第181回 ■ トランスフォーマー ワイルドキング
「WKWM-01エナジーマスター レクスブレイド+シルヴァーテイル ワイルドッキングセット」

2026年7月8日 更新

 

 2026年6月下旬、THE合体「ペガサスセイバー」発売!
 となると、玩具者なら当然真っ先にレビューしなきゃあ! となるところですが……残念! 今回はTFでしたぁ! 
 ペガサスセイバー時間がかかり過ぎるからもうちょっと待ってね♪

 ってことで、今回はペガちゃんと同じくらいの時期に発売されて話題になった「レクスブレイド」の方を先に取り扱います。
 うちでは珍しいトランスフォーマーの、しかも新商品!
 非常に話題性の高いものなので、色々細かく見て行きたいと思います。

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■ トランスフォーマー ワイルドキング
 「WKWM-01エナジーマスター レクスブレイド+シルヴァーテイル ワイルドッキングセット」

 

 メーカー:TAKARATOMY
 発売日:2026年6月27日
 価格:9,900円 (税込)

 レクスブレイドと「WKWB-01 エナジービースト シルヴァーテイル」のセット商品。
 シルヴァーテイルは単品販売もあり、そちらは税込2,750円。
 レクスブレイドの単独商品は、税込7,370円。
 セット版の方が、バラで購入するよりちょっぴりお得。

 初回特典として、劇中でも必殺技使用時に出て来る“金ラメ成形色のレクスカリバー(スペシャルカラーVer.)”が付属しましたが、どうやらあっさりなくなってしまったようです。

 

 レクスブレイド。
 2026年5月20日からネット配信されているショートアニメ番組「トランスフォーマーワイルドキングW」の主人公。
 かつてワールドドラグナスと闘ったとされる勇者。
 記憶喪失の状態で水晶の中にシルヴァーテイルと共に封印されていたが、ある日「エレメントシャッフル」という現象と共に突然封印が解け、シルヴァーテイルを含むかつての仲間・セブンスピアーズと闘うことになる。

 ロボット形態、ビースト(ティラノサウルス)形態、ビークル形態と三つの姿を持ち、「レクスカリバー」という大剣型の武器を持つ。
 記憶を取り戻した後はシルヴァーテイルから主扱いされ、彼とワイルドッキングして「Wアクアレクスブレイド」になることが可能。

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■ ロボットモード:

 

 さて、レクスブレイドです。
 前作「〜ワイルドキング」の登場キャラクターとは一線を画すデザインとギミックで注目を集めた存在です。
 現在巷でちょっとしたブームになっている、韓国製変型合体ロボ玩具に似た方向性のデザインということもあって、中には韓国製品と勘違いしていた人もいたようです(かくいう筆者もその一人)。

 

 ロボットからビースト(恐竜)、ビークル形態と三段変型するのが特徴ですが、その中でも特に「ビークルモード時のタイヤが直接腕と肩に変型する」という、これまで見られなかったトリッキーなギミックが更なる注目を集め、発売前から大きな関心を集めていました。

 また前作「ワイルドキング」の商品とジョイントが共通ということもあり、前作のTF(エナジービースト等)を集めていた人も引き続き楽しめるというのも、重要なポイントになっています。

 

 まずはロボットモードから。
 商品は、この形態で梱包されています。

 フロントビュ―。
 全高約21.5センチ、最大全幅約13.5センチ、重量約307グラム(レクスカリバーなし状態)。

  

 サイドビュー。
 肩のタイヤの下三分の一くらいが腕を構成しているのがわかると思います。

 

 バックビュー。
 タイヤの占有率の意外な高さ。

 

 頭部アップ。
 なんとなぁくコンボイ風味を感じなくもない、それでいてちゃんとオリジナリティも覚えさせるイケメンフェイス。
 首の可動部はボールジョイントで、360度横回転、多少の俯きと見上げが可能。
 また、変型時の可動部を利用すれば更に深い俯きが可能です。

 

