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更新日:2003年11月23日 | |||
……といえばオルフェノク4人衆ではなくて、幸せを呼ぶという4つ葉のクローバー。 某所へ行けば4つ葉だろうと8つ葉だろうと思いのまま手に入りますが、それはそれとして。 各国それぞれラッキーな物というのは色々あります。 例えば拾うとラッキーな物は「蹄鉄」「ヘアピン」など。 今時蹄鉄を拾う事は滅多にないでしょうけれど。 なお、ヘアピンの方は「拾わないと悪い事が起きる」というおまけ説もありますので、ぜひ拾っておきましょう。 ただ、その後どうすれば良いのかが謎です。 使わないぞ、拾ったヘアピンなんて。 ラッキーなモチーフとして有名なのは前述の4つ葉のクローバーの他に「テントウムシ」「豚」「うさぎ」「りんご」「ハート」「星」「十字架(クロス)」「天使」「オリーブの枝をくわえた鳩」「錨」「鍵」などでしょうか。 このうち「オリーブの枝をくわえた鳩」ですが、私昔は「鳩」そのものがラッキーだと思っており、枝を加えたデザインが多いのもその方が意匠として素敵だからだと思っておりました。 実際、「鳩」単体も“平和の象徴”としてラッキーモチーフ扱いされているせいもあったのでしょうが……。 でも「オリーブの枝をくわえた鳩」といえば、『ノアの箱船』でしたね。 “箱船で漂流していたノアが何かの手掛かりをつかむため鳩を放って、7日目にその鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってきた事により、水がひき始めた事を知って喜ぶ”というエピソードから来ていたのですね。 こんな有名な話と意匠を結びつけられなかったとは、とほほです。 そうそう、ちなみに聖書つながり(?)でもう一つ。 実はアクセサリーとしての「十字架(クロス)」モチーフの大流行には、聖なるシンボルである十字架を“かっこいい形”としてしか使っていないという事でキリスト教の総本山バチカンでは頭を痛めているそうです。 でも怒ってもあまり効果は無かったとか。 オシャレな人にとってはどんな権威も関係無い訳ですな。 さらに、加えて聖なるシンボルでもあるなんてラッキー♪ お守り効果もあるかも? なんて幻想もあるかもしれません。 しかし一説によると、「十字架(クロス)」モチーフそのものがラッキーシンボルなのではなく、その内側に秘められた敬虔な神への気持ちが幸運を呼ぶ物だそうです。 持っていればいい事があるよ♪ というシロモノじゃないんですね。 そうだ、キリスト教絡みのラッキーモチーフで昔から疑問に思っていることがありまして。 なんでラッキーモチーフに「りんご」が入っているのでしょうか? 仮にも「エデンの園」からイブを追い出す材料になった物なのに。 “知恵の実”そのものには罪は無く、素晴らしい物だ! なのでしょうか。 誰か詳しい方、教えてくださいませ。 では。 → NEXT COLUM |
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