ACT-09
2003年 真夏の関西オフ会! レポート その9
後藤夕貴
更新日:2003年10月9日
2003年8月23日(土) 第二日目(後編)

 さて、本オフは待ち合わせ場所からそう遠くない所で、滞りなく開催。

 総勢14名の豪快な乾杯の合図の後、次々に料理や飲み物が運び込まれてきます。
 ここに来るまでの待ち時間の間、皆さんそれぞれでおしゃべりしていたせいか、初対面同士の余計な気兼ねもほとんどなく、実にスムーズに理想的に展開しております。
 いやホント、皆さんまったくと言って良いほど緊張感がなく、見事に馴染んでおられる!
 かといっておかしな事もまったくなく、皆さん、大変礼儀をわきまえておられる紳士・淑女の集まりだとあらためて実感します!
 今までも別におかしな展開があった訳ではありませんが、すごくうまく行っているようなので、幹事の私は感無量です。


 さて、そんな風に始めてしばらくしたら…ついに最後の一人・「ベルデ」のカードデッキを持ったオジンガーZさん登場!
 投稿掲示板にて大活躍中のお客様は、なかなか格好良く人当たりの良いお方!
 全員揃った所で、再び乾杯の音頭を取ります。
 もちろん、すでに生ジョッキ2杯目以降に突入している私と深黄泉さんでありましたが(笑)。


 盛り上がる中、いよいよビンゴ大会本番の開催です。
 居酒屋の隅の方の席だという事を利用して、こっそりやる…つもりでしたが、結構大騒ぎになってしまいました。
 お店の方々には申し訳なかったと思います(笑)。
 ともあれ、昨晩の反省を活かして一度出した数字はチェックして、無駄に時間を取らないように進行させます。
 シュウさんの提供された、「西部警察」の音声アラーム付き時計や、スパイダーマンの非売品タオルなど貴重かつ素晴らしい景品に対して、こちらはガシャポンのセットやプレステ・サターンなどの古いゲームソフトやら、安く購入できた「装着変身・G4」など、思いっきり趣味を反映させた品を出していきます。
 まあ、気にしない!

 時には一度に4人もの人が上がってしまい、連続で景品をお渡ししたり、すでにお持ちの物を提供してしまったりと些細なハプニングはありましたが、かなりの盛り上がりを見せました。


 それぞれのグループで話が盛り上がっていましたが、そろそろ移動の時間です。
 次は、苦労して予約したカラオケです。
 私と本部長を中心として2つのグループに分けます。

 徹底的に、参加者様各位の趣味に殉じようという企画ですので、おのずとカラオケの分野も決まります(笑)。
 私達のグループは、自然に「ゲーム・アニメ部屋」となり、本部長グループは「特撮部屋」となった様子。
 こちらの部屋は、のっけからスーパーロボット系でガンガン飛ばし、異常なテンションへと発展していきます。
 特撮部屋の方では、首藤さんや秋月さんが掲示板上で発表されていた替え歌などを披露、鷹羽も、全部の歌詞をグロンギ語に変換した「仮面ライダークウガ」で応戦です。
 たまーに「鳥の詩」なども混じりますが、まあこれはお約束(笑)。
 あっという間に、時間が過ぎ去ってまいりました。


 宿泊施設の門限の関係や、梅田から電車で移動しなくてはならないという事情から、いつも東京などでオフをやるよりも早い時間で解散です。
 あっという間の4時間で、皆さん大変名残惜しそうです。
 とりあえず、このままそれぞれの帰路へ…とする前に、近くにあるからと、もう一度「亀王ラーメン」へ行ってみようと考える私。
 試しににとお客さん方にも声をかけてみました所、だいたい半分くらいの人が一緒に付き合ってくださいました。
 というわけで、合宿組は一足先に駅へ向かい、別行動。
 亀王ラーメンに向かった私は、再び油そばを注文します。
 一次会の食べ物? んなもん、とっくに消化してます(笑)。
 大阪に来ると、消化効率が高まるんですよ。ご存じでしたか?


 さて、相変わらず好評だったこの油そば、どんなものかと言いますと…
 見た目は、スープの入っていないラーメン。
 しかし実際はかなり違うもので、どんぶりの底には植物油とタレをまぶした調味料が少し入っています。
 具は細切りのにんじんやチャーシューを中心に、意外とこぢんまりとした内訳。
 これにお好みで「酢」や「にんにくのみじん切り」を混ぜ、全体を掻き混ぜてから食します。
 ここの油そばは、深みのある甘めのタレと、薫り高いチャーシューの組み合わせが「神の領域」といわんがばかりに絶妙でして、思わず目を見張ります。
 特にチャーシューの味わいたるや…夢に出ます。
 かつて数年前、仕事場の人間を何十人も連れてきましたが、皆この味に驚いておりました。