 肩の可動。
 変型の都合、両肩の前後スイングはかなり幅広く行えます。
 上腕には回転ロールもあり、約270度くらい回転が可能です。
 途中で引っ掛かるため、360度回転は出来ません。

 

 一方で腕を上げるのはあまり得意ではなく、真正面より上には上げられません。
 また後方へのスイングはほぼ完全に不可能です。

  

 最大の注目ポイント・腕の収納ギミック。
 上腕・前腕・手首の全てが肩のタイヤ内に収納出来てしまうという驚異の構造!
 しかもロック機構もあるのでタイヤの空転を防いだり、また腕を収納した状態のタイヤを回転させることも出来ます。
 これはネット上各所で大勢の人が驚いたギミックで、まさかこんな奇抜なアイデアを盛り込むとは! と筆者もびっくりしました。

 

 ロック機構の位置はここ。
 タイヤにある、黄色い四角で囲われた部分に凹ジョイントがあり、矢印で指した凸ジョイントを差し込むことでロックされます(凸ジョイントの根本は可動します)。
 当然、右肩部分も同様の構造です。

 

 肩は上方へ引き上げることも出来ます。
 ただし、腕そのものを(肩の位置を維持したまま)横に上げることは出来ません。
 まあ、タイヤへの収納ギミックを考慮すれば仕方のないことなんですけどね。

 

 腰の回転も可能。
 この形態ではパーツ干渉が起きるためフル回転は出来ず画像くらいが限度ですが、干渉さえ避ければ360度回転出来ます。

 

 更に腰部の前屈もここまで可能。
 この辺りは変型の過程で用いられる可動部の影響もあるのですが、かなり広く動かせるので重宝します。

 

 股関節の可動は、これまた変型の都合でかなり広いです。
 ただし最初はかなり固く、筆者は当初脚が動かせない? と思ったくらいです。
 ある程度動かせば徐々にやりやすくはなりますが、これは変型後の姿勢保持も兼ねての固さなのかなあと思ったり。

 

 横方向へは、これくらいまで開けます。
 足首の可動及び接地性もなかなかですが、残念ながら前後可動は出来ません。

 

 なんと余裕で膝立ちも出来ちゃいます。
 その際、爪先も曲げられるのがポイント高いですね。

  

 さてここで、本商品の問題に触れておきます。
 実はレクスブレイドの腕と足首は、ワイルドッキングの都合取り外しが可能なのですが、その接続があまりにも弱くしょっちゅうポロリしてしまいます
 これは本当に酷いもので、腕などはポージングを取らせようと触っただけで外れます。
 足首も同様で、あまりの緩さに前後可動が出来るんじゃないか? と錯覚しがちな程です。

 

 そしてこの接続力の甘さは、当然ワイルドッキング時にも影響します。
 よくよく考えてみれば、各関節の渋みに対してジョイント軸の長さが短すぎる気がします。
 更に腕の収納ギミックが災いし、上腕の付け根がタイヤの中に入り込みやすいせいで外れた腕を付け直すのも困難です。
 いったい、なんでこんなゆるゆる極まりない構造なのかと苛立ちすら覚えますが、どうも前作「ワイルドキング」関連玩具とのプレイバリューも維持しようと試みた結果っぽいんですよね。

 まあ、その辺いかにもタカラトミーっぽい考え方な気もしますが、そんな事よりまず遊びやすさを優先しろよと言いたいものです。

 

 腕の再接続の難易度を和らげるための一応の対策として、腕のロール軸を若干斜めにしておくという手段があります。
 こうすることで、タイヤの中へ潜り込もうとする動きにストッパーをかけられるわけです。
 ただ、腕を外した状態でこれをやろうとすると結構固く、子供には少々厳しくね? と思えます。
 また、これをやっても結局保持力そのものは向上しないので、ポロリ問題は継続します。

 ホントにもう。

 

 レクスカリバー。
 全長約16.6センチ、最大幅約5.8センチ、重量約14グラム。
 レクスブレイドと比較するとこんな感じで、かなり大きく迫力があります。
 背面にマウント可能で、変型時にはビーストモードの尾を構成します。
 当然手に持たせることも出来る訳ですが、その際は向きが決められている為、手の中で回転させたり向きを変更することは出来ません。

 また、持たせようとすると腕が外れがちです。
 ホントにもう!

