雅史エンドと同じって事っスかぁ? 
 知っている人はこの一言で理解してくれると思うが(笑)、これはleafの作品「To 
Heart」に登場する佐藤雅史の事である。
 このゲームでは、あらゆるヒロインの攻略条件を逃してしまうと、最後に親友・雅史の甘いほほえみがアップで映り、
 「僕達、友達だよね?」
 …という、突然かつ意味深なセリフで締められてしまうエンディングが出てくる。
 なお、キャラデザの都合かこの雅史、登場するすべてのキャラクターと比較してもかなりの美少女で(えっ)、当然主人公とのラブラブなエンディングも一部で期待されていた。
 残念ながらエンディングどころか個別で活躍する場面も少なく、さらにプレステ版に移植された段階でその出番も大幅に削られてしまった。
 まったく、最高の萌えキャラの可能性があったというのに、扱いがなっちょらん! ぷんぷん
 ついでに言うとこの雅史、悪名高きアニメ版「To Heart」では、ヒロインの1人・琴音とラブラブになるという意表を突く展開が用意されたが、これがすこぶる悪評で、琴音ファンからは嫌悪の対象としてたたき上げられてしまったらしい。
 今でもたまに見かける超安売りLDの「To Heart」は、なぜかほとんどこの回が収録された盤なのには笑わせてもらった。
 うーむ、自分としては…結構良いアイデアだったと思うんだけどなあ(アニメにしては、だけど)。