『無敵ロボ トライダーG7』の最終回
    
 日本サンライズ(当時)のアニメ。
 小学6年生の竹尾ワッ太が、“宇宙の何でも屋”『竹尾ゼネラルカンパニー』の社長として、自ら巨大ロボ:トライダーG7を操り、国連からの依頼で“仕事の1つとして”侵略者と戦う物語。

 このアニメでは、最終回の1回前で敵のボスキャラ的な存在を倒しており、最終回冒頭で敵組織は地球から手を引いている。
 最終回のメインは、それから3か月後のワッ太の卒業式の日の物語だ。
 ワッ太達地球人は誰も敵組織の撤退を知らないため、「3か月前のロボット以来、敵が現れなくなったなぁ」などとのんきに構えており、ごく普通に生活している。
 飛び入りでスピーチをすることになった専務の
  今日は何かが終わる日ではありません!
  新しい何かが始まる日なのです!

の言葉で無事卒業式も終わり、竹尾ゼネラルカンパニーの事務室で卒業パーティーが開かれる中、産業廃棄物の運搬の仕事(戦うばかりがトライダーの役目ではないのだ)が飛び込んだため、ワッ太はパーティーを抜けて仕事に向かうところで終わる。

 “戦い以外にも仕事がある”というこの番組ならではの最終回だった。
    
 
安全確認! 発進!!