仮面ライダー龍騎語辞典
こだわりの単語について/順次増殖予定


 基本的に雑誌媒体等の情報はカットし、テレビ本編の画面から得られる情報のみに基づいて構成しています。
 なお、この色で書いてあるのは、劇場版&スペシャル版に登場のものです。


あ行



秋山 蓮
 仮面ライダーナイトに変身する。
 恋人小川恵里の意識を取り戻させるためにライダーになった。
 胸にはペアリングをはめたペンダントが光っている。
 最終目的としてライダー最後の1人になる決意は固いが、基本的に人を守るために戦っている。
 真司が花鶏に住みつくことになったため、必要以上に優衣に近づけないため、自分も花鶏に越してきた。
 記憶喪失になったのを機に、目的を再確認したが、手塚海之に「本当に誰かを殺せるつもりか?」と言われたことやガイにトドメを刺せなかったことから、自分の行動が分からなくなる。
 だが、真司の真摯な態度と浅倉の出現により、自分を取り戻した。
 恵里の命があと数日と聞かされ、龍騎と戦うが結局痛み分け。
 オーディンに何とか勝ったが手応えもなく、浅倉を脱走させてでも戦おうとしたが、その前に恵里が目覚め、感動の再会となった。
 再び眠りに就いた恵里を救うには、やはりライダーの頂点に立つしかないようだ。
 北岡の病状を知ってしまったが、恵里を救うには、やはり北岡も倒すしかない。
 そして、士郎の目的が優衣の消滅回避にあるのではないかと気づいた。
 優衣が消滅した後も、まだ恵里を救うために戦い続け、真司の死によってオーディンへの挑戦権を得た。
 そして、オーディンに(棚ぼたで)勝利し、恵里を復活させるも、本人はエターナルカオスのダメージで死亡。


アクレー大学
 高見士郎が留学していたアメリカの大学。
 士郎は、ここでポトラッツ教授の教えを受けていたが、理論物理学の実験中の事故で死亡したという…。
 実在の大学ではないと思うが、自信はない。
 実在しないとしたら、「アクレー」とは、「悪霊」をもじったものかも…。


浅倉 暁(あきら)
 浅倉威の2才年下の弟で、現在の本名は、みはら(三原?)暁。
 12年前の火事の後親戚に引き取られていた。
 現在は、西浜市役所に勤めている。
 令子の説得によって威に会いに行ったが、ベノスネイカーに一飲みにされた。
 ちなみに、名前は、威を演じる萩野崇氏が昔主演した『超光戦士シャンゼリオン』の主人公:涼村暁にちなんでいる。


浅倉 威(たけし)
 仮面ライダー王蛇(おうじゃ)に変身する。
 1977年4月10日生まれ、神奈川県三ツ浦市 出身。
 13才のときに火事で両親と弟の暁を失ったことになっているが、実は自分で暁を殺すために放火した。
 その後、親戚には引き取られずに、何らかの方法で高校に進学、中退後、自動車修理工場に勤めたが、事件を起こして辞めさせられたようだ。
 令子の言葉で暁が生きていることを知り、令子を騙して連れてこさせてベノスネイカーの餌にしてしまった。
 懲役刑の前科持ちで、前回の刑が終わって出所間もなく、今回の事件を起こしていた。
 懲役10年の判決を受けたことから、弁護についた北岡秀一を恨んでいる。
 拘置所内でカードデッキを渡され、変身してドアをブチ破りながら脱獄した。
 芝浦淳から、北岡もまたライダーであると知らされ、ファミレスに立て籠もって北岡を呼びだし、戦いを挑んだ。
 ガイを盾にエンドオブワールドを避けて平然としている神経の持ち主。
 脱獄犯として追われているが、自分の死を演出して自由の身になった…のも束の間、フェニックス・エキスプレス号の行方不明事件の際に目撃され、生存が明らかに。
 現在、暫く餌をやっていなかったベノスネイカー達にせっつかれていたが、龍騎・ナイト・ゾルダの協力で、無事バズスティンガー3体のエネルギーを与えることに成功した。
 今回の一件で、生存が警察の知るところとなったのは、彼にとって吉か凶か。
 その後、予告どおり北岡と戦うべく事務所に現れ、ゾルダと戦うも、北岡の策略には舞ってデッキを取り上げられた上逮捕された。
 メタルゲラスのカードを隠し持ち脱走に成功するも、タイガの攻撃により失神、龍騎サバイブの助けで分解は避けられたものの三度捕らえられた。
 担当弁護人が北岡になってしまい、森本和義弁護士を利用してデッキを手にする計画が頓挫したが、結局お人好しの森本を利用して脱獄に成功した。
 インペラーを倒した気になって意気揚々と再戦を挑みに来た東條を舌先三寸で追い返し、しかも車を巻き上げてしまった。
 が、その車に東條がガソリンを掛けておいたため、炎上する車に閉じ込められてしまったがピンピンしていた。
 イモリ(トカゲ?)を食うなど、サバイバル能力に優れており、北岡の事務所で栄養補給することもある。
 ゾルダとの最終決戦に勝利したが、その正体が北岡でなく吾郎であったため手応えがなく、苛ついて警官隊に向かっていき、射殺された。


浅野めぐみ
 北岡秀一の元秘書。
 元々ジャーナリストを目指していたが、専門学校で間違えて秘書コースを受験してしまい、そのまま秘書になってしまったという変わり種…というより粗忽者。
 とても腕っぷしが強く、北岡がボディガード代わりに秘書として雇っていたが、あまりのそそっかしさにあきれ果ててクビにした。
 低血圧で、医者に「気を付けないと危ない」と言われたのを、現代医学では治らない病気だと早とちりし、死んだ後も北岡に忘れてほしくないからと、婚約不履行の訴訟を起こそうとした。
 結局、念願の北岡とのデートを果たし、OREジャーナルの新入社員となった。
 ノートパソコンに「ごさく」と名付ける妙なセンスの持ち主でもある。
 真司がミラーワールドから出てくるところを目撃したが、手品だと思い、自らも鏡張りの箱を使った手品を披露した。
 北岡を病気のことを島田に教えられ、令子に北岡とデートするよう勧めた。


アドベント
 ライダーが契約モンスターのカード(「CONTRACT(契約)」カードが 契約によって変化したもの)を装填する際にバイザーが発する音。
 装填すると、契約モンスターを召還できる。
 →CONTRACTカード


花鶏(あとり)
 神崎沙奈子が経営する紅茶専門店。
 売上は芳しくない。
 度々店を空にする真司・蓮・優衣に見切りを付けた沙奈子は、時給800円でアルバイトを雇うことにした。


アビスラッシャー
 サメ型のモンスター。
 ノコギリザメの歯のような剣を2本持ち、それで攻撃する。
 ナイトサバイブの疾風断で撃破された。


アビスハンマー
 シュモクザメ型のモンスター。
 腹部の砲塔から強烈な砲撃により敵を攻撃する。
 龍騎の昇竜突破とゾルダのギガキャノンの同時攻撃に倒れた。


アマリリス
 島田奈々子がOREジャーナルで使っているパソコンの名前。
 島田は、こういうものに名前を付けるのが好きなのだろうか?


ウィスクラーケン
 イカ型のモンスター。
 パクラーケンと一緒にいたが、ナイトとガイの戦いを止めようとした龍騎とライアの前に現れてしまったため、誰も襲わないうちに龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。


江島 均
 清明院大学の教授。
 士郎はここの研究室にいた。
 士郎失踪の後、大学を辞職した。
 封印のカードを持って逃亡していたが落としてしまい、神崎士郎に助けを求めて清明院大学にやってきたが、テラバイターに襲われ死亡。
 死の直前に、優衣に「あんたさえいなければ…」と言い残した。


エビルダイバー
 ライアと契約しているエイ型のモンスター。
 王蛇を襲ったが、逆に王蛇と再契約されてしまった。


大久保大介
 OREジャーナルの編集長で真司の先輩。
 基本的に常識をわきまえた子供のような人である。
 真司が、何かをしていて仕事を休みがちなことを了承している。
 令子から 、行方不明事件や浅倉の逃亡の影に高見士郎の暗躍があった可能性を知らされた。
 島田が撮影した写真に、偶然モンスターが映っていたため、ガラスの中の世界の存在に気付いた。
 が、その写真を公開したため、購読解約者が続出し、事務所を追い出されて花鶏の店先に居候を決め込んでいたが、高見士郎の死亡診断書を手に入れたことから、優衣に士郎の死を知られたくない沙奈子に追い出され、3週間がかりで金策して事務所を取り戻した。
 遂に真司が ライダーであることを知り、その足跡を文章にしたためた。


