第152回 ■ BANDAI SPIRITS 超合金魂 GX-88「ダイラガーXV」02

2021年7月31日 更新

■ クウラガー・カイラガー・リックラガー:

 

 ここからは、ラガーマシン五体ずつの合体形態・クウラガー、カイラガー、リックラガーについて触れて行きます。
 この先、まだまだ長いから注意してね!

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●クウラガー:

 

 ラガー1からラガー5までの五体が、「安芸チーム、合体!」の掛け声で合体。

 

 まず、ラガー2の主翼・尾翼を収納します。

  

 ラガー2のキャタピラの向きを、90度回転させます。

 

 ラガー2を中心に、ランディングギアを収納したラガー1、ラガー3、ラガー4を合体させます。
 ラガー1の合体については、ダイラガーXV合体時の解説で詳しく触れます。

 

 ラガー5のランディングギアを畳んだ後、底部中央のジョイント(ツメ)を引き起こします。
 ツメは二つ、重なった状態で収納されています。

 

 ラガー2上部の八角形の長い辺部分に、前後から挟み込むようにツメをかけ、ラガー5を固定します。
 ここ、慣れないと壊してしまいそうで、最初はちょっと怖いかもしれません。
 クウラガー、合体完了。

 

 クウラガー。
 全長・約10.8cm、最大全幅・約16.4cm、全高約7.3cm(ラガー5の尾翼含まず)、全重・約273g。
 ラガー1からラガー5まで合体した、主に上空からの地形調査などを担当する形態。
 デザイン画では、ラガー3と4のローターがない。
 勿論、大気圏内のみならず宇宙空間でも飛行可能(全ラガーマシン及びカイラガー、リックラガーも同様)。

 

 飛行メカが五体合体したものの、ダイラガーの意匠を最も多く残している「そのまんま」な形態。
 悪く言えば、他の二形態に比べて捻りのないスタイルなんですが、逆に言えばこのストレートさが魅力であるとも。

  

 前面と後部。

  

 左右側面。
 パースの関係で、ラガー3と4の機体後部が、なんだか面白い対比になっています。

 

 そして、トミカとの対比。
 合体形態なので、当然のようにボリュームアップ、相対的にトミカが小さく見えるようになります。

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●カイラガー:

 

 ラガー6からラガー10までの五体が、「キーツチーム、合体!」の掛け声で合体。

 

 まず、ラガー7とラガー8の底部から、ダイキャスト製の合体ジョイントを引き起こします。
 本体後部下にツメカケがあるので、そこに爪を引っ掛けて引き起こします。

 

 続いて、ラガー9と10の機首上面にある、白いプレートを引き起こします。

 

 プレートを前面いっぱいに倒し、キャノピーに乗っけるようにします。

  

 そのまま機首を持ち上げ、180度回転させます。

 

 その後、ラガー7とラガー9、ラガー8とラガー10の組合せで合体させます。
 これで、双胴部分完成。

 

 ラガー6の側面ブロックを、どちらからでも良いので、ラガー9か10の白い四角部分に押し込みます。

 

 ラガー6に押され、ラガー9と10の側面部から内蔵パーツが露出します。

 

 左右両方を合体させることで、カイラガー合体完了。

 

 カイラガー。
 全長・約15.8cm、最大全幅・約12.3cm、全高約8.7cm(ラガー6アンテナ最頂部まで)、全重・約570g。
 ラガー6からラガー10まで合体した、主に水質や水棲生物の調査を担当する形態。

 

 一番重いラガーマシンを、二体も連結しているだけあって、最重量の形態です。
 この重さは、ちょっとハンパない感じで、合金玩具好きには堪らないものがあると思います。

  

 前面と後部。
 ラガー6の位置と見た目があまり変わらないため、比較して見るとなんだか変な感じがします。

  

 左右側面。

 

 重厚感のある、リアアングル。
 まさに合金玩具!
 DX機甲合体も、本当はこういう質感に仕上げたかったんだろうなあ……

 

 緊急発進可能な小型潜水艇を前面に備えた海底移動基地、という雰囲気のデザインが、個人的に物凄くお気に入りです。

 

 そしてトミカとの比較。
 もう比べる必要もないくらいに、でかいですねー。

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●リックラガー:

 

 ラガー11からラガー15までの五体が、「ワルターチーム、合体!」の掛け声で合体。

 

 ラガー11の最頂部のアンテナを、畳みます。

 

 ラガー14と15の上部にあるジョイントを、それぞれ引き起こします。

 

 先ほどアンテナを畳んだラガー11を、上に接続します。
 わかり難いですが、ラガー15の方にラガー11の機首が向くようにします。

 

 ラガー12と13の車輪を、内側に畳みます。

 

 ラガー11に、ラガー13と14をそのまま接続します。
 これで、合体完了。

 

 リックラガー。
 全長・約10.8cm、最大全幅・約10.5cm、全高約7.9cm、全重・約297g。
 ラガー11からラガー15まで合体した、主に地上・地底の地質調査を担当する形態。

 そして、初見で誰もが「ナニコレww」と思う、素敵フォーメーション。

 

 二台の車の上に、手の形の車が更に二台乗るという、非常に判りやすく且つ、車型メカ好きにはこれ以上ないくらいダイレクトな魅力を漂わせる、ラガーチーム中でも至高の形態(※個人的感想です)。

 ただ、形状が形状のせいなのか、それぞれのマシンの接続部の保持力が結構弱く、クウラガーやカイラガーに比べると頼りなさが半端ないです。
 ラガー12と13はいいんですが、ラガー14と15が外れやすくなっています。
 なので、この形態で持ち運ぶ時は、上の方を掴んでぶら下げないで、下から持ち上げえるようにした方がよろしいかと思われます。

  

 前面と後部。
 インパクトあるなあ。

  

 側面部。
 ラガー11こっち見んな。

 

 しぶとくトミカと比較。

 

 以上、ラガーマシンと三大合体形態の紹介でした。
 ここから、ようやく「ダイラガーXV」への合体と装備の紹介に移ります。

 ……長ぇ!
 だがまだまだ続くよ!!

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