|
||
更新日:2005年4月17日 | ||
もう何度も書いた気がしますが、鷹羽は作中に登場する小道具が好きです。
アニメロボット物なんかでは、大抵そういうのは出ていないので、いきおいプラモとか超合金とかの方向に向かいますが、トクサツの場合には、子供用サイズにされていて実物大ではないにしろ、多くの小道具系アイテムが発売されます。 鷹羽の場合、その中でも変身アイテムが好きでして、真っ先に買うのは変身ベルトや変身ブレスで、銃や剣はよほどでないと買いません。 スーパー戦隊では、ブレスは10個ほど持っていますが、持っている銃は、ぱっと思いつく限りでチェンジソード(『電撃戦隊チェンジマン』の剣と盾に変形する銃)くらいですし、剣も獣奏剣と白虎真剣くらいです。 これは、1つには、イベント等での芸のために買うことが多いという事情があり、振り回しにくい銃や剣を避けていることと、特に最近はPL法の関係で、剣がつまらないデザイン・材質になっていることによります。 この点、変身アイテム、特にブレスはほぼ実物大である上、練習のためも含めて自分で持っていないと話にならず、また、そうでなくても気に入れば買わずにいられない性格なので、結構ちょこちょこと買ってしまいます。 幸い鷹羽は、カイザのベルトでもクウガのベルトでもそのまま巻けるので、改造する手間を考える必要がなく、財布の紐が緩くなりやすいわけです。 ところが、今回、珍しく武器でも変身アイテムでもないものを買ってしまいました。 それがディスクアニマルです。 これは、『仮面ライダー響鬼』に登場する円い板から動物型に変形するアイテムで、響鬼達の敵である魔化魍を探索したり、戦闘時に牽制したりといった役割を果たします。 4月10日(11話)現在、アカネタカ(茜鷹)、ルリオオカミ(瑠璃狼)、リョクオオザル(緑大猿)、キハダガニ(黄蘗蟹)、ニビイロヘビ(鈍色蛇)、キアカシシ(黄赤獅子)、アサギワシ(浅葱鷲)の7種類が作中に登場しています。 いずれも、茜、瑠璃、鈍色、浅葱色など、日本的な色彩を取り入れていて、その名前の響きだけでうっとりしてしまいます。 黄蘗というのも、みかんの仲間で染料に使われるものだそうです。 まず、放送開始と同時くらいにリョクオオザルまでの3体(1話から登場)が発売され、キハダガニ(5話から登場)、ニビイロヘビ(7話から登場)も登場後すぐに発売されました。 11話登場の2体についてはまだ発売されていませんが、それでもかなり早いペースで発売されており、キハダガニなど、CMに登場したのは、発売されて3週間も経ってからのことです。 鷹羽が最初に買ったのはキハダガニでした。 ディスクアニマルは、ある程度(公式サイトによれば犬猫並)の知能を持ち、担当の範囲を探索して帰ってくると、「音」という形で情報を伝達します。 ディスク形状に戻ったアニマルを音角(変身アイテム)などの上に載せ、手で勢いを付けて回転させると、テープの早回しのような音がするのですが、放った本人はそれで情報を理解できるようです。 ディスクのときは、厚めのコンパクトディスクといった趣ですが、これがCGで変形してちょこちょこ動いている姿はなかなかラブリーです。 実際の商品は、名前のとおりの色で半透明成形され、ディスクの片面はレインボーコート処理とかいうやつで七色に光るようになっていて、ディスク形状から動物形状への変形と、音角の上で回転させることができます。 音は、音角の方で用意された電子音1種類しか鳴らず、しかも変形のロック機構がないため、円盤を回転させるには、番組中では使わない補強パーツの介在を必要とします。 また、平面から立体に変形する都合上、関節の可動方向が限定されるほか、パーツが厚みに乏しく、見る角度によっては体が平板なのが強調されるという欠点があります。 ルリオオカミ、キアカシシなどはこの典型で、正面から見ると折り紙細工のように薄っぺらな顔と身体と足をしていて、見る角度を選びます。 考えようによっては遊びでのないオモチャなのですが、円盤から動物に変形するというパズル的な面白さがあり、また、変形により多少角度の変わったミラー面が複雑に反射するため、なかなかに綺麗です。 