SECRET 第7回 ■ ユージン SR「セガギャルズコレクション02」

2005年3月20日 更新

 ここでは、タイトル画像に利用したフィギュアをご紹介。
 …ったって、鍋とおたまだけじゃ意味ないって?!

 今回は、2005年2月22日発売のガシャポン「セガギャルズコレクション02」
 なんで一ヶ月も前に発売した商品扱うか…というと、実はつい先日、やっとフルコンプしたからなのよトホホ…
 でも、紹介するとかナントカ言いつつも、実は今回のフィギュアの出典元、筆者はほとんど知らないというていたらく…ダメだなあ。

 ミニブック掲載順にご紹介。
 「モンスターワールドIV」のアーシャ&ペペログゥ
 誰ですか、耳付きハ○とか言ってる人は!

 顔部分のアップ。
 そーかあ、これ一応「ワンダーボーイ」のシリーズだったのかあ。
 しかも、もう十年前のタイトル…

 ちなみにこのフィギュア、姿勢からすぐにへたってしまいそうに見えますが、軸足だけはABS製で、自重に負けないように工夫されています。

 「ゴールデンアックス」から、ティリス・フレア
 おお、これは良く知ってるぞ。もうほとんど忘れてるけど。
 まるで昔の洋画に出てきそうな雰囲気のリアル系造形のせいか、妙に浮いてます。
 かといって、アニメチックにアレンジされるのもアレだし…
 ううむ、セレクトされた意図がちょっと不明。

 お姉さん、右まつ毛どこに置いてきたの。

 もうすっかり懐かしいタイトルになってしまった、「ファイティングバイパーズ」のハニー
 ゴスロリをアレンジした戦闘服ってのは画期的でしたが、こうして立体化するとデザインの秀逸さがあらためて実感できます。
 恐らく、これが本シリーズ最大の人気アイテム。
 いや、これよりもシークレットの方かな?

 こちらがシークレット版。
 とんでもない露出度!! つーか、これ大元より露出多くない?!
 一応、戦闘中に装甲がふっ飛ばされたバージョンの再現なんだけど…
 うん、やっぱりすごい。

 ハニー二体比較。
 写真だとノーマルの背が低く見えますが、これはちょっとヘタってるだけで、実際は両方とも大きさ・姿勢は変わりません。
 ノーマルのスカートパーツをシークレットにつけて、上半身装甲離脱状態の再現なども可能。
 無論、ノーマルもスカートの中身はシークレットと同じです。

 顔のアップ。
 セガギャルズコレクションは、ちょっと個性的な顔つきのものが多いため好き嫌いが分かれますが、筆者はこのハニーは及第点だと思います。
 やや角度美人的なところがありますが、上等上等!
 ホントはもうちょっとお姉系の顔つきなんだけど、雰囲気はこんなでもいいかと。

     

 今回もっとも物議を醸し出したアイテム。
 「ファンタシースターオンライン」から、レイキャシール
 本シリーズ中唯一の非生命体キャラですね。
 アンドロイドだし。
 とにかく、武器がでか過ぎて自立できません!
 なのでこの写真は、科学忍法を使って自立しているように見せています。

 物議をかもした理由は、この顔…というか、目。
 なんつーか、死んだ魚の目。
 いやまあ、アンドロイドなんだから生命観あっても意味ないんだけどさ。
 でも、造形物としてはあまり旨味がないかなーって…

 で、こちらがシークレット版。
 設定がわからないので説明不能なんですが、装備が別なものになって頭部と腕部の造形が変わっています。
 こちらは自立可能。

 これが、今回のタイトル画像の大元。
 武器と防具。
 実にいいセンスです。
 最初は何事かと思いました。

 で、物議をさらにかもしたのが、この「ありえない顔」。
 ちょっと、こればかりはフォロー不可。
 なんでこんななのよ〜(泣)。

 で、今回最大の恐怖アイテムがこれ!
 プレイステーション2ソフト「Kunoichi-忍-」の主人公・緋花(ひばな)。
 独特のポーズが笑えます。

 左が素顔、右がオプション頭部のマスクタイプヘッド。

 …この時点で、何が恐怖なのかよくわかってると思いますが…

 背中側のアップ。
 なんとこのフィギュア、鎖帷子状モールドを、よりによって立体で再現してしまったのです!
 そのため、緋花は全身に気味悪いウロコを生やした妖怪女みたいになってしまいました!
 …こりゃあいくらなんでもヒドイでしょ。
 ナムコギャルズ5のタキみたいに、塗装の方がまだ良かった。
 かなり手間をかけたでしょう、造形大変だったでしょう。
 パーツ抜きも大変見事だし、塗装にも努力の跡が見えます。
 …それらが全然プラスになってないけど。

 「すごいけど何の役にも立ってない! 普通にやれ!!」

 最後に、「シャイニング・ティアーズ」よりエルウィン
 顔がレイキャシールです。
 でも、ボディはすごく良く出来ています。
 決して外れアイテムではないと思いたい。
 ただし、自重にすぐ負けてしまいます。
 下半身の造形は見事なんだけど、その代償で脚が細いからねえ…仕方ないか。

 頭から生えている羽は、なぜか基部がボールジョイント風になっていて自在に可動しますが、抜けやすいから落ちたら大変。

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【買ってみて一言】

 個人的に、ハニーとエルウィンが気になって手を出したアイテムですが、あんまり評判が良くなかったようです。
 セレクトされたキャラクターの妙と造形の統一感のなさ、顔のつくり…
 決して出来は悪くないのですが、なんとなくアピールポイントが巧く機能していないように感じられます。
 …ま、緋花のアレや、妙に肌の黄色いティリスなんかは疑問符も浮かぶけど。

 とか言いつつも、オークションだとレイキャシールやハニーの評価が高いようで、一体500〜1000円台での出品も目立ちます。
 これは、ノーマルとシークレットが同数アソート状態だったため、それぞれの個体数が少なかったせいでしょう。
 でも、実は秋葉原などでは、セット1000円ちょっとで買えてしまったりするんですね、これが。
 …つか、筆者もそれがあったからやっとコンプ出来たんだけど。

 という訳で、このシリーズもすでに店頭からほとんど消えているようですが、専門店などではまだまだ手に入ります。
 気に入ったものがあって、価格も手ごろだと思ったら手を出してみるのもいいでしょうね。
 散々文句書いたレイキャシールにしても、ボディの出来やパーツ構成は溜息もので、これで顔が満足いくものだったら、ちょっとした注目アイテムになっていたと予想できます。
 どうしても納得できない人は、ハニーやレイキャシールの頭部を、別なものと交換してみるのも手かと。
 そういう意味では、利用価値高いかもしれませんよ(身体だけが目当て…って書くと、なんかアレだなあ)。
 でも筆者は、それを考えなくても前シリーズ「01」よりは評価高いんですよ。

 本商品は、200円ガシャポン。
 アソートは、アーシャ×9/ティリス×9/ハニー・ノーマル×4/ハニー・シークレット×4/レイキャシール・ノーマル×4/レイキャシール・シークレット×4/緋花×8/エルウィン×8。

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