大滝
 弁護士。
 何かの民事事件で、北岡の相手方の弁護をすることになっていたらしい。
 そのため、北岡に手を引くよう脅しを掛けに来た。
 モンスター:アビスハンマーに狙われていたが、北岡と真司に救われることに。


大森幸雄
 金色のザリガニ、髪の毛の生えたカエルを次々発見してOREジャーナルにメールを寄越したおじさん。
 実はこれらは彼が色を塗ったりしただけの偽物で、羽の生えたイモリを作っているところを令子に見付かった。
 その後、ゼブラスカル・ブロンズに喰い殺された。
 もしかすると、金色の蟹もこの人の作品かも…。


小川恵里
 蓮の恋人。
 両親は既に亡い…ということは、入院費用はもしかして蓮が出しているんだろうか。
 メリーゴーランドが嫌い。
 清明院大学江島研究室のメンバーで、2001年8月、神崎士郎の実験の手伝い中ダークウイングに襲われ、現在意識不明で聖病院に入院中。
 このまま意識が戻らなければ、あと1年もたないらしい。
 見舞いに訪れた優衣と蓮の目の前で容態が急変したが、とりあえず持ち直すも、再び容態が急変、もってあと数日の命だと宣告された直後に意識を取り戻したが、蓮の隣で「お願いだから、あたしのためはなくて自分のために…」と言い残して再び意識不明になった。
 蓮によって新しい命を手に入れて目覚めた。


オメガゼール
 レイヨウ型のモンスター。
 ネガゼールと共に出現したが、ネガゼールがやられそうになると逃げていった。
 その後、真司と蓮を獲物として追い続けるが、 龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。
 新たに出現したが、龍騎サバイブのドラゴンファイヤーストームに破れた。


オルタナティブ
 突然優衣をミラーワールドに引き込んで襲った黒いライダーモドキ。
 香川が作ったシステムで、ライダーとは違い、デッキの左側からカードを抜く。
 カードもまたライダーと違い、長辺の方にバーコードのような部分があって、それを右腕のカードリーダー部分を通過させると、効果が発生し、このとき、カードは青い炎となって消滅する。
 仲村創がその正体だった。
 ソードベントでスラッシュダガーを呼び出し、アクセルベント(ACCELE VENT)で加速攻撃する。
 龍騎を背後から襲おうとした際、タイガの不意打ちを受けてクリスタルブレイクで死亡。


オルタナティブ・ゼロ
 香川英行が変身する黒いライダーモドキ。
 香川が作ったシステムで、ライダーとは違い、デッキの左側からカードを抜く。
 契約モンスターのような存在として、サイコローグがいる。
 仲村が変身したオルタナティブ同様、ソードベントでスラッシュダガーを呼び出し、アクセルベント(ACCELE VENT)で加速攻撃するが、ほかにサイコローグをバイク型に変形させて敵に突っ込むファイナルベント“デッドエンド”を持つ。
 1度見たものを記憶するという香川の特技もあいまって、かなりの強さを発揮するようだ。
 タイガ・インペラーと共に優衣を襲ったが、優衣によって操られたサイコローグの攻撃を受け、更にタイガの裏切りに遭って、ファイナルベント“クリスタルブレイク”に散った。


OREジャーナル(おれじゃーなる)
 大久保大介が主催するメールニュース配信会社。
 結構社会派な記事を載せる反面、金色のザリガニのような小さなニュースも扱うフットワークの良さが身上。
 浅倉威の脱獄事件では、その身軽さを遺憾なく発揮した。
 テレビ朝日の公式HPで、その内容が読めるがなかなか更新されない。
 鏡の中の怪物について、情報収集のために写真を掲載したら、文句の電話が鳴りっぱなしになり、これまでの家賃・税金の滞納のため差し押さえを食らって立ち退かされてしまった。



か行


カードデッキ
 神崎士郎が作ったシステムで、これを持つことにより、ミラーワールド内のモンスターを感知することができる。
 全部で13個あり、その数だけライダーも存在する。
 各デッキで必ずしも同じカードが入っているわけではないようだが、恐らくモンスターの性質に合わせたカードが生成されるのではないかと思われる。
 その能力は、契約モンスターに依存するため、どのライダーのバイザーに装填しても、モンスターと契約したライダー本人にしか発動しない。
 今のところ画面に登場したのは、「SEAL(封印)」「CONTRACT(契約)」「SURVIVE」「SWORD VENT」「STRIKE VENT」「GUARD VENT」「SHOOT VENT」「SWING VENT」「SPIN VENT」「TRICK VENT」「NASTY VENT」「FREEZE VENT」「BLAST VENT」「UNITE VENT」「COPY VENT」「CONFINE VENT」「STEAL VENT」「STRANGE VENT」「TIME VENT」「FINAL VENT」。
 このほかに、スペシャル限定で「CLEAR VENT」「HOLD VENT(未呼称)」がある。


ガードベント(GUARD VENT)カード
 盾もしくは防御用の道具を召還するカード。
 龍騎、ナイト、シザース、オーディンが持っているが、劇場版では、ファムも使用している
 なお、龍騎はガードベントでドラグシールドを1枚もしくは2枚召還することができるが、これは1枚のカードで選択できるようだ。


香川英行
 清明院大学を訪ねた令子が出会った白衣・眼鏡の男。
 かつて、少し見ただけの士郎のミラーワールドの資料を見て、全て暗記し、士郎の目的を知ることになった。
 ミラーワールドを閉じるため、優衣を殺そうと目論む。
 1度見たものを全て丸暗記してしまうという癖を持つ。
 「多くを助けるために1つを犠牲にできる勇気を持つ者が真の英雄」という信念の持ち主で、士郎が妻子を人質にしたときも、戦い続ける道を選んだ。
 東條悟が人の命を奪いたがるため、人として大切なものを学ばせようと家族団らんに加えたが、それが徒になって裏切られ、タイガに殺された。


香川典子
 香川英行の妻。
 士郎の命を受けたガルドストームに狙われたが、真司のドラグレッダーに救われた。


香川裕太
 香川英行の息子。
 士郎の命を受けたガルドストームに狙われたが、真司のドラグレッダーに救われた。


仮面ライダー
 カードデッキでモンスターと契約し、鏡などの反射物を通じてミラーワールドに自在に行ける存在。
 ミラーワールド内ではライドシューターで高速移動が可能。。
 ただし、ミラーワールドには長時間滞在できない。
 互いに潰し合って最後に残った1人には、願いが叶うという特典が与えられるらしい。
 契約したモンスターにはかなりのレベルで命令を聞かせることができるが、定期的に人間もしくはモンスターを喰わせてやらないと契約違反として喰われてしまうらしい。
 また、人間や倒したモンスターを喰わせることで契約モンスターは強くなり、それはそのままライダー自身の強さに繋がる。
 契約したモンスターのタイプによって、打撃戦タイプ、特殊能力戦タイプ、砲撃戦タイプなどに分かれるようだ。
 ベルトのバックル部についているカードデッキから取り出したカードをバイザーに挿入することで、モンスターの力を借りた様々な武器・能力を使うことができる。
 誰のバイザーに装填しても、モンスターとの契約ライダーに能力が与えられる。
 カードは、1回の変身につき、1枚を各1回しか使えない。
 「SWORD VENT」は剣型の武器、「STRIKE VENT」は打撃力増加用武器、「GUARD VENT」は盾、「SHOOT VENT」は銃、「SPINVENT」はドリル型の武器、「HOLD VENT」はヨーヨー型の武器(番組中では「ホールドベント」の呼称はない)をそれぞれ召還する。
 また、ほかのライダーの装填したカードの能力や姿を自分に与えることのできる「COPY VENT」、ほかのライダーが装填したカードの能力を無効にできる「CONFINE VERNT」、ほかのライダーが召還したものを奪い取って自分が使う「STEAL VENT 」、自分の分身を作り出す「TRICK VENT」、自分の姿を消す「CLEAR VENT」、敵の動きを止める「FREEZE VENT」など、更に何の効果をもたらすか分からない「STRANGE VENT」の特殊能力カードもある。
 また、特定の目的のためにモンスターを呼びだす「NASTY VENT」「BLUST VENT」などもある。
 このほかに契約モンスターのカードがあり、これをバイザーに装填すると「アドベント」の声と共にモンスターを召還でき、ドラグレッダーなら炎を吐いて援護、ダークウイングなら合体して飛行能力を得るなどの協力を得られる。
 同様に、「UNITE VENT」カードを使うと、契約した全モンスターを呼びだして合体モンスターを作ることもできる。
 また、「FINAL VENT」は、召還したモンスターと協力しての必殺技を繰り出すカードで、各モンスターの能力や性質に合わせた形式になる。
 「TIME VENT」 は、時間を戻してやり直す特殊カードだが、最大どの程度の時間を戻すことができるのかは不明。
 「SURVIVE」のカードでサバイブ形態に変身することができ、その際バイザーもツバイ型に変化して、所有カードにも変化がある。
 カードデッキを破壊されると、モンスターとの契約が取り消され、自分のモンスターに喰われてしまう。
 また、モンスターカードを失うとブランク体に戻ってしまう。
 スペシャルでは、他人のデッキを使って変身することもできた。


