自傷行為
専門ではないので概要だけ触れる事にするが、「自傷行為」とは「リストカット症候群」などとも呼称されるもので、自身の身体をカッターなどで無意味に傷つける行為の事だ。
この場合、自らに致命傷を与える事が目的ではないため、一般的に言う「自殺癖」とはまったく異なる。
「死ぬために傷つける」のではなく、「傷つける事が主目的」と言えば、違いがわかるだろうか。
この状態にある人は、普段ごく普通に生活しているが、手首・太股の辺りなどに無数の薄い切り傷を隠していたりするケースがある。
もちろんこれは、自殺の時に見られる「ためらい傷」などとはまったく別なものだ。
これらは結構混合されているフシもあるので、一応簡単に説明させていただいた次第。
※なお、これらについてさらなる詳細説明付加の要求などがあっても、一切応じかねるので、念のため。
ここに述べたのはあくまで概念的なものであって、細かな事情を説明する事が目的ではない事を、ご理解いただきたい。