不確定世界の探偵紳士
 
 いやいや、やっぱりいいもんです。
 菅野ひろゆき先生、私! 貴男に一生付いていきます!!
 …って人には、悶絶モノの「剣乃節」炸裂ゲーム登場だ!
 
 1.メーカー名:digiANIME(avel)
 2.ジャンル:ADV
 3.ストーリー完成度:総合でC
 4.H度:C
 5.オススメ度:C
 6.攻略難易度:多分Bくらいでは…
 7.その他:菅野ひろゆきが好きな人(「EVE」「DESIRE」が好きな人…とは同意語ではない)、“剣乃”という名前に過敏に反応する人、彼の名前や作品で、ご飯が3杯は食べられるという人は、絶対やる価値があります。
 ただ、そうでない人には……
 
 (ストーリー)
 私立探偵・悪行双麻(あぎょうそうま)は、ちょっと変わった特性を持っている。
 それは、“あらゆる事件やトラブルが、次々に彼の元へ舞い込んでくる”というものだ。
 ちゃんとした合法探偵事務所を構えていながらも、そこへ通うと災厄が発生してしまう可能性があるため、オーナーでありながらも出社出来ず、部下に任せている程なのだ。
 とある日の早朝、突然の電話によって眠りを覚まされた双麻は、弁護士・綾木麻衣子から『ゴースト殺人事件』なるものの解決を依頼される。
 ものすごく複雑なやりとりの末、仕事を受けた双麻。
 しかし彼の悪運とも呼べる特性は、ここからさらなる事件を導き出し、双麻自身を静かに呑み込んでいく事になる。
 アイドラー認定クラスA・解決件数800件をオーバーする、凄腕探偵・悪行双麻の活躍が始まる…!
 
 
 大体の人が予想した通り、このゲームは「EVEbursterror」の影を大きく引きずっている。
 私立探偵・倉庫の様な無骨な事務所・ライセンスと愛用銃の携帯・次々に身辺に絡んでくる美女…かの“天城小次郎”と、非常に似通ったエッセンスばかりだ。
 ただ今回、私はあえて「EVE」とこの作品を比較しようとは思わない。
 理由は一つ。
 どうもシナリオライター…菅野ひろゆき氏は、思いっきり開き直って設定を構築したフシがあるからだ。
 以前、彼がシーズウェアに在籍していた時代に造り上げた傑作「EVEbursterror」は、彼が他社へ移動した後、あまりに無理解な別ライターの手によって続編を制作され、近年稀にみるダメダメADVシリーズと化してしまった。
 そんな流れを見て、本当の生みの親は、どんな感慨を抱いたのだろうか?
 自分ならばこうする…こういう風に小次郎を動かせる!
 しかし、もう彼には“天城小次郎”というキャラクターを使用したADVを制作する事は出来ないのだ。
 …ならば…という感じで登場した、新探偵ヒーロー・悪行双麻。
 これが、「EVE」シリーズに対するオマージュでなくて、何だというのだろう?
 私には、そう思えてならないのだ。
 ただし、これはあくまで私・後藤夕貴個人の勝手な連想である。
 確証が得られない以上、さらなるツッコミはいれられない…そのため、比較を避ける旨だ。
 さぁ、それじゃ行ってみようか!
 
