■ TAKARATOMY トランスフォーマー×ナイトライダー「エージェントナイト」
2026年6月20日 追加
このページは、様々な事情から本格的なレビューページを作成するほどではないかなー、と個人的に判断した商品を紹介しています。
ミニレビューですらなく、本当に商品紹介程度のページです。
最近、その辺だんだん嘘になって来てますけど。

実は今から約13年も前からひっそり更新していた「超ショートレビュー」のコーナー。
当サイト26周年を記念? して、これまでのような隠し要素ではなく、一つのコーナーとして表に出すことにしました。
んで、そのついでに新規のレビューもアップしちゃおうかな〜と思ったのはいいんですが、何をしようかと悩んだ末“実は一旦頓挫した”コイツにしたという次第です。
最近そんなん多いなぁ〜。
まあ、というわけでして、またまた出し遅れのなんとやらではありますが、今回は最近めっきり扱わなくなってしまったタカラトミーの製品のレビューです。
宜しければしばしお付き合いお願いします!
■トランスフォーマー×ナイトライダー エージェントナイト:

タカラトミーモールによる通販商品。
メーカー:TAKARATOMY.
配送日:2025年3月29日(出荷日:3月28日)
受注期間:2024年10月9日〜2025年3月下旬(締切日明記なし)
価格:10,780円 (税込)
※本国アメリカでは、2024年11月にAmazon.com限定で販売。

今までありそうでなかった、変型するナイト2000の玩具です。
元々は海外でハズブロ社から販売されていた商品でしたが、日本国内では「タカラトミーモール」他にて販売されました。

「ナイトライダー」とのコラボで、作中のドリームカー「ナイト2000」のフォルムを完全再現というのが売りになっています。
これが変型してロボット形態になるというシチュエーションですが、電飾・音声ギミックも付いていて、ボイスや例のアレの点灯も可能という優れモノです。
全長約17.9センチ、全幅約7.4センチ、高さ約4.6センチ、重量約169グラム(電池なし状態)。

とりあえず、商品名は「エージェントナイト」なんですが、変型前のビークルモードは「ナイト2000」で統一呼称します。
まずは、フロントビュ―。
フロントスカートが劇中の車両より肥大化していますが、これは内部に電池を内蔵する都合です。
こうして見ると違和感凄いですが、実物はそこまで気にならないと思われます。

サイドビュー。
特徴的なホイールは忠実に再現。
また低めの車高もまりかし良い感じです。
この角度では、フロントスカートが良い仕事をしています。
ボディは艶のないプラスチック成形色そのまんまで、ポリカーボネートでもありません。
そのせいかもっさりした質感で高級感に乏しく、見栄えも非常に良くありません。
何かの廉価版トイみたいな感じで、個人的には一番の問題点と捉えています。

バックビュー。
テールランプは塗装で表現。
後述するヘッドライトやフォグランプもそうなんですが、こういう所はちゃんとクリアパーツで表現して欲しかったなぁと思えてなりません。
こんな感じで、ちゃんとしっかり見せなきゃならない部分が妙に安っぽいところが、エージェントナイトの難点と云えます。

トップビュー。
各ウィンドウは薄いブルーのクリアパーツ。
室内はさすがに各部パーツの詰め込み状態で、懐かしいバイナルテックのようなシートやコンパネ、ステアリングの再現はありません。
これはまあ、しょうがないかなと。

ボトムビュー。
ここまで隠し続けていた、ロボットの頭部がコンニチハ。
ここでいきなり変型メカっぽさが露呈しますが、こういうのは如何にも玩具玩具していて良いと思います。
なお、顔丸出しがどーしても気になるという人は、反対側を向かせる事である程度緩和させられます。

変型の都合、左右のドアが開けます。
ただし中は、みっちみちに詰まってます。
サイドステップもありませんが、こういうのは変型ロボ玩具の宿命みたいなものですね。

リトラクダブルヘッドライトは、手動で展開可能。
ヘッドライトの後ろ側を指で押すことで引き起こします。
しかし、肝心のヘッドライト及びその下のフォグランプは銀一色の塗装。
先の通り、ここはクリアパーツを使って欲しかったところです。
こういう感じで、ところどころツメが甘いのが、いかにも向こうの玩具って感じがします。

フロントスカートの一部は、このようにネジ止めの蓋になっていて、その下にLR-44ボタン電池×3個を入れられる構造になっています。
ちなみに電池は付属しておらず、別途購入する必要があります。