仮面ライダーインペラー
 佐野満が変身する赤茶色・打撃戦タイプのライダーで、契約モンスターはギガゼールだが、多くのゼール型モンスターを従えているライダー。
 右膝のガゼルバイザーにカードを装填する。
 スピンベントで2本のドリルが付いた武器:ガゼルスタッブを召還し、ファイナルベントは、多くのゼール型モンスターを敵に次々と襲い掛からせ、最後に自分が跳び膝蹴りで倒すドライブディバイダー。
 タイガと組んで龍騎を倒そうとしたがタイガの裏切りに遭い、さらに王蛇のベノクラッシュでデッキを破壊された。
 スペシャルには顔出し程度に出演。


仮面ライダー王蛇(おうじゃ)
 浅倉威が変身する紫色・打撃戦タイプのライダーで、契約モンスターは本来コブラ型のベノスネーカーだが、コントラクトカードを複数持っており、サイ型のメタルゲラス、エイ型のエビルダイバーとも契約した。
 左手に持つ杖型のベノバイザーにカードを装填する。
 ソードベントでベノサーベルを召還し、ファイナルベントは、ベノスネーカーが口から発する溶解液のパワーに乗って敵に突っ込んで挟み蹴りを連続で見舞うベノクラッシュ。
 ファイナルベントカードも複数持っている。
 そして、メタルゲラスとの契約により、ファイナルベント:へビープレッシャー、ストライクベント:メタルホーンを、エビルダイバーとの契約により、ファイナルベント:ハイドベノン、スイングベント:エビルウイップも使えるようになった。
 恐らくコンファインベント、コピーベントも手に入れているはず。
 特殊カードとしてユナイトベントを持っており、契約モンスター3体を合体させてモンスター:ジェノサイダーを作り出すことができ、その際にはジェノサイダーの腹部に開いた異次元への穴に敵を蹴り込むファイナルベント:ドゥームスデイを使える。
  エンドオブワールドを避けるほどのスピードの持ち主。
 ガイとライア、インペラーをベノクラッシュで、ゾルダをドゥームズデイで倒した。


仮面ライダーオーディン
 神崎士郎が変身するらしい金色・特殊戦闘タイプのライダーで、契約モンスターはフェニックス型のゴルトフェニックス。
 自ら13人目のライダーを名乗る。
 士郎の意志と同調して行動しているようで、タイムベントで時間を戻し、破れた優衣の絵を修復した。
 自在に姿を消して敵を翻弄する。
 ソードベントでゴルトセイバーを、ガードベントでゴルトシールドを召還するほか、スチールベントを持っている。
 ファイナルベントは、ゴルトフェニックスを召還して宙に浮いた後…何するのか分からないが、エターナルカオス。
 35話でナイトに隙を突かれて敗れたほか、49話でもナイトの飛翔斬に敗れている自称最強のライダー。
 ナイトサバイブを圧倒していたが、士郎の絶叫と共に消滅した。


仮面ライダーガイ
 芝浦淳が変身する黒鉄色・打撃戦タイプのライダーで、契約モンスターはサイ型のメタルゲラス。
 左肩のメタルバイザーにカードを装填する。
 ストライクベントでサイの角の付いたナックルガード:メタルホーンを召還する。
 敵ライダーが装填したカードの能力を無効化するコンファインベントのカードもある。
 ファイナルベントは、突進するメタルゲラスの前面に地面と水平に立ち、メタルホーンを構えたまま突っ込むヘビープレッシャー。
 なお、ストライクベント、コンファインベントともに2枚以上持っている。
 王蛇がゾルダのエンドオブワールドから逃げる際に盾代わりにされ、王蛇のベノクラッシュで死亡。
 スペシャルでは、真司を殺そうとしているときにディスパイダーに食われてしまった。


仮面ライダーシザース
 須藤雅史が変身する金色・打撃戦タイプのライダーで、契約モンスターはカニ型のボルキャンサー。
 左手のボルバイザーにカードを装填する。
 ストライクベントでカニ爪の付いたナックルガード:シザースピンチを、ガードベントで甲羅型の盾:シェルシールドを召還し、ファイナルベントはボルキャンサーにトスされて回転しつつ体当たりするシザースアタック。
 ナイトとの戦いでカードデッキが破壊され、ボルキャンサーに喰われてしまった。
 スペシャルでは、王蛇のベノクラッシュで死亡。


仮面ライダーゾルダ
 北岡秀一が変身する緑色・砲撃戦タイプのライダーで、契約モンスターはバッファロー型のマグナギガ。
 右腰に付けた銃:マグナバイザーにカードを装填する。
 シュートベントで大砲ギガランチャー、または2門のビームガン:ギガキャノンを召還し、ファイナルベントはマグナギガの背部にマグナバイザーを装着して全砲門一斉射を加えるエンドオブワールド。
 北岡の死により、由良吾郎が変身して王蛇と最後の勝負をしたが、ドゥームズデイでマグナギガが吹き飛んだ余波で死亡。


仮面ライダータイガ
 東條悟が変身する銀青色・格闘戦タイプのライダーで、契約モンスターは熊に見えるが虎型のデストワイルダー。
 そのデッキは、香川英行、東條悟、仲村創の3人が持っている。
 ストライクベントで、両腕の爪型武器:デストクローを召還し、メインの武器として使用する。
 ファイナルベントはデストワイルダーが敵を引きずってきて、それをタイガがデストクローで貫き持ち上げて回転させるクリスタルブレイク。
 敵の動きを止めるフリーズベントを持つ。
 英雄になるため、ナイト、ゾルダ、王蛇を呼びだしてゾルダに不意打ちをかけるが、王蛇のこてんぱんにやられて這々の体で逃げ出した。


仮面ライダーナイト
 秋月蓮が変身する暗青色・特殊能力戦タイプのライダーで、契約モンスターはコウモリ型のダークウイング。
 左腰に付けた剣:ダークバイザーにカードを装填する。
 ソードベントで槍型のウイングランサーを召還するほか、トリックベントで分身シャドーイリュージョンを生み出し、ナスティベントでダークウイングによる超音波攻撃ソニックブレイカーを繰り出すなど、トリッキーな能力を持つが、その分、直接戦闘能力はかなり低い。
 アドベントで召還したダークウイングを背中に装着してマントにし、ガードベントではそのマントを盾(ウイングウォール)とし、ファイナルベントはそのマントで全身を包んで高空から落下する飛翔斬。
 なお、ガードベントを使用する場合、あらかじめアドベントでダークウイングを呼ぶ必要はない。
 手塚海之からゆずられたSURVIVEのカードで、ナイトサバイブに二段変身できるようになった。
 ゾルダ、王蛇、龍騎の死によりオーディンへの挑戦権を手に入れ、オーディンの消滅により自動的に勝者となった。


仮面ライダーナイトサバイブ
 仮面ライダーナイトが二段変身し、それに伴って契約モンスター:ダークウイングもダークレイダーに変化する。
 ブラストベントで呼び出したダークレイダーが両翼のファンから突風を起こす。
 シュートベントでダークバイザーツバイがダークアロー形態に変形する。
 ファイナルベントは、飛び乗ったダークレイダーがバイクに変形し、敵を光線で動けなくした後ドリル状になって突進・撃破する疾風断。


仮面ライダーファム
 43話からジャンクションにのみ登場。
 霧島(仮名)美穂が変身する白色・特殊能力戦タイプのライダーで、契約モンスターは白鳥型のブランウイング。
 サーベル型のブランバイザーを使い、ソードベントで長刀ウイングスラッシャーを召還、ガードベントでブランシールドを召還し、羽を撒いて身を隠す。
 必殺技は、ブランウイングの羽ばたきで吹き飛ばした的をウイングスラッシャーで切り裂くミスティースラッシュ。
 ゾルダに深手を負わせ、リュウガによってブランク体にされた王蛇のデッキを打ち砕いたが、リュウガに破れた。



