SECRET第27回 ■ アトリエ彩 フルメタルパニック!TSR「千鳥かなめ冬服 純白下着Ver.(通常版)」
2006年5月1日 更新
ここでは、タイトル画像に利用したフィギュアをご紹介。
今回は、うちでは初めて取り扱う「アトリエ彩」の商品。
正直な話、ここの製品はあまり評判が良くないんだけど、今回のはなんとなくよさげな雰囲気を感じたので、手を出してみました。
ま、色々な意味で注目点の多い商品ではありますが、さて……
こちら、サイズは約17センチ強(アホ毛除く)、奥行きはだいたい約13センチくらい。
定価は7,140円(税込)と、結構高め。
正直な話、割高感はかなりありますな。
詳しい話は後ほど…
千鳥かなめ・陣代高校制服(冬服)。
トレードマークの武器やらハリセンやらは今回はなしで、見ての通り、よくわからんけどとにかくエロなシチュエーションを前面に押し出したもの。
劇中にこういった展開があるとかそういう物ではなく……そうだなあ。
たとえるなら、某ガイナッ○スが自社作品のヒロインをネタに一時期やったらとエロ全開の商品展開繰り広げていましたが、あれと似たような感覚でとらえればいいのではないかと。
左に落ちているゼクター(違)は、制服のリボン。
キャストオフ(後述)後に手に持たせるのに使用しますが、今回撮影には使用しませんでした。
なんかなくしそうでねえ。
まあとにかく、今回は難しい話は抜きにして、とにかく見て頂こうという趣向で。
アップです。
アイプリントなので、嫌いな人にはそれだけで大きなマイナスポイントですが、個人的にアイプリントは大歓迎(ヘタに塗りにされて大きな個体差出るよりよっぽどマシと考えるタチ)。
で、今回のコレはどうかというと…上まぶた(黒い部分)の厚みが足りないかなと。
サンプル写真見たときは、結構良い感じの目だったんだけど。
アゴのとんがりは、画像だと気になりますが、実際はそんなでもないかと。
以下は、いつものように旋回撮影。
スカートの中からはみ出ている紐は、後述する内蔵ギミック関連のもの。
下品な想像した人は、今すぐ1000円札握りしめて、近所の天下一品ラーメンでラーメンセットチャーハンと餃子付きの大盛りを食ってくる事を命じます。
拒否権はありません反省しなさい。
上半身を俯瞰で。
これだけでも、かなりヤバヤバなんですが…。
右側面は、さらにヤバイ。
わざわざ別パーツ構成にされたブラパーツのおかげでボディに適度な隙間が生じて、それがまたエロス度高めています。
ちなみに、引きはがせばブラは取れるそうなのですが、その下に期待するものはありません。
また、バストの中央下には固定用のダボ穴があるそうです。
ブラウスは脱がせられませぬ。残念がれ!
今年の流行「キャストオフ」を。
なんか多いなあ、今年はキャストオフ物。
あからさまに外れそうなスカートは、やはり着脱可能。
上半身と下半身を分離して、スカートを引き抜く「ミーア式」。
スカートの下は……なんだかすごい事になってます。
先ほど、スカートの中から見えていた紐は、下着の横紐だったんですな。
何人天下一行ったんだ、コラ。
この、一部の人がものすごく喜びそうな、そしてものすごく一瞬の出来事でなければこんな状態にはならないという、色々な意味で絶妙の構図、お見事です。
言うまでもなく、これがこの商品最大のウリ。
以下は、キャストオフ後の旋回撮影。
スカートを脱いでから下着を取るか、その逆にしなさい!
お母さんいつも言ってるでしょ!!