…さて、食べ終わったので支払いを済ませようとレジに行くと、こちらの店長さんがおられます。

「おや、帰ってきたの?」
 …と、突然声をかけられました。

 4年前までしょっちゅうここに通っていた私は、当時店長さんとも顔なじみになっていたのですが、もうかなり時間が経ってましたので、いくらなんでももう忘れられているものだとばかり思っていたのです。
 しかし、店長さんは私の事を覚えていてくださいました! 感激!!
 思いがけないやりとりに心もお腹も満足した私。
 いやあ、これだから大阪はたまりません!
 ちなみにこの日、阪神がまたまた試合に勝ったので、餃子も半額になっていました。
 素晴らしきかな、大阪魂♪
 また近いうちに来ますと約束し(え?)、店を出ました。
  

 その後、梅田駅で流さん・オジンガーZさんら帰宅組の方々とお別れ。
 短い間でしたが、とっても楽しい時間を共有できた方々とのお別れはやはり寂しいです。
 またいつかこういったイベントを企画します、と約束を交わし、また掲示板上で! と笑顔の解散です。
 笑顔を絶やさずとても明るい流さん、そして面白い話題で楽しませてくださった月さん、世代が近いという事もあり、快くお話に付き合ってくださったオジンガーZさん、本当にありがとうございました!!

 私と鷹羽、Boo、そしてラーメン屋にお付き合いくださった本部長と友紀さんとで、本日最後の宴の地へと向かいます。

 
 先に宿に戻っていた方々は、すでにこれからの時間を有効に活かすための準備をしていました。
 もう一日歩き回り、疲労の極地にいた私も、風呂場へ直行。
 とっとと着替えて、今夜も飲み物を確保。
 そして、一時間ちょっともした頃、いよいよスタンバイが完了しました。


 さて、ここからの主役は鷹羽飛鳥
 かねてよりリクエストを多かった「名乗り」を是非やってくれと、無理矢理全員の前に引っ張り出されます。
 嫌々出て来つつも、いざポージングが始まると、凄まじい切れを発揮するのはさすが。
 ダイレンジャー全員→最後の全員決め部分と続きますが、細い身体のくせに体さばきの速度と体重の乗せ方がすごいので、ズシンズシン音が響きます。
 う〜む、さすがにあまり長時間はできません。
 下に客室がなかつたのがせめてもの救いと、今度のリクエストは、音が響かない「仮面ライダー」系のものになりました。

 さて、ここでシュウさん
 泣く子も黙るような迫力の変身ポーズで、かつて私達を驚愕させた「技」が炸裂します。
 そして、同じくそれを代表芸の一つとしている鷹羽も加わり、ダブルライダー変身ポーズ!
 たった数秒の簡単な打ち合わせで、呼吸もタイミングもぴったりのポージングを披露してくださり、思わず部屋中から感激の拍手が鳴り響きました!

 
 ちなみにこのポージング大会は、早い時期から皆さんと「やろうやろう」と話をしていたお遊びのひとつでして、どーせなら思いっきりやろう! というノリで決まったものでした。
 ですから、ライダーベルト系のなりきり玩具をお持ちの人はそれぞれ持ち寄ってきておりまして、なんとVバックルが4つも!
 さらに、首藤さんがお披露目も兼ねて持ってきてくださったファイズドライバーも加わり、さらにさらに「クロスチェンジャー」「テクノブレス」「チェンジブレス」などの戦隊系も登場。
 もっとも、戦隊系は主に鷹羽の持ち寄りでしたが(笑)。


 続いては、Vバックルの変身講座
 「龍騎ライダーの変身ポーズって、デッキを差しこむだけだから簡単なのでは?」とおっしゃる方を、次々にベルト巻きの刑に(笑)。
 実際、Vバックルにデッキを差しこむ動作は、変身ポーズを完璧にトレースすればするほど難しくなりまして、皆さんやはり難儀していました。
「思ったより難しい!」とは、朝倉さんや友紀さんの弁。
 なぜかkayさんまで参加させられてしまいました。
 また、「いかにオルタナティブゼロの変身は再現不可能か」という話まで。
 ですが、ファイズドライバーの携帯差し込み動作は、これよりさらに輪をかけて難しいという事も判明。
 やっぱり、顔を正面に向けたままギミックを動作させるのは難儀だと結論付けられました。


 その後、また色々な話題で盛り上がりつつ、夜はふけて行きました。
 
 翌朝、深黄泉さんと鷹羽が早い時間に出てしまうというので、早めに解散…したつもりが、またまた午前2時!
 皆さんまだまだ話し足りない感じではありましたが、続きは明日の朝という事……にはなりませんでした。

 私と本部長、シュウさんの3人…すなわち「必殺シリーズマニア」の集まりは、ここからが本領です。
 各シリーズに対して、思う事を次々に語り合い、いつのまにか午前3:30…
 さすがにこの日は、これにて終了となりました。


 明日の24日・日曜日は、最後の日であり、ほぼ午前中で解散です。
 朝はみんなで「仮面ライダーファイズ」鑑賞会。

 鷹羽による「生習慣鷹羽」開催か? …と、期待されていたのですが、実際は意外な方向に進む事になっていくのです。


 → 続く
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