「エイミーの法則」

 エイミーとは、95年頃シーズウェアが発売したソフト『エイミーと呼ばないでっ』の主人公のコト。
 シッチャカメッチャカな内容のバラエティー色豊かなADVで、同じキャラクターが別の章では全くの別人として(役者が演じているかのように)登場してくるという、変わった演出が楽しい。

 本作のラスト、想い人の弟! を救い出すことに成功したエイミーは、それまでの舞台だった館が燃えていくのを眺めつつ、

「館は、最後には燃えるものよっ!!」

 …というセリフで締めてしまった。
 ここで言う法則とはこのセリフの事であり、後にこれは各所で多用される名言となる。

 ちなみに、本作はかの菅野ひろゆき氏が製作に関わったタイトルとしても有名だが、このタイトルが後にELFによって商標登録されてしまった事は、意外と知られていない。 
 つまり、絶対に続編は作られないわけだ。
 初回特典のコンドームが懐かしひ。

 なぜELFが…と思った方は、当サークル頒布の「九拾八式CD-ROM」内『〜この世の果てで恋を唄う少女〜YU-NO』(DOS版)の、拙の文章を参照の事(宣伝宣伝♪)


 →本文に戻る