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更新日:2004年10月7日 | |||||||||||||||||||
バンダイが発売している「超合金魂」って、ご存知ですか? これは、名前だけならだいたいの人が知っている(と思われる)「超合金のハイグレードブランド」みたいなもので、97年頃からスタートしたものです。 現行番組などとの関連を無視し、広く世に知られているスーパーロボット系作品のメジャーロボットを、次々に精密玩具化しています。 気がつくと、今年でもう発足7年にも達しているブランドなんですね〜。 今回は「玩具あり」とは別に、このブランドについてさらっと触れてみたいと思います。 玩具レビューじゃなくて、雑感って奴です。
「超合金魂」は、有名な「マジンガーZ」から始まり、いわゆる“マジンガー三部作”と呼ばれる各ロボット・メカ群を作り出しました。 その後「ゲッターロボ」「ゲッターロボG」等のダイナミックプロ別枠作品や、「コンバトラーV」「大空魔竜ガイキング」などのサンライズ系オリジナルロボット、また「ダンクーガ」などの葦プロ作品や、ガイナックスの問題作「エヴァンゲリオン」にまで及び、2004年10月現在では、「無敵超人ザンボット3」「鉄人28号」が新商品として発売されています。
現在、商品ナンバーは23にも及び、後に述べるブラックバージョンなどを加えるとさらに種類が増えます。 いつのまにか、フルコンプする事が困難な数に達してしまいました。 73年から始まり、途絶もあったものの現在も続いている「超合金」とは異なり、「超合金魂」は、一見無駄とも思えるほどディテールやギミックにこだわっているのが特徴です。 それだけではなく、「二次元作品独特の嘘」をも、可能な限り再現してしまおうと努力しています。 どうしても再現不可能なギミックの場合は、オリジナルの解釈を加えてまでそれを可能たらしめようとする、恐るべきこだわり! まさにその名が示す通り、「魂」を感じさせる造りなのです。 どれくらいすごくなっているのか、「超合金」と比較してみましょう。 「超合金マジンガーZ(第一期)」ならば、“パンチが飛ぶ”“ブレストファイヤーが開いてミサイルが出る”“一部関節が動く”程度です。 対して「超合金魂マジンガーZ」は、“全身の関節がかなり大きく可動”“各種飛び道具をほぼすべて再現”“手首差し替えで握り手と平手が選択できる”“劇中に近い可動を誇るジェットスクランダー付き”“ホバーパイルダーを脱着できる”上、そのデザインも限りなく劇中のスタイルに近づいています。 もちろん、詳しい人から言わせれば「超合金」のマジンガーZも版を重ねるごとにギミック強化を図っていた訳ですが、開発された時代と技術の進歩を別としても、根源的なこだわりのレベルが違っているという事に気付いてもらえると思います(もちろん、それ以外の理由も沢山ありますけどね)。 そんな感じで、「超合金魂」はかつての玩具では絶対再現できなかった&しようとしなかった部分の再現にこだわり、それに加えてスタイルの両立をも目指したのです。 過去に発売されたシリーズには、こんな「とんでもない」ギミックが再現されています。
最新作「鉄人28号」は、股関節を丸々前方にスライドさせる機構を組み込む事によって、あの寸胴体型を維持したまま、脚を前に出す事が出来るそうです。 今までの発想だと、せいぜい「脚がちょっと前の方に動いた?」程度の可動しか叶わないデザインだった訳ですから、これは相当すごいアイデアです。 その上、あのデザインにもかかわらずつま先が可動するというのだから驚かされます。 さらに、シリーズ初の電飾ギミックが搭載され、目が二色に光ります。 もっとも、目を赤く(アンコントロール状態の再現)光らせる場合は、リモコン型の接触スイッチを用いなければなりませんが。 当然、背中のジェットエンジンも取り外せます。 個人的には、ベルトの収まる溝が掘られているところに違和感がありますけどね。 上記は代表的なものばかりで、実際はさらに色々と旨味が詰まっています。 