PLAYSTASION2 MissingBlue メーカー:トンキンハウス
アーク 様
<ストーリー>
 主人公牧村功司は聖遼学園高校2年生。
 幼馴染の璃月沙夜と押しかけ恋人で先輩の丹雫瑠羽奈と共に平凡ながら充実した生活を送っていた。
 そんなある日功司のクラスに転校生がやってくる。
 名前は春日瑞希、ミステリアスで物静かな彼女は、功司に不思議な水晶を渡し、「これ、あなたの物だから…そして全て思い出して」と告げる。
 訳の分からぬ功司だったが、彼女の悲しそうな顔に既視感を、そしてこれまで当たり前だと思っていた日常と人間関係に違和感を感じていく…。

 このソフトは発売当初から週刊ザ、プレイステーションのPS2ソフトランキングで常に10位内ランクインされており、興味を覚えて購入したもので、当時PS2ではカノンやときめも3は未発売でギャルゲー系が少なく、プレイするまで正直「ギャルゲー、しかもノベルものをPS2で出す意味あんのか?」と考えていた。
 しかしそれはいい意味で裏切られることとなる。
 理由は後述するがこれはPSでは無理あるなと納得するのに十分だった。

 このゲームは途中出現する選択肢を選ぶ事で2,3日で現実寄りか幻想寄りかが決定され、大体最初の8日間ぐらいでAからFのいずれかのルート(Aに近いほど現実寄り、Fだと幻想寄り)に決定しそのルートで攻略可能なヒロインとエンディングを迎えるというものである(ただし1つのルートだけで1つのゲーム級のボリュームがある)。

 シナリオ運びとしては、前半で功司がヒロインと交流を深める傍ら日常に疑問を抱いていく展開。
 ただこの段階では、功司が何に違和感を感じているのかが断片的に伝えられるのみで、やや牽引力に欠けていると感じる。
 中盤から後半にかけて、物語は急速に盛り上がり、前半での伏線や違和感の謎、この世界が功司の夢を元にして瑠羽奈が作り上げた事、ヒロイン達の正体やその目的、時折起こる不可解な現象の正体などそして何より肝心なサブタイトルの「幻想への誘い、現実への回帰」の意味が一気に解る作りになっている。

 このため前半等は普通にプレイできたものの、それ以降になると先の展開が気になって気になって春休みと言う事もあり2日間完撤でやったものである。

<登場人物>
丹雫瑠羽奈(にしずくるうな)属性 幻想 登場ルート 全て 攻略可ルート F
 学園一美人であり功司の恋人かつ先輩で子悪魔的な魅力で翻弄する。
 その正体は夢を糧にするサキュバスで生と死の狭間を漂う功司の魂の形に恋心を抱き、無意識に現実世界から逃げ出そうとしていた彼の願いを叶え、彼の幻想に功司が元々住んでいた町の人々を含む全情報を移植、物語の舞台となる功司の想像次第でさらに成長する世界を創造する。
 功司と2人で新しい世界を創造する事を望むため、かりんや瑞希と激しく対立する。

春日瑞希(かすがみずき)属性 現実 登場ルート 全て 攻略可ルート B
 謎の転校生。正体は現実世界における功司の真の幼馴染で恋人。
 現実世界で功司は深刻な虚無主義に陥っており自殺願望さえ抱く程であった。
 彼女はそんな功司を突き放し、2人の間に溝が出来てしまう。その後功司が事故に会い精神が幻想世界に行った事を知り、彼の悩みを親身になって相談してやれなかった事を後悔し、功司を現実世界に連れ戻すために幻想世界にやって来る。
 しかし彼女を否定した功司が作り上げたこの世界で彼女の事を功司を含め誰も覚えておらず、また功司が幸せそうにしているのを見て自分のしようとしている事は本当に正しいのか解らなくなってしまう。
 このため彼女は転校生として功司に近づき水晶=功司の心の道標を渡し全ての結末を功司に決めてもらおうとする。
 このため幻想寄りのC〜Fルートでは自らこの世界を去っている(ただしFルートでは最後のあがきだろうか、黒い影となり瑠羽奈に襲いかかる)
 なお功司とどう接していいのか分からない彼女の葛藤がミステリアス、物静かな雰囲気として功司とプレイヤーに伝わるという表現はとても上手いと感じた。

