョウ・サンがラジャ・ナムナンに撃ち殺されてくれていれば、今更ジャッジメント要請もできないと納得できてバランスが取れたのですが…。 そして、もう1つ問題なのが、34話『セレブ・ゲーム』に登場するギネーカらに対するデリート許可です。 彼らの罪状は「ゲームと称して数多くのエイリアンを殺害した罪」ですが、実はジャッジメント要請したセンは、彼らがエイリアンを殺した証拠を全く持っていません。 そもそも、「何人殺した」という部分すら分からないままジャッジメント要請して、裁判所にどうしろというつもりなのでしょう。 前日に地球で殺されたというエイリアンについても、センが推理しただけで、どこの誰が殺されたのかすら分からないし、殺されたという証拠(死体等)も全くないのです。 センの目前で撃たれたギンが唯一確認されている被害者ですが、あの時点ではまだ息がありましたから、あれでは殺人未遂でしかありません。 センが証拠を握っていない以上、これもまた宇宙最高裁判所は、証拠を持っていたが要請がなかったのでジャッジメントしなかったと考えるしかありません。 6話『グリーン・ミステリー』で、人違いでジャッジメント要請したジューザ星人ブライディに対して「○」が出ていることを考え併せると、宇宙最高裁判所が、どういうわけか独自のルートで証拠を握っていることは確実なようです。 それなら、2件の殺人と横領のチョウ・サンが懲役で、103件の強盗殺人のラジャ・ナムナンがデリートということになり、納得できます。 上で挙げた2つ目の「論外」パターンですね。 宇宙最高裁判所は何でも知っているのに、敢えて宇宙警察が捜査してジャッジメント要請してくるまで待っている、或いは、宇宙最高裁判所はその気になれば何でも分かるのに、ジャッジメント要請があるまで何も調べようとしないというわけです。 なんてひどいシステムでしょう。 どうしてこのような怪しいシステムが出来上がってしまったのか、ちょっと考えてみましょう。 どうやら今回は、主人公達を宇宙人犯罪者専門の刑事という形での刑事物にしたかったようです。 過去に刑事等を主人公にした東映トクサツとしては、『ロボット刑事』『機動刑事ジバン』『レスキューポリスシリーズ』がありますが、『ロボット刑事』と『ジバン』は相手が非生命体でしたし、『レスキューポリスシリーズ』は、相手が人間のときは、たまに死なれてしまうこともありましたが、基本的には逮捕していました。 『デカレンジャー』では、相手が宇宙人犯罪者という扱いですから、一応生命体です。 生命体を相手にする刑事ですから、やはり勝手にバンバン撃ち殺す訳にもいかないと考えたのだと思われます。 かといって、巨大ロボ戦をやったり、必殺武器を使ったりという番組構成を前提にすると、現場で敵を倒す必要が生じます。 そのため、同じように警察的組織に所属する『未来戦隊タイムレンジャー』では、敵を生け捕る圧縮冷凍という逮捕システムを採っていました。 重複するのを避けたのか、巨大化ではなく巨大ロボ制度にしたせいか、それともあれは良くなかったという意見があったのかは分かりませんが、『デカレンジャー』では、裁判所にジャッジメントを求め、許可されたら直ちにデリート(死刑執行)するという方式が採られました。 つまり、倒すかどうかの判断を“裁判所による殺戮許可”という形に委ね、刑事が勝手に犯人を殺すことにならないようワンクッション置いたわけです。 これなら、等身大の怪人を倒すこともできるし、巨大ロボごと粉砕することもできます。 また、ドロイドが操縦している巨大ロボなら、等身大怪人と同時に暴れることもできるので、結構柔軟な作劇が可能です。 許可制度は、具体的には、SPライセンス(マスターライセンス、ブレスロットル)やパトシグナーの○×表示で、×が出たら死刑という形になりましたが、ここに大きな誤算がありました。 日本の法律で考えると、起訴された犯罪者は、大まかに言って 死刑 自由刑(懲役・禁固) 財産刑(罰金) 無罪 という4つのパターンになります。 『デカレンジャー』の場合、法律自体が独自の体系になっているでしょうが、日本の法律での起訴に相当するのがジャッジメント要請ということになるでしょう。 そして、これが問題なのですが、ジャッジメント要請した場合、 死刑・・・・・・・・× 懲役(禁固)・・・・・○ 罰金・・・・・・・・○ 無罪・・・・・・・・○ となり、同じ「○」でも有罪と無罪両方の意味を持ってしまったのです。 まぁ、番組の構成上、無罪ということはほぼアリエナイのですが、それにしたって可能性はゼロではないですから、やはり、以前に書いたとおり、懲役などについては「△」表示というような第3の表示方法が欲しかったところです。 