ACT-07
2003年 真夏の関西オフ会! レポート その7
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更新日:2003年10月7日 | ||||
2003年8月23日(土) 第二日目(前編) 今回の参加者様各位には、「参加証」と称して、小さなプラケースに名前入りのイラストを挟みこんだものをお渡ししておりました。 このイラストは、「仮面ライダー龍騎」のカードデッキのデザイン! この日のために、わざわざ「Vバックル」付属のカードデッキを無理矢理スキャナーに放りこみ、強引にトレースして仕上た本格的なもので、もちろん劇中のライダーの紋章と色が組み込まれています。 紋章部分は、「習慣鷹羽」の壁紙に使用した手作りの画像の引用だったり。 配布元の私は神崎士郎気分で、皆様に「戦え!」と優しく囁きつつ、これを渡していくわけです。 この時点で、私がオーディンのデッキ、柏木がファム、Booがライアのデッキを持ち、他にも「龍騎」「ナイト」「ゾルダ」「シザース」「ガイ」「リュウガ」が揃っておりました。 ですが、誰がどのカードデッキを持っているかは、配布元の私以外誰もわかりません。 この時点で、まだ「王蛇」「ベルデ」「インペラー」「タイガ」がいないのです。 それに、全部で15人の参加者ですから、残る2人のデッキは? 渦巻く謎を前に、全員の緊張はまったく高まりません。 でも、「誰が何を持っているのか?」という話題は出てきます。 一番王蛇が行きそうな“朝倉”だんさんには、あえて外して龍騎が行っていますから…さて? かと思うと、“首藤”真司さんには、ストレートに「シザース」が行っていたりもするので、まったく先が読めません(?) さて朝です。 さすがに前日あんなに遅くまで起きていた訳ですから、日頃から夜更かしに慣れている人達以外は徹底的にローテンション。 同室になった私と本部長、朝倉さんは、なぜかいきなりハイテンション。 いまだ夢の世界をさ迷う他の皆様に(女性陣は別室ですが)、熱きモーニングコールを捧げます。 いえ、別に無理矢理起こしているわけじゃないですけどね。 近所の定食屋で、ちょっとうれしいセルフ朝食をとった後、私達は本日の予定を考えます。 実は、23日の日中の予定は、まったく考慮しておりませんでした。 ちなみにこれは意図的で、自由に大阪見物でもしませんかというノリだったりします。 しかし、結果的に「じゃあ食べ歩きしよう」という方向に流れ、一同は揃って心斎橋→なんば方面へと向かいます。 中には「え、食べ歩きなの?」と驚いていた方もおられましたが…ごめんなさい、これは計画的犯行だったのかもしれません(笑)。 少しずつ暑くなってくる青空の下、私達は揃って駅へと歩き始めました。 一方その頃、「王蛇」のカードデッキを持つ者は、一路地元の空港へと向かっておりました。 いえ、携帯メールが来たんで、その時間とほぼ同じだったのは間違いないんですが。 さて、ここで活躍するのはシュウさん。 「大阪は庭のようなものや」と、隅屋とセクンデの命を狙ったどこぞの大元締みたいな事をおっしゃるこの方は、その言葉通り、私達一行を的確に導いていってくださいました。 かつてほんの少しだけ大阪にいたとはいえ、地理などほとんど何も知らない私。 地元という事もあるのでしょうが、あの複雑怪奇な大阪・梅田駅をはじめとする各駅構内(地元の方ごめんなさい!)をスルスルと進むお姿は、大変頼もしゅうございました。 そんな素敵なナビゲーターのお力を借り、一行は心斎橋へ。 ここからアーケードをゆっくりと回り、道頓堀方面へ向かいます。 とりあえず、第一目標は「自由軒」! 千日前にあるこのお店は、独自のスタイルのカレーが有名です。 半円状に盛られたカレーの中央に生卵を乗せるという形で、他のメディアでも結構頻繁に紹介されていました。 もっとも、ネットで検索すると同じ名前・よく似たドメインの店舗がやたらと一杯出てくるんで、何処がなんだかわからなくなりやすいんですけど(笑)。 きっと、人には言えないような様々な事があつたのでしょうねえ…(ホロリ) まずはここで…一回戦♪ 名物カレーを注文します。 先の通り、一見生卵のせドライカレーのように見える「名物カレー」は、実はカレールーをご飯にまぶしたもので、ちゃんとルーの食感が残っています。 