璃月沙夜(りつきさや)属性 幻想 登場ルート 全て 攻略可ルート C
 功司の幼馴染。美術部に所属しており文化祭に向けて絵を書いており、大人しく家庭的で人を包み込む優しさを持つ。
 ストーリーが進むにつれ功司は幼馴染にもかかわらず、過去の記憶に彼女が存在していない事に気づき困惑するのだが…。
 正体は功司が瑞希を否定したために行き場を失った彼女の情報と功司が昔に捨ててしまった、大切な思い=絵画への情熱が融合した存在。
 本来なら幻想世界に功司を引きとめるはずだが彼女は絵=失った功司の記憶を完成させる事で瑞希とはまた違った切り口で功司に全てを決めてもらおうとする。

矢城静乃(やぎしずの)属性 現実 登場ルート B〜D 攻略可ルート B
 功司の従妹で神社の一人娘で功司をお兄様と慕うお茶目な大和撫子。
 功司が登校途中見つけた神社で数年ぶりに再会するが功司は神社の存在もそして静乃の存在もしばらく思い出す事が出来なかった。
 瑞希と同じく功司を現実世界へと戻そうとするがあまり強制もせず、むしろこの世界での生活を楽しんでいた感すらある(理由は考察にて)。
 なお幻想側のC,Dルートでは方術を扱えるようになる等現実世界の人でも能力は幻想世界に寄るという事が解る。

神瞳かりん(しんとうかりん)属性 幻想 登場ルート C〜F 攻略可ルート C、D
 ある日登校途中、桃太郎一味の猿怒に絡まれた功司を助けた騎士道部所属の女の子。
 とにかく献身的で功司に対して絶対的な忠誠を誓っている。
 正体は功司の正しくあろうとする心の象徴。
 このため幻想寄りのキャラにもかかわらず、本来存在するはずのない幻想世界に留まる功司を現実世界に戻そうとする。
 ただ功司に絶対服従なので功司が無意識に決めた事には逆らえず、また幻想寄りの世界を選ぶ=その世界を正しいと決断すると彼女の望みと存在源そのものが矛盾してしまい消滅してしまうと非常に脆い存在でもある。

美角唯芽(みつのゆめ)属性 幻想 登場ルート C〜F 攻略可ルート D
 道路でぐるぐる巻きにされ放置されている妖精エリスを助けた功司に感銘し色々相談をもち掛けてくるようになる鬼のナマハゲ族の少女。
 風紀委員兼体育祭実行委員でドヂかつ元気いっぱいというよりやや暴走気味。
 不良(というより変わり者集団)の桃太郎一味を目の敵にしており、剣の達人桃太郎を倒すべく功司に弟子入り志願してくる。が、武術経験のない功司に師匠は勤まるはずも無くかりんに彼女の特訓を依頼する。
 正体は幻想を望む功司の世界が生み出したもの。

シーナ・アリール 属性 幻想 登場ルート E 攻略可ルート E
 雨の中を嬉々とした表情で歩いていた外国人の編入生。どこかやる気の無い態度をとるため風紀委員の唯芽から睨まれる羽目に。
 勝負事に対し拒絶反応を示し、功司を驚かせるがある日親友でセイレーンのマリィが彼女の元に訪れたことでシーナの素性やこれまでのいきさつが明らかになる。
 彼女は一様幻想寄りのキャラだが功司の心が生み出したのかどうかは疑わしい(理由は考察にて)。

