ACT-08
2003年 真夏の関西オフ会! レポート その8
後藤夕貴
更新日:2003年10月8日
2003年8月23日(土) 第二日目(中編)

 次に巡るは日本橋方面。

 こちらでは自由行動をしようという発案をお客さん方からいただきましたので、私とBooは独自行動です。
 千日前方面まで引き返し、吉本新喜劇の劇場前を横切って「明石風たこ焼き」に挑戦です。
 って、さっきからまだ20分も経っていませんが(笑)。

 店名は失念しましたが、劇場のすぐ横にある軽食屋風外観のたこ焼き屋さん。
 こちらで出てくる「明石焼き風」は、カリカリした従来のたこ焼きの皮ではなく、卵焼きのようにふんわりした衣でつつまれた大振りのたこが決め手で、それを熱いかつおだしつゆに付けて食します。
 アルミの箱にたこ焼きと三つ葉、だしの入った大きな容器が入ってきますが、このつゆをアルミの中に開けると、もうあまりの熱さに手で持っていられなくなります!
 それくらい熱いつゆにつけるたこ焼きったらもう…知らない人には絶対想像できない、今までのたこ焼きの概念をうち崩すような悦楽にむせびます。
 付け合わせの三つ葉が泣かせてくれるんだわ、これがもう!


 さて、つゆまで残さずいただいた我々二名は、付近のプロ用調理器具の専門店街を見学し、わざわざ裏道を経由して日本橋へと向かいます。
 この時点で、待ち合わせの時間がかなり切迫していましたが、やはり日本橋に来たらゲーム屋巡りをしたいじゃん! という欲望には勝てず、知らぬうちに足が速まります。
 途中古巣にも寄りましたが、まあそれは気にしない(笑)。
 数年前の記憶を頼りに、日本橋を巡る私達。
 ここには、中古のゲーム屋が多くあり、かつてファミコンやらPCエンジンやらが色々あった……筈なのですが。


 あれれ?
 ほとんどなくなってる?
 あるいは、ガシャポン・プライズ中心のマニア向け販売店になっている?!


 結局、以前訪れた中古店は一件だけ残っていたもののものすごい規模縮小状態。
 逆に、プライズ系の店はそこら中に乱立…あややや、どうやら豪快に世代交代してしまっていたようです。
 まあ、それでもSR「ヴァンパイアセイヴァー3」のシークレットを出す事ができたので、自分的にはまったく問題なかったのですが(笑)。
 ただ、古物ゲームコレクターのBooを満足させられるような出会いがなかった事はかなり残念。
 嗚呼、あの甘いひとときは、もう記憶の奥底にしか存在しないのねんねん。

 さらに、待ち合わせ時間が切迫してきていたので、二人してなんば方面まで駆け足!
 ううむ、これはまたいずれ来なくてはなるまいて。
 という訳で、わずか30分間程度の日本橋探検は終了しました。
通天閣。商店街側からの遠景撮影…なんですが、実はここからだと意外に近いんです。スケール感わかります? これ、合成なんかしてないのに合成っぽくみえますよね?


 再びお客さん達と合流した私達は、シュウさんのご案内で、今度は「通天閣」へ!
 そう、なぜか今まで一度も行った事がなかった通天閣…その付近の新世界にも、足を踏み入れた事がなかったりします。

 ゆでたまごの「グルマンくん」を読んで以来憧れ続けていた地に、今ようやくたどり着こうとしています☆

 これはいい機会だから、是非行かなければ! という訳で、早速足を運びます。
 ただ、ここまででもかなりの間炎天下に晒されていたため、一部のメンバーに疲労が。
 おお、言われてみれば、自分もかなり汗だく!
 出来れば着替えをしたいくらいですが、そういう訳にもいきません。嗚呼、せつない…。

 少し休憩を交えつつ、途中からゆっくり通天閣手前の商店街に入ります。
 もちろん、私と首藤さんは、経過にあるおもちゃ屋のチェックも忘れません(笑)。


 そして、通天閣…

 おおお、なんとすごい!
 商店街側から見るとスケール感がまったくわからない!

