『仮面ライダーアギト』
第4話 パズル解読
2001/2/18 放送
(Story)
2体のアンノウンは撤退し、翔一は変身を解いた。
翔一は、それを真魚に見られていたことに気付くとともに、動転した真魚が自転車で逃げ出すのを見てショックを受けた。
翌朝、美杉家に翔一の姿はなく、翔一の部屋には「お世話になりました」という置き手紙だけが残されていた。
自分が逃げたせいだと責任を感じた真魚は、翔一が記憶を失って発見された時のことを美杉教授から聞いた。
翔一は、海岸に倒れているのを通りがかった女子高生に発見されたのだという。
外傷もなく、犯罪に巻き込まれた様子もないことから、どうしてそんな所に倒れていたのか分からず、身元を調べる手がかりも見付からず、唯一の持ち物が、「津上翔一様」と書かれた中身のない封筒だった。
翔一の過去に手掛かりがあると考えた真魚は、これで糸口を失ってしまった。
ところが、翔一は「家庭農園の野菜の面倒を見るよう頼むのを忘れた」とひょっこり戻ってきた。
真魚は
みんなの居場所を守るんなら、自分の居場所もきちんと守りなさいよ
と言って、翔一を受け入れるのだった。
一方、氷川は、アンノウンによる新たな被害者が発見されたことから、北條に
G3が出動できていれば救えたかもしれない
G3が未だに機能しないほど破壊されたせいだ
G3がいかに優れていても、装着員が無能ではどうしようもない
と言われ、落ち込むが、小沢から
正しいか間違ってるかなんてどうでもいいの
男はね、気に喰うか喰わないかで判断すればそれでいいの
と気合いを入れられるのだった。
そして氷川は、ビンの中身の100円玉のことで、美杉教授の元を訪ねるが、その間にもアンノウンによる被害者が出て、G3が使えないまま駆けつけた氷川は再び北條から嫌みを言われた。
美杉邸に戻った氷川は、美杉教授から、ホールディング・コイン(折り畳めるコイン)を使ったトリックだと笑われた。
氷川は、それを確かめるため、ビンを割って中身を取り出そうとするが、またしてもアンノウンが現れた。
氷川は、ビンを美杉邸に残したまま、修理ついでに強化されたG3で出動し、ターゲットとなった少女と、少女を助けた警官を救った。
2対1という不利な戦いに苦戦するG3の前に、バイクに乗ったアギトが駆け付け、バイクで銀のカメをさらう。
G3は、強化されたGG-02で金のカメを撃破し、銀のカメも、アギトの紋章キックを甲羅で受けたものの撃破された。
また一方、水泳部を退部してアパートに閉じこもってしまった涼を訪ねたコーチは、涼から「全てをお見せします」と部屋に入れられた。
そしてその頃、ビンの中の100円を見付けた太一は、ビンを割って中から100円玉を持ち出したのだった。
また、オーパーツの中から出てきた遺伝子モデルを元に合成されたタンパク質から、赤ん坊が誕生していた。
(傾向と対策)
なんとびっくり、金のカメ(テストゥード・テレストリス)をG3が倒してしまった。
GM-01の弾を強化したとは言ってたけど、GG-02は言ってなかったよな〜。
とりあえず、これでアンノウンのバリアは、特殊なエネルギーでなくても、ある程度以上の力で突破できるということが証明されたことになる。
ということは、アギトのキックにおける紋章の力は、付加エネルギーという意味合いしかないと考えていいだろう。
前回、銀のカメ(テストゥード・オケアヌス)に甲羅で受け止められた時は、紋章なしでのキックだった。
つまりアギトは、足下に紋章の形で集めたエネルギー(大地の力か?)を両足に吸収し、その力をもってキックの威力を増加させているのだ。
前回同様甲羅で受け止められたにもかかわらず、今回甲羅ごと破壊して倒しているのは、紋章の力が上乗せされた分の威力なのだろう。
今頃、「トリャーッ・キック」と名付けられているに違いない。
それにしても、北條の嫌みはかなり子供っぽい。
それを真に受けて悩む氷川も相当アレだが、それを一蹴してしまった小澤は結構とんでもない人だ。
いつもは「離脱しなさい、氷川君!」なんて無茶な命令ばかり出しているくせに、民間人と制服警官が絡んだ途端に、「踏ん張りなさい! 根性見せなさい!」と来たもんだ。
オマケに、無茶だと言う尾室に
市民やPM(Police Man=警官)を見殺しにしろって言うの!?