 とにかく、あらゆる意味で不思議な作品だった。
 連続して発生する難事件、それらに関連する裏事情、解決の有無に関係なく連続発生する新事件…非常に面白いシチュエーションである。
 ヘタに主人公を複数にしたりせず、とんでもない境遇に叩き込まれた男という設定ベースを知らしめるには、最適なものであったと言える。
 事件の依頼は、アイドラーという統合組織から持ち込まれたり、双麻の特性によって導かれたものだったりと、その時の都合や事情に関係なく持ち込まれる。
 それぞれに報酬金額と達成希望日数が設定されており、期限よりも早ければ報酬は上乗せ、過ぎれば減額となるシステム。
 最終リミットは(一応)11/30となっており、丸2ヶ月の間に、計6つの依頼をクリアしなくてはならない。とはいえ、基本的には1本道シナリオだ。
 面白いのは、その時点での進行度によって、依頼される事件の順番が変わったり、エンディングに達した日数が大幅に変化する事だ。
 結末は1つとしても、その過程に様々なバリエーションが発生するという事。
 これは、双麻の特性という設定とシステムの見事な融合と言えるだろう。
 また、意外とシナリオに自由さがある。
 期限付きとはいえ、事件解決の順番は自由だし、行動補正もそれほど強くない。
 やることさえちゃんと拾っていけば、ある程度なんとかなる様になっている。
 ところどころ不条理な展開があったりはするが、まあまあ及第点と言えるだろう。
 ただし、せっかく稼いだ報酬の使い道があまりに限定されてしまっていて、面白みに欠けるというのは問題かもしれない。
 本作のCGモードは、すでに見た画像であるのに“購入しないと”CGモードで閲覧出来ない仕組みになっている。
 もちろん、ここで大量の金額を投入する訳だが、ゲームの進め方によっては報酬がかなり少なくなってしまう事もあり、結果思うようにCGが見られなくなるという弊害も生じている。
 まして、前CGをゲットした後のオマケまであるとなると、ちょっと意地が悪い。
 シナリオの都合上、エンディング後には別キャラでCGを買いに行くというのは、面白い発想だが…
 
 主人公・悪行双麻は、ちょっと面白い付加設定がある。
 自分の居場所以外にも探偵事務所を持っていたり、実はバツイチだったり…
 そういった要素も、ちゃんとシナリオに組み込まれ、単なる“性格&技能アピール”に留まらない、“環境に振り回されている”主人公というのを描いている。
 やはり、ある程度ステロタイプなところは否定出来ないが、名前の凶悪さに反して、とても魅力溢れるナイスガイだ。
 また、「剣乃節」特有のリアクションやポリシーも健在なので、その点に共感出来る人や、剣乃マニアな人にはこたえられないものがある。
 考えてみれば、小次郎とまりなの両方の要素を併せ持っている存在といえる。
 自分の元から逃げ去った元妻・あやめに対する感慨を見ていると、そんな気持ちになってくる。
 もっとも、単なる過去の苦い思い出に留めておかないところはさすが(お約束)だが…。
 ただし、これはシナリオ全体の性質のためか、イマイチすっきりした解決を迎えられない感があり、それに連動して、「見事な解決に導いた」という印象が抱けなくなってしまっている。その点がちと惜しい気がする。
 
 今回は、それぞれの事件に分けてコメントしてみたい。
 
●『ゴースト殺人事件』
 一番最初に依頼されるもので、ストーリー解説部分にあったもの。
 捜査にあたっていたランクB探偵が殺された事からこの名称となり、麻衣子はその被害者の妹であった。
 
 中国資本の闇組織“アウトフィット”の人身売買現場が、変な噂となって広まってしまったというだけの話で、基本的にはアウトフィットという組織の恐ろしさの断片を見せるだけのシナリオだろう。
 そのためか、結末はかなり無理矢理。
 人身売買される少女達がどうして幽霊に見えてしまったのかが、全く理解出来ない。
 すぐ側には監視役もいて、しかも複数の人間がその場にいるのだから、不穏な雰囲気は感じたとしても、それを幽霊と結びつけてしまう感覚を持った人達って、一体…?
 どうやら、この件は完全にメインストーリーの伏線の集合体に甘んじている感があり、評価は辛くならざるを得ない。
 
 ただ、連行された少女達が単なる奴隷としてだけでなく、バラバラにされて臓器売買の対象にもされている…というくだりで、組織の恐ろしい印象を植え付ける事は、巧く作用していると言えるだろう。
 また、依頼主の希望に添う形で終われなかったという部分に、「皮肉」というスパイスが効いてる気がする。
 
 
●『見えない夫を探索せよ』
 御沙月真裕美という女性の依頼で、新婚旅行でやってきたこの街で、夫・修一とはぐれてしまった。しかし、周囲の人々は誰もが“夫の存在”そのものを知らないという。
 果たして、御沙月修一という存在は本当に存在したのか、真裕美の妄想による産物だったのだろうか?
 
