「光を…」の音楽について
本作品では、音楽供給にPCMを用いていて、小さいファイルサイズながらクオリティの高い音を聞かせてくれます。
MPEG等圧縮技術の向上によって、今までのように“CD−DAを使った、所謂垂れ流し的な容量の無駄使い”が減って、良いのではないかと思います。
しかし、転送による電子的雑音(所謂デジタルノイズ)がまだまだ残っているので、
今後の課題もまだまだ多いですね。
さて音に関してはともかく、曲の方は媒体変われど質変わらずの筈なので(事あるごとに言ってるんですが、曲が良いのと音が良いのは違います)、今作品も、なかなか音楽が楽しめます。
ただ、やはりファイルサイズを気にしてか、曲自体が短いのが難点でしょうか。
と、前置きが長くなりましたが、お気に入りの(中にはダメなのもありますが)曲について書きましょうか。
初恋(まどかのテーマ)(No.2)
もろに趣味が露見しそうな曲調ですが、ハープ、オーボエ、ピアノのアンサンブルが綺麗で、リチャード・クレーダーマンを彷彿させてくれます。
今作品中、一番のお気に入りです。
超天然猫娘(みるくのテーマ)(No.4)
あのー、「V.G」の楠真奈美の曲を思い出すんですけど。
まぁ確かに、キャラクターは合ってますけど。
癒しの心(皐のテーマ)(No.5)
癒しって言うよりも、「今日も天気だねー」て感じで、「のほほん」という言葉が似合ってますね。
別れ(母との別れ)(No.11)
スローストリングスの荘厳な曲調、まさにレクイエムです。
主人公・秀人の実母との邂逅の際に使われましたが、場面に負けない良い仕上がりだと思います。
優しい時間(日常)(No.13)
ナイロンギターとストリングス、そして口笛(ホイッスル)が穏やかに流れる一曲。
先の“癒しの心”より、皐さんにはこの曲が似合う気がします。
光を…(主題歌)(No.21)
出だしのピアノ・フルートの優しい音色が美しく、そこからエレキギターに繋がってヴォーカル挿入となるんですが、失礼ながらヴォーカリストが合ってないんですよね。
個人的には、出だしだけというイメージになってしまいました。