 やたら遠くにあるように見えて、しかし実際はそんな事はなく…さらに、あれだけ大きな建造物がたった4箇所の、しかも幅数メートル程度の足場で支えられているという脅威の事実に腰を抜かします。
シュウさんにご案内していただいたベストな景色です! 通天閣の時計と「HITACHI」の文字がはっきり見える位置から撮影。う、美しい!
 まあ、実際は搭に昇るための建物自体にも支えられているのですが…脚が異常に細いくせにボディのボリュームがすごい事には変わりません。
 さすが日立グループ、想像を絶する科学力・技術力です! <違
 東京タワーなんぞ、このすばらしさの足下にも及びませんわ。

 残念ながら時間の関係で、新世界方面にはいけませんでしたが、通天閣の偉大な姿を間近で鑑賞できて、至福の想いに浸れました。
 ううむ、これはまたいずれ来なくては(以下略)

 しかし、後から考えると、この通天閣…白とグレーのコントラストで彩られた姿は、なんとなく「オルフェノク」に通じるものがあります! …なんておバカな話をしていたら、深黄泉さん達に妙に納得されてしまいました。
 無機物もオルフェノク化するのか?!
 後に、ここも激しく虎化したのは知ってますが(笑)。


 さて、そろそろ本オフ会開催の時間が近付いてきましたので、再び梅田に戻ります。
 あっという間に、午前中から午後までの時間を潰せてしまいました。
 
 お腹も程良く空いてきましたね。


 梅田駅では、残る5人のうち4人と合流の予定です。

 まずは、「王蛇」のデッキを持つ者との合流…そう、ご存知、鷹羽飛鳥です。
 飛行機で空港に到着後、バスで梅田駅までやって来た氏を迎えに行く私とシュウさん。
 「絶対にそこを動くな!」と、携帯メールが発信されます。
 そう、鷹羽ッチは極度の方向オンチ
 北海道に向かって車を走らせたとして、九州に辿りついても不思議ではありません。
 捜索願を出さずに済むように、厳重に足止めをかける必要があります。

 待ち合わせ場所で、鷹羽飛鳥と合流。
 私も結構久しぶりに会いましたが、よくよく考えれば、シュウさんともこれが初顔合わせ。
 無言胸ポケットから取り出すは、王蛇デッキ型の参加証…と思いきや、なんとデッキと同配色の、紫色のポケットティッシュ!(笑)
 おーい、なんだそりゃー☆


 次に、他のお客さん達との待ち合わせ場所・からくり広場へ。
 マップ上では広い空間なので待ち合わせに向いている…ように思えたのですが、行ってみたらそこはプリクラの山!
 ゲゲッ、結構場所が限定されてしまう!

 この時点ですでに10人…なかなかの数です。
 次回もしやるならば、この場所は控えた方がいいかな〜…なんて思いつつ待っていると、おお、新たなお客さん登場!
 「地雷被害報告&みにれびゅう掲示板」の常連さんであり、数多くの投稿レビューを提供してくださっている流竜馬さんと、そのお友達の月さん
 この場の完全が初対面という、今回最初の出会いです。
 差し出したるカードデッキは…両方とも同じデザイン!
 一部では「そう来たか」との声…そう、流さん達には「オルタナティブ」のデッキが二つ送られていたのです。

 これでデッキの数15個の帳尻は合いましたが、まだ「タイガ」と「インペラー」「ベルデ」が来ていません。
 「ベルデ」のデッキの所持者は会場直接に入られるという連絡をいただいているので、残るは2名!
 
 …などと考えていると、グループの端の方で「タイガ」のデッキを差し出して、お客さん方に挨拶しているクールガイが!
 おお、なんと! 画像系個人サイト「kaysR」の管理人であり、『アフター仮面ライダーアギト』『仮面者達の森』を執筆しておられる、kayさんではありませんか!
 実は、私をはじめ本部長、シュウさん、深黄泉さんなどをはじめとして、生のkayさんにお会いしたいと願っていた人達は大変大勢いたのです。
 ついに会えた! 感激!!
 
 そして、続けて「インペラー」も登場!
 赤城山掲示板によく遊びにいらしてくださっている、友紀さん
 ライダーとスパロボ系が大好きで、レビューページも沢山読んでくださっている、ありがた〜いお客さんです!
 この後の話ですが、サイトについて大変貴重なご意見を沢山いただく事ができ、とても勉強になりました。


 さあ、これで待ち合わせメンバーは全員揃いました!
 時間は午後5時。いよいよ、会場入りです。
 本オフ会、ついにスタートです。

 いやあ長かった(笑)。



 → 続く
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