キハダガニを買いにトイザらスに行った際には、アカネタカが品切れ、キハダガニが棚の奥行き半分くらい残っており、ルリオオカミとリョクオオザルは売れ残りまくっていました。 アカネタカは、空を飛ぶため作中で目立つのと、シャープなデザインが受けたのでしょう。 鷹羽も、最初はアカネタカを買おうかと思っていましたし。 まあ、まだ発売されてそれほど日が経ってない時期の話なので、これをもって人気の多寡を語るわけにはいきませんけどね。 実はこの商品、ミラー面が片側だけなので、正面から見たときに顔が見えるようなデザインでないと、顔の片側だけミラーで、もう片側は半透明という左右非対称カラーになってしまい、パッケージの写真だけ見て買うとショックを受けることになるかもしれません。 アカネタカとルリオオカミはこのタイプで、鷹羽がアカネタカをすぐ買わなかったのはそのせいです。 キハダガニは、作中での登場場面は少ないものの、カシャカシャと歩く姿やハサミを回したり振ったりする仕草がらぶりぃなので、鷹羽は気に入ってしまったのでした。 また、元が蟹だけに、薄っぺらいボディと細くて薄い脚が気にならないというデザイン的なマッチングのせいもあります。 まぁ、ミラー面が腹側になるため、普通に置くとほとんど黄色いところしか見えないというのと、脚の数が多いせいで立たせ方がほぼ決まってしまうことが欠点でしょうか。 ミラー面をメインに考えるなら、リョクオオザルが一番かもしれません。 何しろ身体の前面がほとんどミラー面ですから、目線の高さに飾れば、全身キラキラと光っていることでしょう。 横から見ると、薄っぺらい体でボリューム感に欠けますけどね。 7話で、リョクオオザルが訓練中のヒビキに飲み物を持っていくというラブリーな場面があったので、もしかしたら大きなお友達の人気が上がってきているかもしれません。 …とか思っていたら、一週間後に覗いたら、新発売のニビイロヘビのほかにはルリオオカミしかありませんでした。 …人間って、単純なのかしら? ちなみに、鷹羽は30秒の逡巡の後、ニビイロヘビを買ってきました。 さすがに、今すぐ全部揃えるのは財布にきついので、安売りになったら全部揃えようかなぁと思っています。 とりあえず、アカネタカは再入荷したものを買ってしまいました。 この鷹羽のディスクアニマル熱は、どうやらマスコット関係にも波及しているようで、200円ガシャポンの“ライダースイング”のラインナップが、アカネタカ、ルリオオカミ、リョクオオザル、響鬼、響鬼(音撃棒持ち)の5種類なのを見て、思わず回してしまったりもしています。 ええ、もう、そこは分別のある大人ですから、ムキになって回したりはしません。 5回やって響鬼が1種ダブった(リョクオオザル以外の4種が揃った)時点で諦め、素直にセット買いしましたとも。 変に思うかもしれませんが、欲しいのはアニマル3種だけですから、鷹羽的には、この時点で既に、当たりが2個、外れが3個で、外れの方が多いという感覚なのです。 …最初からセットで買えばよかったと、自分に突っ込んでしまいました。 次回はキハダガニとニビイロヘビがラインナップされるでしょうから、そのときはさっさとセット売りを探すことにします。 ちなみに、セット買いによってさらにダブった響鬼2個は、友人の子供(2歳半)にあげる予定です。 番組を見ているかどうか聞いていませんが。 アカネタカとルリオオカミもダブりましたが、こちらは有意義に使おうと思います。 ルリオオカミは、既に職場の机の陰であおーんしています。 アカネタカは、ちょうどケータイが赤いので、ぶら下げとくのも悪くないかな〜、と。 実は、このスイングは、ディフォルメの関係上、実物よりも(比率として)ボディに厚みがあるので、むしろ可愛いかったりします。 ああ、蟹…、ああ、蛇…、早く出ないかなぁ…、鷲とライオンは次の次のラインナップかなぁ…。 え!? 食玩で可変のディスクアニマルが出てる!? はっ!? いつの間にか手に謎のビニール袋が…! 最近、なんだか煩悩が増えているような気がします…。 → NEXT COLUM |
→「気分屋な記聞」トップページへ |