ズバリ、スクール水着物です。
パケ絵からしてスク水フェチな匂いがプンプン…
私は別にスク水フェチでも何でもないつもりですが、後学のため(汗)今回チャレンジ。
(ストーリー)
青年は旅をしていた。
その日その日の糧を得ながら、街から街へと旅を続けていた。
路銀が尽き、働き口探していた青年は、ある学園の所有する合宿施設の管理人という仕事を得る。
学園の女子水泳部が合宿に来る2週間の間、施設の運営と管理を行うのが主な仕事だ。
スクール水着を近くで見られるという特典付きに心躍らせる青年。
だが、前管理人が使用していたという事務所に足を踏み入れた時、彼の未来がゆっくりと歪み始める。
そう、あのテープを見た瞬間から……。
(システム)
管理人としての仕事をこなしつつ、4人のヒロイン(獲物)と会話し、好感度をあげてから、着替え、入浴時の盗撮などを開始しネタ収集。
ネタポイントがある程度上がると、それを使って脅迫→凌辱といった流れで進行。
普通にやっていれば期間中(14日間)に4人とも落とせるでしょう。
しかし、特筆すべきはオマケモードの「スク水辞典」。
プレイ中、スク水絡みの単語は赤字で表示され、クリックすれば意味を分かりやすく解説してくれる辞書機能。
…ただしスクール水着の事しか載っていない、まさに「バカ辞典!」
文章の他にキャラのコメントボイス付き。
これでゲーム終了時には、何の役にも立たない無駄で余計な知識が身についている事でしょう。
(絵)
これはもう凄いの一言です。
スクール水着の描き込みぶりは尋常ではありません。
スク水の生々しい光沢、質感など半端ではありません。
脱帽ものです。
……キャラ? そんなものはただの飾りです、エライお方にはそれが分からんのですよ(爆)。
実際、スク水ばかりに目がいきキャラ絵が全然印象に残ってません。
(エロ)
凌辱オンリー。
和姦皆無。
愛情が芽生えるなんて展開は微塵もありません。
ほとんどがスク水着用(一部体操着も)で全裸H無し、お風呂でも何故かスク水と完全にスク水フェチの皆様のためだけに特化(…私は違います。念のため)。
盗撮の時はスク水が透けて見える、「スケスケモード機能」や更には「ズーム機能」も搭載。
しかし、脅迫して陥落させてから、一気にエロさが無くなります。
結果、エロシーンよりそれ以外のゲーム序盤の方がエロいという妙なものになってしまってます。
(音楽)
あまり印象に残ってません。
良くいえばでしゃばってないと。
ただ、凌辱シーンの時のBGMがラップというのは一体……。
(シナリオ)
無いに等しいです。
好感度稼ぎ&ネタ集めのための単調な作業が実に面倒。
(キャラクター)
主人公自体もゲスな方ですが、凌辱される4人のヒロインも、どいつもこいつも変なのばかりです。
まさに「所詮、凌辱されるだけの餌」愛着が持ちにくいキャラ達です。
○「七島末利」
ブラコン娘。
持込禁止の携帯電話を持ち込んで義兄と語らうのを楽しみとしている。
で先生に見つかり没収されて号泣。
純愛系ゲームなら「お兄ちゃんらぶらぶ」な萌えっ娘だったろうに…
この手のゲームで極度のブラコンなど、見ていてうっとうしいだけ。
実際、主人公もゲーム中でそう毒づいてました。
○「神海美乃」
お子ちゃま娘。
精神年齢は低いけど、頭の回転は速い。
末利のブラコンを応援しつつ、電話で話してる時は席を外すなどの気づかいを見せたりと4人のなかでは最もマトモ。
主人公の事もすぐに信頼してくるので、最も早く毒牙にかかる娘。
唯一、凌辱する時少しだけ罪の意識を感じました。
○「瀬名汐里」
レズ娘。
他人と話すのが苦手で他の2人にも素っ気無い。
顧問の渚に想いを寄せている。
ゲーム序盤、渚の着替えを覗いてる現場を度々目撃しますが、これを男に置きかえると、「覗き魔のムッツリスケベ」以外の何者でもないのでは?