 これも、結構お粗末な結末が付いてきた。確かに意外ではあったが。
 御沙月修一という人物は架空だが、それを名乗った人物は実在するだろう…という双麻の推理は見事&お約束なのだが、結局この話も“御剣秀一”という本編全体のキーキャラクターの伏線にしかならない話であったため、終盤に近付くにつれて「アレはなんだったのよ?」って事になってしまう。
 この件から始まる“御剣秀一という人物の謎”への迫り方はいいのだが、結局秀一の正体はアイツかい! っていうのがあって、せっかくの良さを最後にブッ潰してしまっている。
 後味の悪さも、拍車を掛けているしね。
 ただ唯一ポイントが高かったのが、“御沙月修一を捜していた真裕美はロングヘア”のくだり。
 アッシュ以外にも、セントラル街の人々からも聞けるこの情報は、明らかに双麻の知る真裕美の特長と違っている。
 こういうささやかだが重要な情報をどれくらいプレイヤーが認知しているかによって、事件への注目度&推理度合いが変化してくる訳だが、こういうのはとてもいいと思う。
 
 
●『ミント御剣護衛依頼事件』
 御剣修一が、ガルシアなる協力者と共に開発した機械人形“MAY-DROID(メイドロイド)”。
 その完成体で、プロトタイプである“ミント”は、本物の人間の少女と見分けがつかないくらいに精巧なものだった。
 彼女の記憶には、組織アウトフィットを壊滅に追い込む程の情報が隠されている。
 さらに、彼女の存在を求める様々なセクションが暗躍しているため、御剣の執事・米村により、10日間の護衛任務を依頼される。
 
 行方不明だった御剣修一がやっていた事が何だったのかを知らしめるのと同時に、剣乃節特有の“訳アリ少女”登場編となる事件。
 明らかに近年のウケ要素を踏襲したメイドロイドの設定ではあるが、単なるマルチ等の焼き直しなどにはせず、菅野氏独自の感性を多量に取り入れ、非常に面白い存在となった。
 人間の脳組織…前頭葉部の移植、それによる性衝動の連動発生、それの抑制に対して発生する(人形自身の)ストレスの緩和…そういう理屈で、ミントには生殖機能が搭載されている。
 どうやら、ガルシアは本当にそういう目的意識も持たせたかったらしいのだが、なかなか興味深い設定ではある。
 なんか、マジで『To Heart』のマルチに対するオマージュに思えてならないよ。
 ミント自身も、初めの無感情から少しずつ自我を持ち始めるというのも、なんかいい感じ。『BE-YOND』のレンを彷彿とさせるものがあるね。
 ラストのHシーンにしても、まぁ結構アレはアレでいいのかもしれないし。
 少なくとも、私自身はマルチのDVDで安易に復活してしまう記憶云々よりも、よっぽど納得できたね。
 ところどころ、マルチへの当てつけとも取れる設定がチラホラしているのも、面白いし。
 
 ただ残念なのが、この事件そのものは始めと終わりに重点が集中しすぎていて、中弛みが目立つ事か。
 だって、ほとんど全部双麻とミントのラブラブ(?)生活眺めているだけなんだもん!
 もっとも、それでミントに感情移入がバリバリ出来て、その結果エンディング間際の場面で大泣き出来るならばともかく、終始無表情なためか思い入れもあまり持てず、スカしちゃうんだよね。
 ミントのキャラクターは、充分立っていたと思う。
 しかし、本来求められていたのとは違う形だったんじゃないかい?
 あたしゃ、そんな気がするのよ。
 
