『仮面ライダークウガ』
EPISODE11
約束
(Story)
小学校の教師・神崎昭二は、最近子供や親の考えていることが判らなくなっていた。
自分に何が出来るのか…、教師を続けていくことに自信を失い、身辺整理を始めた神崎は、昔の教え子の卒業記念品の中で、「先生の言葉に大かんどう!」「ぜったい約束はたします」「2000年3月25日教室で見てください」などの文字を見付けた。
そんな約束などした覚えがない神崎は、ふと思い立って、立花小学校に行ってみることにした。
一方、雄介は「すっごく大事な人」神崎先生に会うために勇んで出掛けていったが、茨城県に第22号(サイ種怪人)が現れたため、桜子に代わりに行ってくれるよう頼み、現場に急行する。
第22号人間体の犯行現場に到着した雄介は、変身する間もなく猛攻にさらされるも隙を突いて変身。
同じく変身した第22号と戦う。
(傾向と対策)
まるでデートにでも出掛けるかのように、ウキウキしている雄介が微笑ましい。
そしてまた、当たり前のようにクウガとしての戦いを最優先するところも雄介らしい。
雄介からピンチヒッターの依頼が来たとき、桜子はデータの整理をしていたが、モニターに映っていたのはクウガの4タイプの説明文(公式HPで発表されているのと同じもの)だった。
桜子は、この4タイプの解読結果をまとめてご満悦だった。
また、長野に行ったジャンの手伝いを夏目実加がやっていることにも触れているが、実加の家出の原因を作ったのはジャンなのに、よくもまあ和解できたもんだ。
第22号との戦いは、いつものようにトライチェイサーで体当たりをした後、バイクを降りてヘルメットを取って変身するはずが、タフな第22号があっという間に立ち直って向かってきたもんだから、その暇もなく散々ド突き回されてしまった。
あれで死なない雄介も相当タフだ。
ちなみに、雄介が来るかどうか不安がっていた神崎先生のお茶には、きっちり茶柱が立っていた。