『仮面ライダークウガ』
EPISODE31応戦

(Story)
 39号(ゴ・ガメゴ・レ:カメ種怪人)を倒した赤いクウガの金色の力は、半径3kmの爆発を起こし、10万7,000枚の窓ガラスを割り、更に列車の架線を切断して復旧に数日かかるなどの大規模な被害を与えたが、奇跡的に人的被害は出さずに済んでいた。
 しかし、マスコミは4号が強化していることの弊害と捕らえ、4号を特別視した警察にも責任があるのではないかと糾弾し始めた。
 桜井は、そんなマスコミに憤りながらも、一条に対し、自分達にも4号を紹介して欲しいと頼む。
 
 一方、忙しい合間を縫ってポレポレの手伝いをするようになっていた桜子は、雄介に“金色の力が出たのは雄介自身の意志によるものなのか”と尋ねていた。
 そうだと答える雄介に対し、桜子が何かを言いかけた時、一条から41号出現の連絡が入り、雄介はトライチェイサーで現場に急行する。
 その頃、41号(ゴ・バダー・バ:バッタ種怪人)は、7人目の犠牲者を出していた…。
 
 
(傾向と対策)
 再び総集編。
 前回の爆発の規模が、とんでもなく大きいことに呆れてしまった。
 みのりは、怪我人が出なかったことは一条達のお陰だと言っていたが、そうすると一条は、雄介が39号をどこに連れて行くつもりか計算した上で、住民を避難させたわけ?
 爆発の規模がとんでもなくでかいことを想定して、かなりの広さのある安全そうな場所の見当を付けて、その付近の住民を避難させたって…?
 うっそだぁ
 
 それにしても、桜井は4号の正体について一条に真面目に訊いていたのに、「人間体か…」と笑っている一条は、ちょっといぢわる。
 4号が人間に友好的な未確認生命体ってスタンスの、桜井の理解の仕方はなかなかいい。
 「やっぱり普段は人間体があるんですか」って…、一条がしょっちゅう民間人と連れ立っているところは、目撃されてないんだろうか?
 
 そんでもってバダーが41号ってことは、また40号が飛ばされたわけだけど、やっぱ40号はゴ・ジイノ・ダ(イノシシ種怪人:てれびくんの全プレビデオに登場する怪人)しかいないわな。
 なんか、位置的に中途半端な気もするけど…。
 どういうオチになってるんだろ? 40号との戦い…。
 
 さて、それで41号のルールは、ほとんど日本語で言ってたから判るだろうけど、「7時間以内に、99人のバイク乗りを、バイクから引きずりおろして轢き殺す」というものだ。
 目標数が2桁なんて、なんだか久しぶり。
 それにしても、出陣しようとする41号のバイクを整備していたらしいザジオ(ヌ・ザジオ・レ:サンショウウオ種怪人?)がのっそりと身体をどかしながら、「いいよう、とっても」とニマリと笑いながら言う辺り、両生類っぽいというか、雰囲気出てるなぁ。
 
 さて今回の見所は、連日の徹夜にもかかわらず、雄介がいつポレポレを抜けてもいいように、毎朝手伝いに来るようになった桜子だろう。
 前回椿に「じゃあ、みんなで頑張らなきゃってことですね」とか言っていたけど、取り敢えずこういう形で頑張ることにしたらしい。
 「徹夜なのに勢いいいねぇ」と言う雄介に「若いから」とか笑ってたけど、きっと栄養ドリンクの本数増えてるんだろうなぁ。
 身体壊すぞ、今に。
 雄介が命削って頑張ってるんだから、少しくらい無理しても助けたいという思いの現れだろう。
 当然みのりもそのために手伝いに来ているわけだがら、深い事情は知らないながらも、彼女なりに兄を助けたいと思っているはずだ。
 
 あと、新星新聞と日宣新聞ね。
 朝日系列だから、その辺引っ掛けるかと思ったら、全くのオリジナルなんだ?
 それとも、鷹羽が知らないだけで、ちゃんと元ネタあるのかな?


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