SECRET 第52回 ■ 回天堂 ToHeart2 ダンジョントラベラーズ「サムライ環 (向坂環) あみあみ限定ホワイトver. 」

2014年5月27日 更新

 振り返ってみれば、以前に向坂環のフィギュアをレビューしたのが、約8年前。
 その頃のタマ姉のフィギュアは、まだ普通の制服姿くらいしかなかったものですが、その後半裸になったり、本編とは全く無関係な(男児の性欲を激しく刺激するけしからん)格好になったりと、あの頃からは考えられないような進化を遂げてきました。
 今では、関羽かセイバーかタマ姉かといった具合で、どんだけの数の商品が出たのかわからないくらいに増えてしまいました。
 すーぱーそに子も、いずれそこに並びそうな勢いですが。

 

 そして2014年5月、今度は「ダンジョントラベラーズ」版ということで、新たなタマ姉フィギュアが発売されたわけです。
 というわけで、今回は回天堂の「サムライ環」の特別版の方をレビューしてみたいと思います。
 残念ながら、通常版は予算の都合で買えていませんので、ご紹介は出来ません。
 ごめんなさい。
 だってこれ、めっちゃくちゃ高いんだもん!

 

 ToHeart2 ダンジョントラベラーズ サムライ環 (向坂環) あみあみ限定ホワイトver.
 2014年5月23日発売で、価格は税込18,144円。
 本体は、刀の柄先端(最頂部)からつま先まで約30センチ。
 交換用ボディと、円形の台座が付属。
 原型師は、横田健氏。

 

 サムライ環は、PSP用ソフト「ToHeart2ダンジョントラベラーズ」のキャラクターで、このソフトは(このサイトではもはや言うまでもない)「ToHeart2」のキャラクター達が、ファンタジーの世界で繰り広げるRPGです。
 今回のデザインは、これのOVA版パッケージイラストのポージングがモチーフとなっていますが、本商品はそれのアレンジVer.です。

 

 衣裳の色が青色の「通常版」と、あみあみ限定版の本商品の二種類が存在します。
 2014年2月頃より情報が出回り、予約もほぼ同時に開催されました…が、実はこの辺りメモを取っていなかったので、いささかうろ覚えなのです。
 筆者の予約は2月6日に行っていて、確か情報公開からそんなに間を空けてなかったと記憶しています。
 2月9日開催「ワンダーフェスティバル2014冬」にて、回天堂とあみあみのブースにて、通常版と限定版が、それぞれ公開されていたそうです。

 

 さてサムライタマ姉ですが、通常版との違いは「表情」「衣裳の色」で、加えてボーナスパーツ付属の有無です。
 ボーナスパーツについては後述しますが、本商品と通常版はパーツの互換性があるので、頭部の入れ替えや、ボーナスパーツを通常版に着けるなどのプレイバリューも対応可能です。

 まあそんな事よりまず乳ですが。

 

 それでは、恒例の旋回撮影など。

 

 刀、長げぇよ!!

 

 台座は、アクリル鏡面加工のものですが、正直あまり反射率は高くありません。
 最初、表面に保護シートでも貼られてるのかなと思ったんですが、そういうわけではありませんでした。
 あと、開封前から細かい傷多数&めっちゃ指紋が付きまくりでした……
 まあ、別にその辺はいいんですけど、それなら鏡面じゃない方が良かったなあと。

 

 台座の安定性は、非常に優秀です。
 かなり傾いた姿勢な上、重心が高めにも関わらずしっかり支えてくれます。
 台座の裏には、2011年のAQUAPLUSコピーライト表記が。
 「ダンジョントラベラーズ」の発売年でしたか。

 

 片足立ちフィギュアだと、どうしても経年または室温による「傾き」が心配ですが、今回はこのように右脚内部にぶっとい金属の芯が入っています。
 これのおかげで、少なくとも足が曲がることはなさそうです。

 

 顔アップ。
 アイプリや鉢金は、非常に綺麗にプリントされています。
 前髪の抜きやシャドウの入り方も、いい質感出ています。

 試作品公開時は、白目の上にかかってる影の色が薄く見えたため、満面の笑顔で斬りかかるサイコキラーみたいな印象があって、ぶっちゃけ怖かったんですけど、実物はそういう印象は殆どなくなりました。

 

 ただ、人によって表情そのものの好き嫌いが分かれそうではあるので、通常版の落ち着いた感じの表情の方が良いと感じる人も多いかなとも思います。
 かくいう筆者も、通常版の表情の方が好きなんですけど。

 まあそんな事より乳ですが。

 

 先の旋回画像で既出ですが、尻は食い込み状態。
 殆ど丸出しですね。
 乳フェチだけではなく、尻フェチにもしっかり対応。

 

 もうちょっとアップで。
 ものすごいボリューム。
 ブーツとの境に生じた肉の段差が、マニア心を更にくすぐります。

 

 腰鎧は固定式ではなく、腰幅で支えてるだけです。
 そのため、若干の位置調整が可能ですし、取り外しも出来ます。
 なお、このパーツの塗料は結構色移りしやすいものらしく、下手に擦ると肌部分に赤い線がついてしまったりします。
 撮影用の物も、開封後すぐに太股に色移りしましたが、幸いガンダムマーカーの消しペンで消せました(その後厳重にコーティング)。

