SECRET 第4回 ■ コトブキヤ Piaキャロットへようこそ!! 3「木ノ下貴子・チャイナドレスVer.」

2005年2月20日 更新

 ここでは、タイトル画像に利用したフィギュアをご紹介。
 …の筈なんだけど、今回だけは例外。
 もう結構前に発売されて、店頭からなくなりつつある(2005年2月現在、まだ見かけはするけど)コレをご紹介。
 まあ、なんつーか、ただ単にお気に入りを安く手に入れたんで出しただけなんですけどね。

 コトブキヤ製・Piaキャロットへようこそ!! 3「木ノ下貴子・チャイナドレスVer.」。
 見ての通り、ただのチャイナじゃなくて超マイクロミニ&ガーター&ストッキング付。
 さらに長い触手まで付いて、あらゆる方面のフェティシズムに対応。
 セイロフェチだってこれでハアハアできるぞ!<居るのかよ

 ここから以下、ぐる〜りと周囲回転しながら撮影。
 瞳の塗装が絶妙な位置付けなので、多少角度がずれても目線が合うというのが芸コマ。

 左側面から後方へ、ぐるりと旋回。
 スリット上部の飾りは別パーツ。
 なんか、凄まじいんですけど…

 後方から、右側へさらに旋回。
 こちら側は、露出は大した事ないんだけど、ポージングの絶妙さで楽しませてくれます。
 触手(しつこい!)と髪飾りのハッタリの利かせ具合もいい感じです。
 ストッキングのグラデーション塗装も、そんなにイヤミになってなくてよさげかな。

 あらためて、俯瞰アングルで全体を撮影。
 縦だけでなく、横幅もかなりある事がわかります。
 ただしこの独特の形状のため、飾るのに必要なスペースはかなりのものに。
 また、髪の毛が他のフィギュアに引っかかってしまい、配置をズラしたり引きずり倒してしまったりと、なかなかやっかい。

 で、あえてローアングルを。
 なんと、こげな所に版権表記が!
 うわ〜、台座がない反動がこんな所に来てしまった!!
 あと、個人的には接地面がペッタンコにされているの、好きじゃない…
 なんか人間の身体って感じがしないんだもんもんもん。

 この商品で、ある意味最大にヤバイポイントが、これ。
 丸部分は、スリット上部にあるひも状の飾りの色が移ってしまったもの
 製品未開封状態では、髪・セイロ・脚部に癒着と色移りを防ぐためのピニールが施されていますが、なぜかこの部分には何もなく、思いっきり肌にパーツが密着してます。
 多分、現在店頭売りされているものも色が移っている可能性大。
 自力で色を剥がせる人も、さらなる保管の際はお気を付けて!!

 この製品は、ポージングの関係で安定性は抜群。
 そのため、専用台座が付属してません。
 なんと、別パーツなしの完全一体式なんですな。
 …どーでもいいけど、ワイヤー固定なんかされてないのに、箱の裏に「ワイヤーを外す際は充分ご注意ください」とか書いてある。

 SRヴァンパイアセイヴァー4・制服リリスとの対比。
 高さ約11.5センチ、奥行き約17センチ。
 そして、髪の毛の末端部を含めた横幅も、約17センチ!!
 当然、パッケージはさらにデカくなり、20×20×14センチものサイズに。
 ほぼ立方体。

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【買ってみて一言】

 発売されてから結構な時間が経ちつつも、なんだかんだでいまだ人気の衰えない「Piaキャロット」関連のフィギュアシリーズ。
 メーカーは限定されるものの、いまだに各ヒロインの水着フィギュアが発売されたり、トレーディングフィギュアが発売されたり…
 3が発売される前の時点でも、「2だけでよくぞここまで引っ張るな」と思ったものだけど、今回はあんなもんじゃないですな。
 それだけ長い間人気を維持しているというのは、すごい事です、ウンウン。
 DOS版だった「1」を覚えている人などは、もうほとんどいなさそうだけど。

 この製品、2003年9月に発売されたキャストキットの完成品版で、原型師は石塚源(もったらけずる)氏。
 これ自体は2004年5月の発売なので、もう9ヶ月も前の製品になりますな。
 材質は、当然PVC、税込定価6,090円
 全体サイズを考えると、ちょっと高めかなと思わされる値段。
 でも、実は都内某所では、もうずっと4,000円で売ってたり。

 これは、以前から欲しいと思っていたんだけど、その当時はまだ完成品フィギュアを集めたりしてなかったもので、なんとなく見送ってました。
 最近になって、ようやくタガが外れて購入する気になったんだけどさ。

 で、個人的には…
 全体については特に文句はないし、完成度も充分高いと思うんですが、所々に細かな不満があるという感じです。
 先に挙げた「太股への色移り」の他、「今更って感じのコテ線(頬の線)」や「ガーターベルトの塗装のはみ出し」など。
 コテ線はともかくとして、ガーター部分は本当にはみ出しが多く、しかもパッケージに入っている状態では個体差確認が出来ないため、結局は購入者が自分で手直しする以外に対策がありません。
 まあ、100%完全な塗装を求めたりはしないけど、こういう重要部分で問題が目立つというのは、やっぱりいただけません。
 とりあえず、「気にしないようにする」か「手直しする」かの二択はついて回ると思われます。

 でも、チャイナドレス…特にマイクロミニが大好きという人なら、オススメできると思います。
 元キャラへの思い入れのある人ならもっと…かな?
 ピアキャロ制服や水着の方がいいっていう人もいるかもしれないけどね。
 とりあえず、こちらは「コスチュームフェチ&脚フェチ御用達」アイテムという事で結論付けて良いのではないかと。

 で、この製品…ネット上では微妙なプレミア価格を設定している所が多く、あまり適価で通信販売してくれなさそう。
 むしろ、安売り商品を多く出している店を、直接足で探す方がいいかもしれません。
 こういう商品は、元々そんなに大きな値引きはされないけどね。

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