かつて週刊少年ジャンプに連載されていた『超機動員ヴァンダー』(作:桂正和)では、ヴァンダーは、異星人犯罪者(惑星人)との戦闘中に、本部から死刑と懲役刑のどちらかを通知され、それに応じて必殺技Vアルファと異空間への幽閉技Vベータを選択して使用していました。 このように、殺すための技と捕らえるための技の2つを持たせれば、特に問題は生じなかったはずです。 では、どうして第3の表示ができないのかと言うと、恐らくSPライセンスでの表示の問題でしょう。 ご存じのとおり、SPライセンスは2つ折りの警察手帳ですが、開いた上の面に×、下の面に○が表示される形になっています。 これは、どうもSPライセンスの商品展開の方で、同じ画面に○と×を重ねて表示するようにできなかったからではないかと思われます。 或いは、せっかく上下2面だから、1面ずつ使いたかったということかもしれません。 そのため、判決は二択にせざるを得なかったのでしょう。 そして、それに伴って、番組中で主体となる死刑とそれ以外とに分ける形になったのではないでしょうか。 問題になるのは、「×」と「○」の意味づけなのですが、「×」は「許さない、死ね」で、「○」は「生きてていいよ」という意味合いからきたものと思います。 先程書きましたが、本当なら、「○」には「デリート不許可で逮捕・懲役(罰金)」と「無罪」の2つの意味があるのですが、どうもイメージ的には、「○」イコール「無罪」という印象を受けてしまうという問題があります。 かといって、「○」でデリート許可(殺してOK!)、「×」で不許可(殺しちゃダメ)とすると、分かりやすくはなりますが、何となくデカレンジャーが殺したい、殺させろとせっついているような印象になりますから、仕方ないのかもしれません。 だからこそ、本当は二択ではまずいんですよね。 つまり「△」が欲しかった、と。 一応、メイン視聴者である子供の目線に立ってみると、 ×・・・デリート △・・・逮捕 ○・・・捕まらない というくらいの場合分けは、十分理解可能なはずです。 となると、やはりオモチャで再現しにくいからやらなかったと考える方が自然な気がします。 それとも、まさか無罪なんてあるわけないんだから、死刑になるかどうか分かりゃいいんだ! と思っていたとか…? ともあれ、妙な二択方式を与えられたジャッジメントですが、実は、活かそうと思えば、もうちょっと何とかなったはずなんですね。 ジャッジメントシステムの問題点として、ほかにも裁判の方式があるはずなのに、それが描かれていないというのがあります。 27話『ファンキー・プリズナー』に、かつてニワンデ達が逮捕された際のシーンがあります。 このときの罪状は、恐らく1件の強盗殺人と多数の窃盗でしょうが、逮捕の際にスペシャルポリスが出てきているのか、ジャッジメント要請が行われているのかについては全く触れられていないので、○が出たのか、それとも普通の裁判もあるのか分からないのです。 ただ、少なくともその後、2人が懲役刑になったことは間違いありません。 考えてみれば、ジャッジメントの判決を下すのは宇宙最高裁判所ですから、宇宙高等裁判所とか宇宙地方裁判所なんてのもあって、抵抗しないアリエナイザーに対しては通常の逮捕・裁判という流れがあるのかもしれません。 実際、5話『バディ・マーフィー』に登場するマノ・マークは、デリートされることもなく本部に連行されていますが、彼に対するジャッジメント要請はありませんでした。 この場合、“現場での捕り物ではない”ことから、通常の手続を行っているのだという可能性は否定できませんが、それならば、そのことを番組中ではっきり見せるべきです。 また、いずれにせよ、それでは○表示の意味が薄れますから、もっと○の出る話運びが必要なのではないでしょうか。 世の中には、毎回「場合によっては抹殺することも許される」と宣言し、抹殺しなかったことはないって機動刑事もいますが、時々は○が混じった方が×の説得力が増すのは当然ですよねぇ? もし、○が出るのを分かり切った状態でも敢えて必ずジャッジメント要請するなら、○の存在意義というものがもう少しはっきりしたのではないかと思います。 せっかく手錠も装備しているんですから、むしろそういうところで使って見せた方がいいでしょう。 36話『マザー・ユニバース』のハイマルも、ジャッジメント要請抜きで逮捕されていますが、これだって○の後で手錠を掛けられた方が説得力があったはずです。 30話『ギャル・ハザード』のファラなどにしても、ジャッジメントで○を出して見せていれば、きちんと手順を踏んで許しているんだという実感が湧くでしょう。 アリエナイザーの目前でやるかどうかはともかくとしても、少なくとも全てのアリエナイザー犯罪加担者に対してジャッジメントする必要があると思います。 