当時、子供心に「これはいくらなんでも無茶だなあ」と思っていた設定を、玩具で無理矢理再現しようとしている事がおわかりかと思います。 いわば、「超合金」全盛期時代に誰もが求めた、もっと劇中にそっくりなおもちゃが欲しいという願いが、叶ったようなものなのです。 筆者もそういう考えを持っていた人間だったため、初めて「超合金魂マジンガーZ」を手にした時、感動に打ち震えたものです。 残念ながら…というか当然ながら、「ゲッターロボ」系はあの独特の変形合体を再現しておらず、代わりに、劇中にあった「変形途中の形状パーツ」を同梱する事で、“頭の開ききっていないドラゴン”や“ジャガー号に突入直前のゲッター3胴体”などを再現できるようになっています。 特別な変形合体システムを持たない「エヴァンゲリオン」シリーズなどは、その分武装や収納ギミック、プロポーションなどに注意が払われています。 すなわち、これまでガレージキットや、マイナーメーカーによるキャスト製ホビーのようなものでしか出来なかった事が、「超合金」の質感を以って、なおかつ玩具としての適度な耐久性も保持して、作られるようになったわけです。 一時期は、ガレージキットメーカーなどによる「合金トイ的テイスト」の商品が色々発売された事がありましたが、いずれもどこかに不満があったり、ユーザーを選ぶものだったり、玩具的耐久性をまったく考慮されてないかったりする「別物」でした。 「超合金魂」の特徴として、「台座」を挙げない訳にはいかないでしょう。 これは、超合金魂本体を飾るのみでなく、大量に付属する差替パーツやダミーパーツ、または普段は装着しない武器パーツなどの散乱を防ぐため、すべてを一箇所にまとめられるようにと用意されたもので、大変に重宝します。 「マジンガーZ」「グレートマジンガー」「グレンダイザー」までは、ロボットを含めてすべてを飾るための台座でしたが、「コンバトラーV」以降はロボット自体の大型化の関係で、余剰パーツ専用のストッカーになりました。 それぞれの台座は、発進基地風に作られていたり、収容ドックの壁面を想像させる作りになっていたり、どことなく基地の意匠を感じさせるものだったりと様々ですが、中にはこれがない代わりに、余剰武器がひとかたまりになるものもあります(ちょっとだけ設定をアレンジしていますが)。 特に「ザンボット3」では、上半身を構成するザンブルのダミーキャタピラ(合体には使用しないが、外観を整えるために用意された嘘のパーツ)が皿代わりとなり、その上にあらゆる武器が盛り合わせ状態になるという、なかなか面白い構成になっています。 後から追加発売のあった「グレンダイザー」は、デフォルトの台座に加えてさらに別の台座を合体させ、すべてのメカがまとまるようになっています。 これは、かなり驚かされます。 さて、なかなか魅力一杯に映る「超合金魂」シリーズですが、実はこれまでに多くのクレームも受けています。 まず「完成度」そのものに対しての批判。 筆者は完成度の高さについて前述していますが、人によっては完成度が高いとはとても感じられないとか。 ある程度理想形に近い商品のせいか、細かな部分の違いが気になってくるという部分もあるのかもしれません。 たとえば、「マジンガーZ」のミサイルパンチ。 これは腹部ハッチを開いて発射する大型ミサイルなのですが、再現されたものは「背中側のボタンを押すと、腹部分のフタが倒れて、中のミサイルが覗くだけ」となっています。 つまり、肝心の発射ギミックがないと。 これは後に、「リニューアル版マジンガーZ」で改善されましたが、発射ギミック以外にもハッチ形状などが大きく異なっていたので、結構大幅な改善が行われたようです。 他にも、マジンガーZは腕ユニットを支えるマグネットの強度が弱く、すぐに腕がポロポロと取れてしまうという難点もありました。 でもこれは、次に出た「ブラックマジンガーZ」と再販(リニューアルにあらず)ですぐに改善されました。 「グレートマジンガー」では、首に問題がありました。 これは、せっかく立派な飛行用ウイングが二種類も付属しているにも関わらず、肝心の本体の首が上がり切らないため、かっこよく飛行ポーズが決まらないというものでした。 