欲しいものあれこれ
鷹羽飛鳥
更新日:2004年10月17日
 以前にも書いたことがあるような気がしますが、鷹羽は作中に登場する小道具が大好きです。

 例を挙げれば、『科学忍者隊ガッチャマン』のブレスレットなんかがそうです。
 これは、腕時計の文字盤部分が黄色い五角形になっているような形状で、「バード、ゴー!」の掛け声で健達がバードスタイルに変化するという変身ブレスの元祖とも言える存在です。
 この変身システムにはちゃんと設定があって、健達が普段着ている服は、靴なども含めて特製品であり、特定の波長の電磁波を当てることで形状がバードスタイルのスーツに変化するのです。
 作中で、白鳥のジュンの短靴がむくむくとオーバーニーのブーツに変形していくシーンまであります。
 また、別の波長の電磁波を当てると元の形状に戻るため、この秘密に気付いたギャラクターが科学忍者隊に電磁波銃を撃ちまくるという展開が何度もありました。
 ラストの方では、とうとうコンドルのジョーの正体がバレてしまい、ジョーが私生活で闇討ちされたりしています。

 このブレスレットは通信機としても使用されており、五角形の部分をコツコツと叩き続けるとバードスクランブルという非常信号を発してその居場所を仲間に教えるという機能も持っています。
 最終回では、ジョーのブレスレットからのバードスクランブルにより、健達がギャラクターの基地に駆けつけています。


 そこで本題なんですが、このブレスレット、時計として作れないかなぁって思うんですよね。

 スウォッチのスキンシリーズという超薄型時計とほぼ同サイズですし、デジタル時計なら、作中と外見の変わらない物が作れるでしょう。
 できれば、表示部を保護色の黄色にして、ボタンを押した後数秒間だけ時刻が見えるような表示形式にしてほしいかな、と。
 これで、アラームの際に、バードスクランブルの表示と音が出るようにしてくれれば万々歳です。
 …さすがに自分では作れっこないので、物好きなメーカーの出現を待つしかありません。


 こういった無茶なもののほかにも、ちょっとしたアイテムが欲しくなることは多々あります。
 『カードキャプターさくら』に登場する星の鍵なんかもそうです。
 これは、さくらが魔法(クロウカード)を使うときの杖を小さくした状態で、さくらはこれをペンダントにして持ち歩いています。
 とても可愛いので、実物大が欲しいな〜とか思っていたら、ほぼ実物大のものがクレーンゲーム系の景品として出ていました。
 今、これは鷹羽のアパートの鍵のキーホルダーとして使用しています。
 一応鍵のような形をしているので、“鍵型のキーホルダー”というシャレになるわけです。

 ほかにも、『To Heart』のくまのシャーペンやくまのぬいぐるみなんかも、いまだに欲しかったりします。
 シャーペンは、リーフアミューズメントCD『初音のないしょ』の初回特典として付いていましたが、作中に登場した物とは太さや長さが全然違うので、鷹羽的には不満です。
 やはりこういうのは、作中に登場するのと同じような大きさでないとつまらないですから。
 鷹羽の場合、この手のアイテムが登場する作品がアニメ化されたりするたびに、アニメイト辺りで発売してくれないかな〜と期待するわけですが、くまのぬいぐるみはとうとう発売されませんでした。
 どこかの同人サークルが出していたという噂も聞きますが、新潟では見掛けませんでしたねぇ…。

 最近のネタでは、『君が望む永遠』に登場する“取っ手がイルカの形のマグカップ”が欲しかったりします。
 「既に最近ではない」という突っ込みはなしです。
 この作品もアニメ化されたので、早速アニメイトのHPを除いたのですが、発売されていませんでした。
 水族館や海辺の土産屋などを覗いてみても、やはりありません。
 特殊な形状だけに、プリントや一部に彫り込みを入れるのとは違い、独自に型というか原型を起こさなければならず、手間が掛かるわけですね。
 ただ、小物屋さんなどに行くと、取っ手の部分がバナナの形をしているマグカップなんかもありますから、イルカだってあってもよさそうなものです。


 ほかにも、ケータイの着ボイスとして、『蒼き流星SPTレイズナー』のコンピューター:レイ(原えりこ氏)による「インフォメーションメッセージ!」を使いたいとか思っています。
 メールがきたときに「インフォメーションメッセージ」とか言ったら楽しいなぁ、なんて思うわけです。
 あと、『人造人間キカイダー』のギルの笛の音(ジローが聞くと苦しむ曲)を嫌な上司からの着メロにするとか。
 WAVファイルを着ボイスに変換するソフトなんかもありますけど、古い番組だと、綺麗な元音声を用意するのが大変ですから、東映やサンライズで配信してくれないかなぁ…。


 もちろん、これらは、一般人の前でもさほど違和感を感じさせないというのがポイントです。

 え? ガッチャマンのブレスレットはどう見ても変だろうって?
 いえいえ、知らない人には“ちょっと変わった腕時計”ですみますよ、きっと♪ 


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