まぁ、29話『ミラー・リベンジャー』でのジェニオ逮捕の回想の際にもジャッジメント要請するシーンはありませんでしたが、こいつの場合、ジャッジメントの際のブレスロットルの光がどこかに反射すると逃げられる可能性もありますから、例外でしょう。 そして、毎回きちんとジャッジメント要請していればこそ、『ファンキー・プリズナー』で、ジャスミンがニワンデに撃たれた腕の傷を銃の暴発ということにして庇ったことも活きてくるのです。 ジャッジメント要請すれば、ニワンデは刑事から銃を奪い、その銃で刑事を撃ったということで傷害罪になり、確実に刑が重くなります。 ここで、このときに限ってジャッジメント要請しなかったならば、刑事としての筋を曲げてでもニワンデの罪を許したいというジャスミンの想いの描写になります。 ですが、普段からジャッジメント要請していないことが多いため、今回も要請しなかっただけにしかならず、ジャスミンがドギーに馬鹿でも分かるような白々しい嘘を言って庇ったということにしかなりません。 こういう白々しい嘘というのは、ドラマなどで結構使われる手で、『帰ってきたウルトラマン』22話『この怪獣は俺が殺る』のラストシーンで、謹慎中に出撃して怪我をした郷秀樹を庇おうとした南隊員が「階段から落ちた」と白々しい嘘を言おうとしたところで、伊吹隊長が先回りして「階段から落ちたんだろう?」と騙されたフリをしてくれるシーンがあります。 ですが、これは、この話で新登場し、鬼隊長と呼び声の高い伊吹が意外と部下思いで話の分かる人物であるという描写のためであり、元々理想的な上司として描かれているドギーが嘘に騙されてやっても、組織ぐるみで犯罪者のえこひいきをしているだけにしか見えません。 37話『ハードボイルド・ライセンス』では、ジャッジメントのシーンを敢えて見せず、上が赤、下が青と、SPライセンスの表示と同じになっている歩行者用信号を映すことで×をイメージさせるという巧い見せ方をしていました。 これなど、本来商品展開上のウリであるはずのジャッジメントタイムを見せないことが演出として活きているわけで、テレビ展開のジャッジメントとしては今のところ最高の描き方ではないかと思います。 というのは、普段のジャッジメントタイムがあまりにも物語の流れを寸断しまくっているからです。 第2回でも書いたとおり、デカベースで“既にデリート許可が下りている”状態にできるのならば、敢えて現場でやる必要なんかないわけです。 実際、敵を追い詰めて、さあトドメ、というときに、「○○星人××、□個の星における△△の罪でジャッジメント!」なんてやられると、非常に腰が砕けます。 さらに、その後判決が出るまでの1分間、逃げもせずにオロオロしているアリエナイザーのマヌケさは、二昔前、スーパー戦隊で必殺武器がバズーカ砲になったころ話題になった“ターゲットロックされるのを大人しく待っている怪人”を上回ります。 ジャッジメントタイムは、本来的には、『最強ロボ ダイオージャ』の胸のマークのように、戦闘に入る前にこなすべき部分ではないでしょうか。 商品展開目的から言えば、戦闘の最初にやろうが、最後にやろうが、やりさえすれば問題はないはず。 戦闘に入る前に済ませておくと流れがスムーズになることは、劇場版や『セレブ・ゲーム』で実証済みです。 今からでもそうしてくれれば、ちょっとはマシになるんじゃないかと思うんですが…。 ついでに言うと、『デカレンジャー』では、毎回、デリートを許可されるだけの凶悪犯罪者を描こうとして苦労しているように見受けられます。 凶悪犯であることを見せるためには、被害者が多数必要ですが、あまり毎回のように被害者が大量発生していると、デカレンジャーが役立たずに見えてしまいます。 そのために、毎回登場するアリエナイザーは、地球では犯罪を阻止され、その分、よその星で悪事の限りを尽くしてきたことにされているわけですが、それでは視聴者に“どうしてこいつが悪い奴なのか”が伝わりにくいという欠点もあります。 こういった点からも、凶悪犯罪を未然に防ぎ、巨大ロボでの抵抗もねじ伏せて逮捕したという展開が欲しいところです。 せっかく、悪の組織の構成員でない怪人ばかり出てくる番組で、怪人を殺さなくてもいい話作りができるんですから、巨大ロボを派手に破壊して、アリエナイザー自身は逮捕するだけという回がもっと多くてもいいんじゃないでしょうか。 相手の武器を打ち砕き、抵抗を封じて逮捕に至るまでのアクションだけでも、十分デカレンジャーの強さ、かっこよさは描けるはず。 殺さなきゃならないほどの悪逆非道ぶりを描くのに苦労するのではなく、殺さなくても済むという番組の特性をもっと活かす方向で考えてみてもいいと思うんですけどねぇ…。 → NEXT COLUM |
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