PART-1
地雷警報! PLAYSTATION ワールドツアーコンダクター 〜世界夢紀行〜 メーカー:TYO
REM 様
 某電撃G'sマガジンで、絵だけは大々的に扱われていたのを思い出すと、涙が出てきます…
 ツアコンになって乗客の女の子達と仲良くなろう! という恋愛ゲームだと思っていたのに、その内容は…(おおお)

 クイズゲーム?
 しかも海外のマニアックな…判らん。さっぱり判らん。

 ムービー?
 実写の男の人が楽器を弾いているぞ(笑)。

 恋愛?
 所詮はツアコン、そんなロマンスはありませんでした(涙)。

 ぷちん(電源を切る音)。

「Dear…」とか「幼なじみ」でもやろうかな(原画が同じ人)。
我家に魔女がやって来た! メーカー:たっちー
オジンガーZ 様
⇒ 長文投稿(本文はこちらへリンク)
地雷警報! 理由(わけ)〜二人だけの秘密〜 メーカー:ドラコニウム
あるか 様
 購入¥100(初回特典付き)で購入。

 パッケージを見ただけで「塗りも絵も下手」とはっきり言えるこのソフト、中身はもっとすごかったです。
 転校生が文化祭準備の委員に選ばれて……。という話しなのですが、時間も空間もキャラの顔も人格もゆがんでいます。

放課後学校の帰りにあったはずのキャラが学校に戻るといる
公園にはいると学校の校庭
夜、学校に行くと真昼間
午後8時30分になると「疲れた」と家に戻されて1日が終わるが、その時間にイベント(町で出会って会話だけでも)があるとチェックされずに時間が進みしばらくプレイするとエラーで終了
売りの一つ「3D喘ぎシステム」はHシーンになると状況とは関係なく「ヘッドホンの左右を喘ぎ声がクルクル回りつづける」だけ
シナリオ展開が唐突で、なんでそうなるのかまったく分からない(橋の上でスカートが風でめくれている女の娘を数回目撃すると神社に呼び出されて縛ってHでエンディングとか)。

 (あるか様)
地雷警報! WAM メーカー:PIL
てく 様
 面白いよーな気はするが、次のメッセージが現れるまでに以前の内容を忘れてしまうそんな作品。

 カーネリアン原画作品。
ONE2〜永遠の約束〜 「ONE2」本評論(鷹羽飛鳥) 「ONE2」本評論(梨瀬成) メーカー:BaseSon
アーク 様
あおきゆいな
鷹羽飛鳥
<ストーリー>

 主人公、貴島和宏は単身赴任の父親のもとに引っ越してくる事になる。
 見知らぬ町での生活に戸惑いつつもそこで知り合う女の子に惹かれ合う事になる。
 しかし彼女との幸せな時間は突如として終わりを告げる。好きになった相手を失った和宏はどのような行動にでるのだろうか?

 おそらくはHゲームをやった事がある人なら誰もが1度は耳にした事があるであろう名作の続編です。
 ちなみに私は前作はやったことがなく一様小説を全巻読んでいました。
 だから最初の「女の子を失うことに…」のくだりで今度はヒロインが消えるのか?と考えていたら、どんぴしゃりその通りでしたね。
 で、実際やってみた感想はというと…ううーん良作になれなかった佳作といった所でしょうか。
 前半から終盤にかけての主人公と女の子が惹かれあっていく様子や女の子が過去のトラウマを抱えている描写等は本当に良く描けてるなと感心させるに十分でした(ただ、副担任の深月遥のシナリオはちょっと書き込みが足らんような気も…)。

 んで、何が不満かと言うとやはり、うり? である女の子が消える所でしょう。
 前作だと、主人公が周囲から段々認識されなくなっていく過程を描く事で消滅する事が予測できましたが、今作では何の前触れも無くいきなり消える為無茶苦茶唐突に感じるんですよ。
 女の子が消える理由もあるにはあるんですが何か説得力に欠けるものばかりですし…そもそも前作を全く知らない初心者(?)だとあのシーンで何が起こってそれがどういう意味を持っているのか理解出来ないんじゃないでしょうか?
 一様望月綾芽シナリオで周囲から必要とされない人間は消えてしまうと言う話が出てくるものの、この子を最初に攻略するとは限らないのだし…

 そして女の子が消えてしまった後の展開にしても主人公がただ待っている描写のみで女の子がどのように自分のトラウマを克服してどのように現世に戻ってきたのか分からず、「消えました―、戻ってきましたー、万歳!!」てな感じなのでこっちは「はぁー、そうですかーよかったねー」と言う印象しか受けないんですよ。
 また、説得力といえば綾芽ってよく両親にたいする不信感を口にしますが、何故そこまで不満なら家でて一人で暮らさないのでしょう?
 作中で料理が苦手だということが判る事からおそらく食事も母親か家政婦に作ってもらっていることが容易に推測できるので、私のお粗末な考察だと綾芽は親のすねかじりながならも文句を周囲にぶーたれる嫌な女という事になるんですよね。
 親に文句あるなら家を出なければならないというのはやや暴論かもしれませんが、私自身学生で十分自分で稼いでいける身ながら家に面倒見て貰っているので少なくとも周囲に親のことをどうこう言える立場ではないと考えています。
 もしかしたら綾芽のそうやって親の不満を口にしながらも一人立ち出来ない自分を歯がゆく思いが、あーゆう虚無主義的な行動の一因になっていたのかもしれません。
 攻略でもこの子は苦労しました。
 なにしろあの性格な上に選択肢がどっちでもよさげだったので気が付けばバッドエンドという事がよくありました。そういう面でもプレイヤー泣かせの子でした。
 こういったプレイヤーが置いてきぼりになるシナリオ展開は勘弁してほしいです。せっかく前半あれだけの文章を描けるのだから最後まで頑張ってほしかったってのが全体的な感想ですかね。


追伸  
 人は周囲から必要とされなくなったら消えるっていうけどそれなら、山奥で隠遁してる人や孤独な老人、ホー○レスの人達はどうなるんだろうって言うのはやっぱ禁句なんでしょうねえ(苦笑)

 (アーク様)
 説得力。まさにそうなんですよね。
 確かに危機感や絶望感ってのも個人差があって、「この程度」と思われるような事でも深刻になってしまう人はいます。
 しかしそれにしても、この作品のヒロインたちが抱えた孤独感や絶望感をプレイヤーに伝えきれてない…そんなふうに思えます(もちろん全てではないですが)。

 (あおきゆいな)
 さてONE2ですが、細かいことは、いずれアップする予定の本評論を見ていただくとして、部分部分の描写力はあるのに、なんだか終わった後に綺麗さっぱり忘れてしまうシナリオがネックでしたね〜。
 彼女らが消えてしまうのは、「消え入りたいような想い」からホントに消えちゃったって感じがするのが3名ほどいました。
 便利な人達だ。
 そうなると、ホー○レスの方々は、「消えたい」とか思ってませんから、大丈夫でしょう。とか危険なこと書いてますね、鷹羽ったら。
 
 もうちょい盛り上がりの欲しいゲームでした。

 (鷹羽飛鳥)

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