■LAST WORD■
<2004/12/26>
 さて、何から話せば良いのやら…
 色々な紆余曲折がありましたが、このLASTWORDを以って「天下一DALK」は更新終了と相成ります。
 前の更新から一年以上、散々待たせておいてこの体たらくで返す言葉ございませんが、あまりに変わってしまった身辺状況から、やむなし、という結論に至りました。
 重ね重ね、今までこのページに来ていただいたお客様方には低頭の思いです。

 さて、この未更新の期間中、梨瀬の身辺には様々な変化がありました。

 特に仕事の面では今までやってきた仕事に加え、更にもう一つの仕事を年度明けである4月から請け負うことになりました。
 これにより、帰宅が遅くなり、家で使える時間が大幅に減ったのはいうまでもありません。
 前のTopicsでも触れましたが、2003年の夏に病気を患ってからというもの、生活改善が求められました。
 そこで私は出来れば23:00、遅くても0:00〜0:30までには寝る生活に入っていたのですが、4月以降は帰宅すると基本的には22:00になってしまうため、自分自身の自由時間がめっきり減りました。
 しかし、それでもDALK外伝のプレイとデータ取りは行われてはいたのです。
 月末でなければ早く帰れる日もあったし、いくら時間がないといっても、グラディウスXもエスプガルーダもR-TYPEFINALなんかもそれなりにやりこむ(苦笑)余裕はありました。
 データ取りもあと一歩というところで、その頃には狂王もとっととぶち殺し、素質1での荒稼ぎやマジックシールドによる超回避キャラ作成などの裏技的なものにも手を染めて、一通り外伝でやるべきことは終了していたのです。
 少なくとも一部モンスターと地上迷宮のデータ取りを残しては…

 9月中旬、ウチのPCがクラッシュし、2台あるHDのうち一つのデータが完全に失われました。
 ほとんどのゲームのデータが消滅したのですが(なぜかDALKだけは別HDで無事だった)、それとともに今までとってきたモンスター全データが失われる結果になりました。
 また、この頃から趣味である自転車方面で来年の乗鞍のヒルクライムレースに出ようという話が持ち上がり、毎週土日が練習&ツーリングというスケジュールになってしまいました。
 使える時間がどんどんなくなっていき、時間だけが過ぎていきます。
 それは充実した時の過ごし方だったかもしれませんが、天下一DALK、というよりはゲームそのものに対する接し方というものがおざなりになる結果にもなりました。
 現に先ほど上で挙げたゲームはすべてSTGであまり時間がかからないものがほとんどですね。
 時間のかかるRPGなどが出来ない状況に陥り、ワイルドアームズアルターコードF、ダーククロニクル、そしてクラナドまで買ったはいいがまったく手付かず、なんていう状況だったりします(笑えねえ)。

 それでも、何とか時間に余裕が出来たら最後の更新をしたい、という気持ちがあったのですが、それに加え11月、とうとう仕事で更にもう一つの仕事が加わってしまい、今度は新しいソフトを覚え直さなければいけない、という事態まで発生しました。
 完全に平日の時間がつぶされることとなり、ここにきて、ようやく私も更新終了という決断を下すことになりました。
 結果的に大幅に告知を遅らせる結果になったことをお詫びいたします。

 正味な話をすると、この更新終了は結構心苦しいものがあります。
 外伝のデータが不完全なまま終わってしまいますし、これから先も更新が出来るほどのゆとりが出来るとは思えないためしょうがないとは思うものの、やっぱり淋しいといえば淋しいです。
 当初は更新も出来ないページに意味はない、と天下一DALKそのものの閉鎖を考えていました。
 しかし、今までのお客様との交流の軌跡を残すという点と、データベースとして価値がないわけではない、と数人からの説得を受けページそのものは残す心づもりとなりました。

 最後に今まで天下一DALKに関わってきたスタッフ・天下一DALKを見に来てくださった方々、全ての方々に感謝の気持ちをこめて、

 ありがとうございました。

<余談>
 最後にこのページのタイトル「LASTWORD」について。
 これは今私がもっとも評価している弾幕ゲーム「東方永夜抄」に出てくる、敵の究極攻撃からいただきました。
 このLASTWORD、文字通り最後の言葉という意味ですが、別意として「人が発する最後の言葉=遺言」という意味があるそうです。
 なんか、あんまり縁起が良くありませんが、この「遺言」を残すことで、せめて最後ぐらいはキレイに締めたいという願いを込めて、「LASTWORD」というタイトルを採用させていただきました。
 ゲーム中の「LASTWORD」は美しいとしか言いようのない弾幕の煌きを見せてくれますが、果たして天下一DALKは光っていたのかな?
 もし、みんなの胸に天下一DALKという光の欠片が少しでも残ってくれたらいいな…なんて言ったら大げさかな?
 それでは、これをもって私の最後の挨拶とさせていただきます。
天下一DALK TOPへ
九拾八式工房
TOP−PAGE