ウイングだけでなく、踵の尾翼など、飛ぶための装備を忠実に再現したにも関わらず、最後の詰めが甘かったのです。 そして、これも「リニューアル版」で修正されたのですが、以降、こういった「ちょっとだけ足りない」という問題点が、各種商品で目立つようになってきました。 ちなみに、企画書の時点ではドリルプレッシャーパンチを「回転しながら射出する」構造にしようと悪戦苦闘した痕跡も見られたのですが、結果的に未採用でした(断念したんでしょうけど)。 その他「バックスピンキック」のブレードを収納式にしようとしたり、色々と案が練りこまれていたようなので、ちょっと残念です。 「コンバトラーV」では、ロボットの頭となるバトルジェットの主翼部分が、バトルクラッシャーとの合体時に綺麗に収納されないため、合体後はバトルジェットの一部がはみ出て首が間伸びしているように見えるという、なんとも言いがたい問題点が指摘されました。 実は、実際の設定でもバトルジェットの主翼部分は完全収納されるわけではないのですが、確かに商品のままだと首周りに違和感は残ります。 そしてこれは、再販(リニューアルにあらず)でも改善される事はありませんでした。 その他、頭が薄っぺらすぎるという指摘もありましたが、これはバトルジェット単体時のデザインラインとのすり合わせの結果なので、文句を言うのは筋違いでしょう。 無論、個人的には大変共感できるんですが。 「グレンダイザー」は、構造上特に大きく目立つ問題点はありませんでしたが、試作段階では何度も「マリンスペイザーとドリルスペイザーもセットにする」という発表があったため、当然皆が期待しました。 ところが、様々な経過の後、実際に発売されたものにはスペイザーとダブルスペイザーだけしか付いておらず、あげくに製作側から「マリンとドリルは…正直勘弁(ほぼ原文通り)」というコメントが出たため、期待していたファンが激怒しました。 そりゃあ、うまくしたら初めての商品化だったんですから、ファンに期待するなって方が無茶です。 このぬか喜びさせた事への償いが求められたのか、後に「マリンスペイザー&ドリルスペイザー」はセットで正式発売され、さらにグレンダイザーとスペイザーチームの完全セットとして「宇宙の王者セット」という、定価20000円近くにも及ぶ大型商品が発売される事になりました。 しかし、生産数が少なかったのか、これらはあっという間に店頭から姿を消してしまい、今ではすっかりプレミア対象品になってしまいました。 ちなみに筆者は、スペイザー内部でのグレンダイザー固定方法が気に入らなかったクチでした。 シリーズ最大の非難を浴びたのは、「大空魔竜」ではないでしょうか。
「大空魔竜」は、基本構造的に疑問符を投げかけざるをえない物で、いまだに「どうしてこんな作りになってしまったのか」と首を傾げる人もいます。 本編通りの合体分離が出来るのはいいんですが、ガイキングを構成するパーツの一つ・パート3(大空魔竜の頭部)の固定が、凸型磁石の端っこに付着させるだけというお粗末さで、さらにその上にはガイキングのむき出しの頭部が覗いています。 これは磁力だけで本体とくっつけているパーツのため、大空魔竜の首を動かすごとに微妙な位置ずれを起こしてしまうのも困りもの。 さらに、パート1(上半身)・パート2(下半身)との合体も、凹部分に凸部分を押し込み、パーツの張力だけでパート3全体を支えるというなんとも不思議な作り。 さらに加えて、ガイキングの肩や腕部、大空魔竜の胴体やダミーヘッド部分の塗装皮膜の結着が悪く、なんと、指先でこするとパリパリ色が剥げるという信じられない事態が発生しました(表面加工が不充分な上に、無理矢理塗装したような感じです)。 それだけではなく、大空魔竜本体の重量を前足関節部が支えきれず、飾っていると勝手にへたれてきて腹を接地させてしまい、時にはそのために肘部分のトゲパーツを破損してしまう事もありました。 こちらも、一年後に発売されたブラックバージョンや、二年後に発売された「リペイントバージョン」で多少改善されはしましたが、さすがにパート3の固定方法までは変更のしようがなかったようで、磁力を強める程度の修正に留められているようです。 