仮面ライダーベルデ
 43話からジャンクションにのみ登場。
 高見沢逸郎が変身する黄緑色・特殊能力戦タイプのライダーで、契約モンスターはカメレオン型のバイオグリーザ。
 他人の姿を写し取るコピーベント、自分の姿を消すクリアーベントを持ち、ホールドベント(番組中では呼称していないが)ヨーヨー型の武器:バイオワインダーを召還する。
 ファイナルベントは、バイオグリーザの舌を自分の足に巻き付け、逆さまで的にしがみついて上空まで放り投げてもらった後、的を脳天落としするデスパニッシュ。
 「生きるってことは他人を蹴落とすことだ」と豪語して恥じない男で、ライアを殺し、ゾルダ・ガイらと共闘して龍騎とナイトを殺そうとするが、ナイトの飛翔斬に破れた。

 

仮面ライダーライア 
 手塚海之が変身する赤色・特殊能力戦タイプのライダーで、契約モンスターはエイ型のエビルダイバー。
 左手のエビルバイザーにカードを装填する。
 スイングベントでムチ:エビルウイップを召還するほか、コピーベントで敵の武器をコピーして使うことができる。
 ファイナルベントはエビルダイバーに乗って敵に体当たりするハイドベノン。
 龍騎を庇い、 王蛇のベノクラッシュを食らって死亡。
 スペシャルでは、かつて恵里を愛した男として登場、ベルデのデスパニッシュで死亡。


仮面ライダーリュウガ
 43話からジャンクションにのみ登場。
 ミラーワールドから現れた城戸真司が変身する黒色・打撃戦タイプのライダーで、契約モンスターは黒龍型のドラグブラッカー。
 細かい差異はあるものの、黒い龍騎といった出で立ちで、現実世界に存在することを夢見て真司と融合しようとする。
 最後のライダーになったとき、果たして何を望むのか。



仮面ライダー龍騎
 城戸真司が変身する赤色・打撃戦タイプのライダーで、契約モンスターは龍型のドラグレッダー。
 左手のドラグバイザーにカードを装填する。
 ソードベントで剣:ドラグセイバーを、ガードベントで盾:ドラグシールドを召還し、ストライクベントで龍の頭の形のドラグクローを召還して昇竜突破を繰り出す。
 ドラグシールドは複数召還することもでき、両肩に装着できる。
 ファイナルベントは、ドラグレッダーの口からの炎に乗ってキックするドラゴンライダーキック。


仮面ライダー龍騎サバイブ
 仮面ライダー龍騎が二段変身し、それに伴って契約モンスター:ドラグレッダーもドラグランザーに変化する。
 ドラグバイザーツバイを使用してシュートベント:メテオバレットを放つことができる。
 ドラグランザーが周囲を守るガードベント:ファイヤーウォールも持つ。
 ストレンジベントで、本来自分の持っていないカードの能力をも発動できる。
 ファイナルベントは、ドラグランザーをバイク型に変形させ、ランザーの口からの火球で敵を牽制しつつウイリーで轢き殺すドラゴンファイヤーストーム。


ガルドサンダー
 鳳凰型のモンスターで、かつて仮面ライダーになるのを拒んだ斉藤秀一を殺した。
 その後、ライダー同士の戦いを止めようとする手塚海之を殺すよう神崎士郎に命じられたが、ライアのハイドベノンで撃破された。
 2体目が出現し、ポトラッツ教授を食べてしまったが、これも士郎の命令だろう。


ガルドストーム
 鳳凰型のモンスターで、どうやらミラーワールドに対する脅威となる香川英行達を殺しにやってきたものと思われる。
 龍騎サバイブのメテオバレットで撃破された。
 士郎の命令で、サイコローグに狙われた優衣を救い、香川母子を殺そうとしたほか、飛び降り自殺しようとした優衣を捕らえた。


ガルドミラージュ
 鳳凰型のモンスターで、どうやらミラーワールドに対する脅威となる香川英行達を殺しにやってきたものと思われる。
 タイガのクリスタルブレイクで倒された。


神崎沙奈子
 喫茶花鶏の経営者で、優衣の叔母。
 「あたしのカンに間違いはないよ」が口癖で、人の意見を聞かずかなり強引な行動を取る。
 真司を気に入り、蓮と共に花鶏に住まわせることにした。
 海外旅行、それもへんぴなところに行くのが趣味。
 現在、アマゾンに旅行するのが目標。
 士郎の死亡診断書を持っていた令子と大久保を、優衣に見られたら困ると言って花鶏から追い出した。
 実は、士郎が優衣と引き離される際の言葉から、優衣が20歳の誕生日にいなくなることに気付いていた。


神崎士郎
 神崎優衣の兄で、カードデッキを作った張本人らしい。
 1977年9月29日生まれ。
 両親が事故死した際、優衣とは別の親戚に引き取られて養子になったため、現在の本名は高見士郎。
 2001年4月15日に、アメリカ・アクレー大学でポトラッツ教授の下で理論物理学の実験中に事故死という扱いになっているが、その直後、清明院大学に『神崎士郎』の名で入学、同年8月に江島研究室で何らかの実験を行い、その場にやってきた蓮にカードデッキを渡した。
 実験の後、「妹のために実験は成功した」との言葉を残して行方不明になった。
 時期的にはその後のことになるが、優衣の前にカードデッキを持って現れ、「もし俺がいなくなったとしても何も心配するな。俺はいつでもお前を守るためだけに生きている」という言葉を残している。
 ライダー同士を戦わせるようにしたのはどういう意図だったのか?
 ライダー同士の戦いに参加しようとしないライア=手塚海之を引き込むため、斉藤雄一の右手をダメにした浅倉威にカードデッキを渡し、手塚自身にもパワーアップ用のSURVIVEカードを渡したが、それでも戦おうとしない手塚を、浅倉を利用して殺した。
 優衣が幼いころ描いた絵が水に濡れ破れてしまったので、それをなかったことにするためだけにオーディンのタイムベントを使った。
 優衣の誕生日まであと3日となり、ライダー同士の戦いを急がせる一方、優衣が自殺しないよう捕らえて幽閉した。
 12年前に死んだ優衣に憑依しているミラーワールドの優衣の命が尽きる前に新たな命を与えるべく今回の戦いを企てた。
 優衣は蒸散したものの、期限までに戦いに勝利すれば優衣は蘇るので、ナイトを最後のライダーと認定した。
 優衣の説得で、優衣と共に、幼い頃の士郎・優衣のいる世界を作り出して共に絵を描き続ける道を選んだ。


神崎優衣
 カードデッキを作った神崎士郎の妹で、ミラーワールドのモンスターを感知する特殊能力の持ち主。
 両親の死と共に兄と別の親戚:神崎沙奈子に引き取られて育てられた。
 カードデッキを残して失踪した兄を捜すため、蓮と行動を共にしていた。
 仲村から、士郎の実験の目的が優衣のためだったということを知らされ、江島教授から「あんたさえいなければ…」などと言われ、かなりショックを受けている。
 仲村創から江島研究室の資料を貰い、その中にあったネガフィルムに写っていた家を探し出した。
 令子から、士郎が1年前にアメリカで死んだと聞かされ、それを少し気にしている。
 サイコローグなどに襲われた際、モンスターを操る力を発揮して逆襲し、その後山中を彷徨っていたが、本人はその間の記憶がない。
 以前から身体が蒸散し始めていたが、遂に自分でも気付き、鏡の中にいる幼い頃の自分に、「20回目のお誕生日が来たら消えちゃうよ」と言われてしまった。
 主義を曲げてライダーを倒してでも自分を救おうとする真司に「そんな風に助けてもらってもうれしくない!」と叫んだ。
 自分のために他人が犠牲になることを知って自殺しようとし、士郎に幽閉されたが、その部屋がかつて両親に軟禁されていた部屋だったことから、昔の記憶を取り戻し、自分が既に死んだ人間であることを知って蒸散した。
 士郎を説得し、共に幼い頃の士郎・優衣のいる世界を作り出して共に絵を描き続ける道を選んだ。


ギガゼール
 レイヨウ型のモンスターのオス。
 非常に素早く、人を襲った後すぐにライダーの感知圏外に逃げてしまう。
 2体いたが、1体目は龍騎の昇龍突破で、2体目は龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。
 新たに登場したが、何もしないうちにゾルダのギガランチャーに散った。