 そうそう。
 んで。
 結局、バイオクリスタルって何だったの…?
 俺、頭わりーから良く解らんかったよ。
 
 
●『海御寺殺人事件』
 悪徳な大富豪・海御寺が殺された。
 ただし、事件そのものはすでに半年前の事。
 だが、彼の屋敷の中には、彼の残した財宝が眠っているという。
 謎のジャーナリスト・村雨涼子の協力依頼を受け、無人の屋敷に潜入せよ。
 
 ふざけるなシナリオ
 メインシナリオとの絡みは、海御寺が御剣への出資協力者であると解っただけで、あとは「幽霊の見せた幻覚」で終わってしまった、究極ポンチなオチ。
 確かに、これまで蚊帳の外になっていた細かい情報はこのシナリオで整理出来たんだけど、依頼者・村雨涼子が“実は海御寺の娘・涼子の生き霊で、しかも実年齢よりも10歳程大人になっていました”というのは、無理を通り越してスペースファンタジー。
 高級ホテルの一室に宿泊し、大酒かっくらって泥酔して、変声機使って何度も携帯から電話してくる10代の女の子の生き霊なんて、随分スゴイ思いつきですこと。
 まったく、仮面ライダーゼクロスみたいな名前しおってからに(意味不明)。
 あ、でも幽霊とH…の事にはあえて触れません。他でもやっていそうだから。
 
 あと、屋敷の中で見た謎の映像は、本当に謎のまんま
 単なる財宝(?)の隠し場所示唆にしては、あまりに不可解なものが多い。
 天井からブラ下がっていた首吊り人間は、結局何だったのよ?
 この辺から、少しずつ『YU-NO』でも感じた不穏な臭いが漂い始めるのだが…   
 でも、ラストシーンはすごく渋いですぜ。
 
 
●『謎の情報屋エマーヤの正体を探れ』
 アッシュを通じて情報を提供してくる、正体不明の存在「エマーヤ」。
 その“警告”にも似た情報には、どんな意味が込められているのか?
 そして、奴はなぜ双麻の身辺に詳しいのだろうか?
 
 ま、事件というよりも“話のついでで解る”というもので。
 名前を英字にして、逆読みすりゃ正体は一発なんだよね。
 意外にひねりがなくて拍子抜け…
 ただ、これは正体に迫る事よりも、その過程でどんな事があったかを眺める方が重要なのだね。
 元妻・あやめとの決闘なんかは、個人的にはイケてると思う。
 だからその分、「実はずっと好きだった…」というオチにするのは、やめて欲しかった。
 それなりの理由を以て、本当に双麻の元を去り、しかるべき理由で決着を付けて欲しかったところでしょうか。
 『Phantom』だったらどうなっていたか…想像に難くないね。
 
 
●『アウトフィットへ潜入せよ』
 最終依頼。
 極秘セクション・公安第四課からの依頼で、どちらかといえば“協力要請”。
 
 先のエマーヤの件と連動しているため、これの潜入中にエマーヤは解決する。
 しかし、結局第四課の連中の手中で踊っていただけという、非常に胸くそ悪い結末にしんみり。
 また、せっかく潜入するために色々施した工作が、全部裏目に出てしまったため、「それじゃあこれまでの事はなんなんだい!?」という印象しか持てない。
 双麻の、とっさの状況判断力と適応力の高さは楽しめるのだが、話がこういうスタイルのため、結局一人でバカやっていたみたいにしか思えなくなっちゃう。
 まして、最終決着の御剣修一の心情の不可解さ、第四課との戦闘の結末の不明瞭さ(どう考えても、事務所まで戻れっこない!!)も手伝い、オチとしてはとてもお粗末なものに成り下がってしまった。
 とにかく、大飯店潜入精巧の段階で、実質的な見せ場は終わってしまっていると言っていい。
 物語を集束させるために、双麻のステイタスをおざなりにしてしまった結果と言えるだろう。
 