生卵を潰してカレーご飯と混ぜ込んで食べるのですが、これがまたおいしい! 目新しさもさる事ながら、カレーの味がしつつもなんだか別なものを食べているかのような感覚に襲われます。 有名なお店ですから、もちろんものすごいお客の数! しかしさばき方がうまいのか、到着時にかなりの並び列だったにも関わらず、私達はほとんど待たずに入れました。 昭和初期ないしは大正時代を思わせる、レトロな店内洋装が嬉しいです。 いつもの事ですが、周りのお客も皆ほとんど名物カレー注文しています。いったい一日何食出るのでしょう? 他にも「名物ハイシライス(注:誤字にあらず)」や「名物チキンライス」など、バリエーションのあるメニューもあれば、ごく普通のルーとご飯が別のバージョンのカレーなどもあります。 今度来たときには、別のメニューも頼んでみようそうしよう。 すでに次回来訪時のシミュレートを始めている私・元締でありました。 ちなみに、ここに来た回数はこれで5回目くらいでしたか。 去る9/15、阪神タイガース優勝の際に大勢の人達が飛び込んだ道頓堀川を通ります。 ここから眺める光景は、東京などでは絶対に見られない配色に彩られていて、何度来ても飽きません。 つか、ここの光景に飽きるような事があるのか、というほどです。 で、おのぼりさんに徹して撮影したのが、これ♪ この「大阪ノリ」に圧倒されるは、関東方面からのお客さん、深黄泉さんや秋月さん、首藤さん達。 もちろん、スタッフ一同もあんぐり状態。 しかも、グリコの看板だけでなく、「川に飛び込まないでください」という注意書きも圧倒の要因。 周りでは、私達以外でも撮影している人達が大勢いらっしゃいます。ほとんど携帯カメラですが。 そして、おもむろに道頓堀川の水面を眺める私達。 なんかすんごくどんよりしちょるんですが… 「ここに…飛び込むんだよ、なぁ?」 お世辞にも綺麗とはとてもいえないばかりか、かなり危険そうに思える川…ここに落ちる人達の気持ちの高揚度合いは、平静時の私達には絶対わからないという事を思い知らされます。 阪神サイコー☆ ちなみにその後のニュースによると、約60000個単位の大腸菌が検出されたとか。うげ〜。 その後、ここから飛び降りた男性が一人亡くなって大変な騒ぎになりましたが、さらにさらに、18年前の水死者と思われる遺体が川底の泥の中から発見されたという事で、またまた大騒ぎになりました。 この方、前回のタイガース優勝時に亡くなったらしいという見方が強く…首にバースの名の入ったメガホンかけてたらしいですから。 不謹慎言い方かもしれませんが、悲惨な事件発覚の筈なのに、なぜかあまり陰惨な雰囲気がしてこないのは、気のせいでしょうか? さて、その後「かに道楽」「食いだおれ人形」などの名物ポイントを経由した私達は、朝倉さんのナビでたこ焼きを食べる事に。 そう、さっき自由軒を出てからまだほんの少ししか経っていません。 ここで紹介するのは「赤鬼」 ここは様々な味のトッピング(ソースの種類やかける物などの選択)がある上に、私が焦がれていたあの「素焼き」があるのです! つまり、一切何も付けないたこ焼きって奴ですね。 私は、かつて夜の大阪を徘徊し、たこ焼きの屋台を片っ端から巡ったものですが、いずれもソースの量が多すぎるような感じがして弱っていた事がありました。 なにせ「お願いだから、ソースはちょっとだけにして」と頼んでも、巨大なハケで3重塗りくらいされていたもので(笑)。 ですから、この素焼きは…私にとって至福の味でした。 朝倉さん達が買ってきた道頓堀名物の一つ「大たこ焼き」と、私が買ってきた素焼きたこ焼きを皆で食べ比べ、「両方ともすっげえおいしいじゃん!」と結論付けた所で移動です。 こういう事、東京ではできませんから感動はひとしおです。 あ、首藤さんがカードデッキを出している。かに道楽の看板の下で(笑)! こういう所でも、ネタだけは忘れない首藤さんにメロメロです☆ 現在は、阪神騒ぎの影響で片目がなくなってしまったというかに道楽の看板… ありし日の姿を、今ここにデーン! → 続く |
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