北岡秀一
 通称“黒を白にする弁護士”で、倫理観のカケラもない享楽主義者。
 重病に冒されており、余命僅かだが、ライダーの頂点に立つことで永遠の命を得ようと思っている。
 実はお人好しの面もあり、堀口ゆかりの母の手術代を匿名で寄付したりしている。
 浅倉の弁護人の森本和義に一服盛って食あたりを起こさせ、脱獄を阻止しようとしたが失敗した。
 タイガに負けたことで、ショックを受けていたが、リターンマッチで無事に圧倒的勝利を飾った。
 佐野満に共闘を申し込まれるが、金だけ貰って終わりになった。
 事務所で突然倒れて入院したため、士郎から脱落宣言されてしまった。
 ライダーをやめて令子とデートしようとしたが、やはり浅倉との決着をつけることを決意したが、出発前に死亡。


城戸真司
 主人公。
 OREジャーナルの見習記者→新人記者で、行方不明事件の取材中カードデッキを拾い、ミラーワールドのモンスターが人間を襲うことを知った。
 そのため、人を守る力を得るためドラグレッダーと契約し、仮面ライダー龍騎になった。
 仮面ライダー同士が潰し合わなければならないことについて優衣が悩んでいることを知り、慰めるために「少なくとも俺はモンスターと戦うために変身する。誰かを守るためだけに変身するから」と約束した。
 金遣いが荒いのか安月給なのか知らないが、家賃を滞納してアパートを追い出され、暫くOREジャーナルの事務所で寝泊まりしていたが、神崎沙奈子に気に入られたため、店を手伝うことを条件に花鶏に居候することになった。
 ライダー同士の戦いには非常に消極的で、ボルキャンサーを倒した後、そのエネルギーをドラグレッダーに吸収させなかった。
 また、手塚と協力し、ライダー同士の戦いを止めようとしているが、蓮が恋人の意識を取り戻させるためにライダーになったと知り、安易にライダー同士の戦いを止めていいものか悩み始めた。
 ライダーを人間として変えていけば、やがて戦いはなくなると思って、浅倉の弟暁を連れていったが、浅倉の想像以上の残忍さに挫かれることになった。
 オーディンのタイムベントにより、もう1度各ライダーの最期を追体験し、その重さを噛みしめて決意を新たにした。
 香川が遺した資料を読み、士郎が仕組んだライダーの戦いが優衣の消滅を防ぐためであることを知って、遂に戦って勝ち残る決意を固めた。
 …が、やはり人を殺すことに躊躇いを感じ、ナイトを2度も追い詰めながら倒せなかった。
 優衣自身が他人を犠牲にして得た命はいらないと言ったことから、戦いを止める方向に戻った。
 大久保に言われ、「自分の信じるもの」がミラーワールドを閉じることだと答えを出したが、少女みらいを庇ってレイドラグーンに受けた傷が元で死亡。


霧島美穂
 →美穂


蔵井 忍
 大久保が令子に持ってきた見合いの相手。
 よほど自分に自信がないのか、見合いに来た相手にいきなり「冷やかしでしょう」 という意味のことを言う。
 かと思えば、 相手が気のある振りをすると、ほいほい家に上げてしまう。
 一人暮らしの割には、ひろいマンションに住んでおり、かなりの金持ちと思われる。
 ちょっと留守にした隙に優衣に家中引っかき回され、優衣との話を断ってきた。


クリアーベント(CLEAR VENT)カード
 ベルデが持っている特殊カードで、自分の姿を消すことができる。


ゲルニュート
 イモリ型のモンスター。
 手から粘液を出し、それを利用して天井に跳び上がったりする。
 龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。


港北医大病院
 浜崎実加が入院した病院。
 なぜか北岡もここで診察を受けた。


コアミラー
 スペシャルに登場した、ミラーワールドのどこかの駐車場に鎮座ましましている身ワールドの本体とも言える鏡。
 上には布が渡してあり、その上にあるモンスターの絵が鏡の前を通過するときにモンスターが出現する。
 これを壊せばミラーワールドは閉じるらしい。
 榊原耕一が壊そうとしており、真司がそれを引き継いだ。
 スペシャルでのラストの選択は、結局この鏡を壊すか否かだったらしい。



ごさく
 →ホワイトミルキー


コピーベント(COPY VENT)カード
 ライアが持っている特殊カードで、ほかのライダーが装填したカードと同じ効果を自分にももたらすことができる。
 対象となるのは、敵味方を問わず“直前に装填されたカード”となる。
 ベルデが持っている方は、そのとき見た相手の姿形をコピーするようだ。


ゴルトフェニックス
 オーディンの契約モンスターで、金色の鳥型をしている。
 最終回で数秒だけ登場した。


CONTRACT(契約)カード
 ライダーがブランク体のとき、カードデッキに含まれている契約のカード。
 ミラーワールドのモンスターにかざすことによって契約が成立し、モンスターカードに変化する。
 これにより、ライダーは一定期間毎にほかのモンスターのエネルギーを吸収させてやる代わりに契約モンスターを自由に使役することができるようになる。
 王蛇のように、このカードを 複数持っているライダーもいる。
 →アドベント


コンファインベント(CONFINE VENT)カード
 ガイが持っている特殊カードで、ほかのライダーが装填したカードを無効にできる。
 これを使うと、既に発動を呼び出されていたカードは効果を失うが、敵ライダーが装填したカードは使用済みの扱いとなり、敵はカードを1枚損することになる。
 使いどころ次第で恐ろしい効果を生む。
 要するに『ダイナマイトナース』の「そんなはずはない!」カードのようなものだが、ガイはこのカードを少なくとも2枚持っていた。




さ行


サイコローグ
 オルタナティブ・ゼロの契約モンスター。
 ファイナルベント“デッドエンド”の際は、バイク型に変形する。
 優衣に操られて、オルタナティブ・ゼロを襲った。
 契約相手であるゼロを失った後、優衣の捜索を続ける龍騎とナイトに遭遇し、ナイトの飛翔斬で倒された。


斉藤雄一
 手塚海之の親友。
 コンテストで入賞して、これからピアニストとして本格活動できるという矢先、浅倉威の傷害事件の被害者となり、右手を壊して再起不能となった。
 元の身体に戻るため手段として、神崎士郎にカードデッキを渡されるも、他人を傷つけることをよしとせず、契約しないままガルドサンダーに食われてしまった。
 彼が死んだことが手塚がライダーになる原因となった。


坂浦商事
 悪徳金融会社で、投資家を騙して金を集めた詐欺事件で起訴されたが、北岡の力で無罪を勝ち取った。
 ただし、その際、北岡は坂浦商事の金を使い込んでおり、仕返しに北岡を襲わせたが吾郎に返り討ちにされた。


榊原耕一
 2001.12.2に失踪した28才の男。
 ドラグレッダーに喰い殺されたらしい。
 部屋中の反射物全てを新聞紙などで覆っていたが、まさか窓の外から襲われるとは思っていなかったようだ。
 この男の部屋に落ちていたカードデッキを真司が拾ったことから物語は始まった。
 彼自身がどのようにしてカードデッキを入手し、契約することなくドラグレッダーの餌食となったかは不明。
 スペシャル版では、ミラーワールドを閉じるべく1人奮闘する男で、自分の死を悟って真司にデッキを譲った。
 演じるは、『五星戦隊ダイレンジャー』で亮を演じた和田圭市氏。



佐野 満
 駐車場の整理をやっている男で、インペラーに変身する。
 ライダーの力で金儲けをするべく、真司、香川双方に自分を高く雇うよう働きかけ、香川に付いたが、香川の死により雇い主を失った。
 どうやらいいとこのボンボンで、2年前に勘当されたが、実は社会勉強をせよとの親心だったらしい。
 父が一代で築いた大企業(佐野商事)の社長に納まり、百合絵とのお見合いも上手くいって順風満帆だったが、ライダーになる目的を果たしたのにライダーを辞められないという壁にブチ辺り、タイガと共同で龍騎を倒そうとした結果、タイガの裏切りにより負傷し、王蛇のベノクラッシュでデッキを破壊され、苦しみながら蒸散してしまった。


サバイブ(SUVIVE)カード
 2枚あり、1枚は風、もう1枚は炎の属性を持っている。
 カードデッキから引き抜くとバイザーが変形し、その専用スリットに装填すると、「サバイブ」の音声と共にライダーがサバイブタイプに二段変身する。
 風のカードは、一向に戦おうとしない手塚海之を焚き付けるため神崎士郎が渡したが、戦う気のない手塚が蓮に渡してしまったもの。
 炎のカードは、真司を戦う気にさせるために士郎が与えた。