 

 同梱のシルヴァーテイルとの比較。
 かなりのサイズ差ですが、作中だと変型後のサイズがだいたい同じくらいなんですよね。

 

 最近別途購入した、「トランスフォーマー コラボラティブ ホットウィール ツインミル」との比較。
 ツインミルの大きさは約12.5センチで、1/12フィギュアより2センチ前後小さいくらいです。

 

 ここからは変型です。
 まずはビーストモードへ。

 

 まず、頭部を前方に倒します。

 

 先の通り、腕をタイヤの中に収納します。

 

 腹部のロックを外し、上体を引き上げます。
 ロックの外し方は、ただ持ち上げるだけ。
 ちょっと固いけど、ある程度以上の力で問題なく外せます。

 

 バックパックの下部にある凸ジョイントと、下半身後部にある凹ジョイントを繋げます。
 レクスブレイド基準だと、背骨がボッキリ折れるくらい後方に倒す形になります。

 

 両脚を前に回します。

 

 膝を曲げ、頭部が正面を向くように角度を調整します。

 

 上体のタイヤを後方に寄せます。

 

 レクスカリバーを接続して尾を形成します。
 接続は、斜めに伸びている凸ジョイントをレクスブレイドの股下に位置する凹ジョイントで行います。
 レクスカリバーのグリップ部分を差し込むのではない点が面白いですね。

 

 両手を前方に伸ばして変型完了。
 レクスブレイド・ビーストモード!
 背中のタイヤが、めっちゃカッコいい♪

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■ ビーストモード:

 

 レクスブレイド・ビーストモード。
 姿勢の低い、近年の解釈によるティラノサウルススタイル。
 なかなか力強いスタイルで、スカスカ感もなくいい感じにマッシブです。

 

 レクスカリバーの尾の長さも手伝って、全体のボリュームはロボットモードより大きくなって迫力満点です。

 

 脚部や首関節の可動範囲の広さもあって、この形態でもかなり自由なポージングが楽しめます。

 

 レクスブレイドは、これより前に発売された韓国製品「レックスカイザー」に何処となく似ている部分(というか雰囲気?)があり、そのせいで一時期は海外製品だと勘違いしている人もおられた様です。
 でも確かに、そういう雰囲気は感じられる気がしますねぇ。
 具体的に何処が、というものではないのですけど。

 

 ビーストモード・フロントビュ―。
 姿勢によって若干前後しますが、全高約17センチ、最大全幅約12.3センチ、全長約30.5センチ。

  

 サイドビュー。
 尾のせいでかなり長くなっています。
 この形態だと、かなり飾る場所が限られそうw

 

 バックビュー。
 この角度だと、30センチ越えの全長とは思えないくらいシンプルですね。

  

 脚部関節と腹部関節を調整することで、低姿勢レックスからゴジラ型の旧タイプ体型に変化させることも可能。
 言うまでもなく、これはオフィシャルではないのですが、案外違和感がないのが素敵です。
 恐竜はやっぱこっちの形態じゃなければ! という、足音が聞こえないか遥かな大地を踏み締めてなタイプの人にオススメです。

 ラッパピーヤ

  

 ふと思って何となくやってみたのですが、そうやら無改造で1/12サイズの可動フィギュアを搭乗させることが出来るようです。
 「人生に玩具あり小劇場」で活躍? している駄女神アクアを乗せてみたら、こんなに親和性が高く!
 しかも、安定性まで高いんだからとんでもないことです。

 ただ、一応パーツの擦れには注意したいところですね。

 

 次の変型です。
 まずレクスカリバーを取り外します。

 

 顎下に接続していたヘッドギアパーツを取り外します。
 これは後で別な場所に再接続します。

 

 両膝をまっすぐにして、脚全体を後方に真っ直ぐ伸ばします。

 

