DOS版DALK超攻略パート2
      〜いい加減しつこいぞ、梨瀬編〜
 
 
 フッフッフ、梨瀬だよーん。今回の超攻略シリーズは『DALK超攻略パート2! 地下800階以降のモンスターを吹っ飛ばせ! ダークチッピなんか怖くない! 編』だ。それでは、みんな準備はいいかあああ……
 
 ぼかっ!!!!
 ぶしゅるるる!!
 
 梨瀬は、後藤のトゲ付きの鉄球攻撃の、見切り極意を習得した!
 は! 後藤、貴様の攻撃は既に見切ったぞ! その程度の攻撃で、俺っちの『DALK』に対する執念(笑)を消せるものか!
 うわーははは(←ジェミニのサガ笑い)。
 さて、とりあえず「ロマサガ3」ネタは置いといて、今回も本当に『DALK』の超攻略だったりする。んで、せっかく二回目という事で今回は更にマニアックな話…そう、最強の敵が潜む地下 800階〜1000階に、スポットを当ててみたのだ!
 前回の攻略を参考にして貰えば、地下 800階まで来る事は可能だろう。しかーし! はっきり言って、ここから先のモンスターは、今までのモンスターとは、格が違う! ってぐらい強い!
 そこで、俺っちが、秘蔵のデータを幾つか暴露してしまおう、という訳だ。それでは、行ってみよー!
 
 
@『大神官でイけ!』
 前回、セイルの上級職にあたる神官戦士大神官について、「好みで選んで構わない」みたいな事を書いたのだが、もし、 800階以降を楽にクリアしたければ、断然大神官の方がお得である
 これの理由なのだが、まず単純に2倍の回復能力はおいしい、という事。そして、神官戦士だろうが、大神官だろうが、 800階以降になると、怖くて経験値稼ぎなんか出来ない、という事実があるからだ。
 レベルにもよるけど、三発も叩かれたら即死するぜ。
 まあ、何て言うか、とにかく、敵の強さといったら、 150 レベルのDALKが魔法攻撃で 400近いダメージを受けるとか、165レベルのパラディンが 200近いダメージを受けたりと、もうハチャメチャなので、セイルは常に回復に回ってなきゃ、アカンわけ。
 もしも、もう神官戦士だよ、っていう人は、ファルクの薬でHPを上げよう。
 ちなみに、俺っちは地下1000階に到達した段階で、宝箱で拾っただけで、この薬を 127個持っていた。これだけ、溜まるアイテムだから、これを全部セイルに与えてパワーアップさせる事は可能だ。
 既に、使ってしまっている、という人でも、店で買う事は出来るし、ね。
A『ディップの使い方について……』
 溜まりはするんだけど、ついつい、使うのを躇ってしまうディップ。
 しかし、もし、地下800階以降をクリアしたいのなら、「自動回復」を上げるのに使うのが吉だ。
 何故かというと、セイルの回復呪文を唱えられる回数を増やすため。
 セイルは自分のHPを犠牲にして、回復呪文を使うから、ターン終了毎にHPを回復する自動回復の使えるアイテムは、なくてはならないものだと言える。
 さて、肝心の自動回復が使えるアイテムがなくては、話にならないが、神官戦士ならば、トラム山の迷宮に落ちている「ホーリープレート」(自動回復+10)を装備出来るので、全く問題はない。大神官の場合、「キンドスのベルト」(自動回復+5)を使うのがいいだろう。キンドスのベルトの場合、モンスターからふんだくるしか入手方法がないが、比較的出易いアイテムの一つなので、何とかなるだろう。運のいい人なら、トラム山で見つけているかもね(現に俺っちはそうだった)。
 さて、これにディップを使って性能を上げよう。
 大体、セイルのHPの1/10程度まで、自動回復の数値を上げておけばベスト。セイルの回復呪文を使える回数の上限はマックスHP1/10までだからね。ディップが足りない、という人は+30ぐらいまで頑張ってみよう。
 また、自動回復の上昇にかかるディップは、前数値×5だから、比較的安い。
 移動力が前数値×4000である事を考えれば、いかに安いかは分かるよね(逆から言えば『DALK』という世界で、移動力程「高い」能力はない、という事よ)。
 あとはディップが余って余ってしょうがない、という人は「攻撃力」や「防御力」に使うのも、それなりにいいと思うよ。
 