SEAL(封印)カード
 カードデッキに含まれているモンスター封印のカード。
 また、カードデッキを持たない者でも、江島教授のようにこのカードだけは持っているという者もいる。
 ミラーワールドのモンスターを封印する力がある。
 が、恐らく1枚のカードで1体しか封印できないのだろう。


芝浦 淳
 明林大学経済学部の学生で、21才。
 仮面ライダーガイに変身する。
 ネットゲームサークル「マトリックス」に所属し、部員達を影で操ってライダー同様の戦いをさせていたが、それに飽きたらず、ウイルスを購読者のアドレスに流すと脅してOREジャーナルを乗っ取り、全国規模で戦闘ゲームをやらせようと画策した。
 結局、島田奈々子のウイルス返しで失敗し、OREジャーナルから追い出された。
 これらのことで逮捕されたが、父が北岡の得意先だったことから、北岡に弁護を依頼し、無事釈放された。
 浅倉を利用してライダーの戦いをヒートアップさせようとしたが、王蛇に盾にされた挙げ句、ベノクラッシュをかまされて死亡。
 その死に様には、全国2億3千万人が喝采を送ったという。


シアゴースト
 ヤゴ型のモンスター。
 2体登場し、龍騎サバイブのメテオバレットと、インペラーのドライブディバイダーでそれぞれ倒された。
 テレビ版では、倒されたらそれで終わり。
 ミラーワールドで大量発生していたが、一斉にレイドラグーンに脱皮しはじめた。
 劇場版で大量発生したヤゴ型のモンスター。
 倒されると、脱皮してレイドラグーンになる。


ジェノサイダー
 王蛇がユナイトベントで、ベノスネイカー、メタルゲラス、エビルダイバーの3体を合体させて生み出すモンスター。
 口から何らかの破壊エネルギーを吐き出すようだ。


島田奈々子
 OREジャーナルのシステム担当。
 何を考えているのか分からないタイプで、湯沸かしでカメを飼っていたり、ヌイグルミと一緒にジェットコースターに乗ったりする。
 自らのコンピュータ知識にプライドを持っているため、芝浦淳に「二流」呼ばわりされたことに腹を立てて、見事に芝浦の計画を撃退した。
 浅野めぐみとは犬猿の仲で、2人の間にはケンカ防止のため衝立が立っている。
 ペットのイグアナを撮った写真にモンスターが写っていたことから、OREジャーナルはミラーワールドの秘密に偶然触れることに…。
 OREジャーナル立ち退きに伴い、浅野めぐみと共に北岡の事務所に居候中。
 10話で、北岡の命があと僅かだということを聞いていたが、48話になってようやくそれが北岡だったことを思い出し、令子に北岡の誘いを受けるよう勧める。


シュートベント(SHOOT VENT)カード
 銃を召還するカード。
 ゾルダが2種類持っており、片方でギガランチャー、もう片方でギガキャノンを召還する。
 また、龍騎サバイブ、ナイトサバイブも持っており、それぞれバイザーツバイが銃形態に変形する。


スイングベント(SWING VENT)カード
 ムチ状の武器を召還するカード。
 ライアが持っていたが、王蛇がエビルダイバーと再契約したことにより、王蛇も使えるようになった。


スチールベント(STEAL VENT)カード
 ほかのライダーが召還した武器などを奪って自分が使えるカード。
 オーディンが持っているほか、龍騎サバイブがストレンジベントを変化させた。


須藤雅史
 大森署の刑事で、シザースに変身する。
 アンティークショップ店長の加賀友之と組んで何か悪事(証拠品の横流しとか捜査情報の漏洩だろう)を働いていたが、分け前のことで揉めたことから加賀を殺してしまった。
 その死体を店内の壁に塗り込んでいるときに神崎士郎からカードデッキを渡された。
 加賀の死を隠蔽するためとボルキャンサー強化のために、ショップの客などをボルキャンサーに喰わせていた。
 神崎士郎の妹である優衣を手中に収めて以後の戦いを有利にしようとしたり、真司や蓮を変身する前に事故死させようとするなど、悪知恵が働くが、決してシザースが弱いわけではなく、楽して勝ちたいだけという非常に悪い性格をしている。
 令子を襲い、助けておいて、令子の被害届を握りつぶしたことが徒となって同僚にばれてしまった。
 その刑事達をボルキャンサーに喰わせ、龍騎を倒した後令子も喰わせようと目論んだが、ナイトのダークバイザーが偶然命中したためデッキが破壊され、ボルキャンサーに喰われた。


ストライクベント(STRIKE VENT)カード
 拳に装着する打撃用武器を召還するカードだが、龍騎の場合は直接打撃と言うより、ドラグレッダーを召還して拳を繰り出すのとタイミングを合わせて火を吹かせる武器といった感じ。
 龍騎、シザース、ガイ、王蛇、タイガが持っており、ガイは2枚以上持っている。


ストレンジベント(STRANGE VENT)カード
 龍騎サバイブが持っている特殊カードで、装填すると何らかのカードに変化し、再度装填するとその効果を発揮する。
 トリックベントのような、龍騎が持っていないカードにもなれるらしい。


スピンベント(SPIN VENT)カード
 ドリル状の武器を召還するカードで、インペラーが持っている。


清明院大学
 神崎士郎が通っていた大学。
 士郎は大学院生だった。


ゼノバイター
 カミキリ虫型のモンスター。
 電車1車両の乗客全員を一瞬にして喰いきることのできるとんでもない早食いである。
 龍騎のドラゴンライダーキックに敗れた。


ゼブラスカル・アイアン
 シマウマ型のモンスター(銀)。
 相手を細切れにして吸収する。
 龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。


ゼブラスカル・ブロンズ
 シマウマ型のモンスター(赤銅色)。
 相手を細切れにして吸収する。
 ゾルダのギガランチャーで倒された。


ソードベント(SWORD VENT)カード
 剣または槍型の武器を召還するカード。
 龍騎、ナイト、王蛇、オーディンが持っている。


ソノラブーマ
 セミ型のモンスター。
 現実世界にも響く鳴き声を持つ。
 動きはかなり素早く、気配を察知した真司が振り向いたときにはもういなかった。
 島田を狙っており、結果的に、誘拐された島田の居場所を真司に教える形になった。
 現実世界で龍騎の蹴りを受けて鏡に向けて吹っ飛び、ミラーワールドに出たところをゾルダのギガランチャーを食らい、さらにナイトの飛翔斬でトドメを刺された。


ソロスパイダー
 クモ型のモンスター。
 スペシャルに数体登場。





た行


ダークウイング
 ナイトと契約しているコウモリ型のモンスター。
 神崎士郎の実験で、小川恵里を襲った後、蓮と契約したらしい。
 小型のモンスターで破壊力に欠ける分、特殊能力が豊富。


ダークレイダー
 ダークウイングがナイトのサバイブ化に伴って強化変身した姿。
 ファイナルベント:疾風断の際には、バイク型に変形する。


タイムベント(TIME VENT)カード
 オーディンが持っている特殊カードで、一旦時間を巻き戻し、もう1度同じことを繰り返させる能力を持つ。
 28話で、破れた優衣の絵を修復するため、時間を巻き戻すのに使ったが、戻す時間が自由な範囲で選べるのかは不明。
 時間を戻された側は、未来の記憶を失ってしまう。


高見沢逸郎
 仮面ライダーベルデに変身する青年実業家。
 「生きるってことは他人を蹴落とすことなんだ」と言う彼は、最後に何を求めていたのか。



竹内真理
 蔵井忍の向かいの部屋に住むおばさん。
 かつて、怪しげな商売をしていたころに、大久保の記事のせいで会社が潰れたという経緯があり、OREジャーナルに恨みを持っていた。
 令子や島田を誘拐したが、それでどうするつもりだったかは不明。
 シールドボーダーに食われた。


ちか
 浅倉威がファミレスに立て籠もった際、人質にされた少女。
 真司に助けられた。


ディスパイダー
 クモ型のモンスター。
 ナイトの飛翔斬でダメージを受けた後再生強化し、龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。
 スペシャルでは、ガイを食ったがナイトサバイブの疾風断に破れた。


デストワイルダー
 タイガと契約している虎型のモンスター。
 虎と言うより熊といった体格。
 主を失った後、食事中に龍騎とナイトに襲われ、ドラゴンファイヤーストームで轢き逃げされて死亡。