緋山花乃香(ひやまかのか) 属性 現実? 登場ルート A、B 攻略可ルート A、B
 読書好きで自分でも小説を書いている眼鏡ッ子。
 自分にも他人にも厳しい性格の持ち主でよく功司と喧嘩する。瑞希に貰った功司の水晶に興味を抱き、取材を頼んだ事から2人の仲が接近するものの、花乃香には既に意中の人がいた…。
 命もそうだが功司と交流するのはあくまで幻想世界の花乃香で現実世界の花乃香は関係ないので属性は現実? とした。

折坂命(おりさかみこと) 属性 現実? 登場ルート A,B攻略可ルート A、B
 功司のクラスに教育実習にやって来た大学生でドジだが親しみ易い性格で皆から「みこピー」のあだ名を付けられる。
 元マラソン選手で功司が体育祭でマラソン選手に選ばれた事から特訓を受け持つ事となる。
 彼女のシナリオのみパラレルワールド的になっており現実世界で功司と命は恋人同士で功司がマラソンの練習をサボろうとして事故に合い幻想世界にやって来たとなっている。


<ストーリー考察>
○プロローグ
 最初無音なので音量をゼロにしていたかと不安になったが、様々な風景を断片的にみせ、かつ幼馴染であるはずの沙夜や自分が聖遼学園の生徒である事を確認しながら思い出し、日常を単語の羅列で表現するなど、初めてプレイした人間に主人公が普通の状態ではない事をしめしている。
 また、真相を知っている人間にはこの世界にやって来た(落ちて来たといった方がよいかも)功司の精神と記憶が幻想世界にチューニングしていると言う事を上手く表現できている場面で私もここで「このゲームはただのギャルゲーじゃないな」と感じた。

○Fルート
 私が最初に攻略したルート。
 瑠羽奈の肝心なところをけむ巻く性格のため「こいつはホントに功司のことが好きなんか?」と疑ったりもしたがシナリオを進めるに従ってそれが彼女の愛情表現だと気づく事になる。
 また、瑠羽奈は元々姿形を取らない存在で幻想世界を作った際に功司好みの姿をとらず、敢えて自分の決めた姿で功司に好きになってもらおうとした事を告白し不安げな顔で「私、綺麗かな…」と尋ねるところなどとても彼女が功司の事が好きなんだなと感じ取れた。
 この作品の大きな特徴だが功司の精神がそのまま世界に現れ、このルートでも功司の現実であろうとする心の防衛本能が白い爪と成って瑠羽奈に襲いかかったりしている。
 特に良かったのは、全ての真実を知った上で瑠羽奈と共に幻想世界に留まることを決意した後も、街角で小さな黒い影=功司の恐怖があることだった。
 人間が人間である以上どんなに固い決断をしても心のどこかには怯えや震えが存在する事を制作者側がこちらに伝えてくれた事である。

 最後の瑠羽奈の「これから星の海に行って2人だけの世界を作るの」と言う展開はやや強引さが感じられたものの、功司が亜人種の存在を不思議に思わなくなるにつれて現実寄りの人物がどんどん世界から抹消されていったり、沙夜がかき上げた絵をみて功司が全てを悟るなど、緻密でかつ充実した内容だった。

○Eルート
 シーナのための半独立したルートとも言える。彼女が人魚で海の国で1番の歌姫であったことが判る事で物語は急展開を迎える事となる。
 マリィと勝負をしたくない彼女が自分を乗り越えコンサートに出、エンディングテーマが彼女の歌に重なると演出も凝っていた。
 ただこのルートで登場するキャラが瑠羽奈と唯芽だけというのはちょっと寂しかった。
 ルートの性質上仕方が無いとは言え沙夜やかりんの出番を増やしても良かったと感じた。
 ところでシーナ、マリィとも幻想世界の住人だが、功司の心が生み出したとは断定できない。
 なぜなら功司の心が生み出したなら町つまり幻想世界と現実の境界を越えることが無意識の内に出来ないようになっている。事実、功司が沙夜にこの町の外はどうなってるんだ? と聞いた時「知らない」「どうでもいい」とまるで関心を払わなかった。
 しかし2人とも平気で海を越えたりしているので、もしかしたら瑠羽奈と同系の人の夢に住む精神だけ存在かもしれない。