 

 日本刀は、ABS製でとんでもない長さです。
 全長約23.2センチで、刃渡りだけで約17.5センチもあります。
 これが、台座の円周範囲から目測だいたい約9.5センチくらい飛び出すので、置き場所がシビアな状態の人は、奥行も心配した方が賢明です。
 あと、握らせるのがちょっと困難です。

 

 腰鎧を外した状態。
 いきなりすっきり&エロさが増した感じがします。

 

 外してみると改めて良くわかる。腰肉の魅力というもの。
 肌に思い切り食い込んでるショーツ? がエロすぎですな。
 良く見ると股間にプレートが。

 

 別角度から。
 基本的に細身なのに、胸やら腰周りだけ妙に肉厚というプロポーションは、健全な男児に良からぬ劣情を催させるものですので、大変けしからんと思う次第です。
 それにしても、絶妙な曲線ですこと……ええのぅ。

 

 さっきと同じ角度で、今度は鎧なし。

 

 更に尻三連発。
 一、二発目は、頭部を外して髪がない状態で撮ってみました。

 

 サムライタマ姉は、こんな感じで分割が可能です。
 勿論、台座と下半身も分離しますが。
 ここで、上半身のパーツを換装……

 

 こちらが、あみあみ限定版付属のボーナスパーツ。
 残念ながら、通常版には付属していません。
 これがあるから、あみあみ版の方が! と思う人はきっと多いはず!

 

 もうちょっとアップで。
 PVCの塊なのに、この柔らかそうな質感は凄いものがあります。

 

 ここからは余計なことは抜きにして、色んな角度から美乳を拝んで頂く。

 

 美乳に美尻、白のコスチュームに白ブーツ。
 感激ひとしおである!

 

 今度は、尻と乳のコラボを楽しんで頂こう!

 

 もう高校生の身体じゃないよね、今更だけど!!
 個人的に、脇腹の肉のたわみ具合が、いい味出てると思ってます。

 

 色んな角度から。
 物凄い存在感のボーナスパーツもあったもんです。

 

 最後は、個人的に一番好きな角度で。

 

 S.H.フィギュアーツ仮面ライダーBLACK RX(約14.2センチ)との比較。
 身長差は約2倍ですが、全体のボリュームはここまで大きく変わってきます。

 

 同月に再販された「超合金魂・未来ロボ ダルタニアス」との比較。
 ダルタニアスも相当な大きさとボリュームのある玩具なんですが、サムライタマ姉はそれをさらに凌ぐ大きさです。
 ちなみに、ダルタニアスはこの状態で約25センチ(頭頂部まで)の大きさです。

 

 パッケージ正面。
 大きさは、約25×17.5×37センチ。
 本体が本体だけに、外箱はそれに輪をかけて巨大です。
 これを発送する場合、ダンボールに詰めたらそれだけで100サイズコース確定です。

 

 パッケージ左右。

 

 パッケージ裏。
 書き忘れましたが、この写真が通常版です。
 コスチュームの色だけでなく、表情の違いにもご注目。

 

 パッケージの巨大さを表現するため、ロックシードを置いてみました。
 パインロックシードが、だいたい大人の男性が片手で握れるくらいのサイズですから、おおよそのボリュームがお分かりになるかと思います。

 ――いや、わかんねぇだろうなあこれじゃ。

 

 以上、サムライ環あみあみ限定版でした。

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【買ってみて一言】

 過剰なエロは不要、ほどほどレベルのエロで充分というタイプで、タマ姉フィギュアが好きという人なら、本商品のお買い得度は相当な物だと思います。
 とにかく、(もはや原典無視甚だしいとはいえ)むっちりしたボディと肉感的な造形はハンパないエロさがあって、サイズの大小とは違った意味での迫力を感じます。
 とはいえ、本体が30センチ級ですからサイズの大小を無視するわけにはいきませんが、今回はこの大きさが幸いして、更なるエロさを引き立ててる気もしますね。
 キャストオフがパーツ交換だとか、通常版ではトップレスに出来ないとか、人によっては問題点となりうるポイントこそありますが、今更キャストオフばかり注目しても……という見解もありますし、ましてキャストオフ機能重視でせっかくのエロボディの迫力を殺されても困るという見解もあるでしょうから、今回のこの仕様は最小公約数的な意味で良い選択だったんじゃないかなと思います。
(もっとも、あんな形状のコスチュームをどうやって脱着させるのかという、根源的な疑問も生じるわけですが…)
 何にしても、たゆんたゆんなエロボディに白のコスチュームの組み合わせは、フェチ心を非常に煽りますね。

 そんなわけで、一万八千円越え(実売価格はもう少し下ですが)という高価格とサイズ(置き場所)に問題がないという人には、強くお勧め出来る商品です。
 個人的には、今のところタマ姉フィギュアの決定版だと解釈しています。
 ただ生憎、肝心のあみあみでは在庫切れのようで、(2014年5月末現在)通常版のみ購入可能という状態になっています。
 あみあみ限定商品に再販がありうるかどうかは、残念ながら判断が付きませんが、通常版でも良いという方は、早いうちに動かれてみてはどうでしょう?
 或いは、ボーナスパーツ目当てで中古品をあたるか……?

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