 ちょっと姿勢を変えます(撮影の都合です)。

 バックパックと腰のジョイントを外し、胴体を伸ばします。

 

 下半身を180度回転させます。

 

 膝を曲げます。

 

 またちょっと角度を変えて。
 膝アーマーを折り畳みます。

 

 タイヤに被るように合わせられていたツメ状のパーツを起こします。

 

 両足のツメを折り畳みます。

 

 ビーストモードの手を折り畳みます。
 更に、肩のタイヤを並行に戻します。

 

 脚部を前方に向けて一杯まで倒します。

 

 前輪(肩)を、それぞれ内側に寄せて幅を縮めます。

 

 脚部と胴体をジョイントして一体化させます。
 具体的には、バックパックと腰部を両脚で挟み込むようにします。
 画像の丸で囲ったジョイント部同士と、四角で囲ったジョイント同士を組み合わせます。

 

 ジョイント部を別角度で。
 バックパックから出ているジョイントは、膝横の丸型凹ジョイントに差し込み、腰部側面から飛び出ている「T」字型のジョイントを脚の内側にある同形状の凹ジョイントに差し込む形式です。
 ただこの時の接続が若干面倒で、上手く行く時はスルッと決まるのですが、ちょっとでも他の部位がずれていると上手く嵌らず張力で弾き出されます。

 これ、バックパック側のジョイント接続だけで良かったんじゃないかなあ?

 

 前輪をロックしているパーツを引き上げ、解除します。

 

 バックパックに、レクスカリバーをジョイントさせます。
 接続するのは、今回もグリップではなく斜めになっている方です。

 

 レクスカリバーの柄に、最初に取り外しておいたヘッドギアを接続して、ビークルモード完成!
 ああ、トレッドパターンが粗めのぶっといタイヤとホイールのバランスが素敵♪

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■ ビークルモード:

 

 レクスブレイド・ビークルモード。
 特定のモチーフを持たない、独自スタイルのマシンに変型します。

 

 先でも書いたように、この形態になると突然小型化するようで、一話では後述のシルヴァーテイルのビーストモードとだいたい同じくらいのサイズで描かれていました(そしてビーストモードになるとまた巨大化)。
 でもまあ、そこに突っ込むのは野暮かもしれませんが。

 

 基本的に何かを搭乗させる前提のデザインではないため、コクピットに相当する部分が一切存在しないのも特徴です。

 

 全長は約24.6センチ、最大幅約10.5センチ、最大全高約10.8センチ。

 

 フロントビュ―。
 ヘッドギアがなくなって、スッキリした恐竜フェイスと太いタイヤのミスマッチ感がなかなかおいしげです。

  

 サイドビュー。
 内輪差がかなり短いことがわかります。

 

 バックビュー。
 足の裏が面積の大半を占めます。
 肉抜き穴が目立つ目立つ。

 

 せめてこの、テールランプにも見て取れるようなモールドが欲しかった気分。

 

 先程「搭乗を前提としていない」と書きましたが、実はちょっと弄ることでシルヴァーテイル等を搭乗させることが可能になります。
 ビークルモードへの変型過程で、バックパックの向きを前後逆にします。
 当然レクスカリバーも外す必要があります。

 

 こうすることで、バックパックが背もたれのようになり、シルヴァーテイル等を乗せるスペースが生まれます。
 とはいえ、本当に乗っけてるだけできっちりしたライディングポーズは取れないのですけど。

  

 それなら、もう少し関節の自由度が高いだろう1/12可動フィギュアならどうか? と思い立ち、またもアクアを乗せてみたら、これが気味悪いくらいジャストフィット!
 スカートパーツの干渉で少々お尻は浮くものの、脚の入るスペースもしっかり確保出来て違和感が仕事してくれません。
 レクスカリバーとヘッドギアは、本体横にマウントさせることも出来ます。

 

 以上、レクスブレイド及び各種形態についてでした。

 以降はお供について触れて参ります。

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■ シルヴァーテイル:

 