手塚海之(てづか・みゆき) 
 占い師。
 非常によく当たるのを自慢にしており、このままライダー同士が潰し合えば自分も死ぬことを知って、状況を打開しようとしているらしい。
 同じような志を持つ真司と手を結んだ。
 また、蓮の戦う目的が小川恵里にあることも知ってしまった。
 仮面ライダーライアに変身する。
 ライダー同士の戦いをやめさせるためにライダーになったという矛盾した行動の裏には、親友:斉藤雄一の死が関わっている。
 最期まで戦うことを拒否し続けた雄一の正義を無駄にしないため、そして雄一の運命を変えられなかったという悔恨を拭うために。
 そして、次に死ぬライダーだったはずの龍騎を救ってベノクラッシュに散った。
 自分が変えた小さな運命が更に大きな運命を変えることを信じて。
 演じるは“史上初ウルトラマンにも仮面ライダーにも変身し、どちらも主役でない役者”高野八誠。
 スペシャル版では、かつて恵里を愛した蓮の友人として登場した。


デッドリマー
 
 猿型のモンスター。
 赤外線スコープの目と銃になる尻尾を持つ半メカのようなモンスター。
 龍騎に押さえつけられてナイトの飛翔斬で倒された。


テラバイター
 カミキリ虫型のモンスター。
 江島教授をつけねらい、襲い掛かったところを蓮と真司に阻止された。
 ライダーではなく蓮にぶん殴られた不名誉なモンスターだが、実は結構強い。
 龍騎のドラゴンライダーキックとナイトの飛翔斬で倒された。


東條 悟
 香川研究室の学生。
 タイガに変身する。
 アルバイトを募集した花鶏にやってきた。
 香川の英雄論に心酔しており、自分が英雄と認めない相手は許せないらしく、仲間であるはずの仲村創を殺してしまった。
 「ライダーとはかくありべき」という基準に合わないライダーは、許せないようだが、多分全員合わないだろう。
 香川を裏切り、ライダーの戦いに勝ち残るのが英雄への道と考え、“一番大事な”香川を犠牲にすることで英雄になる資格を得たと思っているらしい。
 王蛇・ゾルダとそれぞれ戦ってボロ負けして佐野満に救われ、更に強くなるために「大事な人」佐野を殺したつもりだったが、浅倉に「俺だよ。トドメを刺したのは」と言われて自信がぐらつき、罠を張ってゾルダ・王蛇を殺そうとした。
 車に掛けた灯油で、 浅倉がエンジンを掛けると同時に爆発炎上するようにしており、見事に浅倉が引っかかった。
 町で見かけた仲睦まじい父子に香川の姿を重ね、その父子がトラックに轢かれそうなのを見て思わず助けて自分が死んでしまった。
 その死と引き替えに「親子を救った英雄」と新聞に載ることに。


ドラグブラッカー
 リュウガと契約している龍型のモンスター。
 ドラグレッダーの黒版。



ドラグランザー
 龍騎のサバイブ化に伴ってドラグレッダーが変化した姿。


ドラグレッダー
 龍騎と契約している龍型のモンスター。
 榊原耕一を食った後、その部屋を訪れた真司を狙ったが、真司と契約することになった。
 かなり強力&獰猛で、ちょっと餌をやらないと真司に襲い掛かる。


トリックベント(TRICK VENT)カード
 ナイトが持っている特殊カードで、自分の分身を作り出して敵を惑わす。
 分身の攻撃は相手に当たるが、敵の攻撃が分身に当たってもナイトはダメージを受けない。



な行

仲村 創(はじめ)  
 清明院大学江島研究室に所属していた男。
 大学内で偶然優衣に会ってしまい、以後度々優衣から電話されていた。
 優衣のしつこさにほだされ、以後関わらないことを条件に資料を全て渡してくれた。
 士郎のことを聞きに来た令子を冷たくあしらった。
 現在は香川研究室でミラーワールドを閉じる研究をしているようだ。
 その目的は、神崎士郎の計画を潰すこと。
 オルタナティブに変身し、度々優衣を襲ったが失敗していた。
 龍騎に背後から襲い掛かり、ファイナルベントを使おうとしたが、その前にタイガの不意打ちを受け、龍騎に「お前は間違ってる」と言い残して消滅した。
 


ナスティベント(NASTY VENT)カード
 ナイトが持っている。
 ダークウイングを呼び出して特殊音波攻撃を掛けさせる。


ネガゼール
 レイヨウ型のモンスター。
 ナイトサバイブと王蛇の戦いの最中、なぜか乱入した。
 ナイトサバイブの疾風断で爆死。



は行


バイオグリーザ
 ベルデと契約しているカメレオン型のモンスター。
 自在に姿を消すことができる。



ハイドラグーン
 レイドラグーンが脱皮したトンボ型のモンスター。
 劇場版に登場。



バクラーケン  
 イカ型のモンスター。
 吸盤の付いた触手を相手に絡みつけて襲う。
 ガイのヘビープレッシャーで倒された。


バズスティンガー・ビー
 ミツバチ型のモンスターで、ホーネット、ワスプと共に行動する。
 3体が背中合わせで高速回転する防御技を持っており、その力はベノクラッシュさえはじく。
 打撃武器にもなる弓を持ち、矢を放つ。
 フェニックス・エキスプレス号で乗員乗客を襲った。
 王蛇との再戦では、再び3体で回転して防御するも、王蛇のファイナルベント“ベノクラッシュ”、ナイトのファイナルベント“飛翔斬”、ゾルダのシュートベント“ギガランチャー”の同時攻撃を受けて爆死した。


バズスティンガー・ブルーム
 クマバチ型のモンスターで、恵里を狙ったが、ダークウイングに阻まれ、龍騎サバイブのドラゴンファイヤーストームに破れた。


バズスティンガー・フロスト
 ツチバチ型のモンスターで、バズスティンガー・ブルームを助けてナイトに襲い掛かろうとしたが、結局ナイトサバイブの疾風断に破れた。


バズスティンガー・ホーネット
 スズメバチ型のモンスターで、ビー、ワスプと共に行動する。
 短剣型の武器を持つ。
 フェニックス・エキスプレス号で乗員乗客を襲ったが、現在のターゲットは浜崎実加。
 ビー、ワスプと共に王蛇らの同時攻撃を受けて爆死した。


バズスティンガー・ワスプ
 ジガバチ型のモンスターで、ビー、ホーネットと共に行動する。
 長剣を武器としている。
 フェニックス・エキスプレス号で乗員乗客を襲った。
 ビー、ホーネットと共に、王蛇らの同時攻撃を受けて爆死した。
 


浜崎実加
 フェニックス・エキスプレス号に乗った際、バズスティンガー・ビー、ホーネット、ワスプに襲われたが、浅倉に庇われる形でただ1人の生存者となった。
 そのため、浅倉を非常に頼りにしており、彼に会うために原因究明のための航行に 立ち会うことにしたほど。
 結局浅倉に利用されただけで、その後どうなるか不安だ。


原田拓也
 アピスラッシャーに狙われた小学生。
 蓮の変身を見ていたことから、ライダーになろうと思って真司のデッキを盗んだが、ライダーの戦いが面白くて格好いいものではないことを思い知らされ、デッキを返した。


ファイナルベント(FINAL VENT)カード
 全てのライダーが持っている必殺技カード。
 契約モンスターを呼び出し、その能力を利用して最大限の破壊力の技を繰り出す。


フェニックス・エキスプレス
 バズスティンガー・ビー、ホーネット、ワスプに襲われた船。
 浜崎実加1人を除く乗員乗客全員が行方不明となったため、その原因を究明しようと同じ航路で航行した際、再び3体に襲われて乗組員等数名が餌食になった。


ブラストベント(BLUST VENT)カード
 ナイトサバイブが持っているカードで、ダークレイダーを呼び出し、その両翼のファンから突風を起こして敵を吹き飛ばす。


ブランウイング
 ファムと契約している白鳥型のモンスター。


フリーズベント(FREEZE VENT)カード
 タイガが持っているカードで、モンスター1体を凍り付かせる。


ブロバジェル
 クラゲ型のモンスター。
 両手が電極になっており、敵を感電させる。
 龍騎のドラゴンライダーキックに破れた。


ベノスネーカー
 王蛇と契約しているコブラ型のモンスター。
 口から溶解液を吐く。


ホールドベント(HOLD VENT)カード
 ベルデが持っている武器カードで、ヨーヨー型のバイオワインダーを召還する。
 ただし、番組中では透明になっている際にこっそり使っているため非常に見づらく、しかもカードを装填して召還しているシーンは存在しない。