もっとも、これでかなりマシな商品になりましたけどね。 ちなみに、ガイキングパーツの収納方法が本編と違うという指摘もありましたが、これを指摘するのはナンセンスでしょう。 なので超合金魂では、かつて「DX超合金」として発売された「大空魔竜」と同じタイプの収納を行っています。 この手法は、「DX超合金」版へのオマージュでもあると解釈する必要があるようです。 その他、商品によって色々な不満点・問題点が挙げられています。 筆者が持っていなかった物の中では、「ボスボロット」の頭頂部がまっ平らという問題点がありました。 もっともこれは、アニメ「マジンガーZ」の特定作画時のみに採用されていた、一応の本設定なのです。 でも、だからってそれを立体化されても、イメージに合わないだけなんですよね。 OVA版または「スーパーロボット大戦」シリーズ登場時の姿を基本としたものになり、旧テレビ版の無骨な体躯が気に入っているファンからの突き上げを食らいました。 そりゃまあ、グレー基調だったボディカラーが、全体的にブラック基調になってしまったんですからね。 知らない人が見たら、魂版とDX版を並べても、絶対同じロボットだとは思わないでしょう。それくらい違うんです。 ただ、この新しいデザインにもファンが多かった事もあり、一時は局所的に「どちらのダンクーガのデザインが優れているのか」という論争まで発生しました。 いずれにしても、玩具的な出来の悪さが指摘されていた「DX超合金」版とまったく同じギミックを搭載しつつも、そのスタイルをまったく違う整ったものに進化させた訳ですから、正確には問題点とは言えないかもしれません。 2004年5月、東京・原宿で行われた「超合金EXPO」を皮切りに、「リアルカラーバージョン」というものが発売されました。 これにより、全身は黒からグレーカラーに、顔などの銀色部分は白くなり、よりアニメ版に近い雰囲気になりました。 ただし、リペイントだけで定価は3000円くらい上がってしまった訳で… 「ザンボット3」は、細かな指摘は当初から囁かれていましたが、可動ギミックを搭載したザンバードの主翼(ザンボエース時の胸の翼)をつけたままで合体させようとすると支障が出るという難点が、もっとも注目を集めていたようです。 さらに、脚部の関節可動率の中途半端さも目立ち、中には可動幅を増やすために改造をする人達まで出てきました。 誰もが唱える大きな問題がない分、色々な所に疑問を抱いてしまうといったところでしょうか。 最新作も、なかなかうまくはいかないようです。 「超合金魂」は、初版は手を出さず、再版を買うのが良いという、まるでソ○ーの電化製品みたいな話があったりします。 ここまでで述べてきたように、再販は、初版の問題点を修正して発売される可能性が高いからです。 ですが、実は過去に再販されたシリーズはそんなに多くはなく、マジンガーZ、コンバトラーV、グレンダイザー(宇宙の王者セット)、大空魔竜、ダンクーガ、エヴァ初号機、ボスボロットくらいです。 しかも、再販までには数ヶ月から一年単位の間が開くため、ずっと発売を待ち続けている人達にとっては辛いものがあります。 この辺りは、色々と考えるところがありそうです。 筆者は、初版発売時の評判を聞き、それによって買うか、再販を待つかを決めるようにしています。 もちろんそれも、過去に初版に飛びつきまくって泣きを見た経験があるからなんですが(笑)。 ちなみに、八月には「ボスボロット」「エヴァンゲリオン初号機」が再販されています。 最後に、「ブラックバージョン」の話をしましょう。 「超合金魂」は、最初の「マジンガーZ」の頃から、なぜかやたらとリペイントバージョンを出す傾向があります。 アフロダイA、ダイアナンA、ミネルバX、ビューナスAなどのマジンガー系女性型ロボや、エヴァンゲリオンシリーズ以外は、ほぼすべて別バージョンが存在します。 正確には、雑誌マガジンZ連載作品「マジンガーエンジェル」の関連商品として、ミネルバX以外のマジンガー女性型ロボットはメッキ&リペイント版が発売されますが。 ただし、ブラックと言っても実際はガンメタルバージョンで、フラットブラックと黒っぽい銀色(黒鉄色?)