 長くなったので、申し訳ないですがシルヴァーテイルはざっと触れる程度に紹介して行きます。

 レクスブレイドは、単独商品とこれのセット版の二種類の販売形式があります(2026年7月現在)。
 こちらはエナジービーストで、レクスブレイドの従者的存在(らしい?)。
 狼形態への変型と、レクスブレイドとの合体「ワイルドッキング」が可能。

 

 まずはビーストモード。
 作中では、本物の狼というよりは“狼型ロボット”という感じで描写されています。
 白い部分は、作中だと綺麗な銀色。

 

 エナジービーストはこの他にも七体のエナジービースト(そのうち四体が前作からの継続出演)が存在しますが、いずれも基本的な構造は同じで、オプションパーツや変型のさせ方で区別をつけています。

  

 作中でも披露した、自身の尾の「剣」を咥えて攻撃するスタイルを再現可能。
 口を開くことで、武器を固定するジョイントが露出します。

 

 フロントビュ―&バックビュー。

 

 サイドビュー。
 全長約13.8センチ、最大全幅約3.7センチ、全高約6センチ、重量約45グラム。

 

 それでは、ビーストモードからロボットモードへの変型。

 

 まず頭部、尾、背中にくっつけていた青色の「アクアエナジーパーツ」を取り外します。

 

 後ろ脚から腰にかけてを伸ばし、立たせます。

 

 腰を180度回転させます。

 

 前脚部分を、肩ごと左右に展開します。

 

 腕を下ろし、肘から下を90度回転させます。

 

 背中のハッチを開き、内部に折り込まれていた頭部を露出させます。

 

 背中のハッチを閉じ、右肩に狼頭部、胸にアクアエナジーパーツ、右手に尾(剣)を持たせて変型完了です。
 こちらがフロントビュ―。

  

 サイドビュー。
 虚ろな狼の目が哀愁を感じさせます。

 

 バックビュー。
 ロボットモードの全高は約10.9センチ、最大全幅約8.5センチ。

 

 続けてワイルドッキングです。
 またまた狼東部、剣(尾)、アクアエナジーパーツを取り外します。
 頭部も、背中ハッチを開いて収納します。

 

 先と逆のプロセスで、肩を閉じてビーストモード時の前脚を形成します。

 

 腰は回さず、そのままの状態で膝を曲げ、背面に後ろ脚が来るようにします。
 踵部分は胸部下にジョイント出来るようになっていますので、ここで固定が利きます。

 これで合体準備完了。

 

 レクスブレイドの右腕を取り外し、肩のジョイントに本体を接続させます。
 狼頭部をレクスブレイドの右肩に接続し、恐竜ヘッドの脇を展開。
 アクアエナジーパーツを右胸上部のジョイントに。
 シルヴァーテイルのボディが形成した新しい手に、レクスカリバーと剣(尾)を同時に持たせ、最後にヘッドギアを頭部に接続すれば完成。

 

 これが、本商品で再現出来るワイルドッキング。
 作中でも、一話にて披露しています。

 なお、この形態になると肘関節の可動はなくなります。

 

 これまで全然使っていなかったヘッドギアが、ここでようやく本来の用途に使われます。
 まあ、別に最初から着けても全然問題はないんですけどね。
 最小限の変化ではあるものの、強化形態であるという印象が強まっていい感じです。

 しかしやっぱり、右腕だけ強化というのはちと寂しい、という方は、別売りのエナジービーストシリーズを購入することでどんどんごっつくパワーアップさせられます。

 

 ちなみに、ワイルドッキングをしている最中は右腕が余剰になってしまいますが、このように踵部分にマウントしておくことが出来ます。

 

 当然、シルヴァーテイルは左側にも合体可能です。

 

 腕だけでなく、脚にも合体可能。
 レクスブレイドの足首を一旦取り外し、膝との合間に差し込む感じで合体させます。
 ……が、このセットだと脚の長さに差が出てしまうので、やるなら最低あと一体エナジービーストを購入しなければなりませんね。

 

 以上、「WKWM-01エナジーマスター レクスブレイド+シルヴァーテイル ワイルドッキングセット」でした!

