 |
|
| ||||
| ||||||
| ||||||
| ||||||||||
|
|
| ||||||||
| ||||||||||
今までありそうで、あまり記憶には無いジャンル。
そして何よりメインヒロイン＝北都南。
……購入動機はこれだけで充分…。
（ストーリー）
名門、柊家に幼い頃、養子として引き取られた主人公、空也。
姉達に甘やかされてばかりの軟弱ライフを送っていた彼は性根をたたき直すために遠くの親戚へ預けられてしまった。
10年後、空也は立派に成長して戻ってくる。
そこに待っていたのは姉達6人。
そして昔同様、空也を甘やかしたり、アゴでこき使ったりと好き放題。
そんな中、憧れていた次女、要芽（かなめ）に寝込みを襲われ、いたぶられてしまう。
空也は誓った「要芽を見返してやる!」
…他の姉達に協力してもらって…
（内容）
ゲーム内容は「姉さん達と愛情を育む」ルートと「要芽姉様にリベンジするため他の姉さんに協力してもらいつつ、Hの鍛錬を積む」ルートの2つ。
前者はオーソドックスなADV。
後者はプチSLG? といった感じです。
（システム）
ごく普通です。
テキストで文字サイズが大きく強調されたり（主に罵る時）するのが特徴的でした。
（音楽）
ヴォーカル曲は無し。
全体的にまったりとして地味。
何だか一昔前の（MIDI全盛の頃）のようなイメージです。
（絵）
キャラ絵は正直、あまり好みではありません。
プレイするうちに慣れましたが、個人的に少しだけマイナス。
（エロ）
ほとんど全裸Hなので、着衣H好きにはアレですが…
姉ゲーなので、主人公やや受け身の立場が多いめ。
汁描写も多くかなりエロい方ですが、基本的に陽気なギャグゲーなので、濃厚なエロさはそれほど感じません。
＜キャラクター&感想＞
「柊雛乃（ひなの）」
長女。
…が見た目お子様。
でも精神的には最も大人かつ常識人。
好きな時代劇の影響もあってやたら尊大な言葉遣いをする。
いい事をすると褒美に飴をくれます（笑）。
「雛」の文字の入った印籠携え、家族から外へと続く世直しシナリオ（笑）。
……水戸○門パロディー。
でも他のシナリオでは、肝心な時には、「さすが長女」という一面も見せます。
ちなみに彼女が飼っているペットの「霊獣マル」と主人公との駆けあいは爆笑モノです。
「柊要芽（かなめ）」
次女。
メインヒロインにして主人公の初恋の人。
常にクールに物事に対応するため「氷の弁護士」ともよばれており、その容姿と若さから、メディアからも注目されている。
拡大フォントで「早漏」などと主人公を罵倒する時の切れ味は凄いです。
シナリオの方は今イチ。
なぜ氷の女になってしまったかの説得力が弱いです。
しかし、氷の仮面が崩れてからの、ギャップが最高です。
純愛ルートなら「抱っこして〜、頭なでなでして〜」と甘えっぷり全開なのがたまりません（北都南姉さん、ステキすぎ）。
逆にH対決ルートの場合は勝っても負けても後味悪し。
（負けた時は悲惨の極み…主人公、洒落にならんぐらいに嬲りつくされます…）
「柊瀬芦里（せろり）」
三女。
北欧ハーフ。
一番グラマーのクセして最も精神年齢低し。
お気楽フリーター、思考回路、運動神経とも人間離れしていて、ロクでもない商売を考えついては周りを巻き込む迷惑キャラ…
…属性外。
ただしHは一番濃厚だったりする。
「柊巴（ともえ）」
四女。
デカ女（180cm）。
凛とした容姿をしているが、姉妹の中で最も気が優しく、無口でシャイ。
そんな事で主人公とともにこき使われている。
そして最も熱いのがシナリオ（笑）。
……おお!仮面ラ○ダーク○ガ&ア○ト（一部分、○騎も…）あまりのぶっ飛びぶり。
平成ラ○ダーファン必見? 設定もアレですが、まさかア○トの「木野さん」なキャラクターまで出てくるとは…
「柊高嶺（たかね）」
五女。
気が強く、高慢、高飛車。
極めて攻撃的な性格で、命令口調、負けず嫌い…そしてツインテール。
主人公をアゴで下僕のように使う。
エラそうにしているが、瀬芦里や海からからかわれている。
知能指数などの秘められたポテンシャルは6姉妹中、1番。
…が主人公曰く「優れた潜在能力も、入る器を間違えた」（笑）。
という欠点だらけの性格が足を引っ張っています。
シナリオは最もメリハリがあって好きでした。
（PS)
ツインテールをほどくと、見た目完全に別人になってしまいます。
「柊海（うみ）」
六女。
昔からやたらお姉ちゃん風を吹かして主人公の世話を焼いたり、仕事を手伝ったりしてくれる。
主人公の頼みなら何でもオールOK!…が不器用。
服の中は四○元ポケット、冷えたコーラから防弾チョッキまで出してきます。
メインシナリオでは主人公のダメっぷり全開。
これでは修行に出されて当然（笑）。
他のシナリオでも抜群に味のあるキャラクターです。
日常会話でサラリと日本の北の半島にある蛮国のテ○ドンネタなどの危険な話題有。
しかし、海姉の手料理食べたらゲームオーバーってのはいくら何でも…
そのEDタイトルが「空也は英雄」ってのには笑った。
某ラ○ダー○騎の虎さんライダーじゃあるまいし…
（PS)
ちなみにその手料理を食べる時の選択肢がズバリ「英雄になる!」です。
（総評）
全キャラ抜群に立っています。
このゲームを楽しいものとしているのは、姉達の日常会話に尽きるといっても過言ではありません。
「このキャラは不要」というのが一人もいません。
ツッコミどころ満載のシナリオとボリュームの無さは否めませんが、それを補って余りあるギャグの数々、ハマれる人は文句無しに買い。
インストールしてしまえばディスクレスでいつでも気軽にプレイできるので、「貴方のハードディスクに是非一本!」（笑）。
（オジンガーZ様）
平成ライダー色と言えば、要芽お姉様H対決ルートENDで彼女が次回担当する事になっているのが『浅倉事件の刑事裁判』…………
ついでに助手の摩周君は、名前といい、顔といい、言動といい、マシュマー･セロですし(笑)。
他にも大ネタ小ネタで登場するパロディの数々……
と言うことで、根がローディストな自分には、別の意味で楽しめた作品でした(笑笑) 。
（ALXIA 様）