電池挿入後は、ボンネットのこの部分にあるスイッチを押す回数で、以下のような音声を聴くことが出来ます(順番は固定)。
・初回(初ON時):K.I.T.T.起動時のピポパ音+エンジン起動音+スキャナ音
1.K.I.T.T.自己紹介ボイス
2.スキャナ音×1&警告ボイス&効果音
3.スキャナ音×3回
4.ブレーキ音(多分)
5.K.I.T.T.台詞
6.スキャナ音×1&ボイス「Thank you Sir.」
※ボタン長押しで、音声なしでスキャナーのみ点灯可能(実測二分強継続)。
※しばらく放置していると、専用ボイスが流れて電源自動OFF。
音声はオリジナル版準拠の為、日本放送版の野島昭生氏の声ではありません。
なお、メイン電源のON・OFFスイッチはなく、時間経過で自動的に電源オフになります。
あと、ボタンを押した回数はかなり長い間キープされているようで、合間が数時間空いても上記の順番は維持されます。

レーザースキャナーは、劇中同様左右を光りながら移動します。
ちゃんと尾を引くような動作もしっかり再現していて、これは非常にポイントが高い!
当然、あの効果音も鳴ってくれます。
……のですが、点灯&鳴動時間があまりにも短すぎる!
一回で約3秒未満程度しかなく、本当に物足りません。
出来る事なら延々と聴いていたいものですが、せめてあと三周くらい鳴ってて&光ってて欲しいもんです。

とはいえ、やはりここを光らせている時の説得力は半端なく。
これだけで百難隠す勢いです(言い過ぎ)。

ウィンク。
エクスカイザーかw

キャラウィール版の「ナイト2000」があったので、比較。
やっぱりナイト2000はある程度の艶っぽさが欲しい所ですねえ。

ここからは変型です。
キキカカココ


まずシャーシ側から固定されている武器を取り外します。

引き続き、シャーシから両腕を引っ張り上げます。

両腕を横に開きます。

腕を上げ、ドアを開きます。

下半分(後輪の間)のハッチを開きます。

裏返し、フロントウィンドウとルーフ(屋根)パーツのロックを外します。

下半分を反転させます。

先程開いたシャーシ後部のハッチを閉じます。

ルーフ下に収まっていた足首を畳みます。

足首の裏側から、爪先を引き出します。

ロボットの頭部を引き上げます。


頭部を180度回転させ、更に引き上げます。

ボンネットのハッチを下側に押し込み、ボディ前部を倒します。
ボンネットの中央に、ロボットの頭部が入ります。

ボディを下に押し込みます。

先程押し込んだボンネットのハッチは、ボディを押し込むことで腹部の穴(頭部が収まっていたスペース)を塞ぎます。

ドアの裏側にあるジョイントに、武器をマウントさせます。
しかし、武器の向きもうちょっと統一感持たせられなかったのかな。

左前腕に、ブレスレット型パーツを接続します。
これ、「ナイトライダー」本編でマイケルナイトが装着していたコムリンクを模したものなのかもしれませんが、デザインは全然違っているので、ちょっと意図が不明です。

ちなみにこの謎ブレスは別パーツではあるのですが、装着させたままビークルモードにすることも出来ます。

変型完了!
トランスフォーマー・エージェントナイトの完成です。

エージェントナイト。
全高約17.5センチ(ドア末端部)、最大全幅約13.6センチ。

昔ながらの非常にシンプルな変型で、ナイト2000からチェンジします。
MPシリーズのようなタイトな変型もなく、気軽に弄れるのはありがたいものです。
スタイルは、TFシリーズとしてはまぁまぁ。

可動範囲は、これまたスタンダード。
変型行程の都合、前屈みやのけぞりは出来ませんが、それ以外の部分はだいたい普通に動かせます。
手首はボールジョイントで、内側に少し傾けることが出来ます。

フロントビュ―。
ロボット形態になって、突然水色の部位が出現するのが違和感。
これ、もうちょっと暗い色にするか、黒に統一すること出来なかったのかなあ?

>サイドビュー。

バックビュー。
背中に回ったフロントウィンドウとルーフは、画像の向きから180度ひっくり返すことが出来ます。
そっちの方がまとまりがいいかも?