○Dルート
 桃太郎に勝てない唯芽がかりんに特訓をつけてもらうスポコンものとなっている。
 唯芽側かかりん側のどちらかの視点につくことによりエンディングを迎えることとなる。
 唯芽ルートではとにかく最初は唯我侭な彼女が心身共に成長する物語でバッドエンドが無いのが良かった。
 彼女の性格上あまり暗い結末をだすとバランスをくずすという配慮からだろう。うってかわってかりんルートは悲惨である。
  物語は基本的に唯芽ルートと同じだが無意識の内に功司がこの世界を肯定していたため彼女は消滅してしまうのである。
 無論消滅しないルートもあるが唯芽とかりんの好感度を同じにしなければならないという攻略本がないと絶対無理という難易度のためとっつき難い感がある。また全編通して言える事だがかりんの功司への態度が忠誠からなのか愛情なのかはっきりしないところがあるのがどうもすっきりしなかった。
 
○Aルート 
 もっとも現実寄りで瑞希や静乃の力を借りなくとも自力で目覚めるため、昏睡状態になった原因が唯単に事故にあっただけとなっている。
 このためこのルートはパラレルワールド的色が強いものとなっている。

1.花乃香ルート
 実は一番嫌いなルートである。
 なぜなら、他ルートでは自らグイグイ周囲を引っ張っていた功司がもう情けないこと…
 終始花乃香の顔色をうかがっていると言うか、怯えているのが良くわかるのである(まああんなにズケズケもの言われたら引くが)。
 また、せっかく水晶の取材を受けたのに答えが提示されなかったのもマイナス点。
 もっとも、プレイヤーはその正体をとうの昔に気付いているのだが、話題として出ている以上、何らかの答えがほしかった。
 評価できる事としては、幻想世界でも現実世界でも彼女といい友達で終わることだろうか。
 彼女には図書委員の永井という想い人がいるわけだし現実世界でも喧嘩になったとはいえいきなり功司とくっついたりしたらそれこそ節操の無い話になるのでこの判断は良かったと思う。

2.命ルート
 完全なパラレルワールドで現実では2人は恋人同士である。よって幻想世界では命とともにマラソンの特訓に精を出し命への想いを再確認することなる。
 ここでサボったりすると現実に戻ったときにリハビリ段階で彼女に八つ当たりをして、愛想を尽かされる結果となる。
 ここもパラレルワールド故に変な所が出てしまった。
 まず水晶を持ってきたのが恋人の命ではないこと、そしてそもそも功司が虚無感に陥らないので幻想世界が成立することに矛盾を感じるのである。

○Bルート
 ある日功司は静乃から一緒に都市研究会に入部してほしいと頼まれる。
 特に断る理由のない功司は二つ返事で了承し、静乃、ヤン提督が輪を掛けてのんびりした印象を持つ部長、そして以前から入部していた瑞希と共に、文化祭へ向け自分たちの住む町の模型を作る為資料集めに町を駆け巡る事となる。

1.瑞希ルート
 
一番好きなシナリオ。
 おそらく彼女は、功司の記憶を取り戻す為には功司に抜け落ちた町の記憶を取り戻す事が一番と考え、都市研究会に入ったのだろう。
 功司の事を愛していながらも功司の夢でかれが無意識に現実に帰る事を拒んでいる事を知り、距離を置いた事が原因で功司が誤解したりと見ていて歯がゆくなってくる。
 また和解した後、町にでて共に功司の抜け落ちた記憶を修復していく場面はとても良いものであった。

2.静乃ルート
 複雑だった瑞希ルートを補強する役割をもっている。
 彼女は現実世界で厳格な父親のためにほぼ軟禁状態におかれているため功司を連れ戻しにきたものの幻想世界が結構いこごちがいいため積極的に動かず、のんびりと功司の決断を見守ります。
 まあそれが悲壮感漂う瑞希との差なんでしょうか。