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【総括】

 あまりトランスフォーマー系玩具を買わず、しかも本来は生物変型系玩具があまり好きじゃないタイプの筆者でも、初見で欲しいと思わされるくらいのインパクトと、その期待に充分過ぎる程応えてくれる出来栄えを誇る、素晴らしい商品だと思います。

 複雑と簡単の、丁度いい塩梅を狙った変型ギミックと、そこに加えて「タイヤから腕が生える」という過去になかった驚愕のアイデアも素晴らしく、その上で他のTFとの合体によりスタイルが更に向上するという盛りだくさんなシステムは高い注目度を集めました。
 現に、これを書いている7月初旬現在に於いて、タカラトミーモールをはじめ各所で売り切れが続出しており、また実店舗でも品薄になっています。
 まあこの辺は、一応現行商品なので再生産は随時かかっていくものと思われますが、とにかくそれだけ注目と話題、関心を集めたということで、さもありなんと感じています。

 ロボットモード・ビーストモードの完成度が高すぎる都合、ビークルモードに多少のしわ寄せが行ってはいますが、そのビークル自体が既存の物を模したものではなくオリジナルデザインであるという事が幸いして、特段大きな破綻にはなっていない点も見逃せません。
 また、1/12サイズフィギュアを乗せて遊べるという想定外なプレイバリューも発見されたことで、SNS上でも独自の遊び方が模索されている点も好印象です。

 個人的には、ハイエイジトイではない商品でここまでSNS上で話題を醸したものは近年そうそうなかったんじゃないかな? と思わされるくらいです。
 まあこの辺は、普段触れてるジャンルやカテゴリで変化するものなんで、あまり強くは言いませんけど。

 

 ただし、品質が良くないという看過出来ない欠点も存在します。

 前述の通り、腕部や脚部のジョイントの異様な外れやすさは本商品最大の問題点で、これはプレイバリューに影響が及ぶどころか普通に弄っただけでも悪影響が出るほど深刻。
 最悪の場合、合体中に転倒なんて事態も起きかねないわけで、特に全合体した後などは安全性にも疑問を抱く余地が生じます。

 過去商品とのプレイバリューを優先した結果なのか、それとも破損回避を重視し過ぎた結果なのかは判断が難しいですが、パーマネントマットバーニッシュを用いても補強が困難なレベルというのは、さすがにどうかと思います。

 SNSの一部では、これを「対象年齢3歳以上なんだから、3歳児向けに調整しているんだよ」という、少々無理のある擁護が見られますが、長年このサイトをご拝読下さっている方々ならご存知の通り、対象年齢とは安全基準の概念であり、3歳児向けに造られているという意味ではありません
 この辺りの判断の甘さ、品質管理の杜撰さは如何ともし難く、決して褒められるものではありません。

 また一部材質上の問題も見られ、これも少々疑問を覚える点です。
 特にビークルモード時の脚部の固定などは材質の弾性に依存する固定方法だったりと、カッチリ固定出来ない&小さいジョイントが張力によって徐々に脱落していく可能性があるというのも、正直どうかと感じます。
 まあ「TFは昔からそんなもんだ」とか言われたらそこまでだし、ハイエイジトイの感覚を求められても……といった主旨の反論も出そうな感じですが、こういう細かい点は積み重なると結構ストレスが溜って行くもんなんで、きっちりしておくに越したことはないポイントなんですよね。

 そう言った見地からも、本商品「レクスブレイド」の最終評価は、アイデアやギミックは特筆すべき素晴らしさであるものの、詰めが甘く安全性やプレイバリューに対しての考え方が相当甘い、と結論付けるしかありません。
 後は、そういった問題点をユーザーが何処まで理解して許容・対応していくかが肝要なんだと思いますが、もしリペ商品・リデコ商品が出る様なことがあるなら、その際は是非問題点の見直しを図って戴きたいを願わずにはいられません。

 せっかくの素敵な魅力を持つ商品なのに、もったいないもんねえ。

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