頭部アップ。
あまりTFっぽくない印象。
個人的には、好みが分かれそうだなぁという感想。
赤いゴーグルがカッコいいですが、目が黒いのが面白い解釈。
しかし、K.I.T.T.ってこんな顔になっちゃうんだ……ってなんかモヤモヤしちゃう。

片膝立ちなどポージングの自由度は結構高め。

武器は両手に持たせることが出来ます。

他社製品ですが、魂STAGEを流用することが出来ます。


トランスフォーマーMP「リブースト」との比較。
カワイイよね、ホンダシティターボ種怪人!

……真面目にやります。
背中からドア生えてる怪人同士!
ちなみに変型パターンは一見同じように思えますが、リブーストの方が数倍難易度が高いです。

今更な話ですが、他のTFとの対比は意識されてないようです。
まあ、同じTFとはいえシリーズも違うし、モチーフのビークルも違うから言うだけ野暮だけど。

最後にパッケージ。
昔懐かしいトランスフォーマーっぽいデザインなのがイカします。
縦約22.7センチ、横約12.7センチ、奥行約8センチ。
これは海外販売版と同一のもののようで、下側の「対象年齢15才以上」表記を含む日本語表記の黒い部分はシールになっています。

パッケージ裏側。
右上のでっかな黒い■がめっちゃ気になりますが、これ別にこちらが隠したわけではなく、本当に黒いシールが貼られているのです。
また下の日本語表記部分もシール。
こちらは底面部にも繋がっています。

底面部。
要は、海外版パッケージに日本語表記部分を後付けで貼り付けたわけですね。


パッケージ横。
基本デザインは同じなんですけど、レイアウトが微妙に異なります。

パッケージ上面。
簡単な変型プロセスが描かれています。

内箱。
ナイト2000の状態で、ブリスターに収まっています。
一応、取り出した後にまたこの形に戻すことが出来ます。

内箱裏側。
ただし、ブリスターを外す為に目一杯貼られているテープを切る必要があります。
左端の白い包みは、武器パーツ等をまとめているもの。
こういう安っぽい梱包が、いかにも……って感じ。
こういうの、片付ける時意外に面倒だから止めて欲しいなあ。

以上、トランスフォーマー・エージェントナイトでした。
オーソドックスなTF玩具という印象の、気軽に弄れる大変遊び甲斐のある商品です。
TF関連商品は、気に入ったものが目につくとつまみ食い的に購入する程度なのであまり造詣が深くないのですが、MPシリーズ程の精密性はないものの良い意味で“玩具”している上、変型プロセスも簡単かつ戸惑うことがまずないので、そういう見地ではとても素晴らしい商品だと思います。
変型後のデザインは好き嫌いが分かれそうで、特に黒と水色のバランスには賛否ありそうですが、この辺りは購入前から(最悪パッケージ写真からでも)確認出来るので、特段問題ないかなと。
水色? マイケルナイトの穿いてたジーンズをイメージ?
いやいや、実際に穿いてたのはこんなに明るい水色じゃくて、もっと黒っぽかったり濃い紺色だったんだから、本当にそういうイメージならもうちょっと調整出来たんじゃない? としか思えなかったり。

またボディ全体の安っぽさ、質感の悪さは如何ともし難く、また各ライト類の適当な塗装表現は正直いささか難色を示さざるを得ないもので、ここはもうちょっと何とかして欲しかった気分です。
特にナイト2000の光沢のあるボディは、それ自体が最大の個性を放っていたと云っても過言ではない程重要なものなので、全面塗装しろとまでは言いませんが、もうちょっと気を使って欲しかった気がしてなりません。
んで先程電飾ギミックについても色々書きましたが、全体を通してみれば(音声再生時間の短さはあれど)あるだけありがたいものだという見方も出来るので、これはこれで個人的に評価したいなと思います。
特にレーザースキャナー! あれはGJ! としか言いようがありません。
本国ではどのような立ち位置の商品なのか、どのくらいのターゲット層を狙ったものなのかは分かりかねますが、国内では(色々プラスされての事とはいえ)一万円越えの製品なのですから、どうしてもある程度のグレードは求めたくなるのが人情というもので。
その辺りを許容出来るか否か、ナイトライダー好きの心意気で何処まで思い入れを抱けるか、その辺りが評価を大きく二分するポイントになりそうだなぁと、個人的に感じた商品でした。
んで、いつかその……「THE WRAITH」のターボインターセプタ―でも、同様の製品出してくれませんかね、ハズブロさん?
※「THE WRAITH」→邦題「処刑ライダー」
