2004年 真夏・灼熱の関東オフ会! レポート その1
後藤夕貴
更新日:2004年10月25日
 2004年8月20日金曜日から22日日曜日まで、東京・御茶ノ水にて「九拾八式工房」のオフ会を開催いたしました。

 昨年の「関西オフ会」に続き、二回目となった大規模オフ会。
 今回も、数回に分けてアフターレポートをしてみたいと思います。
 

 まずは、今回参加していただけたお客様各位に、厚くお礼を申し上げます。 



2004年4月〜5月  なぜ東京開催なのか?!


 さて、話はいきなり「関西オフ会」にまで遡ります。

 2003年8月22日〜24日にかけて行われた「関西オフ会」は、当サイト初の「泊りがけ合宿オフ」という企画で行われました。
 こちらの開催経緯は、リンク先のレポートを参照していただきたいところですが、このオフ会の最中、すでに次の大規模オフ会開催の要望が、お客様から出ていました。
 もちろん、筆者をはじめとするスタッフも大変乗り気で話をしておりましたが、元々関東圏が行動の中心地となっている赤城山AMUSE…「九拾八式工房」。
 もし次が開催できるなら、なんとか東京で行い、今回参加できなかったお客様を迎え入れてみたいという望みが、私達の中にありました。

 つまり、一年前の時点で、すでに「開催決定」告知されていたようなものなんですね(笑)。


 で、時は流れ、2004年4月に入りました。
 昨年は、この時期にオフ会開催の告知を出し、参加者様各位のご意見を受けて開催時期などを決定していきました。
 今回も、それと同じ手順を踏もうと思った…のですが。

 なにせ、関東はホームグラウンド。
 遠すぎて、状況が何も見えない大阪と違い、あらゆる情報がすぐにわかるわけです。
 そのため、ちょっとゆとりを多く見積もりすぎてしまい、また開催まで四ヶ月もあるという事で、参加希望者様からの反応もほとんどありませんでした。

 一時期は、あまりに反応がなかったため、「ひょっとして今年はオフ会無理なんじゃないの?」という声すら出たくらいです。
 ですが、告知とほぼ同時に参加表明をくださった常連の方々もおりましたので、なんとしても形にせねば! という意思はありました。
 そして、ここから様々な苦労を経て開催へと導いていくわけなのですが……

 それらは、今回は割愛(笑)。

 というのも、実はこの時期、スタッフ間ではサイト運営の新展開について様々な意見が交わされておりまして、とてもオフ会に専念するゆとりがなかったという現実もあったんです。


 そんな状況で、まず筆者がやった事は、オフ会会場の選択でした。

 「関東オフやるぞ、おーっ」と張り切ってはみたものの、関東って広いです。
 どの場所を会場に選ぶかによって、オフ会そのものの印象がガラリと変わってしまいます。
 前回は、筆者がかつて馴染んでいた土地という事から大阪・梅田近郊を選択させていただいたのですが、それも、私自身が各所をご案内できるからという利点があったためでした。
 ご当地に住んでおられる方はピンと来ないかもしれませんが、関東方面在住者にとって、大阪の町というのは全体がアミューズメントプレイスみたいなものでして。
 どこへ行っても、必ずそこに楽しめる物や場所があるという、嬉しい所なのです。
 ですから、大阪のすべてをしゃぶり尽くす! などというとてつもない野望でも抱かない限り、ある特定エリア内を適度に行き来すれば、それだけで充分楽しんで来られる訳です。
 また、大して大きく移動する必要もなく、色々楽しめるというのも嬉しかったものです。


 ところが、東京ってのはそうはいかない場所です。


 楽しむべきポイントがバラバラに散らばっている上、一箇所で楽しめる事にも限界があるため、色々と遊びたい場合は、時間と交通費をかけていちいち移動していかなくてはなりません。
 あるお店で食事をして、その後別な場所で遊ぶにしても、わざわざ何十分もかけて動く必要があるので、大変非効率です。
 そのため、「ここに行けばそんなに動かなくても楽しめる」という場所を選択する必要性に駆られてしまいました。

 また、場所が決まっても、そこに「合宿先」として相応しい施設があるかどうかも、調べなければなりません。
 イベント的にいい場所を選んでも、周囲に宿泊費の高いホテルしかなかったら意味なしです。
 以上の事から、いきなり大難関にぶち当たってしまいました。

 果たして、どこにすればいいのか?
 どこにすれば、安く楽しめるのか?

 ここからは、東京の土地に詳しい人間との相談の繰り返しです。
 結局、「前回宿泊した施設の費用に、なるべく近い宿があり」「その近くに面白そうなスポットがある場所」という条件で検索する事に。


 約一ヶ月以上にわたる調査により、ようやく選定された候補地は…二箇所

 一箇所目は、上野・浅草方面。

 もう一箇所は、御茶ノ水方面。

 前者ならば、古い東京の町並や下町風情が堪能出来、後者なら、東京ドームシティアトラクションズ(旧・後楽園ゆうえんち)等様々なポイントにアクセスできます。
 宿泊費用見込みも、だいたい双方同じくらい。


 6月に入り、そろそろ結論を出さなければならない時期にさしかかりました。



 → 続く
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