SECRET 第●回 ■ ユージン SRDX「不知火舞 黒Ver.」
2005年4月24日? 更新
ここでは、タイトル画像に利用したフィギュアをご紹介。
ちょっと古いものですが、2005年1月発売のSRDX「不知火舞 黒Ver.」。
これは、2004年3月に発売された商品のリペイント版でして、最初のは「赤」でした。
ちなみに、赤Ver.はとっくにプレミア対象品。
よって、手が出ない訳であります。
写真ではかなり大きいイメージあるかもしれませんが、実物はだいたい15.5センチ(最頂部)程度。
そんなに大きくないので、机の一角などに充分飾れます。
この状態なら、ね。
あと、人目をはばからなければの話だけど。
前回同様、ここから以下は、ぐる〜りと周囲を回転しながら撮影。
大変けしからん衣装をご堪能ください。
原型のオーバーダードの特徴が出過ぎていて、こういうバランス無視の体型がニガテな人には辛いアイテムかも。
ただ、ここまで豪快に露出されると、むしろすがすがしいというもので。
でも、もうちょっと下半身と脚に厚みが欲しかったかなあ。
ちなみに、後ろの尻尾?を持ち上げると、その下はきちんと造形されているのですが、黒い塗料が肌部分に移ってしまうようです。
世間では結構誤解されていますが、不知火舞が巨乳で前をはだけまくった凄まじい衣装を身に着けているという概念は、実はゲーム本作ではなく、アニメ版「餓狼伝説」二作目にて、大張正巳氏がデザインしたものが最初に生み出したものだったりします。
それまでの舞は、前をしっかり閉じている衣装で胸の谷間なんかまったく見えず、ただ勝利ポーズ時に胸が揺れただけ。
当然、脇だってぴっちり閉じておりました。
…でも、後にKOFシリーズが大張テイストを継承してしまったもので、結果的にデフォルトとなって現在にいたります。
上半身をアップにしてみました。
胸元が開いている…なんてどころの騒ぎじゃねーな、もはや。
お約束は、横部分から普通に見られます。
こうしてみると、パーツ構成の関係で衣装が外せそうにも思えますが、実際は両乳房・背中部分で接着されており、取り外すのにはかなりの技術が必要みたいです。
付属の傘オプション(直径・長さ共に約13センチ程)を持たせた状態。
右手の扇子と差し替えます。
この傘は、本商品専用のデザインだそうで。
ものすごくかっこいいのでこの状態で飾りたいものですが、なんと保持が右手首一カ所だけなので、パーツへの負荷が心配。
また、著しくバランスを崩すので、立たせるのも困難。
写真の台座の位置に注目。
こうでもしなきゃ、自立できんのですよトホホ…
(付属している不格好な支持棒パーツ使えば無問題なんだけどね)
顔のアップ…に加えて、お約束をば。
どーでもいいんですが、この状態で胸から次々に扇子を取り出すのはすごい事だと思います。さすがは不知火流忍術!
でもまあ、この人、突然何もない空間から傘取り出したりもしますから、今更って感じですな。
【買ってみて一言】
こちらについては、商品の存在を知ったのがつい最近でして、そのため前に出た「赤」の方はまったく認知しておりませんでした。
ただ、ディスプレイされていたものを見た限りだと、個人的にはこちらの黒の方がいいような気がします。
さて、これは筆者のお気に入りなのではありますが、かなり不満点もあったりしますので、ここで述べておきます。
そのデザインから「安易に脱衣状態に出来ないように」されているのはわかるのですが、そのために衣装を接着してしまい、白い汚れ(瞬間接着剤が乾くと端に発生するアレ)が肌の各所に染みだしているのはいただけませぬ。
また、黒い部分の色移りが一部で発生しているのもね…
でも、このサイズだとSRシリーズみたいに「衣装の裏側を未彩色」にする事は困難なのかな?
あと、衣装が浮いているように見えるのはいいとしても、襟の後ろを上に引っ張られているかのような形状になってしまっているのは困りもの。
というか、衣装の造形を見る限りだと、パーツ分割で「脱がせられる」事を前提に製作しているようにしか見えないんだけど?!
この商品、本体のサイズに反してパッケージがむやみにデカイです。
まあ、傘があるから仕方ないんだけど。
サイズは約18.5×18×13.7センチで、かなり立方体に近いです。
また、写真には使用していませんが、SRDX独特の支持棒?パーツももちろん付属しているので、これで本体を支えれば傘を持たせてもバランスは崩しません(手首への負担は変わらないけど)。
支持棒の色は黒なので、某一騎当千みたいに本体と色味が合わなさすぎるといった事はないみたいです。
最後に。
もし、これを買ってみたいと思った人は、出来れば肌の色を直接確認した方がいいかと思います。
このページの画像は、補正によってわざと肌の色を明るめに変えています。
実物は、結構褐色っぽい色味なので(日焼けしている、というほどではないんですけど)。
もし、肌の色が納得できないようなら、「赤」版を購入するのがいいかもしれません。
その前に、適価で見つかるかどうかですが。