B『誰をDALKにする!?』
 魔法防御、AC、攻撃力、移動力、全てにおいて、かなりの実力を誇るDALK
 地下 800階からは、魔法を使うモンスターが多数出現するため、戦闘担当はDALK×2パラディン×1にしておいた方がいい。
 さて、そこで、問題になってくるのが「誰をDALKにするのか」という事。もちろん、このゲームはあくまでも想像力が大切なゲームだから、ここに書いてある通りじゃなくたって、当然いい訳だし、何より、これを読んでいるだろう、地下 800階に挑もうとする猛者達は、とっくに誰がDALKになってるか決まっているだろうけど、この項は参考程度に見て欲しい。なお、ここで名前が出てこないキャラクターは、可もなく、不可もなく、といった普通のタイプのDALKに育つと、考えてくれ。
 まず、DALKにしてくれ、と言わんばかりのシグルーンだが、意外と魔法抵抗が伸びないので苦戦するぞ。攻撃力は高い。
 ティロルファローラは他キャラより移動力が高いキャラだが、パラディンにした方がお得では…DALKはただでさえ、移動力が6もあるからね。移動力7とか8のDALKがいても、しょうがない、という気がする。それに、この二人、攻撃力が意外と低いんだよね。
 エリスンミコシルヴィアは、魔法防御が高くなるのが魅力だが、AC、攻撃力は全く期待出来ないぞ。特にエリスンの魔法防御は群を抜いているのだが、攻撃力が泣けるぐらい低くなるので、高い知性を活かした「防御力のあるミネルバ」と考えていた方がいいかも。バランスがいいのはミコかな。
 ルーなんかは、高い攻撃力があるので、もう魔法防御の事を、一切計算外にしてしまえば、意外と使えるDALKになるぞ。
 後はアルピナかな。ずば抜けた運と、高い命中率、他のステータスも平均。強いぜ
 とにかくDALKは、そのキャラクターの特性が結構露骨に現れてしまうクラスなので、まだ、キャラに空きがある方は、これらを考慮に入れて、DALKを作ってみてはいかがだろうか?
 
C『かわしてしまえば、ダメージ0』
 以前の超攻略パート1でも書いたが、お店で買えるアイテムで、伸ばす事の出来るステータスは「攻撃力」「知性」「回避値」「命中値」「HP」の5つ。
 その中で、もっとも有益なアイテムは、回避率を上げる「ドーシの薬」である。
 上のタイトルにも書いてある通り、どんなにACを上げた所で、ダメージは絶対に食らうが、攻撃そのものをかわせば、ダメージは0だからだ。
 魔法、物理、両方の回避を要求されるDALKに、お金が溜まる度に「ドーシの薬」を買って与えてみよう。
 回避値が 600を超えれば、いかな地下 800階以降のモンスターといえども、そう簡単には攻撃を与えられない様になるぞ。地下 800階以降では、なるべくダメージを受けるのを、抑えなければならないのだ。
 これで、物理ダメージだけは、ある程度、封じ込める事が出来る。
 だからこそ、DALKは魔法抵抗の高い娘の方が、役に立つのだ!
 