と言い返す辺り、やっぱり警察としての正義感はあるのねって感じ。
でも、せっかく武器をパワーアップしたんだから、最初からGG-02持たせときゃ、テレストリスは一発だったんじゃ…。
今回のアギトは、初登場のマシントルネイダーでオケアヌスを連れ去り、2対1になるのを避けている。
この辺りは上手いと取るか、ずるいと取るか、人それぞれだろう。
鷹羽は、頭いいと思うけど。
さて、軽さが身上の翔一だが、はっきり言って軽すぎる。
キャラクターとしては別にいいのだが、描写まで軽いのはマズイだろう。
真魚に変身を見られたショックで美杉邸を飛び出すのはいいが、一旦ちゃんと家に入って置き手紙を残してる辺りが凄い。
しかも、その日のうちに戻ってくるというお粗末さ。
行動にいちいち重みがないのだ。
これは、主に描写が薄いせいだと言える。
翔一の葛藤というものを描きもしなければ、感じさせてくれる描写もない。
もっとも、まだ4話だからね。五代雄介も最初は軽い男にしか見えなかったし。
後で翔一の内面が描かれた時、改めて見直すと色々見えてくるのかもしれない。
それを期待しよう。
でもさ、津上翔一ってのが、持ってた封筒に書いてあった名前なら、本人の名前じゃないってオチもありだよね。
逆に真魚は美味しかった。
「自分の居場所もきちんと守りなさいよ」という一言で、翔一はかなり救われているはずだ。
ま、いくら動転したとは言え、あんなに冷静に自転車で逃げなくてもよかろうとは思うけど。
翔一のつまらないギャグのフォロー役に回るなど、完全に翔一の保護者になってしまったのが微笑ましい。
これからどうなることやら。くすくす。
あと、マシントルネイダーは、クウガの武器と同じ理論で発生するみたいね。
『クウガ』を見てた人は分かるだろうけど、知らないと、“最初からそういう機能のあるバイクかな”とか思うかもしれない。
自転車に乗ったまま変身する翔一が見たい。
ところでさぁ、いきなり合成タンパク作るのってありなわけ?
神をも恐れぬ所業ってやつでしょ。
生き物作ってんじゃないわよ。
あの右手甲の梵字、見覚えあるねぇ。
キリスト教風かと思ったら、仏教もあり?
で、ナマモノ作っちゃったからやっぱりって気がしたんだけど、今回の名前、水に絡めてるよね。
本編の真相に絡みそうなキャラって、津上(津は港のこと)、氷川、葦原(葦は水辺の草)、真魚、小沢って感じ。
この中で、真魚だけが動物の名前なんだけど、やっぱり核心に絡むんだろうなぁ。
名前といえば、怪人の名前って、ラテン語っぽいような気がするけど、調べてる暇がない。情報求む。
さて、今回の見所は、氷川君の不祥事でしょうか。
彼はどうも警察官としての自覚が足りないようで、証拠品に関する態度に問題あり過ぎ。
一般市民宅に大事な証拠品置いてくるなよな〜。
壊された上に持ち逃げされちゃったじゃないか。
あれが本当の100円玉だったことは、自販機だけが知っている、なんてことになったらどうすんのよ!
前作のおやっさんのギャグが、一部でウケてたせいなのか、翔一が駄洒落を連発するする。
前回なかった分
冷めないうちにチャチャッと飲んでください
最近し強盗(仕事)ばかりしている
ほうれすか
と3連発。そのうち味も出るだろう。
頑張って欲しいものである。
PS ところでさぁ、もう4話なんだよね。
アンノウンにも番組中で個別名称与えてやってよ。
本文書きにくいよう…。