■ 初めてこちらへ来た方へ ■
(当サイトの評論主旨について)


 ようこそ、本サイトの(一応の)メインコンテンツ「GAME-REVIEW」へ!
 ここでは、その名の通り“WINDOWSやコンシューマーのエロゲー・ギャルゲー”のレビュー(批評)を行っております。
 ただ、このコーナーは他のレビューサイトさんとはかなり異なったスタンスで運営しておりますので、まずは軽くご説明を。  
 ここでのコンセプトは、

『18禁ゲームを、あえてまともにゲームとして評価してみよう』

 と、いうものです。

 世の中には「エロゲーにはエロしか求めない」というプレイヤーと、「チラリと光る何かを求める」プレイヤーがいます。
 もちろん、どちらが正しいという訳ではありません。メーカーにしたって、そういう視点で作っている所がありますから。
 しかしここでは、そういったソフト群をあえて斜めに見つめています
 「普通は、そういう見方をしないんじゃない?」という批評をあえてするのが、『九拾八式』なのです!

Hというシチュエーションをあえて無視し、ゲーム性やストーリー性を中心に見据えたらどうなるのか?
または、いかに重要なファクターとして、Hというシチュエーションを組み込んでいるか?
さらには、必要以上に真面目に考えてみたらどうなるか?
 そういった視点で、各作品を批評しています。

 ご存じの方も多いと思いますが、18禁ゲームには時折一般ゲームに匹敵するか、場合によってはそれらを遙かに凌駕する演出・場面展開・こだわりの設定を見る事があるのです。
 そういった作品は18禁というカテゴリーを越えて人気を博し、家庭用コンシューマ機に移植されてさらに広いファン層を得ているのも事実です。
  
 18禁ゲームやギャルゲーに対して偏見をお持ちの方も、また多いと思います。
 しかし、それで“隠れた名作”や“通好みの迷作?!”を見逃すというのは、惜しい気がしませんか?
 せめてこのコーナーを覗く間だけでも、そういった偏見を捨ててみてはいかがですか?


1.このコーナーの主旨は?

 WINDOWS用の18禁ソフト、またはドリームキャスト・プレイステーション2などに移植されたタイトル、はたまたオリジナルのギャルゲー物を完全攻略した上で、徹底的に語り尽くすというものです。
 そのためいずれも長文になっている上、その中でも特に長いものはタイトル文字強調による告知を行っています(2003年7月現在、最長のものは「とらいあんぐるハート3」)。
 それぞれのタイトルの情報だけをピックアップするよりは、お茶とお菓子、または夜食などを用意しながら、のんびり読み込んでいただけるような構成を目指しています。

 レビューというよりは、「その作品についてのコラム」として読んでいただければ幸いです。



2.なぜにここまで長文なのですか?

 当コーナーのゲームレビューは、いずれも長文です。
 ショートレビューは別コーナー「みにみに♪れびゅう」に区分しているくらい、徹底的に長文傾向です。

 これには理由がありまして。

 「作品について徹底的に語り尽くす」という目的の上で書かれているため、批評だけでなく分析や推測なども多分に含まれているからです。

 また、語り尽くす事が目的である以上“ネタバレは止めません”
  
 そのため、購入検討の参考としては、大変役に立たないものとなっています(笑)。

 すでにプレイ済みのタイトルについて、読者様ご自身の評価と比較するとか、プレイ予定はないけど興味のあるタイトルの概要をさらうのには、適していると思われます。

 もちろん、可能な限り「ここから先はネタバレです」という警告を入れておく必要性はあると思いますし、こちらのコーナーでも、そういう対処をしている原稿は数多くあります(これについては執筆者依存なので、完全対応ではありません)。

■ ネタバレの概念について 当サイトの考え ■
 最近よく、「なぜ平気でネタバレをするのか」という事を訊かれます。


 先にお断りしておきますが、当サイトは決して「ネタバレ」を推奨しているわけではありません。
 結果として、必然的にネタバレになってしまっているだけです。

 「ネタバレを防ぐ」という行為は、誰かによって広く定められた事でもありません。
 その文章の執筆者のモットーに基いて個別に決められる事であり、絶対的な要素でもないのです。
 当サイトは「すべてを語り尽くす」目的を持って執筆しているのに、ネタバレを避けてしまっては“語り尽くした事にならない”のは自明の理です。

 当コーナーのレビューでは、ネタバレしないままで書き切る事が不可能と判断した部分、また「最後の最後のオチで、そこまでの評価がガラリと変わってしまった場合」等については、基本的に核心部をピックアップするようにしております

 ただし、道理的にネタバレする事があまりにもためらわれる場合(例えば推理物の犯人の名前等)は、執筆者各自の判断の元に直接触れないよう記述する場合があります。
 …とはいえ、ごく稀に「その真犯人そのものに問題がある」ケースがあったりして、結局触れなければならなくなる場合もあるのですが(笑)。

 以上が、当サイトの「ネタバレ」についての概念です。
 もし、プレイ予定または最中のタイトルのレビューページを開いてしまった場合は、くれぐれもご注意ください。


3..なぜ複数のレビュアーがいるのですか?

 これは、うちが元々同人サークルから派生しているためです。

 しかし、今となっては「複数の評価基準があった方が、批評内容にバリエーションが出て面白いのではないか」という概念に基いています。
 そのため評価基準の統一性は取れなくなってしまいますが、「ロリ属性ゼロ&エロはいらない」主義の人間が「はじるす」をレビューしても意味がまったくない訳で、その場合はそういったジャンルに理解のある執筆者が担当するようにしています。

 これにより、少しは深みのある原稿が書けていればいいかな……などと理想を持っているわけです(笑)。

 
4.「みにみに♪れびゅう」って何?

 長文でないレビューや、閲覧者様が掲示板に投稿してくださったレビューをまとめて掲載しています。


 このコーナーに掲載されている評論は、各執筆者の個人意見をまとめたものです。
 そのため、必ず良い評価が書かれているとは限らず、酷評も含まれています。
 貴方が気に入っている作品を、ボロクソにけなしている場合もあると思います。
 また、世間一般とは異なる意見や暴言が飛び出す事もあります。
 しかし、それらは決して中傷ではなく、その執筆者個人の個性やポリシーによって弾き出された答えです。 決して、他方面に悪影響を与える目的のものではありません。
 それらについての反論・対抗意見、もちろん賛同意見等は常時受け付けておりますが、「こういう意見もあるという事か」と広い心を以て受け止めていただけると光栄です。
 
 ここに掲載されているメイン評論は、すべて完全攻略を済ませた上で批評したものです


 なおこちらのコーナーは、2003年12月30日の更新をもちまして更新終了させていただきました。
 三年半もの長い間おつきあいくださった方、ご愛読いただいた読者様各位、すべてに感謝いたします。
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