変質者に興味は無し。
○「春日渚」
水泳部の顧問の先生。
愛想も良く、親身になって接する事から教え子達からの信頼も厚いが、ブラコン娘の携帯電話を容赦なく没収する厳しい一面もある。
…が教え子の携帯は没収しておきながら、自分は携帯で恋人と語らっていたりする。
あまり生徒達のお手本とは言いがたい人。
(総評)
非常〜〜に人を選ぶ作品。
……ついていけん。
濃すぎる。
とりあえずスタッフの方々のスクール水着への凄まじいこだわり(偏執)だけはビシビシ伝わってきました。
この点に関しては素直に称賛するしかないでしょう。
フェチな世界に興味のある方は、やってみるのも一興かと…
凌辱嫌いな方は問答無用で回避。
某エルフの管理人のオッサンゲームのスク水フェチ版?
(PS)
EDは結局どうあがいてもポリこ……いえお巡りさんに逮捕されてお終いかい!
(オジンガーZ 様)
私はスク水よりデザインに引かれて買った面がありますね。
陵辱モノという意識もあまりありませんでした。
だって、タイトルが「優遇接待」なんですもん。
パッケージ見ればすぐ予測できるのになあ。
攻略そのものは簡単ですが、CGや回想を埋めようとするのは結構手間取りますよね。
あんまり進めすぎると見れなくなってしまうイベントが多いのでフルコンプするには時間が掛かります。 私は気力がもちませんでした。
「スク水辞典」ではほんっとうーーに、いらん知識が増やされました。
しかし、この知識が後に意外に役にたつことも?(えっ)
実際にやるシーンの方がH度は低かったですね。
デザインに引かれて買ったものとしてもこれは意外な発見でした。
それと、ちょっと関係ない話になりますが、私は陵辱ゲーが向かない人間だなあとこのゲームやってて思いました。
どうしても嫌がる女性を…というシチュエーションに嫌悪感というのもありますが、心が動くものを感じません。
かといって相手がいきなり感じ出すのも違うだろう、と思いますし。
一応、主人公が行為を実行に移そうとする前の葛藤みたいなものがあるのはよかったと思いましたね。
ま、自分が捕まる事の心配ばかりでしたし、三日程度で落ちるんですが。
まあ、スク水フェチの男が、毎日スク水姿をみたり、普段の時も何故か体操着で女の子がうろうろしてたら無理もない!?
犯される側にも原因がある、とはいいませんが、本当に変な奴ばっか…。
わざと、主人公を誘惑しとるんじゃないか?と思える場面もありましたし。
末利はてっきり主人公を「お兄ちゃん」と言い出すのかと思いましたが、さすがにそれはありませんでしたね。
しかしなんたって、こんなほとんど関係ない設定つけたんでしょう?
やっぱりお兄ちゃんを思いながら…のシーンがほしかっただけか、それとも昨今の妹ブームへの便乗でしょうか?
なんか、この手のゲームをやってると「一見真面目に見える子ほど変態の気質がある」というものが多い気が…。
そういう思い込みが業界に蔓延しているのか?
そういえば、このゲームにも例のごとく「このゲームの人物は18歳以上だよ」の注意書きがありましたが、私的には某「はじめての〜」シリーズほどには注意書きがなければヤバイようには感じなかっかけどなあ。
ちょっと無理やりですが、大学の水泳部とも取れるわけですし。
これってやっぱり最近の慣習なのか?
それとも来るべき児ポ法対策?
まあ、あらゆる意味でフェチ向けの作品でしたね。
私も正直付いていけませんでしたので、一周でプレイやめました。
ご覧の通りゲーム性は乏しいので、よほどスク水に対する愛情が無い限りは…。
あるいはスク水道の入門書(爆)としてどうぞ、といったところでしょうか。
EDは因果応報を貫いたということで、私はこの点は高評価だったりします。
やっぱりこの手のゲームの主人公は最後は報いを受けて欲しいなあ、と思うわけで。
こればっかりは主観の問題でしょうね。
(ファイン 様) |