Cルート
 評価できる制作者の隠されたメッセ―ジに「夢に逃げるか、現実へ戻るのかどちらも間違ってはいない。ただ選ぶならしっかり良く考えてはっきりとした答えを出さなければならない」と言うのが有る。
 主人公がどっちつかずの選択をしたために本当にそうなってしまうところがリアルに感じる。
 その象徴ともいえるのが、瑠羽奈が妖精エリスを具現化しようとした時、功司が慌てて妖精の存在を否定したために本当に登場しなくなったことで、この世界が功司の心の鏡であることが良く解る。
 このため、幻想も現実も選べなかったこのルートでは幻想世界に負荷がかかり功司の憎悪、怒り等の負の感情が具現化、仮面の功司が誕生するという代償を支払わなくてはなら無くなる。

 前半はひょんなことから和解した唯芽と桃太郎一味、静乃、かりんと共に探偵倶楽部を結成し学園に起こる不可解な現象に挑むというコミカルな展開だが現象の正体が判明つまり仮面の功司の出現で一気に舞台は緊迫する。 一応決着は付いたものの、かりんや沙夜のことを考えると心が痛む。
 特にかりんは正体が正体なために仮面の功司か功司かにつくかで相当苦悩したことは容易に想像出来ます。

 このシナリオでも静乃は大活躍します。特に幻想よりなためか方術をつかって功司をサポートしたりとこの世界に一番順応してるのはこの子かもしれません。
 しかし事情を知っているだけに探偵部に加わることがつらい思いをすることになると想像できます。
 沙夜→あまりに切ないエンディングなので私如きの文章力では感想を言い表せません。
 ただ他ルートだと最期が悲惨だったのでこのルートで彼女の願いが叶えられて本当によかったと感じました。


<総評>
 文句なしの優秀作だと思う。
 とんでもない大ボリューム、全編脇役、通行人に至るまでフルボイス(しかも声優の演技もとてもうまい)、各ルートにおいてヒロインを食わないようかつインパクトのあるサブキャラ、功司の精神状態によって細かく変化していく世界等制作者が細部に渡って本気で作っている事が良く判る。
 またタイトルを「ミッシングブルー=あいまいな青」とした所も開始時のどちらともつかない青から現実=緑、幻想=赤の世界に向かうことを暗示していてセンスがいい。

 しかし欠点が無いわけではない。
 とんでもないボリュームが仇になりクリアに時間が掛かることである。
 実際私は事前に攻略本を2冊買い計画だててやったにもかかわらず、完クリ(シナリオ100%、隠しシナリオ2つ、キングオブおまけ)するのに122時間40分かかった
 他サイトでも500時間かかって達成率70%とか言う人がごろごろいる
 またメッセージスキップのスピードが遅い為、開始から最後に到達するのにゆうに1時間以上かかる、セーブデータが8つしか保存できないといった問題もある。

 このゲームはハッピーエンドに到達するのは結構簡単である。
 しかし、隠しシナリオやCGを全部埋めるにはノーマルやバッド、サブエンドをクリアしなければならず、この分岐がややこしい(なにしろ開始から最後まで選択肢がゆうに100を超える)。
 しかもエンディングを全部見てもクリア達成率は60%のはずで、特典を見るにはエアキャップをしらみつぶしにつぶすような作業がまっている(ぞうきんしぼり技不可)。
 しかもその作業で明かされるエピソードが結構面白いのでたちが悪い(笑)

 今作は万人にお勧めできるソフトである。
 プレイする時は、攻略本を用意し(幸い入手は結構簡単)夏休みなどの長期休暇を選び、テレビの横にお菓子、食料、布団を用意し、じっくりどっしりやりましょう。
 しかし久々にいいソフトに出会えたものです。
(アークはトンキンハウスへの信頼度が20上がった!!)
  
 追伸 発売日未定ながら次回作D→Aも超期待!!
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