と金色を中心とした配色になっています。 決して、「DXライディーン」や「DXダルタニアス」などのような、全身黒一色ではありません。 これはこれでなかなかかっこいいのですが、リペイント版に興味のない人には何の魅力も感じられない商品らしく、ものによってはかなり叩き売りされていたものです。 魂ブラックバージョンは、昔プライズ商品で存在した「スーパーロボット大戦アクションロボ」のリカラーバージョンを参考にしたものではないかと推察されます。 これは、ノーマルカラーとクリアー(または白や黒)、ガンメタルバージョンなどの種類が混入されているブラインドボックス形式の商品で、このガンメタルバージョンの彩色センスは、魂ブラックバージョンと大変良く似たものを感じさせられます(一応ハズレ扱いだったんですけど)。 魂ブラックバージョンは、メイン商品には付いていなかった「各ロボットパイロットのメタルフィギュア」を付属し、それによって定価を吊り上げて発売していました。 ですが、このメタルフィギュアはあまり評判が良くなかったようで、マジンガー三大ロボと「コンバトラーV」(豹馬とちづる)で終了させ、後は「プラスワンパーツ」を加えるというスタイルに変更されました。 「大空魔竜」は、フルメッキを施されたパート3パーツ(顔)で、「ゲッターロボ」は「コマンドマシン」が付き、元々付属されていたイーグル・ジャガー・ベアー号と揃える事ができるようになりました。 今のところ、ブラックバージョンは「大空魔竜」までで、その後のゲッターロボは全身銀色とメッキによる「練習機バージョン」、「ダンクーガ」は前述のリアルカラーとなっています。 「ゲッターロボG」や「ザンボット3」、またまた「エヴァンゲリオン」シリーズ、はたまたこの後発売される「鉄人28号」がどうなるのか、大変興味深い所ではありますが(笑)。 「鉄人28号」には、本編内にも「カロリア鉄人」というレプリカが登場していますから、それが作られる可能性は大きいかもしれませんね。 そういえば、「マジンガーZ」には「OVA版」という、ちょっと製作意図の読めない謎のアイテムもありました。 これはオリジナルOVA「マジンカイザー」内に登場する、いわば原作版テイストのマジンガーZで、目の周りに赤い縁取りがあったり、胴体が長かったりと部分的な違いが見られます。 …思い切り売れ残ってましたけどね(笑)。 ちなみに、「超合金魂」の価格って、どれくらいなんでしょう? 最初の「マジンガーZ」は定価5800円でしたが、その後シリーズを重ねるごとにボリュームアップを続け、四作目の「コンバトラーV」で定価12800円と5ケタ価格台に突入し、「ゲッターロボ」の14800円、「ダンクーガ」の19800円、「ザンボット3」の18690円と、かろうじて二万円を割る価格にまで上り詰めています。 もちろん、その間の商品の中にも、5000円台のものや10000円ちょうどくらいのものがあったりするんですけど。 話題の大物は、どうしても高くなる傾向が出てくるようですね。 さて、「鉄人28号」以降のラインナップがまだ聞こえてこない「超合金魂」ですが、実は以前から…そう、「コンバトラーV」発売直後からずっと、もう5年単位で待ち続けられているものがあったりします。 次は是非これを…という願いを込めて、今ここにそれを提示してみましょう。 「超電磁マシーン・ボルテスV」!! なんとか、出してほしいものです。 筆者も懇願していたりします! …合体はともかく、超電磁ゴマの再現とかは絶対無理だろうけど(笑)。 今となっては大変高価になり、入手困難になってしまった「DX超合金」シリーズ。 ファンがどれだけ焦がれても決して再販・復刻されないこれらに恋焦がれる人達はとても多いのですが、「超合金魂」は、そんな人達の溜飲を下げ、また新しい価値観を育てる礎にもなっています。 これからも、私達の予想を大きく上回るラインナップとギミックを盛り込み、シリーズを発展させて欲しいものです。 → NEXT COLUM |
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