はい、最近接写が足りないとお嘆きの貴兄のために、抵抗感をかなぐり捨ててやってみました。
ぶっちゃら恥ずかしいぞ、これ撮影するの。
…まあ、いいか。
あえて何も言うまい。
馬脚を現すだけだ(ぇ
難しい事はさておき、細めのボディにもかかわらず、身体の柔らかさやふくよかさはきっちり再現されていて、造型レベルは大変高いです。
これはマジ。
特に、下半身部分のこだわりは尋常ではないですな。
まあ、最大のウリだもんねえ。
アングル変えるとこんな感じに。
なんつーか、エログラビア用に、本来あり得ないような挑発的シチュエーションを無理矢理やらせている、というイメージがありますが、そんな事はどーでもいいかと。
それにしても、露骨に見せるよりも、ギリギリで止める方がエロ度増大という真理を、あらためて思い知らされるような構図ですな。
そう、これはポージング考案時点での、構図発想力の勝利ですなっと。
こちらパッケージ。
サイズはかなり大きめで、縦24×横19×奥行18センチ。
大の大人が小脇に抱えるのに、ちょっとつらいくらいのデカさですかな。
店頭で購入して持ち帰る予定の人は、くれぐれもご注意を。
で、これは、箱の内装台紙を引っ張り出してみた状態。
…体育館倉庫でこの格好かよ。
要するに、これは「あゆみちゃん物語」みたいなシチュなのだなそうなのだな!!
――「あゆみちゃん物語」を知らない人は、今すぐ検索すべし!
しなくても、なんとなく言いたいことはわかってもらえると思うけど。
【買ってみて一言】
実はこの商品、上記までに触れていない大きな問題点があります。
それは、「肌が赤い」という事。
画像を見ただけではまったくわからないのですが、実際に商品を手に取るとすぐわかります。
全身火照ったかのように赤みが入っており…しかも、グラデ塗装ではなく、成形色がです。
これはかなり「ふざけんなおんどりゃ」状態になりかねないので、購入を検討する方は、一度現物を見て納得してから手を出すべきかと。
少なくとも、このページの画像や、他の通販サイトのサンプル画像は信用してはいけません。
では、なぜこのページの画像では、肌が白く発色しているのかというと。
単純な話、筆者のデジカメだとこの赤色肌がほとんど再現されなかったんです。
ですから、邪道と知りつつ、あえて画像調整時に色を飛ばして、「見られる写真にすること」に精力を傾けたわけです。
本来なら、そういった一番まずい所をしっかり提示できるようにしないと、レビューページとしては失格なんですが、こればっかりはどうしようもありませんでした。
というわけで、ここで大々的に取り上げているわけです。
あえて言うなら、一枚目の写真の足とか、ちょっと暗めに写っている肌部分が、実際の色味にある程度似ているかもしれません。
某所の情報によると(これは噂ではなく事実情報)、これは工場のポカによるものらしく、色調製のミスの結果だとか。
多分、最初の調製段階で赤みの足りない肌色になってて、赤みを足すように指示したら、今度はたっぷり赤を足してしまったという事なのでしょうな。
…つか、だったら造りなおせよ! とでも言いたくなる心境です、ハイ。
はっきり言って、筆者はこの肌色、全然納得していません。
比較的割安で購入する事が出来たため(半額以下)、これ以上文句を言う気はありませんでしたが、サンプルの時点で肌色が綺麗に発色していたので、(造型劣化はともかく)これは大丈夫だろうと思ったらこのていたらく…
さすがはアトリエ彩、期待を裏切らない出来ですな。
つか、こんなところでサプライズ用意しなくてもいいから(怒)。
造型やポージング、またエロティックさに関しては、そんなに悪いものではありません。
ただ、とにかく肌色…全体のほとんどを占める肌の色が大問題。
これをどうとらえるか、ですね。
この商品は、値段が7000円を超える高額商品。
その上での、この大きな問題点は、かなりイタイと思うのですが。
どうしても肌色が納得いかんという方のために、アトリエ彩お得意のこんなものもありますが、いかがでしょう?
って、こっちはこっちでまた別な問題抱えている様な気がするんだけどなあ。
――と、本日こちらの現品を見てきたところ、肌色おんなじやんか!
というわけで、どっち買っても肌赤いっス。
もうだめコロン。
どちらにしても、筆者にとっては高い勉強代でしたです。