 ちなみに、今回の悲劇のヒロインは大方の予想通りミントなのだが、完全機能停止が“アウトフィット壊滅の情報”提示のための条件だったというのは、もう狙いすぎ。
 あやめとミントの絡みの話が本当ならば、ミントの事実上の死がキーとなる情報提示を仕組んだあやめの思考は、理解に苦しむ。
 なんか、いまいち不完全燃焼気味かなぁ。
 確かに、後からジワジワくるものはあるんだけど。
 
 だけど、結局双麻は助かったのか、それとも力尽きたのかがはっきり描かれていないのは、個人的にヒット。
 あとは想像におまかせしますパターンだけど、古くは松田優作の『探偵物語』最終回でもあったもので、その存在を深く刻み込むエッセンスとしては、最良だっただろうね。
 
 
 …うーん、全体を通して見つめ直してみると、結構アラの目立つストーリーだった気が…
 まあいいか。
 『プレゼントプレイ』をやっていない自分としては、実に久しぶりの「剣乃節」だったし。
 やはり、このゲームに対して色々文句を垂れるのは、筋違いなのかもしれない。
 「不確定世界の探偵紳士」という作品は、あるいは心の底から“剣乃”を求めている…もはや“ふぇち”の域にまで達してしまった人達向けのものだったのかもしれないね。
 
 なんか、本当にそう感じるようになってきた今日この頃。
 いかがお過ごしですか、後藤夕貴です…
 
(総評)
 結論から言うと、非常に時代遅れなゲームであったと言える。
 総当たりではないものの、「見る・調べる」形式の選択肢に、過去の遺物・クリックタッチで進めるHシーンどこをどう移動するにも必ず30分の時間を要する時間計算(自室から入り口まで、またはホテルの入り口からロビーまで30分?!)、そしてそれに伴う移動の困難さ、併せて所定時間中に特定箇所を訪問しないと開かないフラグ…
 システム上の欠点を指摘したら、実は結構キリがない。
 純粋にストーリーを楽しむ事の障害になっているか、あるいはギリギリの線だ。
 
 だが、これらはすべて“狙って”作られた結果とも映る。
 先程も触れたが、どうも今回の作品の要所には「確信犯的」な要素が感じられる。
 これだけ複雑なストーリー構成を組みながらも、マルチエンディングにしなかったというのもその要因の一つではないだろうか?
 だとしたなら、これらの欠点すべてを欠点として捉えるわけには行かなくなる。
 あえて表現するならば、“懐古的ADV風”となるのだろうか。
 
 「不確定世界の探偵紳士」。
 個人的には、あまり新しめなものは汲み取れなかった。
 しかし、浸れたのだ。
 大して昔という訳でもないのに、もはやなくなってしまって久しい“何か”に。
 それは、単純な表現をするならば「DOS晩年期」のソフト郡にも感じられたものだ。
 あの頃をリアルタイムで経験し、実感していた人ならば、この感覚が解って貰えるとおもう。
 そして、そういうものがWINDOWSソフトの中にも登場し始めた事に、喜びを感じたい。
 
 今の18禁ソフトの傾向が偏っているという意見は、各方面で散々指摘されてきた事だ。
 しかし、再びOSやメディアの変換器が訪れようとしている昨今、こうした機軸が生まれるというのも、なかなかに感慨深いものがあると思っている。
 
 まだまだ、このジャンルも捨てたものじゃないという事だろうか?
 
 単なる懐古的なものに留まらない、さらなる飛躍を菅野氏に期待して、再び私の「剣乃回路」は長き眠りにつく事だろう。
 あ、もちろん長くなければそれに越した事はないんだけどね(笑)。    
 
(後藤夕貴)

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