D『敵を知り、己を知れば、百戦危うからず』
 まあ、結局のところ、地下 800階以降で、最高の障壁になるのは、モンスターの強さなんだよね。そこで、要注意モンスターについて、ここで説明しよう。
・ダークチッピ
 誰が何と言おうと、このゲーム最大の障壁となるモンスター、それがダークチッピだ!
 最初のフロアのうちは、大した事はないのだが、下のフロアに行けば行くほど、もの凄い勢いで魔法攻撃力が上り、更に加えて、魔法防御の数値は1000! おまけに、とてつもない物理攻撃回避能力を持つ。
 はっきり言って、会心の一撃を待つぐらいしか、倒す方法がない。
 一応、対策としては、DALKミネルバが壁となって、魔法を防ぐ。そして、クリティカルヒットのある闘気士が間接攻撃。
 間違ってもパラディンなんかに叩かせにいかない様に。
 後は間接攻撃が出来るキャラで徹底的に叩きにいく。
 なお、知力が1000以上の魔法攻撃なら、1以上のダメージを与える事は可能。でも「ホリュースの薬」を買いながら、ステータスアップしていかないとキツイぞ。
 とにかく、ダークチッピは、
みんなで袋だたきにしようとする→他のモンスターが寄ってきてしまう→囲まれる
と言った形に持っていかれるのがイヤなので、敵の動きに十分注意しよう。
・闇
 全てがランダムで決定されるモンスターで、ひどいのになると、HPが 20000近くのヤツが出現する事も。
 ただし、EXPを4000以上持っているヤツもいるので、「能力調べ」でのチェックを怠らない様に!
・グレートデーモン、ヴァンパイアロード
 両者とも、攻撃力魔法攻撃力が高い、という点で共通している。
 両者の違いは、Gデーモンは攻撃主体、Vロードは魔法主体で攻めてくる、という点だ。 EXP稼ぎなら、Vロードを叩きにいこう。
・アイアンゴーレム
 イヤになるくらいACが高く、攻撃力も高い。
 魔法も使えるDALKで足止めするのもいいが、パラディンに壁になってもらう方がいいかも。とにかく、魔法で攻めろ!
・スペルデーモン、エレメンタル
 物理防御、魔法防御ともに5000で、移動力は0、魔法攻撃をしてくる。HPも高く、「倒せない」モンスター。
 またエレメンタルというモンスターを生み出すジェネレーターにもなる。
 このエレメンタルも、魔法がほぼ効かない上、倒してもEXP1。攻撃力も高く、戦うだけ損だじょ。ただ、スペルデーモンがエレメンタルを排出するのは、必ず下からなので、そこが壁だったりすると、エレメンタルは排出されない。また、キャラを誰かスペルデーモンの下に潜り込ませれば、同じく、エレメンタルの排出は不可能となる。
 こいつがいるフロアにぶちあたったら、素直に撤退するか、ミネルバかDALKに壁になってもらい、スイッチを押しに行った方がいいぞ。
 
 さて、敵の事を知ったら、次は味方、即ち自キャラだ。
 まず、地下 800階に着いた段階で、レベルは 120は欲しい。100ぐらいだと、結構、キツイぞ
 地下 800階以降のモンスターの傾向として、魔法攻撃をしてくるモンスターが多い、という事が挙げられる。
 よって、DALKの魔法抵抗値は、最低 200以上は必要最終的には 450ぐらいないと、話にならない。しかし、もし、後半の魔法攻撃を全て1で抑えたいなら、魔法抵抗値は1000以上必要だから、難しく考える必要はない。実際、そんな魔法抵抗値を得られるのは、エリスンぐらいだからね。
 ただ、魔法抵抗値が 600ぐらいあると、かなり楽にはなる。
 物理攻撃はAC500以上あると、相当楽だぞ。しかし、DALKトーロードで、この値を得るのは、かなり難しいだろう。そこでDの項で触れた、回避値上昇が役に立つ。誰の回避を上げるかは、プレイヤーの自由だけど、やっぱり、DALKが一番、いいと思う。
 こうやって、自キャラのパラメータは常に気を配っていよう。
 
E『EXPを稼げ!』
 結局、↑結論はこうなってしまう。
 ただ、絶対に忘れないで欲しいのは、パーティーの中に、必ず一人は吟遊詩人を入れておかなくてはならない、という事。
 特に、セイルのEXP稼ぎに吟遊詩人は、欠かせないぞ。
 また、吟遊詩人には「ハースルの靴」を装備させるのがBEST!
 売っているアイテムだし、移動力が4と5では、とんでもない違いだぞ。もちろん、「エルフのリュート」を持っているなら、話は別だけど。
 とにかく、迷宮を攻略していて「かなわんなー」と思う様なら、敵が一番弱い地下 800階に来て、EXPを稼げばいい。特に本来なら要注意モンスターであるダークチッピは、ここの段階なら、魔法攻撃力がかなり弱く、魔法抵抗値 150もあれば、ダメージを1で抑えられる筈なので、カモになる。まあ、あいかわらず、回避率は凄いが。
 あとはACが低いヴァンパイアロード、HPが少ないグリーンボムなんかも、EXPが良いカモだぞ。
 
 地下1000階なんて、ムリだー、なんて思っている人もいるかもしれないけど、根気次第で何とかなるもんだぞ! 
 さて、今回の超マニアック講座はこれでお開き。
 地下1000階到達、アイテム全制覇、キャラ育て…色んな楽しみ方があるDALK。お互い、それぞれの目標に向けて、精進していこー!


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