ポトラッツ
 神崎士郎がアメリカ留学時代、アクレー大学で教えた教授。
 令子のインタビューに応じ、アメリカでの士郎の実験のことなどを語るが、ガルドサンダーに食われてしまった。


堀口
 以前OREジャーナルの記事が元で職を失った男。
 妻の手術代稼ぎとOREジャーナルへの復讐を兼ねて島田奈々子を誘拐し、真司に身代金3千万を持ってこさせた挙げ句、真司に襲い掛かった。
 結局ワイルドボーダーに喰われてしまった。


堀口ゆかり
 堀口の娘。
 非常に人見知りであり、吾郎を通して話をする。
 父の計画に気付いており、その後父が帰ってこないことから警察に捕まったものと思って北岡に助けを求めに来た。
 父の代わりに真司が捕まったことを知って、そのことを証言した。
 父の行方は分からないままだったが、母の手術代を北岡が払ってくれたことを察しており、感謝している。


ボルキャンサー
 シザースと契約していたカニ型のモンスター。
 須藤雅史の命令で、様々な人間を食っていた。
 シザースのカードデッキが壊れたため、契約を破棄して須藤を食ったが、その後龍騎のドラゴンライダーキックで倒された。


ホワイトミルキー
 OREジャーナルに新入社員として入った浅倉めぐみが使用する白いノートパソコン。
 島田奈々子のものなのか、編集部の備品なのかは不明だが、島田はホワイトミルキーという名を付けて可愛がっている。
 めぐみが「ごさく」という名を付けたため、両者の間で諍いが起きた。



ま行


マガゼール
 レイヨウ型のモンスター。
 タイガのクリスタルブレイクに破れた。

マグナギガ
 ゾルダと契約しているバッファロー型のモンスター。
 全身飛び道具の塊で、ゾルダのファイナルベントであるエンドオブワールドではそれら全てを使用するが、その場合以外でも、身体各所の武器を使うことができる。
 かなりの知能を持っているらしく、ゾルダと息を合わせて弾幕で龍騎の昇龍突破を遮ることができる。
 王蛇のドゥームズデイで消滅した。


マトリックス
 明林大学にあるネットゲーム同好会。
 芝浦淳が作ったゲームに魅せられ、部員達が実際に戦い合うというゲームを行ったため、1人がパクラーケンの犠牲になり、ほかの全員が病院送りになった。


まんじゅう一番星
 真司がストーカー騒ぎで迷惑をかけた詫びに北岡に持っていった饅頭の詰め合わせ。
 パッケージには「激ウマ!」と書かれているが、北岡は「貰ったものをどうしようと勝手だろ」と吾郎に捨てるよう命じた。
 どうやら、粒餡、薄皮、ウグイス餡の詰め合わせと思われる。
 吾郎が1個こっそりポケットに入れた。


ミスパイダー
 クモ型のモンスター。
 スペシャルに登場した。



水岡和郎(かずお)
 名うての結婚詐欺師だが、美穂に騙され、シアゴーストに食われるなど悲惨な最期を遂げた。


みはら暁
 →浅倉暁


美穂
 仮面ライダーファムに変身する。
 浅倉威に殺された姉を生き返らせるためにライダーになった。
 目的を果たすためには何でもするタイプだが、王蛇から救ってくれたのが真司だと思ったことからデートに誘い、途中で真司と入れ替わったリュウガによって殺された。



ミラーワールド
 鏡の向こうにある異世界。
 モンスターが住んでおり、数か月前から人を襲うようになった。
 普通の生物は存在しない世界で、ミラーワールドに行けるのは仮面ライダーだけである。
 実は、幼い頃の優衣と士郎が作り出した精神世界で、“強いモンスターが士郎と優衣を守り、2人以外の人間は存在しない世界”として作られたもの。


みらい
 真司がレイドラグーンから守った少女。
 子役の名が「未来」であり、この子もそういう字を当てられていると思われる。


村木 進
 浅野めぐみから婚約不履行の賠償訴訟の依頼を受け、北岡に挨拶に来た弁護士。
 できれば北岡から譲歩させることで示談したかったらしい。
 OPテロップに名前があったのに、名刺が一瞬出ただけで誰にも呼んでもらえなかった。


明林大学
 芝浦淳が通っている大学。


メガゼール
 レイヨウ型のモンスターのメス。
 非常に素早く、ライダーの感知範囲から逃げてしまう。
 ナイトの飛翔斬で倒された。


メタルゲラス
 ガイと契約していたサイ型のモンスター。
 ガイが死んだことで契約相手を失って王蛇を狙っていたが、王蛇と再契約した。


桃井令子
 OREジャーナルの記者で。
 真司を馬鹿にしているが、その後先考えず何にでも突っ込んでいく行動力は認めている。
 愛車はスマート。
 奈々子の誘拐事件の絡みで北岡をブラック入りさせたが、堀口ゆかりの母の手術代を北岡が出していることは知らない。
 浅倉威に騙され、弟の暁を連れていき、結果暁は消えてしまった。
 一瞬で暁が消えたことを知り、浅倉がしょっちゅう姿を消していることに着目、浅倉脱獄時の監視カメラのビデオテープを見ているうちに、神崎士郎の姿を発見した。
 OREジャーナル立ち退き後、アメリカに渡ってアクレー大学時代の高見士郎の研究資料や死亡診断書を持ち帰った。
 真司の変身を目撃し、真司が仮面ライダーである可能性に気付いた。
 島田とめぐみの説得で、北岡とのランチを承諾したが、すっぽかされた。


森本和義
 三度逮捕された浅倉の弁護人になった弁護士。
 新城北高校、明政大学法学部卒、オレガノ大学ロースクール(法律学校)大学院卒業という経歴の持ち主。
 著書も多いが、そのタイトルからして民事訴訟が専門と思われる。
 拘置所での浅倉の拘束状態に文句を付け続け、浅倉の求めに応じてデッキを持っていこうとしたが、北岡に一服盛られて担当弁護士の座を奪われた。
 それでも根性で浅倉に会いに行ったところ、服を奪われ、拘束具に縛りつけられてしまった。
 北岡曰く「俺が100としたら、こいつは1だね」


モンスター
 ミラーワールドに住む特殊な生物。
 人を食い、ほかのモンスターのエネルギーを吸収して強くなっていく。
 実は、士郎と優衣が精神世界であるミラーワールドの生物として生みだした。



や行


UNITE VENT(ユナイトベント)カード
 王蛇が持っている特殊カードで、契約している複数のモンスターを合体させて新たなモンスターを生み出すことができる。
 恐らく、有効時間が過ぎると、モンスターは分離してしまうと思われる。


由良吾郎
 北岡の事務所で炊事・洗濯から用心棒・ひげ剃りまで何でもこなす万能男。
 手錠を自力で外すことのできるとんでもない器用な手を持っている。
 分けもなく変身ポーズを取ってケンカしたり、子供に優しかったりと、よく分からない性格をしている。
 北岡からは「吾郎ちゃん」と呼ばれている。
 北岡が仮面ライダーゾルダであることを知っている。
 かつて傷害事件に巻き込まれた際、北岡が弁護して助かったことがある。
 そのせいで北岡が検査を受けるのが遅れ、不治の病になったと責任を感じている。
 基本的に北岡の性格が好きらしく、責任感だけで側にいるのではない。
 北岡が延命を諦めライダーをやめる決意をしたことを知りながら、北岡がそれで満足できるならと見守っていた。
 北岡の死後、その遺志を継いでゾルダとして王蛇と戦い、死亡した。


百合絵
 佐野満の父の知り合いの娘。
 若くして社長になった佐野に近付くための政略結婚と思われるが、当人同士はお互い好意を持っていたらしい。
 まぁ、美男美女だし。




ら行


ライドシューター
 ライダー全員が持っているバイク。
 ミラーワールド内を高速移動するための足である。
 電車の中も走れる。


レイドラグーン
 香川らのモンスターに襲われた優衣がモンスターを操る力を発動させた際、優衣の脳裏に響いたモンスターの名前。
 シアゴーストが一斉に脱皮を開始し、レイドラグーンが大量発生している。
 王蛇、龍騎、ナイトらによって駆逐された。
 シアゴーストが脱皮するトンボ型のモンスター。
 劇場版に登場 。




わ行


ワイルドボーダー
 イノシシ型のモンスター。
 猪突猛進型で、一直線に獲物を襲って消える。
 龍騎・ナイトを相手に互角に戦っていたが、ゾルダのエンドオブワールドで粉微塵になった。