2003年7月　カラオケ予約難戦！

　22日から24日まで行われる合宿に利用する旅館はOK、23日夜に行う本オフ会の会場もばっちり。
　7月21日を過ぎたら、とっとと移動手段の確保に入り、行きのバス・帰りの新幹線の予約を済ませます。

　もっとも、経費削減のため、私とBooの両名は高速バスの往復ですが。
　高速バスって、片道ずつ買うより往復で買った方が、それぞれ1000円くらいずつ安くなるんですよね。
　もっとも、ここでケチったおかげで、我々2名はちょっと悲しい目に遭うのですが…ま、それはおいといて。
　とにかく、ここまではすべての準備が順調でありました。


　ところが、「カラオケ」の予約だけが取れない！
　予想外の事態に直面してしまいました。

　カラオケの予約を取り始めた時期は、まだ本開催まで1ヶ月くらいあった時期でした。
　普通に考えれば、この時期から予約が取れないなんて事はありえない筈でした。
　ところが、ことごとく様々な店舗から断りを入れられてしまいました。
　いったいなぜか…？


　2回目のオフ会の時、15人もの参加者でカラオケに行って大きな部屋を一つ用意されました。
　そこでの2時間は…はっきり言って、不完全燃焼はなはだしいといった結果でありました。

　考えてみりゃ当然のことで、15人で順番にマイクを回せば、一人につきいったい何回順番が回ってくるというのか…
　また、「九拾八式工房」は特撮系のファンの方もいれば、ゲーム・アニメ系のファンの方もいる。
　これらを一つにまとめるのは困難という事で、今回は人数を2分割して2部屋確保しようとしたのです。
　で、これがいけなかった…


元締「すみません、23日土曜日の夜から、2時間2部屋取りたいのですが…」

カラオケ「あ、それは無理です」

元「？　なんでですか？」

カ	「土曜日は稼ぎ時なんで、その時間ですと１部屋のみで1時間半という事でお願いしているんですよー」

元	「…えっ?!　それって、たとえ人数がどんなに多くなっても、部屋に入る限りは詰め込まれるって事ですか?!」

カ「そういう事になりますねー」

元「そうすると、ほとんど歌えないって事にもなっちゃいますよね？」


カ「すみませんがご理解ください」


元「……ちょっと考えさせてください…」


　全部が全部じゃなかったとはいえ、ほとんどがこんな調子でした。
　恐らく東京なら、この「稼ぎ時」という辺りをなんとなくボカすんだろうなあと苦笑しましたが、とにかくどこに電話を掛けてもこの調子。
　当然といえば当然なのでしょーが、部屋の回転効率を中心に考える発言をここまで露骨にされると、こちらもちょっと意地になります。

　そんな時、オフ会参加者であり常連様の本部長（階級名称ですので敬称略させていただいています）が、ナイスなアドバイスをくださいました。


本「２人で同時に予約入れればいいんじゃないですか？」


　あ、そうか！
　なんでそんな単純な事に気付かなかったのか！

　確かに、二手に分かれて予約すれば、一応筋は通りますし店側の都合にも合う筈で、文句を言われる筋合いはない筈。
　という訳で、この作戦でGo！　という事になり、発案者の本部長さんに依頼してもう一方の予約を入れてもらうことで話をまとめました！
　さあ、あとはカラオケのシステム（機種）選択！
　今絶好調で、恐らく私達にもっとも相応しいと思われるのは…「HYPER-JOY」でしょうか？
　という訳で、これを搭載している店を探すわけですが…

Ａ「すみません、うちは悟空だけなんです」
Ｂ「HYPER-JOYはありますが、３人部屋しかなくて」＜おい
Ｃ「うちはCYBER-GIGAとかになりますねー」

　…全然あかん(笑)。
　やむなくあきらめて、今回はセガカラを選択。
　大阪では、多人数でHYPER-JOYは夢なの？　と悲しい思いを引きずりつつ、私はセガカラの新曲リストを検索するのでした。
　まあ、セガカラも一時期は「そのテ」のバリエーションに溢れた名システムとして一世を風靡しておりました。
　充分ポイントが高いので、文句言ったらバチがあたるわけですけど。(笑)


　ちなみに、一番最初に電話予約した、大阪梅田各所に支店を持つ某所は…

某「今忙しいんで、すみません！」ガシャン！
　ツーッ、ツーッ、ツーッ……

　あの、いつ掛けてもこんな対応だったんですけど…何なのよ一体(T_T)　

※本部長、その節は本当にありがとうございました。


　ちなみにこの時期は、「九拾八式工房」サイトリニューアルの作業も並行していました。
　こちらも、倒れるくらい色々な出来事がありましたが、趣旨が違うので今回はオミット(笑)。
　しかし、なんとか7/30に更新できました。

　前回のリニューアルが7/31だったわけだから…おいおい、ちょうどピッタリ1年後かいな！
　全然気が付いてませんでした（笑）。



　→　続く